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(28.7.5) 病気療養中のため二日に1回の割で過去の旅行記を掲載しています。 「ロドリゴ自転車周遊記 その2」

病気療養中のため新しい記事は二日に一回の割合で掲載し、その間は過去の探訪記を再掲しております

(26.8.19) ロドリゴ自転車周遊記 その2

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(筑波山が赤く燃えておりました)

注)これは「ロドリゴ自転車周遊記 その1」の続きです。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-304c.html

 翌天明7年8月5日の日も朝から灼熱のような太陽が照り輝いておりました。かなたに見える筑波山も赤く輝き中国西域に存在すると言われた火焔山(かえんざんのごときでございました。
ロドリゴは夜半の熱さで一睡もできず、しかしそれでも次の目的地宇都宮を目指して出立したのでございます。

 ここ関宿からは宇都宮へは利根川を遡り、国道4号線の利根川橋を渡る必要がございました。ところが川からの登り口が分からず東北自動車道を国道4号線と見間違えてしまい何度も利根川堤を往復したのでございます。
そしてかろうじて登り口をみつけたものの国道4号線は聞きしに勝る恐るべき国道で利根川橋周辺には歩道がなく、かつ自転車が通れるようなスペースはほとんどなかったのでございます。

 あとからあとからマンモスステゴザウルスティラノザウルスのような巨体のダンプカーが私の自転車とすれすれに追い越していき、ほとんど生きているのが奇跡と言った状態になってしまいました。
これではいつ蛙のようにぺちゃんこになって轢死するかわからない・・・生き残る算段はないものだろうか・・・

 何とかしようと地図を見ていると前から大勢の避難民が押し寄せてまいりました。聞くとここより北の内陸部は熱風によって生き物は息途絶えてしまい、人々は水と食料を求めて逃げ惑っているとのことでございました。
旅のお方、北は地獄になっております。早くお逃げなされ!!」のちに天明の大飢饉と言われた惨状が迫っていたのでございます。
よっしゃ、北は危険というし、北に行くのは止めて海を目指そう。途中には霞ヶ浦もあるので宇都宮より涼しそうだ

  しかしこの日は灼熱の太陽が海の水をすさまじい勢いで蒸発させており、海岸線が沖合に後退していくら行っても海岸線にはたどり着けないことは知りませんでした。
だがロドリゴはコンビニがあればそこでアイスキャンデーで体内を冷やし、水道があれば衣服を着たまま水をかぶって何とかして海岸にたどり着こうと努力したのでございます。

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(筑波山の麓をようやく過ぎた)

 普通の方はご存知ありませんが、真夏にマラソンや自転車をこぐときは衣服の上から水をかぶるのが常識で、体中を水浸しにしておけば水が蒸発する時に体温を奪ってくれるのでその間は涼しく、何とか体を動かすことができるのでございます。
国道125号線を南下すると左側に筑波山の秀麗な姿が見えてきて、ここは深田久弥氏日本百名山の一つとして挙げておりました。

 我が先達田中陽希氏は現在グレートトラバースという冒険旅行を行っており、日本百名山を乗り物を使わずに(手漕ぎのカヌーは使用します)一筆書きで踏破しようとしておりますが、ロドリゴも陽希先達にまねて、せめて自転車での関八州百名山の一筆書きを試みるつもりでした。
だがロドリゴは齢70歳になんなんとしており、しかも関八州はアラビアのローレンスが越えたネフド砂漠に化していて、生きていくのがやっとという状況でありました。
 
  オアシスのコンビニではアイスキャンデーばかりを食べていたため、たちまちのうちに胃腸があれ、固形物を胃は全く受け付けず自転車をこぐ脚力は幼児並みに低下していたのでございます。
これじゃ、いくらなんでも筑波山登山はむりだな、スルーして早く海岸に着こう

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(霞ヶ浦の周辺はレンコン畑が続いていた)

 霞ヶ浦の霞ヶ浦大橋を越えたころから気力はすっかりなくなり、水野様との約定はあるものの故郷おゆみ野村に帰りたい望郷の念に駆られてしまいました。
しかし約2週間の予定がたった2日で挫折してしまったことが分かると奥女中の美智代様に合わせる顔がなく、ただそれだけの理由で自転車をこいでいたのでございます。

昨日のキャンプは熱風の中だったので一睡もできなかったから、今日はなんとか涼しいキャンプ地を探そう。無理をせず宿に泊まるのが一番だろう・・・・・・」
海岸ははるかかなたではありましたが、鉾田宿のオテルと称する場所で二日目の夜を過ごすことにしたのでございます。

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コメント

自転車とは健康的ですね。苦しいでしょうが、若者には体にいいのでは。
水をかぶっても湿度の高いときは地獄でしょうね、やっぱり私はバイクがいいです。

投稿: NINJA300 | 2016年7月 5日 (火) 19時18分

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