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(27.9.3) ロドリゴとイェティさんの北海道自転車周遊記 その3

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(襟裳岬)

 8月8日も涼しいいかにも蝦夷の天候でございました。この旅の出立時間はいつも6時と決めておりましたのでロドリゴイェティさんは朝5時には起きてテントをかたづけ軽い朝食を済ませたのでございます。
ロドリゴはこうした旅では荷物を最小限に抑えており必需品以外は何も持っていないのでございますが、イェティさんは毎朝食事の時にはコーヒーブレイクが必要なようで、簡易コンロ紙コップのコーヒーセットを用意しておりました。
ありがたいことにイェティさんはそのコーヒーをロドリゴにも飲ませてくれたので、ロドリゴがいつもする一人旅では味わえない優雅な気持ちになったのでございます。

 その日はテント泊した「むかわ四季の館」から国道235線えりも岬に向かって出立いたしました。本日の距離は130km程度ですので3時頃にはえりも岬に到着するはずでございました。
この国道235線に沿って日高本線が走っているのですが、信じられないことにいくら並走して走っても列車が来ないのでございます。
イェティさんが線路を確認して、「線路がさびているから廃線になったのだろう」というのですが、ロドリゴが約3年ほど前に蝦夷地にきたときにはこの日高本線は走っておりました。
そんな話は聞いていないのだが・・・・・・・・・・・

(地図は以下参照)
https://www.google.co.jp/maps/@42.4395181,142.6894413,9z?hl=ja

 この旅の帰宅後調べてみると途中土砂崩れが発生しその復旧がままならず、必然的に廃線のような形になっていることが分かりました。
この線の乗車率も極端に低く、ロドリゴが乗車した3年前も一車両に数人しか乗っていなかったことを思い出しました。
蝦夷地では住民はみなを疾駆して移動しますので列車に対する需要は極端に減っており、幹線を除いて鉄道網が成り立つ条件はないのでございます。

 本日の旅の途中の日高郷新冠郷は名馬の産地で、将軍家やJRAの名馬を一手に引き受けているような場所で牧場には放たれたサラブレッドが優雅に草を食んでおりました。
またこれはロドリゴにはいつも不思議に思われるのですが途中で通過した浦河郷様似郷は非常に瀟洒な建物が並んでおり、なにか江戸の原宿のような雰囲気を醸し出しているのでございます。
こうした蝦夷地にそうした場所があること自体不思議なのでございますが、蝦夷地に住む住民が一致団結してなんとか村落を守ろうというような決意を感じる場所でございます。

 ところで自転車の旅はお尻の痛さとの戦いで100kmを過ぎるころになるとロドリゴもイェティさんもまともにお尻をサドルにおいていることができず、立ちこぎをして尻の重圧を和らげたりしなければならず苦心惨憺しておりました。
周りの景色はとても素敵でお尻の痛さえなければ十分景観を楽しむことができたのですが、実際は尻のいたさ軽減に集中して景色どころではなかったのでございます。
イェティさん、少し休憩して尻を休めましょう。尻から火が出そうです」
俺は血も出ている!!」


 この道は海岸線を通る平坦な道なのでございますが、最後のえりも岬に通ずる34号線は丘の上り下りがきつく丁度自転車競技の山岳レースのような場所が約10km続いておりました。
自転車の最大の敵はこの山登りで自分と自転車の重さを引き上げなければならないため、かえって自分の足で走った方が楽なのでございます。
ツール・ド・フランス山岳ステージを見ておりますと応援者がレーサーと一緒に走っておりますが、登りの速度は世界的なレーサーでも一般人の足とさして変わらないほど遅いことがよくわかります。
この坂道をロドリゴとイェティさんはなんとか休むことなく息がほとんど切れる直前にえりも岬にたどり着くことができました。
これ以上走ったら絶対死ぬ・・・・・・・・・

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(襟裳岬の灯台)

 えりも岬は森進一さんが「襟裳の春は何もない春です」と歌って物議をかもした場所ですが、江戸からはるばる訪れた訪問者にはそのように見えるのも致し方ないような静かで自然そのもののような場所でございます。
ただここえりも岬には「風の館」と称する観光施設が建設されており、また周りには数件の茶店があって、昼間であれば食事等の心配はしないで済むのでございました。
到着したのは5時前になり意外と時間がかかったのは尻から火が出るのを何回も冷やす必要があったからでございます。茶店で一服して夜半のキャンプを張る必要がありましたが、ここ一帯はキャンプ禁止地区で茶店の人の目も厳しいためテントを張るわけにはまいりませんでした。
ロドリゴはこうした場合JRバス停が最も良い睡眠場所になることを知っておりました。蝦夷地の冬は厳しくかつヒグマの出没も予想されるので実にしっかりとしたバス停が建設されておりそうした場所ならば安眠は確実だったからでございます。
イェティさん、バス停で寝ましょう。6時を過ぎればバスは来ませんから快適に眠れますよ

 しかしイェティさんはこの提案がどうも不承知だったらしく、なんとかして宿が取れないものかと茶店の主人に折衝し、ここから約2km程度下った村落に民宿と称する安宿があるのを発見いたしました。
イェティさんは持ってきた伝書鳩をとばして安宿の女主人と交渉し、その日はこのうらさびたほとんど幽霊が住んでいるような安宿に一泊したのでございます。

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