« (27.4.4) 再びハイホンがシャープに資本参加を要請 「俺が助けるから経営権をよこせ!!」 | トップページ | (27.4.6) アメリカの新種のサブプライムローン 今度は自動車ローンで世界を欺こう!! »

(27.4.5) 再び発生したJR北海道の車両火災  常に車両火災の可能性があるJR 北海道に未来はあるのか?

23423_008 
 
 「またかJR北海道」というような事故が再び発生した。青函トンネルを通過中の特急スーパー白鳥34号の2両目の車両から煙を吹き出したからだ。
事故原因はモーターに電気を送る配電線に過電流が流れ電線を覆っているゴム製の膜が焦げたのだという。
しかし過電流が流れるようなことは世の中では日常的にあり、たとえばどの家にも家庭用電源盤があり過電流が流れるとブレーカが落ちる仕組みになっている。
だから列車のモーターに過電流が流れたくらいで電線を覆っている被膜が燃えだしたら大変なのだ。

 JR北海道の列車が火を噴くことはしばしばあって特に平成25年には多発していた。あまりのひどさに国の査察が行われ、このところこうした事故が発生していなかったが再び発生したわけだ。
他のJRでは決して起こらないような列車の火災がなぜこうもJR北海道に多いかというと、いずれの車両もおんぼろでしかも十分なメンテナンスがされていないからである。
個人でも中古車としても販売できないような車に乗っている人がいるが、そうした車はしょっちゅうトラブルを起こす、それと同じなのだ。

注)25年に多発した事故の詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/jr-7011.html

 JR北海道には構造的な経営問題があってどうあがいても抜本的なリストラをしなければ解決できない課題がおおい。
懸命に赤字路線を廃線21路線を14路線に縮小した)にしてきたのは事実だが、それでも追いつかないほど鉄道需要がなくなっている。
北海道の人口は漸減しており1995年には569万人いた人口が2012年には547万人22万人も減少している。そしてこの傾向は毎年のように加速化され特に北海道北部や東部からは人が消えつつあるといってもいい。

 しかも過疎地の人は全く鉄道にたよらなくなりもっぱら自家用車で移動するから、鉄道利用客は暇な旅人と学生くらいになってしまった。
札幌周辺と来年開通する北海道新幹線を除けば鉄道輸送の需要はほとんどないと言っていい。
今回の列車事故でも白鳥34号の6両編成の車両に乗っていた乗客は124人だった。1両に約21名ということになるが、1両当たりの定員は通常65名程度だから4分の1ほどの乗車率だったことになる。
わが社はたとえ事故が起こっても乗客が極端に少ないから問題ない」なんて状況だ。
これでは黒字路線にすることは難しい。

 だからJR北海道が生き残る道は札幌周辺の都市交通と新幹線だけにして、それ以外の路線は全廃し現在の職員数7000人もそれに応じてリストラするよりほかに生き残る道はないのだ。
だがそれは北海道経済にとってはできない相談で、JRの職員を馘首したら他に就職するような場所はない(みんな北海道から離れてしまう)。どうにもならないから仕方なしにJRを現状のまま存続させているので、収益は全く上がらないから車両など新規に更新する余裕などほとんどない。
古い車両をだましだましつかっているためいつ火をふくか分からないのだ。

 何度も言って恐縮だが本来の役割が終わったJR北海道の鉄道輸送事業を職場確保という違った目的で維持していればトラブルが起こらない方が不思議だ。
職員は本能的にそうした立場を意識しており、「まあ、給料をもらっているのだから働くふりだけはしておこう」ということになりモラルが上がらないことははなはだしい。
JR北海道の問題は本質的に北海道経済の問題で、観光業と農業と水産業と自衛隊とJR北海道以外に主要産業が育っていない現状を打破できないことにある。
北海道経済とJR北海道とは双子の双生児だと言っていい。

注)かつて北海道には雪印乳業という売上高1兆円規模の大企業があったが相次ぐ不祥事で分社化され現在は約その半分の規模になっている。

(読書のコメントを一部抜粋して掲載します)

 仕事でよく北海道にはいきました。
札幌 釧路 函館には行きつけの店が出来るくらい何十回も。 厳冬の北海道の記憶ばかりが懐かしく残っています。

 私が北海道でJRに乗ることは新千歳から札幌に往復するくらいしかありませんでしたが、それさえ途中からは高速バスになってしまいました。
今思えば地元の代理店の方々も真冬の国道峠越え、同乗している私には命がけと思われる道しかなくても車で移動、彼らにはJRに乗ることは全く頭にありませんでしたね。
道内どこに行くのも車、私の様なよそ者は高速バス。 少しばかりの記憶にあるローカル線ディーゼルカー車内は懐かしくも荒んだ場末哀愁感漂うもの、ノロノロ運転で本当に目的地にたどり着くのかと不安に思うほどでした。

 ただ室蘭に行くとき乗った特急列車は眺めも良くスピードも速く快適でしたね。 JRは四国も幹線区間以外似たような場末感荒廃感が強く衰えていく地方を実感させられますね。

 でも同じ「島JR」でもJR九州は違いますよ、気持ちいいですよローカル線も。 鉄道は同じような赤字と聞いていますが。
どこに行ってもあの場末感荒廃感はありませんね、車両も駅舎も。 勿論新幹線もありますが、どんなローカル線に乗ってもそんなものありませんよ。
経営者の着眼点 努力 従業員のやる気 そして勿論地元民の協力も一因でしょう。 北海道 そして四国のJRは先ず経営陣 従業員の総入れ替えから始めてはどうでしょうか。



(別件1)私のブログの読者からブログで以下のお礼を掲載してほしいとの依頼がありましたので掲載します。

 
今朝(3日)、 我が家の次男が鎌取駅で7時20分頃 トイレに寄り 財布を忘れて来ましたが幸い財布は駅員さんへ届けられ、無事に手元に戻ってまいりました。
届けてくださった方は名前を告げずに去ったそうで次男はその方にお礼も申すことができませんでした。

 財布には住基カードや銀行カード現金等が入っており届けてくださった方へには 本当に 感謝です
息子は社会人に成り立で緊張のあまりミスをしたのだと思いますが、思いもかけない親切に遭遇いたしました。私の息子も今回財布を届けてくださった方のような周りの方へ優し人間になってほしいと思っております。
お名前が分からないため山崎さんのブログを借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

(別件2) カンパ募集中


 市民の財産は市民が守るおゆみ野クリーンクラブの活動の一環として昨年に引き続き一人当たり3000円のカンパをお願いしております。カンパは塗料、草刈のガソリン代、ベンチ補修のテスト用資材に使用いたします。

 賛同していただける方は以下の口座に送金いただければ幸いです。なお送金していただいた場合は同時にこのブログのメール機能を使ってその旨連絡いただけると幸いです(お礼のメールを出したいため)。


・千葉銀行 鎌取支店(092) ・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3743511)
・郵貯銀行 店名 058 (ゼロゴハチ)・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3695852)


なお、カンパ依頼の具体的な内容は以下を参照してください。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-6213.html




 


 

|

« (27.4.4) 再びハイホンがシャープに資本参加を要請 「俺が助けるから経営権をよこせ!!」 | トップページ | (27.4.6) アメリカの新種のサブプライムローン 今度は自動車ローンで世界を欺こう!! »

評論 日本の経済 JRの経営」カテゴリの記事

コメント

仕事でよく北海道にはいきました。
札幌 釧路 函館には行きつけの店が出来るくらい何十回も。 厳冬の北海道の記憶ばかりが懐かしく残っています。

私が北海道でJRに乗ることは新千歳から札幌に往復するくらいしかありませんでしたが、それさえ途中からは高速バスになってしまいました。
今思えば地元の代理店の方々も真冬の国道峠越え、同乗している私には命がけと思われる道しかなくても車で移動、彼らにはJRに乗ることは全く頭にありませんでしたね。
道内どこに行くのも車、私の様なよそ者は高速バス。 少しばかりの記憶にあるローカル線ディーゼルカー車内は懐かしくも荒んだ場末哀愁感漂うもの、ノロノロ運転で本当に目的地にたどり着くのかと不安に思うほどでした。

ただ室蘭に行くとき乗った特急列車は眺めも良くスピードも速く快適でしたね。 JRは四国も幹線区間以外似たような場末感荒廃感が強く衰えていく地方を実感させられますね。

でも同じ 島JR でもJR九州は違いますよ、気持ちいいですよローカル線も。 鉄道は同じような赤字と聞いていますが。
どこに行ってもあの場末感荒廃感はありませんね、車両も駅舎も。 勿論新幹線もありますが、どんなローカル線に乗ってもそんなものありませんよ。
経営者の着眼点 努力 従業員のやる気 そして勿論地元民の協力も一因でしょう。 北海道 そして四国のJRは先ず経営陣 従業員の総入れ替えから始めてはどうでしょうか。 ダメか。 
今だったら何とか間に合う最後のタイミング、 最後の審判の時はすぐ来る様な気がします。 これ以上本当に何か起こらなければいいんですが。


いつもしつこく済みません。 今後投稿は控えます。


投稿: 絶望人 | 2015年4月 5日 (日) 10時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (27.4.4) 再びハイホンがシャープに資本参加を要請 「俺が助けるから経営権をよこせ!!」 | トップページ | (27.4.6) アメリカの新種のサブプライムローン 今度は自動車ローンで世界を欺こう!! »