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(26.11.5) 最後の帝国主義国家中国 次は沖ノ鳥島を狙え!! 中国漁船の出没の理由

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 またぞろ中国漁船による挑発が始まった。尖閣諸島では中国漁船が海上保安庁の船にわざと当て逃げを図り、野田政権はその対処として尖閣諸島を国有化して中国との国際問題になった。
あの時の船長は中国海軍の息のかかった海上民兵と呼ばれる人種で、かつて日本にも満州浪人という非正規の軍人がいたのでイメージがわくだろう。

 小笠原諸島と伊豆諸島の周辺に約211隻の漁船が出没しているが、こうした漁船にはレーダーが搭載されている。
日本では漁船がレーダーを搭載しているのは当たり前だが、中国ではレーダー搭載に中国海軍の許可がいる。
もともとは漁船を偽って密輸を行ったり、ボートピープルを運んだりしていたからだが、現在はこうした船は海軍の先兵となって一種の破壊活動を行っている。
中国が問題を起こす時にはまず海上民兵ありだが、今回の目的もやはり尖閣諸島と同様だろう。

 サンゴそのものは中国では金持ち階級が縁起物として競って購入するから、サンゴの密猟そのものもお金になるのだが、しかし211隻で押し寄せるというのは海上保安庁を挑発しているのだ。
取り締まりをしてみろ。船をぶつけて国際問題化してやる!!」

 
ここ小笠原諸島には中国が日本領として認めていない沖の鳥島がある。沖ノ鳥島と言っても普段私たちは「そんな島があったけ」という感度だが、日本の最南端の領土でここ数年の温暖化等の影響でほとんど海底に没してしまいそうな島だ。
日本はここを島として日本領としているが、いつものように中国と韓国が「それは岩であって島でなく、したがって沖の鳥島周辺は公海である」と主張している。

 以前石原元東京都知事が中国からの侵略を防止するために護岸工事をして岩が水没しないように周りを囲んだ。映像で見るとあるかなしかの岩だが、水没してしまえば島と主張できず日本本土と同じ大きさの排他的経済水域を失う。
ここはサンゴの宝庫であり、将来的にはメタンハイドレード等の海底資源の宝庫になるかもしれない。

 
沖縄近海や尖閣諸島周辺では日本の海上保安庁や海上自衛隊が警備を厳重にしているので、漁船が出張る余地がなくなった。
ここは正規軍が対峙する海だからだ。
そこで今回は手薄な小笠原諸島近海に出没して問題を起こし、この沖ノ鳥島は公海であると主張しようとしているのだろう。
俺たちは公海上でサンゴを採取しているので、日本にとやかく言われる筋合はない!!」

 もう一つの目的は中国海軍の陽動作戦だ。漁船を警備が手薄な小笠原や伊豆七島方面に出かけさせ、尖閣諸島周辺に集中している日本の海上保安庁や海上自衛隊の警備を尖閣から小笠原に向かわさせるようとしている。
あまえら、小笠原に行ってひと暴れしてこい。あそこは日本の警備が手薄だからサンゴは取り放題だし、あわてて監視船を小笠原に向けるようになれば尖閣周辺が手薄になる。一石二鳥よ!!」

 満州事変と同様のパターンなのだ。かつて日本の軍国主義者がこうして他国の領土を奪ったが、今は中国の軍国主義者が関東軍の轍を踏んでいる。
経済的利益と軍事的利益の両方を狙うのが海上民兵の役割で、民兵にそうした汚い仕事をさせておいて問題がこじれれば中国海軍が出てくるという算段だ。
何ともアナクロニズムだが、それが最後の帝国主義国家中国の本質でもある。

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