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(26.12.21) キム・ジョンウン書記暗殺映画 世紀のヒットになりそうだ!!

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 今年見るべき映画の一番押しは、ソノー・ピクチャーズが作成した「ザ・インタビュー」に決まったようだ。
この映画は北朝鮮の独裁者キム・ジョンウン第一書記を風刺した映画で、書記の暗殺計画をコメディ仕立てで制作されているという。
かつてチャップリンがヒットラーを風刺して作った「チャップリンの独裁者」の現代版だ。

 この映画をソニー・ピクチャーズはクリスマスに合わせて公開しようとしたが、11月24日から北朝鮮サイバー部隊の集中攻撃にあって多くの内部資料が流失してしまった。相当規模の情報が流失し、俳優に支払った出演料の情報もあるらしい。
北朝鮮としてはこのような映画が放映されてはキム第一書記の権威が世界的に失墜するので阻止に国運をかけた。

 サイバー部隊を前にキム第一書記が訓示を垂れた。
精鋭なるサイバー部隊に次ぐ。どのような手段でもよいからこの映画の上映を阻止しろ。もしそれに失敗したら君たちは張成沢と同じ運命をたどるだろう!!」
 

 サイバー部隊は入手した資料を脅しの材料につかっており、「もし上映を強行すればすべての資料を全世界に公開する」と脅迫している。
ソニー・ピクチャーズはこの脅しに屈服して劇場公開を見送ったのだが、これに対してオバマ大統領がかみついた。
報道の自由への挑戦であり、ソニーは北朝鮮に屈服すべきではなかった」と語気を荒げた。

 実は私は今期の攻撃が北朝鮮サイバー部隊のものであることに驚いた。中国のサイバー部隊がアメリカの企業や公官庁のサーバに侵入して情報を盗みだしていることは常識だが、北朝鮮はまだそのレベルに達していないと思っていたからだ。
しかし今回のソニー・ピクチャーズに対する攻撃を見ると北朝鮮のレベルが非常に向上し中国サイバー部隊並みになってきたことが分かる。

 亡命した北朝鮮の情報部隊の将校の話では北朝鮮サイバー部隊の要員は約3000名で、北朝鮮ではエリート部隊なのだそうだ。
ソニー・ピクチャーズと北朝鮮のサイバー戦争はオバマ大統領が国家の安全保障の問題と位置付けたため、北朝鮮対アメリカの対立ということになった。

 オバマ大統領は「報いを受けねばならない」と述べたが、アメリカとしての報復手段はかつてイランの核施設に侵入してそのウラン濃縮施設の破壊を行ったが、そうした種類のものになるだろう。
北朝鮮の原爆製造施設やミサイル施設に対する大々的なサーバー攻撃になるはずだが、しかし残念なことにこうした施設はインターネットから切り離されている
だから回線を通じて侵入するのは不可能で、イランで行ったようにUSBメモリーにウィルスをしのびこませてオペレーション・システムを破壊する方法しかない。

 インターネットこそはアメリカが戦略的に敷設した一種の謀略システムで、これによって世界中の情報を集めることができるようになったが、北朝鮮のような情報後進国ではインターネット回線そのものがほとんど存在しない。
張られているのはサイバー部隊のような特殊な場所だけだから、アメリカのせっかくの戦略も効果を発揮することができないのが何とも悔しいに違いない。

 しかし今回の騒動で「ザ・インタビュー」は世界中の映画ファンが待ち望む映画になってしまった。私も是非見たいものだと思うが、映画館で上映されないのであればパソコンにダウンロードするという方法もあるのだから、そうなったら真っ先にダウンロードしようと思っている。

 

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