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(27.4.9) NHKスペシャル 新アレルギー治療 Tレグ細胞が決め手だ!!

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 NHKスペシャルで興味深い番組が放映された。「新アレルギー治療 鍵を握る免疫細胞」という番組だ。
近代社会の7不思議の一つに先進国を中心に1960年ごろからアレルギー性疾患が急増したことが上げられている。花粉症アトピー性皮膚炎動物アレルギー食物アレルギーだが、こうした疾患は1960年以前にはほとんどなく、あっても特殊なケースと思われていた。

 実際私の子供のころは花粉症食物アレルギーで悩んでいた人など皆無で、私自身もそうした疾患にかかったことはなく現在もかかっていない。
しかし我が家ではかみさんと子供二人はひどい花粉症で今ごろになると家中鼻をかんだちり紙だらけになっている。
疑問は二つあり、「なぜ私はアレルギー疾患にならないのか」ということと、「1960年を境にこうした病気が多発し始めたのはなぜか」という疑問だ。これに番組が答えてくれた。

 そもそもアレルギー症状が出るのは免疫細胞がいつまでたっても外から入ってきた異物に対して攻撃を止めないからだという。何か免疫細胞は異物に対しては無分別で片っ端から攻撃を仕掛けるという。
だからこの免疫細胞に対して、「これは害悪をもたらす異物だがこれは問題のない異物だから攻撃は止めよ」というような指令を出す仲裁役の免疫細胞が必要なのだが、これをTレグ細胞(制御性T細胞)というのだそうだ。
免疫細胞には攻撃型と制御型があるのだという。

 Tレグ細胞とは初めて聞く名前だが、それもそのはずで約20年前に大阪大学の坂口教授が世界で初めて発見した細胞だ。
免疫細胞攻撃細胞)は花粉だろうとピーナツや卵や牛乳だろうと外から入ってくるものすべてに異物として攻撃を仕掛けるのだが、Tレグ細胞制御細胞)があるとそれが細菌のように体内に入ってはいけないものと、全く害のないものとを区別してくれる。
攻撃細胞さん、あんたが今攻撃しているのは花粉でっせ、こんなものいくら体内に入ってもかまいませんやろ、もう攻撃はやめなはれ!!」なんて感じだ。
だからTレグ細胞が十分にあればアレルギー疾患にはならないのだという。

 問題はではどうすればTレグ細胞を十分に体内に保存できるかというと、非常に単純で幼児期に適度にこうしたアレルギー物質と交わっていればよいということになる。
卵を食べれば卵のTレグ細胞ができるし、ピーナツを食べればピーナツのTレグ細胞ができ花粉を吸いこめば花粉のTレグ細胞ができる。そして犬に振れれば犬のTレグ細胞ができる。
身体が危険なものとそうでないものを判断する物質(Tレグ細胞)を作ってしまうわけだ。

 私が幼児期を過ごした八王子は当時はひどい田舎で、スギ林など周りにいくらでもあったし、犬や猫などは野生化していくらでもいた。また食べ物にも乏しい時代だったので食べられるものは何でも食べていたのであらゆる食物に対するTレグ細胞が体内に蓄積されたようだ。

 しかし1960年ごろを境に日本も先進国の仲間入りをしたが、その結果不浄なるものが周りから消えてしまった。
蚤もシラミもいなくなり、食べ物は好き嫌いをすることができるようになり、野良犬も野良猫もいなくなってしまった。
その結果Tレグ細胞を体内で作る機会がめっきり少なくなり、幼児期に作らないため小学生ころからひどいアレルギー性疾患に悩まされることになったのだという。

注)異物の取入れは3歳ごろまでに実施しないといけないという。これを過ぎるとTレグ細胞ができずアレルギーになってしまう。

 花粉症もアトピー性皮膚炎も文明がもたらした文明病で、一方私のように文明以前に生を受けたものは十二分にTレグ細胞が蓄積されているためアレルギーにならないのだという。
そうか私のあの貧しかった生活もアレルギー疾患に対する対応としては効果的だったのか」なにか納得してしまった。
純粋培養された生き物は何でもひ弱だがそれは攻撃細胞とTレグ細胞のふさわしい共存がなされていないためで、一方雑草のようにほっておかれた人間は生存競争には強いのだということを知った。
子供の折檻でも大体男は凶暴になるが母親がそれを適度なところで止める。そうしないと子供が死んでしまうが自分の体内でもそうした関係が成り立ってたとは全く知らなかった。

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