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(28.2.23)15年第4四半期のGDPの速報値は▲1.4%。 マスコミは大騒ぎだが改定値では大幅な修正がされるだろう!!

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 またお笑いが始まった。15年第4四半期10月~12月)のGDPの速報値が内閣府から発表されたが、それによると年率で1.4%のマイナスだという。
例によってマスコミは「すわアベノミクスは失速して破綻した」などと大騒ぎしているが、15年第3四半期の騒動をもう忘れたのか。
15年第3四半期の速報値は年率では▲0.8%だったが、改定値ではプラス1.0%に修正された。
当初マスコミは設備投資の落ちこみが激しかったからだと大騒ぎをしていたが、改定値を見ると設備投資は順調に推移していた。

注)15年第3四半期の騒動は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/ppp.html


 今回も速報値を見たマスコミは、落ち込みの最大の要因はGDPの約6割を占める消費支出が0.8%落ち込んだのが原因だという。
失業率は相変わらず低下傾向にあり、賃金も上昇しているが消費は低迷しているのだそうだ。説明では苦し紛れに貯蓄が増えており消費者は消費するより貯蓄をしているということだが、果たしてそれが正しい説明だろうか。
改定値が出て再びマスコミや経済評論家が大恥をかくさまが目に浮かぶようだ。

 何度もこのブログで記載してきたようにGDPとは単なる推計数字であって新たな統計資料がでるたびに推計をし直しているが、前回のように1.2%程度のブレは通常に発生する。
日本のようにせいぜい1%程度しか経済成長をしないのに計測数字の誤差が1%以上では計測しないのも同じだ。
伸びきったパンツのひもで身長を計測しているのと何ら変わらない。

 特に今回は消費支出が低迷していることになっているが、この消費支出の推計は最も問題が多い統計数字になっている。
推計の基礎となる家計支出の数字がほとんど老人家族の消費動向になっているため、国民の消費動向がとらえられない。
なぜそうなるかというと総務省が各家庭に委託をして家計簿をつけてもらっていてそれが基礎資料だが、家計簿を丹念につける暇人は老人しかいない。

 だから若者の消費動向はさっぱり分からないのが実態だ。さらに問題なのはインターネットによる販売がほとんど補足されていないことで、私などはほとんどのものをアマゾンで購入しているが、こうしたものは消費動向に反映されない。
その結果日本の消費支出は実際よりも常に低く出てきてしまう傾向がある。

注)現在の消費動向の調査が時代遅れで実態の反映をしていないことに財務省はいらだって総務省にクレームをつけている。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/ppp-1.html

 実際問題としてコンビニやスーパーや百貨店の販売は好調だし名目賃金も上がっているので、日本人全体としては消費は増えているがGDP統計にまったく反映されない。
そのため内閣府のGDP速報値ではマイナスになっているが、改定値ではプラスになることがしばしばだ。
マスコミさん、1%前後の誤差はいつでも発生するから▲1.4%程度で大騒ぎをしないでくれ」というのが内閣府の本音だろう。
マスコミはいいかげんでGDPによる景気判断を止めないと、毎回恥の上塗りをすることになる。
 

 

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評論 日本の経済 経済成長 GDPの計測」カテゴリの記事

コメント

元銀行員それも現役時は海外支店長、で当時はロールスロイスに乗って・・・、とお隣の奥様の思い出話です。
ご近所の御高齢の住民は概して大企業でそれなりに出世された方々が多いのですが、皆さま誠に質素な生活、多額の年金で悠悠自適貯蓄も増える一方かと勝手に邪推してます。 がどうでしょう現在70~80代の人は自分が子供時代の敗戦後の惨めな貧乏生活を、自分はそうでなかったとしても戦災孤児のあの集団生活のあかぎれした子供達を、新聞配達の小学生を、そして花売り娘の小さな女の子を、当時のあの不条理な世の中を小さな目で胸裂かれる思いで見ていたはずです。
心に焼きついていませんかあの当時を。だから絶対世の中を信用してはいけない、今からもまた何が起こるか分からない、安倍さんも不安、世界中も不安だらけ、何と言われても将来が不安。 今の年寄りは小金を持っていても絶対に使わないと思います。 そして若い世代は非正規でこれも将来が不安。消費が増えるのは不思議です、そんな事があるはずがありません。
GDPはどう操作計算しょうとも、どんなに数字をいじっても誰も信用なんかしていません。 ある意味シナ、そしてあのドイツと同じです。

投稿: 絶望人 | 2016年2月23日 (火) 10時29分

上の絶望人さんの投稿に完全賛意です。 いまのままで消費がよくなるわけはありません。
わたしの60年代前半世代は日本が豊かになり始めてから生まれた世代ですが、日曜日に母とデパートへ出かけると、手とか足とか失った軍人が土下座して軍歌を流しながら、乞食をしていました。あれは本物の軍人さんだったのでしょうか?
いまタイのバンコクのスクンビッド大通りには道を這う乞食がいます。あれは乞食商売だとききます。とにかく、子供だったわたしは、可哀相で土下座する兵隊さんをみていられなかった記憶があります。いまは消滅しました。なくなったのでしょう。


消費がよくなったなんて信じられません。消費は所得の関数であり、実質所得が低下したのに消費が盛り上がったということはありえません。消費関数がそう簡単に変化するはずはありません。いままであった爆買いもシナ経済崩壊とともになくなるでしょう。シナ政府が銀連カードなどに圧力を加えているので、すくなくとも高級品から安物へシフトするはずです。シナ人用ルームを造っていたデパートは大きな赤字となると予想します。

http://jp.reuters.com/article/re-sale-idJPKBN0LV05B20150227
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL28H65_Y6A120C1000000/

投稿: NINJA300 | 2016年2月23日 (火) 12時52分

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