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(27.9.6) ロドリゴとイェティさんの北海道自転車周遊記 その4

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(全長5kmのトンネル、抜けるのに15分以上かかり非常に緊張感を強いられる)

 8月8日の朝も涼よかないかにも蝦夷の朝でございました。この日はえりも岬から広尾郷を通って十勝川を渡り、浦幌郷まで行く予定でございました。距離にして約130km程度でございます。
泊った民宿は減価償却をしきったような宿で風呂場は見つけるのも一苦労するような場所にあり、電燈のスイッチも懸命に探さなければならないような宿でございました。
女主人は金輪際宿の改善などする気はなさそうで、自分の命と宿の命との我慢比べをしておりました。実はこうした宿は蝦夷地に多いのでございます。

注)地図は以下参照
https://goo.gl/maps/vTvvc 

えりもから広尾へは黄金海岸という道を約40k余り走るのですが、ロドリゴは当初この名前の由来は砂金が大量に取れたからだと思っておりましたが全くの誤解でございました。
日高山脈が海にせり出した蝦夷でも有数の険阻な道で、過去何度も道路建設に失敗しお金を湯水のように使ってようやく完成した道という意味で名付けられたものだそうでございます。
かつて伊能忠敬殿が測量をしたのもこの場所で当時は道が全くなかったためさぞや苦労の連続ではなかったかとしのばれました。

 現在の黄金海岸は何度も改修が施され全長5km及ぶようなトンネルがいくつもありますので、古人の苦労など全く感じることはできません。
蝦夷の道はどこもそうですがここ黄金道路も御多分にもれず「道路建設が蝦夷の唯一の産業」とばかり不必要なほど道路建設にまい進しておりました。新しいトンネルが次々に建設され、今でも使用できる旧道は地元の漁業者が専用で使うような道になっておりました。

 実は自転車にとって最も危険な場所がこのトンネルの通過でございます。最近のトンネルは歩行者兼自転車用に幅2~3m程度の側道が整備されておりますが、以前のトンネルではせいぜい50cmの側道ですので、かろうじて人が歩いていける程度の幅しかございません。
こうした場所では自転車は当然車道を走行するのですが、いつ後方から車が接近するか皆目分からないのでございます。
ただひたすら雷鳴とも思われるような騒音がしていますが、あまりにうるさすぎてそれが前からの音か後ろからの音か区別ができないのでございます。

 イェティさんは自転車の後ろにチカチカランプをつけて懸命に存在をアピールしておりましたが、確かにこのランプがなければいつひかれてもかしくないような状況でございました。
5kmのトンネルを越えるのに15分程度はかかり、トンネルに入るたびに主にお祈りをしなければなりませんでした。
主よ、主のしもべ、ロドリゴとイエティさんをお守りください・・・・・・・

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(十勝川の横)

 広尾郷を越えるともっぱら広大な十勝平野にでるのでとてもホッとしたものでございます。
やれやれ、これでトンネル地獄も抜けたぞ!!!」
蝦夷地東部はオビヒロとクシロを除くと大きな都市はなくとても寂しさを感じる場所ですが、我々が目指している浦幌郷も人口激減地帯でございました。1970年といえば今から約45年前ですが1万2千人余りいた人口が今では5千人になっておりさらにこの減少が加速しそうな場所でございます。

 しかしここにはよく整備された運動公園がありまたキャンプ場も併設されておりますので、
二人は喜んでここにキャンプを張ったのでございます。運動公園の近くには町の浴場までありましたのでロドリゴとイェティさんは痛んだお尻の手当てをこの浴槽の中で十分することができました。
今日も尻は何とかもったけど、また明日は辛そうだ・・・・・・・
このころになると会話の内容はもっぱら尻の痛みの軽減策になっておりました。

 

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コメント

ロドリゴ、イエティーの北の大地チャリ膝栗毛に乾杯!!

 この間まで、膝が、腰がと言ってましたが、なんとま~チャリ行軍とは驚き、桃の木、山椒の木、ではありますね。心配して損した? ま、それはありませんが。
お元気なジジさまに脱帽です。

 数十年前に房総半島一周を自転車でしたときの事を思い出しました。友人3人で二日間で東京まで戻りました。ロドリゴさんたちも、サドルがお尻に食い込んで悲鳴を上げたようですが、全く同じ様でした。その頃は若く、お尻の肉の弾力もあり、また今ほどサドルが小さくありませんでした。しかし、おしっこ休憩をする度に、3人して笑いました。立ちション姿勢の先に放水がないのです。時間差があり、じわじわと出てきました。尿道圧迫です。なんでもない放水に安堵しました。

 私も、北の大地、輪走してみたいですね。
 


投稿: hiromiya | 2015年9月 6日 (日) 18時56分

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