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(28.1.30) 幼児を虐待死から守る方法はないのだろうか? 繰り返される幼児虐待

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 「またか」と思う。今度は大田区のマンションに住む3歳の幼児内縁の夫に1時間にわたって虐待され殺害された。
先日も同じく3歳の幼児がこれも内縁の夫によって殺害されている。
今回のケースも前のケースも事件発生の経緯は同じで、母親はシングルマザーで20才前に子供を出産し、そこに内縁の20歳前後の夫が転がり込み、邪魔になった幼児を男が殺害するというパターンだ。

 私は前回の事件をブログに掲載したさい、これは「ライオンの子殺し」であり、一定の条件がそろえば必ずこの「子殺し」が発生すると警告しておいたが、悲しいことにまたこの一定の条件通りの事件が発生してしまった。
ライオンの子殺し」とは前の雄ライオンの子供を、新たにグループを乗っ取った雄ライオンがかみ殺す行為を言うのだが、そうしないと雌ライオンが子供の世話ばかりして交尾に応じてくれないからである。

注)ライオンの子殺しの詳細な説明は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/ppppp-3.html

 動物の世界では一般的にこの「ライオンの子殺し」が発生するのだが、人間も動物であるため同じように起こる。
特にあとから内縁の夫になった男が動物的人間であった場合は絶対に起こるといっていい。
今回の事件では内縁の夫は20歳で暴力団組員だというから、暴力を日常的に振るうのを生業としている男だ。

 幼児がこの男をにらみつけたという理由で、1時間にわたって殴るけるの乱暴を3歳の幼児に対して行っている。足のかかとを振り下ろしたり子供をボーリングのようにして転がしたりしたという。
母親が仲裁に入るとなおさら激高して暴力がエスカレートした。
3歳のこの幼児はなぜ自分がそのようにいじめられ虐待されるのか理解できなかっただろう。殺されるだけの人生なんて実に哀れだ。

 幼児がけいれんを起こしたのでようやく虐待をやめたというのだが、この男は明らかに殺意を持って幼児を虐待しており殺そうとしていたのだ。
母親が病院に連れて行こうとしたら「病院に行ったら警察につかまるぞ。お前も一緒にいたから共犯だ」と母親を脅して病院にいかせなかった。いかにも暴力団員らしいセリフだ。

 やりきれないのは日本の底辺層にはこうした悲劇が常時発生するということで、二十歳前に子供を作ったシングルマザーという境遇がこの母親のあれた10代を想像させるし、そうした女性を食い物にするのはこれも20歳前後の暴力団員やヒモいうアウトローしかいない。
幼児に は全く罪はないがこうした家庭環境では将来幸福な生活が約束されることはない。
幸運に生き残ったとしても再び最下層の生活だけが待っているだけだろう。

 こうした子供を守る方法はたった一つしかない。児童相談所に通報して幼児を保護し母親と、動物性丸出しの内縁の夫から子供を切り離すことだ。
日本の底辺社会の再生産を止める方策は幼児保護以外にはありえない。

 人間も動物であるため10代で勉強は全くせず、するのはセックスだけという動物性丸出しの人間が存在するのも事実だ。
日本社会では相応の努力をして勉学に励めば、最低限高校は卒業できるし、生活を維持できる職場に就職することは可能だ。
ほとんどの人はそうして生きており、ほんのちょっとした努力だけで底辺社会に陥ることはないのに、頭脳は強化せず下半身ばかり強化して結果的に最下層の人生をおくる人間がいるとは信じられない思いだ。

 実社会に入っての苦労に比べれば勉強などは苦労のうちにもはいらないほどの努力で成果があがるのだが、なぜか勉強を放棄して実社会で煉獄の苦しみを選択する人間がいるのを見ると愕然とする。
こうした大人を矯正するのはもはや不可能だが、せめて幼児を保護し適切な教育を施すことによって少しでも幼児虐待死を減らすことだけが今私たちができる唯一の方策だろう。

 

 

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コメント

>>実社会に入っての苦労に比べれば勉強などは苦労のうちにもはいらないほどの努力で成果があがるのだが、なぜか勉強を放棄して実社会で煉獄の苦しみを選択する人間がいるのを見ると愕然とする。

親がほとんどの原因です。当人の才能の割合なんて小さい。サラリーマン社会で出世するのは、二世サラリーマンらしいです。親がサラリーマン社会の処世術をおしえるから。
親が学校をろくにでていない家庭なら、当人は大人になるまで、勉強しないで当然という環境にいるわけで、学生の間は勉強しないでしょう。
こう考えると、すべては運のような気がします。そもそも、どの国や家庭に生まれて、どういう才能があるのかは運ですから。すべては運でしょう。

投稿: NINJA300 | 2016年1月30日 (土) 11時17分

子供の時の教育がちゃんとなされないからです。
卒業式で最近 仰げば尊し を唄わない学校が多いようです。公教育に宗教という最後の線が無い国、文化教養教育が無い国、この日本には必要な唱歌ではないでしょうか。 自分を律する、自己を甘やかさない事、この一点をはっきり教える為です。 

身を立て 名を挙げ やよ励めよ、・・・・・・。 歌詞の中にありますが、厳しい世間に出る子供達への応援歌です。
所謂立身出世をどうのこうのではなく、世間について行けず落ち込んだ時の応援歌として、落伍した時の応援歌として、頑張れ、這い上がれと。

士やも 空しかるべき萬代に語り継ぐべき名も立てずして。 山上億良
恥多き人生、いたずらに馬齢を重ねこの心境が良くわかる歳になりました。 私事 為すべき事もしないまま世間に申し訳なく、反省ばかりです。

 

投稿: 絶望人 | 2016年1月30日 (土) 17時03分

山崎さんお久しぶりです。
教育現場に身を置くものとしてコメントさせて頂きます。児童「虐殺」の問題には「2つの壁」が存在します。
1つは児童相談所(児相)の壁です。とにかく手が足りない、専門家が足りない、施設が足りない、予算が足りない。そして強い権限がない。現場の方々は奮闘していますが、今の体制では児童虐待を根絶することは困難だと思います。
2つ目は親権の壁です。日本は親権が強く、虐待が疑えるケースでも、「親が子供を躾けて何が悪い」と親が強く出れば、児相は引き下がらざるをえないケースが多いのです。児相では対応できず、事件にならなければ警察は手が出せず、その間で虐待が進行するケースが多いのです。また、日本の社会は親権を重んじる風潮も強いようにも思えます。
少しでも虐待が認められた場合、直ちに親の親権を制限して、子供を隔離し国家の責任で子供を育てる体制を構築しない限り、児童虐殺は繰り返されると思います。

投稿: 信天翁 | 2016年1月30日 (土) 17時25分

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