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(26.12.31) 2014年は世界史の転換点だった。 日本の復活と中国の凋落

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 2014年
は世界史に残る年になるかもしれない。今から100年前に第一次世界大戦が勃発し、それがシュペングラーの言う「西洋の没落」の年だったが、2014年は新興国と資源国が没落した年だった。中国とロシアがピークアウトしたからだ。
これが本当に100年前の事件に匹敵するかどうかはもう少し時間をかけてみないと分からないが、10年や20年の単位で見れば確実に潮目が変わった年になるだろう。

 中国経済は公表された統計数字とは別に信じられないような経済失速に陥っている。飛行機で言えば高度計は1万メートルを示しているのに、、目の前に海面が近づいているようなものだ。統計数字はすべて政治的数字だから中国経済の実態をまったく反映していない。
何てことだ、これなら計器なしの飛行のほうがもっとましだ!!」パイロットの習近平氏がコクピットで悲鳴をあげている。
2015年にはいまだに中国経済が好調と思っている企業は地獄を見るだろう。

 資源国ロシアの凋落も著しい。こちらは国家予算のほとんどを石油と天然ガスに頼っているのでもはやどのように細工をしても対応できなくなっている。プーチン大統領は「今まで溜め込んでいた4000億ドルがあるから大丈夫だ」と見栄を張ったが国立銀行総裁は真っ青だ。
ロシアや中国の場合統計上の数字と実体が乖離する最大の理由は頭の黒いねずみが国庫金をちょろまかしていて、実際に金庫を開けるとからと言う場合が多すぎるからだ。
あるべき資金が無ければ国立銀行総裁が真っ青になるのも無理は無い。

 資源価格が急落した最大の理由は中国経済の失速である。中国では石油集団グループが利権化しており、国家のためでなく利権集団のために石油や天然ガスの輸入を行っていた。現地の独裁者と組んでピンハネをするためである。
これを習近平主席が汚職撲滅の一環として停止させたとたん、世界の石油市場から中国人のバイヤーが消えてしまった。もともと不必要なものを輸入していたが実需に戻ったからだ。

 ここ20年近く中国経済に振り回されていた世界が急に中国が撤退を始めたために激変している。隣の韓国はパク・クネ大統領が中国と心中をしてもいいくらい相思相愛になっていたが、本当に曽根崎心中になってきた。
韓国経済の花だったサムスン電子はその中国でスマートフォンがぱったり売れなくなったためにソニーに近づいてきた。
かつてサムスンという優良企業が韓国にあった」という時代になりつつある。

 一方で日本の復活は著しい。安倍首相のアベノミクスは紙幣を印刷するだけの政策だが、これによって日本の円は急激に安くなり輸出産業が大復活してきた。輸出産業はどこも過去最高益をたたき出し、パナソニックもシャープも回復軌道に乗った。
投入された資金は株式と不動産に流れ込んでおり株式も不動産も一斉に鎌首を上げている。
本来なら円安は輸入価格の上昇によって国内物価を引き上げ庶民は怨嗟の声を上げるところだが、石油や天然ガスやコモディティが中国経済の失速で一斉に値下がりしているためそうした声も聞かれない。
アベノミクスは絶妙のタイミングで発動されたことになる。

 日下公人氏は「日本の世紀が始まった」と公言しているが、攻守が交代したことは確かだ。
中国のバブル崩壊の後始末には日本の失われた20年程度はかかるから今後資源をがぶ飲みする余裕はない。ここ20年近くは資源価格は安定し日本の輸出産業は世界を席巻し中国は国内問題で精いっぱいになって海外進出する余裕すらなくなるだろう。
もしかしたら長谷川慶太郎氏の言う中国の崩壊もあるかもしれない。
隣の韓国ではパク・クネ大統領がつるし上げに会いそうだ。
なぜ、落ち目の中国に寄り添ったのか」ほとんど国会はマヒ状態になるだろう。
だって、統計数字では中国は大飛躍してるじゃない
大統領、中国の統計数字は豚も食わないのですぞ!!」
何よ、豚もおだてりゃ木に登るのだから統計数字ぐらい食うわよ!」
韓国では国家的事業として豚が統計数字を食うかどうかの実験が始まりそうだ。

 2014年が過ぎて2015年になれば誰もがこの状況を理解できるようになるだろう。
そして誰もが言うに違いない。
そうか2014年が世界史の転換点だったのか!!!!」
 

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