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(27.6.28) これぞ中国 「1970年代の肉がおいしいよ!!」

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  私は中華料理がことのほか好きで外食の場合はほとんどが中華料理になる。とても身体にも口にも合うので満足するのだが、常に不思議に思っていたことがある。
「なぜ中華料理はこんなに火を通すのか」ということで、生もの中心の日本料理の対極にあるような料理法だ。

 実はこれには深いわけがあり、強く火を通さないで食べたりすればそれこそ命の保証がないからで、細菌やウイルスやその他もろもろの人類にとって危険な物質を強火を通して一網打尽に殺菌しているからだ。
よっしゃ、これだけ火を通せば1970年代の豚肉だって食べられるぞ!!」

 これは冗談ではなく本当の話なのだ。これぞ中国というような事件が発生した。
最近中国の検疫当局が大規模な食肉業者の密輸を摘発したが、この中には1970年代のシールが張られた豚肉や1980年代の鶏肉があったという。
摘発した肉の総量は10万トンで金額にして600億円だそうだ。

 そんな古い肉をどうやって食べるのか私などは不思議に思うが、漂白剤と調味料を十分加えれば最近処理した肉とさして変わらない状況になるのだそうだ。
そう言えば日本でも北海道の業者が古い肉を偽装して出荷していたのを思い出した。
中国人は何でも食べるから(文化大革命のころは人も食べていた)別段驚くことはないが、最近の事例ではパンダを打ち殺して食肉にしていた。

注)中国では下水にたまった油も利用していたし人肉を食べていたことは前にも記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-af0b.html

 中国では病死した豚や鶏の肉が安価で流通しているのだがそのからくりは以下のようなものだ。
たとえば養豚業者は養豚保険というものに入っていて豚が病死すれば保険会社に申請して保障してもらえる。
その時食肉の闇業者が保険会社の職員から病死の情報をワイロを払って教えてもらう。
闇業者は養豚業者から病死した豚を安価に仕入れる交渉を行いその豚を入手するのだが、中国でも病死した豚の処理は焼却が義務づけられている。
そこで今度は検疫担当の役人と結託して病死した豚は焼却したことにし、当該豚が安全であるとの偽装証明書を発行してもらう。
こうして病死豚は晴れて健康豚として市場に出回ることになる。
すべてはワイロでどうにでもなるところが如何にも中国的だ。

 上記は中国国内での話だが、海外においても同様の手口で病死をした豚等を大量に輸入していて病死をした畜産物が世界各地から中国に集まる構造になっている
ベトナム国境からの密輸ルートが最大のルートで、もちろん正規のルートを通ったような偽装工作がされている。偽装は中国人の最も得意とするところだ。

 今回検疫当局が本気になってワイロ役人と闇業者の摘発に動いたのは習近平氏のトラ退治が自身の身辺に及んできたからだ。
おまえら、いつまでもワイロを受け取って病死豚を中国人民に食わせ続けると処分するぞ!!」
検疫当局が慌てふためいて業者を摘発した。21の犯罪グループだという。


 それにしても中国人はタフだ。中国料理は思いっきり火を通すのでほとんどの病原体は死滅してしまい問題が発生することは少ない。
私などは中国人の胃袋に感動してしまったが、こうして中国人が自国と世界中から病死した畜産物をかき集めてそれを食用にしているので資源の無駄が発生しないのだから、世界の人々は中国人に感謝しなければならない。

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コメント

僅かな利益を得るために毒物や重金属をいれるのは火じゃどうにもなりませんね。塗料に鉛で子供が馬鹿になるのもありましたね。日本製ミルクが売れる筈です。

投稿: NINJA300 | 2015年6月29日 (月) 19時55分

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