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(28.1.2) 21世紀 日本の最大の課題は人口問題 過疎化を止める手立てはあるか?

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 日本の将来を考えた場合、最大の課題は人口問題になる。
現在日本人の人口は減少傾向が続いており、しかも毎年のように人口減は加速化している。
このたび厚生労働省がまとめた推計では昨年1年間に生まれた人が101万人、一方死亡した人数は130万人で、差し引き29万人の減少でこれは過去最大だという。

 日本の人口は2005年1億2千8百万人を少し超えたとことでピークを打ち、その後は約9年間にわたって減少を続け、現在の人口は1億2千7百万人とピーク時から約100万人減少した。
問題はこの減少が今後も続き21世紀の半ばには1億人を下回りさらにそのまま8000万人台になると予測されていることだ。

 人口が減ると言うことは単に人口が減るだけでなく老人比率が増大すると言うことで、石を投げれば必ず老人に当たるといったような状況になり、日本は世界の過疎地になると言うことを意味している。
しかしこれは日本だけの問題ではなく実は地球規模で発生している問題で日本はたまたまその先頭を走っているだけだ。
日本やロシアといった国では実際に人口は減少しているし、ヨーロッパはほぼ一定で、さらに近隣の韓国、中国、台湾といった国はここ5年程度のタームで人口減少に転じる。
21世紀の前半を通じて人口が増加するのはインドや東南アジアといった一部の地域だけで、地球全体としては21世紀の半ばを過ぎるころから人類の人口は減少に転ずるだろう。

 なぜそうなるかというと女性の社会進出が進んで女性が結婚をしなくなったり子供を産まなくなったりするからだ。
人類は長い間、男性が外で働き女性が子育てをするという分業がなりたっていたが、20世紀の後半から特に先進国で女性の社会進出が進んだ。
その結果男性と同様に働く女性が増えてきて、女性が結婚することも子育てすることも馬鹿馬鹿しくなってきた。
それは当然で男性は働くだけでいいのに、女性は働いてかつ子育てをしなければならないので二重の負担になるからだ。
もういや、子供をそだてるなんてまっぴら。お金を稼いで楽しく自分のために生活するわ!!」

 こうして先進国では人口増加が止まり一部では減少に転じ、そして新興国といわれている国々も先進国に仲間入りするとこちらも人口増加に歯止めがかかってくる。
インドも東南アジアも経済成長に伴って先進国の仲間入りをするからいづれはこうした地域も人口増加が止まる。

 だから21世紀はいたるところで過疎地域が現れて、国を挙げての過疎化対策が焦眉の急になる社会になる。
日本では現在北海道や東北の山村が行っているような過疎化対策を日本国があげて行わなければならなくなると思えばいい。
住宅は完全に手当てします。しかも新築同様。社会保険制度も完備していて医療の心配はありません。仕事は養護老人ホームでの介護の仕事をあっせんします。給与はどこの国にも負けません。ただし年齢は30歳以下」なんて広告を世界中にインターネットで配信しなければならなくなるだろう。

 人が減る社会では人の価値はあがるので若者の取り合いになるのだ。今はまだはそうした意識が薄いがそれは人口減少社会が日本といった一部の国に現れているだけだからで、10年程度のタームで考えると若者争奪合戦が始まるのは確実といっていい。
世界の若者をなんとかして獲得できた国だけが21世紀の輝ける都市国家となり、あとのすべての国は老衰して老人ばかりが住む地域になる。

 過去人類は動物種としてはまれにみるほど繁栄を続けてきたが、その繁栄の頂点で人口減少が発生することになる。
一つの種だけがいつまでも栄え続けるということは自然の摂理に反していて、どこかでバランスをとえらざるを得ないのことは中学の理科の教科書が強調している通りだ。

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評論 日本の政治 人口問題」カテゴリの記事

コメント

わたしは日本の人口は多すぎると思っています。日本の国土の68%は山地で、平地は32%にすぎません。8000万人位の人口で国防をがっちりやっていればそれでいいとおもいます。この場合の国防とは、他国が日本人の少年少女を誘拐できないようにすること、領土侵犯をさせて侵入させないようにすること、攻撃できないように反撃能力をもつことなどです。
シナがあと20年もすれば史上最大の老齢者社会となります。これは自然なことだとおもいます。水槽のなかの魚にはその数に限界があるのと同じことです。限界を超えれば、魚は自然に鱗どうしをこすりつけて死にます。
女性が社会進出したいのは集団無意識でもう自分らは子供を産む必要はないと感じているのかもしれません。移民もいりません。
過疎化で利用する資源が少なくなって地球は回復するのです。仮に分子の付加価値が減っても、分母の人間の数も減れば、その生活レベルは大して減りません。人類はそういう段階に達しつつあるということです。
だから、わたしは心配していません。年金等の問題は、財務省が問題をすり替えているのみです。もともとは、国民が払って預けていたものが、いつのまにか若者が負担するものに変化しました。財務省が勝手に使ったからです。本当に悪いやつらです。

投稿: NINJA300 | 2016年1月 2日 (土) 15時40分

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