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(26.12.20) お粗末でした、STAP細胞なんてなかったよ!!

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  世紀の大発見が結局は茶番だったことが確認された。
小保方氏が発見したとされるSTAP細胞のことである。STAP細胞とは通常の体細胞を約25分間弱酸性の溶液につけるだけで万能の幹細胞に変わったとされた細胞に付けられた名前だが、理研の科学者や小保方さんがいくら頑張ってもSTAP 細胞はできなかった。

 小保方さんの説明では過去200回以上STAP細胞の作成に成功したことになっているが、厳密な実験環境下では一回も成功することができなかった。
厳密な環境下とは監視カメラが設置されている実験室のことである。
くやしいじゃない、監視カメラさえなければいくらでもSTAP細胞が作れるのに」小保方さんの心境だろう。

 今回のSTAP細胞騒動ではこの研究を陰で支え、大々的な発表まで行った副センター長の笹井氏がこの5月に自殺しているが、その段階で多くの日本人はSTAP細胞が存在しないことを確信した。
後は理研が正式にSTAP細胞の存在を否定するだけになっていたので今回の発表に驚いた人はおらず、かえって発表の遅さに驚いたというのが実態だ。

 小保方さんが論文で発表したSTAP細胞の映像は実はES細胞であった可能性が高い。ES細胞とは受精卵を使用して作る万能細胞だがこちらの技術は確立していて実験設備が整っていれば科学好きの中学生や高校生でも作ることができる。
小保方さんのSTAP細胞もこのES細胞を意図的にか誤ってかは判断できないが、STAP細胞として発表したもので、世紀の誤報といえるものだ。

 しかし考えてみれば体細胞が弱酸性の溶液に浸すぐらいで万能細胞に変わってはそれこそそちらの方が問題だ。
食べ物など弱酸性のオンパレードで肉も魚も玄米も弱酸性だし、果物も基本的には酸性だ(食べると弱アルカリ性になる)。
もし25分程度弱酸性にさらすだけで通常の細胞が万能細胞に変ったら、口の中に手や足や肝臓や胃ができてしまいほとんど魑魅魍魎の世界になってしまう。私などしばしば胃酸過多になっているから胃の中に手ができていたりしてしまう。
実際はそうならないのは一旦体細胞になれば幹細胞に逆戻りすることがないからで、それをするためにはiPS細胞のように複雑な遺伝子操作が必要になる。

 何か今回の騒動は1930年代のソビエトロシアで起こったルイセンコ学説の騒動に似ている。当時ソビエトの農学者だったルイセンコが春まき小麦を秋にまくと秋まき小麦に変化し、その変化した形質(獲得形質)は遺伝するとした学説だ。
スターリンが大々的に宣伝したので世界の左翼系学者が飛びついた。
実際は低温処理で発芽時期を変えただけだったが、私が高校生のころの教科書(約40年前)にはこのルイセンコの説がまだ載せられていた。

 また日本の最近の事例では旧石器時代の石器を次々に発見したと言われた藤本新一氏の例がある。藤本氏は年代の古い石器を次々に発見し、ついには日本の旧石器時代は70万年前まで遡ることになったが、実際は藤本氏が埋めていたので旧石器時代は平成時代に逆戻りしてしまった。

 やはり常識的に考えてあまりにもありえない説にはよほど用心してかからないとペテンにだまされてしまう。小保方氏がペテン師だったというのは言い過ぎで単なる未熟な研究者だったという方が当たっているようだが、理研ももう少し冷静であったらここまで恥を世界にさらさなくても済んだのにと残念でならない。
 

 
 

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評論 日本の経済 医療分野 iPS細胞、STAP細胞」カテゴリの記事

コメント

基礎研究と応用研究の違いですね。
基礎研究というのは再現原理の追及ですから、実験手法からデータ取りまで
厳密な環境の中で行われますが、
応用研究の場合は、要は実用に役立てばいい、という姿勢で行われますから、
「できた」ということが総てで、原理の解明までは要求されません。
小保方さんがやっていたのは応用研究ですね。
この程度の失敗は、応用研究の分野では日常茶飯事なのですから、
許してやったらいい、と個人的には考えています。

投稿: 三太郎 | 2014年12月20日 (土) 16時13分

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