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(27.2.1)おゆみ野の住民参画運動 ベンチの補修は住民の手で

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 最近住民が自らの労働力で道路や水路の整備をしている話をよく聞く。長野県下條村の事例が特に有名でそれをNHKが放送していた。
すでに1000か所以上の土木作業が住民の手で行われ、業者がするよりもはるかに安い金額で実施できるために、村は残った予算を子育て支援等に振り向けていた。教育費も医療費も安いため都会から移り住む人も多く村の活性化につながったと伝えていた。
現在日本の過疎問題に対する一つの解答だろう。

 私の住んでいる千葉市もご他聞に漏れず財政は火の車であり、最近まで無料だったごみの収集費用をごみ袋購入時に上乗せになったので、私が使用している45Lサイズ1枚36円になった(それまでは数円だった)。
かつてはすべて市に頼っていれば生活できたがそうした時代は終わって、今は住民が市を助ける時代に変わってきた。

 私は定年後おゆみ野クリーンクラブを立ち上げてメンバーと遊歩道のごみの清掃やベンチが腐るのを防止するための防腐剤の塗布や遊歩道の芝の芝刈りを実施してきたが、昨年から本格的な公園のベンチの補修にとりかかった。
ここおゆみ野は開発されてから約30年ほどたっているが、当初設置された公園や遊歩道のベンチの痛みははなはだしく、とても防腐剤の塗布程度ではもたない。
市の公園事務所も懸命に補修をしているものの予算不足もあり、人の手配も資材の手配も思うように実施できず、公園はひどく裏さびた状況になっていた。
こりゃ駄目だ。何とかしよう・・・・・・

 昨年からベンチの補修を住民の手で行うこととした。ベンチの補修は木材を購入して木材部分は全部新しくして、台座はごみを落としてから塗装をし直している。見た目には新品同様に出来上がり、補修が終われば市の公園事務所の管理者にチェックしてもらい問題がなければ住民に開放するという仕組みにした。
この作業を私は長い間したかったのだが、いままで今一つ技術に自信がなかった。木材を適切な大きさに切断して、防腐剤を塗り、古くなった木材をすべて取り換えればいいだけだが、ねじ穴の場所をうまくセットしたり、安全対策のためにねじの出っ張りをナットでうまく処理しなければならないので、実際にやってみるとかなり苦労する。

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 この作業をする気になったのはカーペンターオクさんが一緒に作業をすることになったからで、オクさんはある日本でも著名な会社のサラリーマンだが、本来は大工志望だった人である。
いまでも自家用車に大工道具一式を積み込んで祭日はおゆみ野の森の遊具を一人でこしらえていた。
山崎さん、一つベンチの補修もしてみませんか」オクさんから提案を受けたがオクさんとならうまくいくので嬉しくなって実施することにした。

 緑区の住民支援事業17万円の支援をもらって木材やねじ等の資材費はこの予算でまかなうことにした。
すでに昨年中に夏の道公園10基のベンチの補修が終わっている。この3月までに後6基程度の補修はできそうだ。
市が補修を業者に依頼すると7万5千円程度かかるそうだが、私たちが自分たちだけですると資材費だけだから1万円から1万5千円程度で済む(木によって値段が違う)。
単純計算で5分の1から7分の1だから市の補修予算の50万円から60万円程度はこの作業で浮かしたことになる。
俺たちもなかなかやるじゃないか。うまくすれば毎年100万円程度は市へ財政プレゼントができる!!」

 当初は二人だけで実施していたが最近はクリーンクラブの他のメンバーや公園を守る会の人たちも協力してくれているのでだんだんと広がりを持ってきた。
数年のうちにおゆみ野周辺の公園と遊歩道の古くなったベンチすべてを新品に代えられそうだ。
おゆみ野の住民参画事業長野県下條村レベルになりつつある。

 

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コメント

いい取り組みですね。見習いたい事業です。仲間をどのように募るか、補修をする姿を見て手伝ってくれる人が出てくればよいですが。意識の高い住民が何人か参加することによって、他の住民を巻き込んでいければいいと思います。面白がって、楽しんで参加するようになれば、持続するでしょう。まずは思いを同じくする人をどう見つけるか、参考にさせていただいています。

(山崎)一番重要なのは大工仕事が上手な人を見つけることです。秋田さんが得意であればそれが一番なのですが。

投稿: 秋田 治 | 2015年2月 1日 (日) 09時30分

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