« (27.12.23) 中国深圳市工場団地崩壊 堆積残土の土石流発生  ワイロが団地を押しつぶす!! | トップページ | (27.12.25) 韓国裁判所の秋波 「もう一度仲良くしない、日本ちゃん!!」 »

(27.12.24) ようやく正常な神経になった国立競技場の設計 未来志向の終わり!!

Nnsj1_2

 すったもんだの挙句に漸く新国立競技場の設計が決まった。
当初の計画ではザハ・ハデッド氏キールアーチの競技場が建設されることになっていたが、何しろ建設費が2500億以上という途方もない金額になってしまい、安倍首相が建設費を1500億以下にして再設計を求めていたものである。

注)建設計画を再検討するようになった経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/ppp-9d04.html

 最初のキールアーチの設計を選定したのは建築家の安藤忠雄氏だったが、私はこの恐ろしく20世紀的な未来志向の建築にあきれ返ったものだ。
これで神宮外苑の景観とマッチできるつもりなのだろうか・・・・・・・
神宮外苑は日本でもまれな神域の雰囲気を醸し出している場所で、未来志向ではなく過去思考の場所だ。
しかもこの設計原案はあまりに金額が嵩み、かつキールアーチなどというゲテモノを建設するのにオリンピックに間に合わないことが分かって没になったのだが、この責任は個人的趣味を優先させた安藤忠雄氏にある。

 今回再設計のコンペに応募した2案ははるかに地味でかつ落ち着いた雰囲気を持っていたが、一番のキーポイントは金額を1500億円以下に抑えたことだろう。当初の予定の1300億よりは大きいが、この金額で設計するとすれば奇抜な外観は全く駄目で、従来の競技場と同じようなスタイルになるのはやむおえない。

注)時間がなく、かつ1500億円だったら学生が設計してもこうなるとある建築家が言っていた。

 A案とB案を比較するとA案は法隆寺を模しているということであり、一方B案は縄文時代を彷彿させるのだといっていた。
それぞれコンセプトは日本の古代であり伝統を重んずる方に舵を切っており、近未来を志向したザハ・ハジッド氏の案を逆転させている。
結果的には法隆寺を模したA案に決まったが、両者のデザインを見たとたんにA案が採用されると私は思っていた。
それはA案が完全な古代回帰だったのに対してB 案は縄文時代というには中途半端で明らかに未来と過去の折衷を狙っていたからだ。
ザハ・ハデッド氏の原案とのハーフというような感じだった。

 どうも安藤忠雄氏もB案の提案者も21世紀というものを読み間違えているとしか思えなかった。
21世紀は未来志向から安定志向に変わる世紀であり、けばけばしい外観などは好まれず落ち着いた静寂が好まれる世紀となる。
なぜそうなるかといえば人口が世界的規模で漸減するからである。
すでに日本やロシアの人口は漸減しているが、ここ数年の間に韓国や台湾や中国がこの漸減グループに入ってくる。
またヨーロッパはもともと人口が一定になっていたのを無理やり人口増を図ってきたのだがそれも一時的な効果に終わるだろう。

 21世紀の前半はまだインドのように人口増が図られる国はあるが、その他の国は日本をはじめとして人口は急激に減少する。
そしてそれは単に人口が減ると言うだけでなく年寄りが圧倒的に増えるということで、年寄りの行動パターンは未来志向ではなく安定志向だ。
キールアーチなどみたらそれだけで気持ちが悪くなってしまい、木造の法隆寺の建築を見てやッと心の安心ができるのが年寄りだ。

 今でもGDPが伸びて所得が上昇しどんちゃん騒ぎが続くと思っている人がまだいるが、それは20世紀的思考で、この思考の上でGDPを伸ばそうとしている中国などは二酸化炭素や窒素酸化物を巻き散らかして生存そのものが危うくなっている。
GDPを伸ばすコストの方が利益を上回るようになってしまい、人類がいつまでも増大して地球を汚しまわる限界を越えている。

 20世紀的なビヘビアー は成長と未来だったが、21世紀は安定と今を生きることだ
新国立競技場もそれに相応しい建物が必要で、今回のA案はその象徴といえるだろう。
日本は明らかに木の文化と古代に回帰している。未来志向の時代は終わったのだ。

 

 

|

« (27.12.23) 中国深圳市工場団地崩壊 堆積残土の土石流発生  ワイロが団地を押しつぶす!! | トップページ | (27.12.25) 韓国裁判所の秋波 「もう一度仲良くしない、日本ちゃん!!」 »

評論 日本の政治 東京オリンピック」カテゴリの記事

コメント

御説の通りと思います。やっと正常な建築物に戻った感がありますね。
ザハ案は今流行りの建築家安藤忠雄氏好みで選ばれたもので、工費工期の問題もさることながら、恐らく競技場として基本を押さえていない使い勝手の悪さや構造上の大問題を抱えていたのでは、と思います。
姉歯事件を思い出してください。一級建築設計士の分業ぶり仕事の中身を。デザインだけの能力しかなくても一級建築士。あの時も有力設計事務所は自分好みの、デザイン優先の建物を設計し(絵を描いただけ)、肝心の構造設計は、一番大事な構造計算は下請けの姉歯事務所にやらせていました。
安藤氏も私たちが思う数字に強い建築家なんかでなく単なるデザイナー、所謂お絵かき屋さんにすぎないのでは。私たちが勝手に買い被っているだけ。彼が事務所で請け負う仕事では構造にも強い実務力に優れた優秀な本物の設計士が控えていてボロはでないんでしょうが。 

投稿: 絶望人 | 2015年12月24日 (木) 09時48分

ザハ・ハヂッド氏はかなりの金額の賠償金を受け取っているはずなのに、また・・コピーだとかいいだしそうですね。銭ゲバではないのですか?「またか」という感じで、あの国を思い出しいやな気分になります。
建築界は90年代前半から安藤忠雄、安藤忠雄でうんざりしています。安藤忠雄のデザインはあれはどうみてもウルトラマン、ウルトラQの影響でしょう。円谷プロは安藤忠雄にコピーの著作物使用料を請求してもいいんじゃないですかね。笑


>>この思考の上でGDPを伸ばそうとしている中国などは二酸化炭素や窒素酸化物を巻き散らかして生存そのものが危うくなっている。

CO2増は問題ないです。あれは環境利権がはびこっているだけ。窒素酸化物はハイテクでなんとかすべきでしょうが、肝心のシナはVWの自動車なら環境より性能が重要という消費者や政府ですから。
それよりも、シナが沿岸部に建設している原発。あれはスーパー・ローテクですから、いずれ事故します。事故しても隠蔽するでしょうから、手に負えません。日本のサヨクはシナまで遠征して、デモをしてきてほしいですね。

投稿: NINJA300 | 2015年12月24日 (木) 11時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (27.12.23) 中国深圳市工場団地崩壊 堆積残土の土石流発生  ワイロが団地を押しつぶす!! | トップページ | (27.12.25) 韓国裁判所の秋波 「もう一度仲良くしない、日本ちゃん!!」 »