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(27.3.13) 中国人民解放軍は張り子のトラ 習近平氏が吠えまくっている!

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 「お前ら、軍人なのだから真面目に軍事訓練をしろ!」習近平国家主席が吠えまくっている。中国人民解放軍は国家の軍隊ではなく共産党に忠誠を尽くす軍隊だが、元は毛沢東の私兵だった。
この人民解放軍が肥大化するにつれて共産党と同様の腐敗が蔓延している。

 もともと中国人と腐敗は同義語だが、ここ20年にわたって10~20%の伸び率を示してきたのが軍事費だ。これを軍の高官が勝手に流用してホテルやナイトクラブや自身の豪邸につぎ込んだので、本当の装備は予算に比較して非常に貧弱なものになっている。
日本の土建会社がわいろを贈った分を手抜き工事をするのと同じ構図だ。

 習近平氏が腐敗撲滅運動に取り組んでからの2年間で軍のトップ16名のうち9名が逮捕され裁判にかけられている。特に長年軍のトップで中央軍事員会の副主席だった除才厚氏が逮捕されたときは氏の豪邸からヒスイや金、現金等をトラック10台で運び出したというから、軍事費のネコババも天文学的だ。

注)中国では軍事委員会が最高の共産党の組織でそのトップは習近平氏、除才厚氏は中国の実質的NO2ということになる。

 なぜこれほど腐敗ができるかというと軍は1990年代から商業活動が認められ、そのため軍は副業三昧になった。あまりのひどさに江沢民主席が禁止命令を出したが、実際は誰もその禁止命令を守らなかった。軍隊には通常の法律は適用されないというのが決まりで、交通規則などは守ったためしがない。
現在2万から3万件の副業がなされており、ホテルやナイトクラブ等は人民解放軍の将校の下半身の憩いの場になっている。

 また兵站や武器の調達ではどれだけわいろを贈ったかで武器や資材の調達先が決まるので、実際に人民解放軍に搬入される武器は貧弱なものか数が足りず(ワイロ分差し引かれる)、たとえば自慢のミサイルも本当は半分程度しかなくあとは張り子のトラ(コンクリート製)ではなかろうかと各国の軍事専門家は推測している。
いわば人民解放軍の実力は見かけほど強くはなく、かつてベトナムに攻め入って散々恥をかいたがその水準にとどまっているのではなかろうかとの推定だ。

 人民解放軍が金と女にしか興味がなく、自身の懐を肥やすことに狂奔しているとしたら日本やフィリピンやベトナムとってはこれほどありがたいことはなく、軍事費の大半が私服されていることを喜ぶべきだが、習近平氏にとっては悪夢だ。
予算の使途について軍の監査などわいろでどうにでもなるので、監査権を習近平氏直属の中央軍事委員会に移した。いわば中国版アンタッチャブルのエリオット・ネスだ。

 習近平氏の腐敗撲滅運動は終了するどころかますます熱気を帯びてきて、除才厚氏の次はやはり中央軍事委員会副主席だった郭伯雄氏が次のターゲットになっている。郭伯雄氏の息子が取り調べられているので郭伯雄氏が逮捕されるのも時間の問題と言われている。
あまりの腐敗に習近平氏が怒り心頭に発しているのだが、共産党などは腐敗の巣窟だから今更驚くに当たらない。
しかし習近平氏が人民解放軍(将校は全員共産党員)だけは何とか腐敗から免れてまともに訓練をしてほしいと願うのは今日本、フィリピン、ベトナムと領有権問題で角突き合わせているからだ。
前ら、金と女ではなくなぜまともな訓練をしない。これでは練度が高く忠誠心の塊のような日本の自衛隊に蹴散らされてしまうではないか!!」

 習近平氏が焦るのは無理もない。しかしこれだけ腐敗が蔓延し、戦いより金の亡者になっている人民解放軍を立て直すのは習近平氏といえども容易ではない。
一方腐敗を許していてはいくら軍事費を増額しても人民解放軍は張り子のトラのままだ。



 

 

 

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