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(26.12.4) 格付会社が何といおうと日本国債は健全だ!! ばかげたムーディーズの日本国債の格下げ

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 私はいつも笑ってしまうのだが、アメリカの格付会社による日本国債の格付ほど茶番劇はない。なぜこれが茶番かと言うと世界最大の債務国のアメリカが世界最大の債権国の日本の国債を格付しているからだ。反対ではないかと思う。

 このたび格付会社ムーディーズは日本国債の信用度を上から4番目から5番目に一段階落とした。
理由は「消費税増税が遠のき財政赤字削減目標の達成可能性に不確実性が発生した」からだという。理由そのものはいたってまっとうだから「はいその通りですね」と答えざる得ないが「だから何なの??」というのが偽らざる感想だ。

 ムーディーズS&Pの格付にだまされてサブプライムローン債権に投資し、リーマンショックで手痛い目にあわされた投資家からは「まだムーディーズは自分の格付が信用されていると思っているのか?」と鼻じらむところだが、実際にこの格付は日本のような債権者にとってはほとんど何の意味も持たない。
格付が効果を発揮するのはアメリカ市場で社債を発行する時のような借り入れが発生する場合で、その時は格付が高いと低金利で資金調達ができる。
だからアメリカ市場で資金調達をしなければならない企業や国家は当然格付に敏感になる。

注)もう一つ市場でドルを調達する時も低格付の金融機関は相手にしてもらえない。

 しかし日本は反対に世界最大の債権者でもっぱら貸し手だ。考えてもみてほしい。貸し手が債務者から格付される理由がどうしてあるのだろうか。
最も日本国自体は世界でもまれに見る借金体質であるが、この資金は基本として日本の金融機関から調達する。
国は貧乏でも国民や企業は金持ちだからそうした資金が金融機関に集まり、その資金を日銀は金融機関に国債の割り当てを行って購入させている。

 これは本当の話で一応入札の形式をとっているが、もし国債の販売が危ういと想定されると日銀は主要な金融機関に秘密裏に談合を持ってこの国債購入を了承させている。
特に郵貯のような国家の金融機関などは言い様に使われてバランスシートの資産は国債だらけだ。
だから日本国債は別にアメリカの市場で売る必要はないので格付が何であっても全く関係がない。
まあ、かってにほざいていろ」というのが財務官僚や日銀の本音だ。

注)日本は基本的に談合社会で表面的には競争のスタイルをとっていても実質的には談合ばかりだ。談合とは「話し合い」で「話し合って決めたことはすべて正しい」というのが日本のメンタリティーになっている。

 だがこの日本の恵まれた立場は経常収支が常に黒字の間だけでこれが赤字に転じると急に世間があわただしくなってくる。だから政府日銀としては何としても経常収支だけは黒字にとどめておきたいのだ。
ここ数年日本の貿易収支は赤字が定着し、貿易外収支投資収益)でかろうじて貿易収支の赤字を埋めて経常収支を黒字にするという低空飛行が続いている。

 安倍政権はこの窮状を乗り切るため徹底的な円安政策に舵を切り日銀は日本円を刷りまくっているが、すべては輸出を復活させて貿易収支を黒字化する目的で、そうでないと格付を無視して国債を発行し続けることができないからだ。
日本政府の財政が成り立つ条件がこの経常収支黒字で、このところイエローランプが点灯していたが、ここに来てようやく貿易収支の赤字が底を打ち黒字に向かう傾向が現れている。

 何度も言うが、安倍政権は実に運がいい政権だ。再び貿易収支の黒字が定着すれば財政再建を無視して赤字国債を発行し続けるけることができる。
君たち民間が稼いでくれた金はすべて政府が借り受ける。これで日本国は回るのだ!!」安倍首相の高笑いが聞こえるようだ。

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評論 日本の経済 安倍内閣 経済政策」カテゴリの記事

コメント

日本が外国から借金していなくても、国民から税金という形で資金を徴収して国民に返済することは、日本国債を国がただの紙切れにしたのと同じだ。
日本国民が税として取りあげられたマネーは国債の返済時に日本国民に返される。
国の借金返済の全過程の後では国民のマネーは増えもしなければ、減りもしないが、国債は消滅している。民間の資産だった国債は完全に揮発してしまう。

偽札をあてがう返済でも、返済放棄でもいずれにせよ、国債は揮発する。貸し手は財産を失う。国債で金融資産が水ぶくれしていたことに気づくのはこのときだ。

当然、こうなれば、国は信用をなくし、低金利の借り入れが不可能になり、借りるのをあきらめて、自前で紙幣を印刷し続けるしかなくなる。これは貨幣経済がまったく意味をなさなくった状態だ。

現在、低金利が続いているのは信用システム維持は増税しかないと専門家が確信しているからに過ぎない。

投稿: pij | 2014年12月 6日 (土) 06時18分

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