(27.10.18) 怪我の光明 ようやく老人に相応しいスポーツを見つけた 速歩
こういうのを怪我の光明というのだろうか、年齢と体力にふさわしいスポーツをようやく見つけることができた。
私は今年で69歳だが、従来親しんでいたスポーツが一つ一つできなくなっている。
30歳ごろから始めたマラソンは私の最も好きなスポーツだったが、2年ほど前から左膝の周りが走ると痛んでほとんど走れなくなってしまった。
仕方がないので足の負担が相対的に軽い自転車に乗るようにしていたが、ゴーグルをせずに飛ばしていたために眼球を痛め、原田病という一種の難病にかかってしまった。
「走ることも自転車に乗ることもダメならどうしたらいいんだ・・・・・」
注)原田病にかかった経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-2b89.html
この5月は原田病で病院に4日間入院し、眼病が治ったと思って8月には北海道自転車旅行をして右足の膝を骨折してしまった。
かつては病院などほとんど行くことはなかったのに今年は目の病気以来毎週のように病院通いになっている。
幸い骨折の方は大したことがなくて放っておいても治癒しそうだが、目の方は今でも副腎資質ホルモンの投与が続いている。油断すると再発するそうで、実際に北海道旅行で骨折しながら懸命に自転車をこいだら、疲労から再び目が見えなくなったりしている。
閉口しているのは副腎資質ホルモンの投与を続けると、顔がまん丸にむくんできていわゆるムーン・フェースになることだ。
「山崎さん、最近太りましたね!!」なんて言われてしまうが、内臓が弱ってむくんでいるだけだ。
こうして5月の目の病気以来強い運動ができなくなってしまい、腹の周りには脂肪がたまりだした。ちょうど相撲取りのまわしのようにだんだんと脂肪層が厚くなってくる。
私は中学生のころから常時運動を行っていたので実にスマートな体型をしていたが、一気に中年太りの体型に変わってきた。
「まずいじゃないか・・・・これでは体を前屈すこともできない・・・・・・」
しかし運動をするにも走るのは膝の骨が折れているし、眼科医からは疲労がたまるような運動をしてはいけないといわれている。だが動かなければ腹をせり出した狸になってしまう。
散々悩んだ挙句歩くことに徹することにした。歩くといってもだらだら歩いたら駄目で、いわゆる速歩である。
幸いなことにここには四季の道という一周6.5kmの遊歩道がある。
私は毎日この四季の道の清掃をしているが、それを速歩で行うことにした。ただそれだけでは十分とは思われなかったので、さらに一周本格的な競歩スタイルで歩くことにしてみた。
1日二周して13kmになる。
この速歩を始めてみて初めて知ったが、速歩は膝への負担がほとんどなく足の痛みがないことに驚いてしまった。
「イヤー、これは素晴らしい。これならいくら速歩で歩いても大丈夫じゃないか・・・・・・」
今は汗びっしょりになって速歩で四季の道を歩いている。
ここはジョギングをしている人はいくらでもいるが、競歩スタイルはほとんどいないので道行く人からびっくりして振り返られたりする。
だがこれは私にとって大発見だった。ランニングができなくなれば速歩に変えればよいなどとは病気になるまで全く気が付かなかった。
速歩はマラソンに比較して格段に足への負担が少ないので、身体に対するダメージがすくないし、しかも一生懸命歩くとマラソンと同じくらい汗が出てくる。
あれほどあった腹の回りの脂肪も取れてきて昔のすっきりした体型に戻ってきた。
「これは怪我の光明ではなかろうか・・・今までのような強いスポーツはできないが、その代わり速歩という年齢にふさわしいスポーツを手に入れた」
はじめたのは9月の下旬からだが、今も毎日13km速歩であるいている。このスポーツは歩けば歩くほど速くなってきて、今は大体時速で8km~9km程度だから、普通に歩いている人の2倍の速度はでる。
汗びっしょりになるのはマラソンを止めてから久しぶりで、とても気持ちがよくハイになってしまう。ようやく老人に相応しいスポーツを見つけられて満足だ。
(別件) 現在高校1年生の数学の指導を行っています。以下の条件で対応いたします。
・ 対象: 高校1年生で中学時代の数学は理解できていたが高校になって急に困難になった生徒
・ 場所の制限: 我が家で指導をしているのでおゆみ野等近在に住んでいる人
・ 勉強方法: 当初は集中的に指導を行ってある程度実力がついたら週1回程度に変更する。指導に基づいて必ず毎日1時間は数学の勉強をしてもらう。
・ 目標レベル: 教科書を完全に理解できるレベルを目指すので、使用している教科書に基づく指導になる(大学受験レベルはさらに高いので落ちこぼれつつある生徒が目指しても無理)
・ 費用:実費レベルを徴収 月1万円(高校生を教えるために資材の購入やそのための準備で多大のエネルギーがいるため実費レベルの徴収をする。ただし家庭の事情で支払いが困難でかつ本人が勉学の意志が固ければ費用の免除も検討する)
希望者はこのブログの「コメント欄」か「メール機能」を使用して連絡してほしい。なお募集人員は1名なので採用者が決まれば後の方はお断りする。
なお私がなぜ高校一年生の指導をするかの経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/ppppp-5.html
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コメント
速歩というのは、競歩のことでしょうか?
(山崎) 競歩といえば競技ですが、速歩は単に速く歩くという意味で競技ではありません。しかし速歩を極めると競歩に限りなく近づきます。
投稿: NINJA300 | 2015年10月19日 (月) 16時48分