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(27.4.2) 韓国雇用許可制度の崩壊 仕事がなければ給与は出せない!!

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 しばらく前まで韓国が導入している外国人労働者の受け入れ制度は国連でも激賞されるほどのものだったが、今は「奴隷労働」とまでこき下ろされるほど劣悪な制度になっているとNHKのドキュメンタリーWAVEで報じていた。。
この制度は「雇用許可制」といってアジアの15か国と韓国政府の間に結ばれた制度で、簡単な韓国語のテストに合格すると韓国政府のデータベースに登録されて、雇用主が現れれば最大で9年8か月間韓国で労働することができる制度である。

 今から11年前に発足したのだが、なぜ韓国でこのような制度を導入することになったかというと中小企業で働く労働者がほとんどいなくなってしまったからだ。、韓国人は中小企業で働くことを恥と思っており、特にブルーカラーはほとんど人間扱いされない。女性からは絶対に結婚したくない相手と見なされるため男子であれば有名大学を卒業してサムスンや現代で働かないと結婚もできなくなっている。
一方つい最近まで韓国経済はいたって順調だったから中小企業の労働力はひっ迫し、そのためアジア各地から単純労働の担い手を導入せざる得なかった。

注)韓国は身分差別の国であってホワイトカラーだけが人間で、ブルーカラーは人間扱いされずあらゆることで差別される。

 現在韓国には約50万人の外国人労働者が働いているが、カンボジアやネパールやインドネシアやバングラディシュからの出稼ぎ者が多い。
給与は韓国の最低賃金の時給600円で残業代を含めると大体13万円程度になる。
ネパールやバングラディシュでは高給取りだ。

注)日本では技能研修制度という名目でアジア人労働者を受け入れているが韓国の給与とほぼ同じ程度の給与になっている。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/nhk-05b5.html

 最近までこの制度の問題点が表面化しなかったのは韓国経済が順調で中小企業でも十分儲かっていたからだ。しかしアベノミクスの発動以来韓国経済は急速に業績が悪化し、その結果下請け企業の工賃や商品が買いたたかれるようになり、多くの工場は3割程度売上が減少し、利益もでなくなっている。

 そのため韓国の中小企業の経営者は外国人労働者に過酷な仕事をさせ、一方で給与が未払いになったり残業代の支払いを拒絶し始めたため外国人労働者との間でトラブルが絶えなくなった。
この制度では、外国人労働者は容易に転職できないようになっていて、雇用主の同意がないと転職もできないのでタコ部屋労働になっている(制度では3回までの転職をみとめているが雇用主の同意がいる)。

 カンボジアやネパールから希望に満ちて韓国にやってきても、これが実態だ。
思い余って職場から逃げ出すと労働許可が取り消されるため不法労働者になってしまい、不法労働者の職場はほとんどやくざな稼業になってしまう。
さらに過酷な労働を強いられて何のために韓国にきたのか分からない。

 どこの国でもそうだがその国の経済が拡張期にあれば外国人労働者に対する待遇もそこそこ守られるのだが、後退期に入ると一気に奴隷労働に陥ってしまうのが常だ。
現在職場を逃げ出して不法に滞在している外国人は約19万人で、治安上の問題も発生している。
かつてはあれほどほめそよされていた韓国の雇用許可制が今では韓国経済の桎梏に変わってしまった。

 ブログの読者の一人からとても感動的なコメントを寄せられました。単にコメント欄に置いておくだけではもったいないのでここに転写します。

 静岡市でブラジル人達と思われるサンバと言うのでしょうか、とっても賑やかなド派手なダンスの行列を見たことがあります。
強烈なビートの効いたスピーカーから流れる音楽と歌声。 思い切った女性ダンサーの服装、踊る列は見ていてもウキウキしました。

 そしてあの時 私は生涯忘れられない印象的な一場面に遭遇しました。

 一人のおばあさんが 全くの日本人の田舎風のおばあさんが、たくさんの人垣の後ろで電柱にすがりついて 泣きながら右手に持った手ぬぐいを夢中で振り回して応援している姿が私の目に留まりました。
瞬時に思いました。 懐かしいんだ ブラジルが、南米が、このお婆さんは懐かしいんだ。 この人ブラジルにいたんだ、若い頃苦労したブラジルが懐かしいんだ.....と.。 

 その姿を見つめる私も涙があふれました。 おばあさんの不細工に電信柱につかまって手を、手拭を夢中で振ってるその姿に涙があふれました。

 その時です。 列の中の若いブラジル人女性ダンサーが一人、列を離れそのお婆さんに近づき 夢中で手を振るそのお婆さんの前に来て、笑顔でお婆さんの前で踊り続けました。 お婆さんはクシャクシャになって泣いていました。 見ていて 嬉し泣きとはまさにこの事と思いました。

 あの踊っていた、歌っていた人達。 中南米から日本に来て慣れない国で彼女たちは苦労が絶えない事と思います。
日本でも失業しいろいろあることも聞いてますが、もっともっとやさしく愛情をもって、彼ら彼女らが多少日本人のようにいかなくても平等に、平等に隣人愛で接することが本当に大事だと強く強く思わされました。



(別件) カンパ募集中

 市民の財産は市民が守るおゆみ野クリーンクラブの活動の一環として昨年に引き続き一人当たり3000円のカンパをお願いしております。カンパは塗料、草刈のガソリン代、ベンチ補修のテスト用資材に使用いたします。

 賛同していただける方は以下の口座に送金いただければ幸いです。なお送金していただいた場合は同時にこのブログのメール機能を使ってその旨連絡いただけると幸いです(お礼のメールを出したいため)。


・千葉銀行 鎌取支店(092) ・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3743511)
・郵貯銀行 店名 058 (ゼロゴハチ)・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3695852)

なお、カンパ依頼の具体的な内容は以下を参照してください。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-6213.html

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コメント

静岡市でブラジル人達と思われるサンバと言うのでしょうか、とっても賑やかなド派手なダンスの行列を見たことがあります。
強烈なビートの効いたスピーカーから流れる音楽と歌声。 思い切った女性ダンサーの服装、踊る列は見ていてもウキウキしました。

そしてあの時 私は生涯忘れられない印象的な一場面に遭遇しました。

一人のおばあさんが 全くの日本人の田舎風のおばあさんが、たくさんの人垣の後ろで電柱にすがりついて 泣きながら右手に持った手ぬぐいを夢中で振り回して応援している姿が私の目に留まりました。
瞬時に思いました。 懐かしいんだ ブラジルが、南米が、このお婆さんは懐かしいんだ。 この人ブラジルにいたんだ、若い頃苦労したブラジルが懐かしいんだ.....と.。 

その姿を見つめる私も涙があふれました。 おばあさんの不細工に電信柱につかまって手を、手拭を夢中で振ってるその姿に涙があふれました。

その時です。 列の中の若いブラジル人女性ダンサーが一人、列を離れそのお婆さんに近づき 夢中で手を振るそのお婆さんの前に来て、笑顔でお婆さんの前で踊り続けました。 お婆さんはクシャクシャになって泣いていました。 見ていて 嬉し泣きとはまさにこの事と思いました。

あの踊っていた、歌っていた人達。 中南米から日本に来て慣れない国で彼女たちは苦労が絶えない事と思います。
日本でも失業しいろいろあることも聞いてますが、もっともっとやさしく愛情をもって、彼ら彼女らが多少日本人のようにいかなくても平等に、平等に隣人愛で接することが本当に大事だと強く強く思わされました。

(山崎)日本での外国人の受け入れは韓国のような奴隷労働を強いると失敗します。より人間的な受け入れ態勢を構築すべきでしょう。

投稿: 絶望人 | 2015年4月 2日 (木) 09時40分

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