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(28.3.1) とうとう中国の人気ブロガーのアカウントが閉鎖された。

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 任志強
と言っても日本人のほとんどの人は知らないだろうが、中国のミニブログ博で3700万人の読者を持つといわれている中国きってのブロガーである。
自身は共産党員でかつ北京市政府経営の不動産会社のCEOとして辣腕を振るい、中国の不動産王と称された人物でもある。

 任志強氏のブログはとても共産党の幹部とは思われない歯に衣を着せない論調で知られていたが、それだけに中央政府から相当胡散臭い人物と思われていた。
それでも任志強氏のブログが閉鎖されなかったのは任志強氏が共産党の大物だったからだが、とうとうトラの尾を踏んでしまった。

 習近平氏「新華社、人民日報、中央電視台は党中央に忠実に従う報道を行え」と厳命したのだが、任志強氏がそれに真っ向から反論し「報道は党中央に忠実にしたがえとは何事か、人民の意見を反映するメディアでなければ誰も見向きもしない」とあまりに正直すぎるブログ記事を掲載したため習近平氏が切れてしまった。

任志強のやろう、共産党幹部でディベロパーとして優秀だから大めに見てやっていたのに、俺に直接たてつくとはとんでもない野郎だ。ほっておくと共産党の威信がたもてない。微博のアカウントを閉鎖しろ!!」
人気ブロガーだけにそのアカウント閉鎖のニュースはたちどころに世界中に伝わった。

 中国や韓国では報道関係者やブロガーは政府に目をつけられるといつ逮捕されたり身柄を拘束されるかわからない。
韓国ではつい最近産経新聞のソウル支局長が「パク・クネ大統領がセウォル号が沈没している最中にあいびきをしていた」との本当の事を書いて裁判にかけられたし、中国では香港の大手本屋の経営者数人が習近平氏の暴露本を販売したかどで秘密警察に連行されている。
またいわゆる人権派弁護士などは直ちに拘束されるから、中国では言論の自由はない。

 そうした中で任志強氏のブログは異彩を放っていたが、そのブログも閉鎖されてしまった。
残ったのは新華社、人民日報、中央電視台といった政府の御用マスコミだけだが、中国人民はこうしたメディアの報道をほとんど信じない。
どうせ政府の嘘を掲載しているだけだ・・・・
プロパガンダにだまされるのは日本の左翼新聞の朝日や毎日のようなお人よしだけで、中国人は本音ではこうした官制メディアを馬鹿にしている。

 しかしこのブログを書きながら私は日本人でつくづく良かったと思っている。中国や韓国だったら決して許されないような批判記事をずいぶん書いてきたが、だからといって逮捕されるようなこともないし、当局からお咎めがあったわけでない。
あえて言えば中国のエージェントと思われる人物からだいぶ嫌がらせを受けたがその程度だから大したことはない。
日本の言論の自由度に毎日感謝をしながらこのブログを書き続けている。

 

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コメント

中国は追い詰められていますね。
北も南も同様ですね。
この3国、消えて亡くなってほしいです~
そうしたら、本当に日本の時代が到来しますね!

投稿: chaichanpapa | 2016年3月 6日 (日) 10時23分

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