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(27.2.6) 安倍首相を非難するなら対案を出せ。 イスラム国対応

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 共産党の池内沙織衆議院議員が「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権、安倍政権の存続こそ言語同断とツイッターで発信した。私は最初「安倍政権」と「イスラム国」を間違って池内氏は発信したのではないかと思ったが、本人は信じられないことに本気だった。
共産党本部が慌ててこのツイッター記事を抹消させたが、池内議員はイスラム国こそが正義の味方で、イスラム国に拉致されたり拘束されたり逃げ出したりしている周辺国の人々を助ける安倍政権が「心の底から」許せないらしい。

 安倍首相は1月の中東の歴訪でエジプトで2億ドルの中東諸国に対する人道支援を表明したが、池内議員はこのことが湯川さんと後藤さんの殺害につながったと非難している。
イスラム国のような恐ろしい集団を刺激しちゃダメ、そっと相手の言うことを聞いて知らぬ顔の半兵衛を決め込むのよ。中東で日本人以外の誰が殺されても関係ないじゃない」ということなのだろう。
私は池内議員のような立場も一つの立場だと思うが、安倍首相のテロとの戦いに比較すれば、明らかに姑息で下劣な態度といえるだろう。

 野党の中にはこれを機会に安倍政権を追い詰めようとする野心が濃厚で、民主党の枝野幹事長は「人道支援表明が口実を与えるようなことにつながっていないかどうか検証していきたい」と述べていたし、小沢一郎氏は「本も敵だと捉えられても仕方ない。支援表明はイスラム国には宣戦布告といえる」とコメントした。

 枝野氏も小沢氏も「イスラム国はお友達」と思っているようだが、ヨルダンのパイロット、カサスベ氏がおりの中で生きたまま焼き殺されても「お友達」といい続けることができるか聞いてみたいものだ。
カサスベ氏はヨルダンで死刑を求刑されていたテロ犯との捕虜交換条件に利用されていたが、本人はすでに1月3日に焼き殺されていたらしい。

 死体でも捕虜交換に利用するイスラム国相手にどんな交渉も不可能で、唯一の方法は多額の身代金の支払いしかなかったが、これはアメリカやイギリスから固く禁じられていたので、日本政府としてはどうしようもなかったというのが実態だ。
ヨルダン政府が捕虜交換に応じてくれるか否かが後藤さん救出の最後の望みだったが、ヨルダン政府にはパイロット救出が優先で、しかも殺害された後では交換の仕様もない。

 池内議員は安倍政権をこき下ろしたが、それなら一体安倍政権がどうすれば「心の底から許せる」のか教えてもらいたいものだ。
従来のように多額の身代金を払うのが唯一の方法だというのだろうか。
そうした金は当然ライフルや戦車砲や地対空ミサイルに使用されて、紛争はさらに激化し周辺国の人々の生命や財産をさらに奪うことになるが、それこそが池内議員の望むことなのだろうか。
そうやって身代金を支払って二名が釈放されたら「こんなにも命を大事にする政権」だとほめようということなのだろうか。

 野党議員や週刊朝日や一部の元外交官が「安倍首相の人道支援表明が日本人二名の殺害につながった」と非難するならどうすればよかったか明確に言うべきだ。
絶対にテロ犯を非難していけない。常に妥協しろ。日本は人道支援などしない」と自身の責任で公表して見せれば、私は反対だがそれなりの態度表明になる。

 そうせずただ安倍首相の足を引っ張ることだけしかしない野党議員や週刊朝日や一部の元外交官の言動は実に腹立たしい。
世の中にはどうしても説得しても駄目な集団はいて、それに対抗するのは殲滅以外に手はないことはオウム真理教で学んだはずだ。
もう一度言う。安倍政権を非難するなら「ではどうすればよかったか」対案を示しその有効性について説明してほしいものだ。

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評論 日本の政治 安倍内閣 外交政策」カテゴリの記事

コメント

本日の「非難するなら対案を出せ」は、山崎氏らしくない感情が先行しているとお見受けした。イスラム国関連は解からないことだらけで、今後徐々に解明されるだろう。湯川遥菜氏に関しては情報が意図的に伏せられているし、後藤氏との関係、政府筋との関係も今後でてくるだろう。両人とも政府筋と深くコミットしていたのは疑いない。官邸はイスラム国とのコンタクトはとっていないという。二つ考えられる・・・
① 後藤、湯川の両氏を救出する気はなかった(最初から見捨てた)
② 外務官僚の無能力。ウロウロしているだけであった。
山崎氏は「唯一の方法は多額の身代金の支払いしかなかった」としているが、しからばヨ-ロッパ各国が救出に成功しているのは、日本よりはるかに外交でしたたかとうことになる。情報収集すらできない外務官僚の実態を垣間見た気がする。

「相手の言うことを聞いて知らぬ顔の半兵衛を決め込む」「中東で日本人以外の誰が殺されても関係ない」等は、拙速でかつ脚色が過ぎると思う。あまり単純に決めつけすぎると、事の本質が見えなくなる。又山崎氏は「どんな交渉も不可能で説得しても駄目な集団は殲滅以外に手はない」としているが、あまり相手を一面的に軽く見ると、見誤ると思う。少なくとも「イスラム国」のインテリジェンスは外務官僚の比ではない。交渉以前で負けているのが実態で話にならない。

投稿: 同期の桜 | 2015年2月 6日 (金) 09時11分

池内沙織衆議院議員の発言は チト軽い感じですね!
また 本人のものと捉えるのも 難しい感じがします。
何はともあれ 野党は安倍政権を非難轟々にするか蹴落とすか位しか 手立てがないから
白羽の矢に 彼女が使われたと考えられなくはない! 別段彼女を支援してる訳ではありません!

人々の渦の中で働いてると感じるけど 脅しや圧力で仕事をさせようって空気は 至る所に残ってます!
これは ある面動物が抱えてる本能みたいなもので これに賛同する人達が出てしまうのも現実でしょうね
シートベルトを 100%のドライバーにさせるのは 先ず無理だろうってな話を 行政の方に聞いた事があります
この意味には それが含まれています

イスラム国や北朝鮮の事は賛同出来ませんが 時折 安倍政権なりに 良い切り札を出すから (パククネは 暫く大人しいと思う)
これからの 外交に 期待したいと感じてます!( ̄▽ ̄)

投稿: kuwankahn | 2015年2月 7日 (土) 06時08分

池内沙織さんの発言には、ふたつの事を感じました。
一つは、人間としてのあさましさです。
二つ目は、日本の言論の自由さです。
日本に生まれてしあわせだと思いましたね。
この自由を築いてくれた、戦後の日本の政治家さん達に感謝しています。
更に世界中の人から、心から尊敬される日本を創造してほしいと思っています。

投稿: はまなす | 2015年2月 7日 (土) 18時10分

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