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(28.5.28) 世界経済の低迷と貿易量の激減 グローバリズムが終わった!!

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 今世界経済が急激に縮小しつつある
。リーマンショックを乗り越えて再び拡大基調に入るはずだったが、それも夢に終わってしまった。
日本やヨーロッパ経済は1%前後の成長がやっとで、ついにアメリカ経済も1%成長の仲間入りをはじめた。
シェール産業が低迷し多くの倒産企業が現れてはシェール革命もお終いだ。
中国などは単に統計操作だけの経済運営で、実際は国営企業が軒並みゾンビ企業になってしまい単にディスカウントで鉄鋼等を売っているにすぎない。売れば売るほど赤字が雪だるまのように累積されていく。

 世界経済が停滞期から縮小期にはいったことは貿易量の推移を追っていけば分かる。
日本の貿易量は輸出が7か月連続、輸入が16か月連続で対前年同月を下回り、今後とも増加する兆候がみられない。
輸入が減少したのは主として原油や鉄鉱石といった原材料価格が半額になっているからだが、輸出が減ったのは中国経済の凋落が主要な原因だ。
中国が買わなければ他に爆買いする国はない。

 この影響で韓国などは輸出入合わせた貿易量が15年1月より減りっぱなしで、輸出立国の面影はどこにもない
サムスンと現代自動車を除けばほとんどの企業がゾンビ企業になってしまい、馘首ばかりで新規雇用はほとんどない。
今韓国では「ヘルチョンソン」という言葉がはやっているが、「韓国の地獄」という意味で、韓国学生が考えているのはアメリカか日本で就職の機会を得ようということだけだ。

 この世界貿易縮小の主因は中国経済の凋落だが、中国人はまれな人種で中国人は統計を食って生きている。
何しろGDPは毎年7%前後成長しており、世界屈指の高度成長を誇っているが実際に起こっていることは賃金未払いによる労働争議の多発だ。
習近平主席は「喜べ君たちには統計数字がある。これさえあれば衣食住に困窮することはない。後はカスミを食っていきよう!!」と大号令をかけており、中国人民は感涙して仙人のような生活をしている。

 中国の貿易は16年3月に何か異様に伸びて前年同月対比増加したが、これもカスミを食べているのと同じで香港との間の取引が異様に増えていた。単なるいつもの数字操作の一つで本当は昨年来常に貿易額は縮小している。

 どこをみても世界経済が拡大する要因はなく、ますます貿易量は縮小し鉱物資源の価格は低迷したままだろう。世界経済といっても成長を引っ張る核が必要で、14年夏場までは中国がその役割をになっていたが、中国経済崩壊後はフロントランナーがいなくなってしまった。
さらに今年に入ってアメリカのシェール革命も収束した。

 現状ではG7'各国が財政出動したとしても一時的なカンフル剤以上の効果はなく、先進国は1%前後の成長で、一方新興国の中国、ブラジル、ロシア、南アフリカなどは倒産間際に陥っている。
今後とも貿易量は縮小しTPPなど単なるお題目以上のものにならず、各国とも自国経済の維持に汲々として「他国のことなど知ったことではない」というようになっている。
世界はグローバリズムの時代が終わり各国は自国経済の中に引きこもりつつある。

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コメント

いつも貴重な情報ありがとうございます。4月貿易統計では、数量ベースでも一けたですが輸出は減少です。稼働率も低下するでしょう。
日本の景気・・消費税導入で完全にだめになりました。財務省の御殿女中の責任です。
メルケルは南欧の犠牲のもとに繁栄しようとしていますが、南欧はいったいどう考えているのか?イタリアからドイツへ移って楽しい生活エンジョイしているからそれでいいというのか。シリアでテロがあっても無視だが、フランスであれば大騒ぎ。近いうちにまたあるでしょう。ドイツのカルマは大きい。

投稿: NINJA300 | 2016年5月25日 (水) 17時42分

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