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(27.10.28) 中国が転んで次はインドだとメディアが騒ぎ出した!!

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 山崎経済研究所
山崎所長がつくづくと世の変転を感じているという。
週刊エコノミストが「インド びっくり経済」という特集を組んでポスト中国の次はインドだという提灯記事を掲載したからだ。
しばらく前といってもほんの一年前までは、新聞も雑誌もほとんど中国礼賛であったのが、今では中国経済を礼賛したり、まだまだ中国は大丈夫なんて発言すると、「あれは中国の媚薬が入っている」とすっかり疑われるようになっている。

 今では常識になっているが、中国のGDPは政治的数字で統計とは無関係なのだが、ほぼ1年ぐらい前に山崎所長がそのように述べると「お前は馬鹿か!!」なんてコメントが押し寄せて閉口していたという。
しかしあれからほぼ1年たってようやくメディアも中国の実態に気がついて、週刊エコノミストも中国経済の大失速を採りあげるようになり、世の中国ファンも「もしかしたらバカだったのは自分たちの方だったのか」と反省するようになった。

 そして今は世界は世を上げて「中国よさようなら、インドさんおいでなさいということになっているが、これはこれで少しはしゃぎすぎのところがある。
確かに経済成長は今後インドの方が中国を上回ることは確実で(中国は実質マイナス成長だから日本だって中国を上回ることになる)、さらに近い将来人口が中国を上回り若者だらけの国になるから、日本の高度成長期と同様になることはたしかだ。
しかしそこまでになるにはインドにはインド独自の問題点が存在する。

 一番の問題点はインフラが未整備なことで何より電力供給に問題がある。安定した電力供給がなければそもそも工業などは育つことはなく、現首相のモディ氏が首相になれたのも自身がトップだったグジャラート州で停電のない電気供給に成功したからだ。
これはグジャラート州だけの事例で、他の州では停電が日常的に発生していてとても工場進出などできない。
だから工場進出の前に安定した発送電システムの整備が必要で、さらに道路網も生活道路ばかりだから産業用にまともにトラックが走れる道路に再編することも必要だ。
上下水道も整備しなければならないのは、このままではインド人と混じって日本人もノグソをしなければならないからで、ノグソなど普通の日本人はできないだろう。

 さらにインド特有の民族問題やカースト制度があって、日本のように法の下に平等な世界からインドに行くと、信じられないような案件で裁判沙汰になったりする。
たとえばインドの法律では労働者はワークマンノンワークマンに分かれて、ワークマンとは下層労働者を意味するのだが、過去に国民会議派が社会主義的政策をとってきたおきみあげにワークマンの解雇がほとんど不可能な状況になっている。
未だに社会主義国の尻尾をつけていて、下層労働者の保護が手厚いがこれは進出する企業にとっては最大のリスクの一つだ。

 また税法も地方ごとに違っていたり、その適用もかなり恣意的だから思わぬ追徴を強いられたりする。簡単に言えばわいろの要求でこれなどは中国では日常的だが、インドにおいても変わりがない。
日本のようにわいろが基本的にない世界に住んでいると何とも億劫な話だ。

 だから次はインドだとはしゃぐ前に、インドのインフラの整備をしなければならないので、日本としては工場進出する前にすべき仕事が山住している。
安倍首相がインドとの経済協力に熱心で新幹線の導入をはじめ、インドのインフラ投資を積極的に推し進めているのはそのせいだ
インド側も日本のそうした技術や資金協力を熱心に導入しようとしており、しかもここは親日国だから(日本は中国と韓国以外からは世界的に尊敬されている)相性が良く日本のインフラ投資が有効に機能するだろう。

 確かに次はインドだが、上記のようにその前にインフラ投資を行わないとインド経済の発展はない。インドが新興国として中国にかわるまではまだしばらく時間がかかりそうだ。

注)インド経済の実態は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/2741-e10b.html


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なお私がなぜ高校一年生の指導をするかの経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/ppppp-5.html

 

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