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(26.11.26) 新興国で自動車販売が急ブレーキ 地球の環境改善には朗報

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 ここにきて新興国市場の自動車の販売台数に急ブレーキがかかっている。新興国経済そのものが下降局面に入っているので自動車販売の低迷はその反映なのだが、自動車が売れているのはアメリカだけだ。
中国では14年上期は8%台の伸び率だったが日を追って伸び率が低下しており、14年10月の新車販売台数は対前年同月比2%台に落ちた。このままいけばマイナスの販売台数になるかもしれない。

  中国以外の新興国はさらに販売が不振でブラジルもロシアもインドも自動車販売台数は対前年比マイナスに落ち込んでいる。
世界全体では14年度2%の成長が見込まれているが、実際に売れるのは良い車だけで新興国が開発した安くて性能の悪い車はさっぱり売れなくなってきた。

 
 世界最大の自動車市場中国で異変が生じているのは不動産価格が急激に下がって、今まで不動産価格上昇で舞い上がっていた階層がすっかり元気をなくしたからだ。
思い切ってシャドー・バンキングから高利の資金を借りてマンションを購入したのに、毎月のように価格が下がっては利息も払えないじゃない!!!」
中国の小金持ちが悲鳴を上げ、自動車購入どころではなくなった。

 しかしこの新興国での自動車販売の不振は世界の環境問題から見ると実に好ましい傾向だ。
現在中国の各都市は自動車の排気ガスで街全体の視界が消え、ぜんそく等の健康問題が深刻化している。習近平主席はAPEC開催期間中は自動車の運行を半分にさせ工場の稼働をストップさせて青空を演出したが、APECが終われば元の木阿弥だ。

 これは中国だけでなくインドのニューデリーも同じで視界が効かなくなっているし、東南アジアのタイやマレーシアやインドネシアやフィリピンでは自動車があまりに多すぎて、日本人などは道を横断することもできなくなっている。
これは増えすぎた自動車に対し道路等のインフラが追いついていないからだが、自動車の増加傾向に歯止めがかかりインフラの整備が追い付くことができればバランスの取れた社会に戻ることができるだろう。

 それに何よりも地球温暖化問題の解決にも役立つのだから中国をはじめとする新興国の自動車販売、それも排気ガスをばらまく低価格車の販売にストップがかかったのは何より喜ばしい。
時あたかもトヨタが水素と酸素だけで走る燃料電池車の発売を来月から始めるという。
酸素と水素が結合して水ができる時にエネルギーを放出するからだが(これは水の電気分解の反対の作用)何とも素晴らしい夢のような自動車だ。
今のところ価格が高価で(500万円台)で、さらに水素の供給ステーションが未整備という問題があるが、近い将来この夢の自動車の時代になるだろう。

 世界の新興国から青空が消えて久しいが、化石燃料を使用している限り青空を望むのは無理だ。
トヨタの頑張りで自動車燃料が化石燃料でなくなる時代が今そこに来ていることは何とも嬉しい限りだ。

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