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(26.9.30) 香港の学生運動 中国の未来を占う試金石

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 学生運動などと聞くと私が学生であった50年前を思いだしてしまう。当時は全共闘系学生が東大の安田講堂に立てこもり果敢な闘争を行っていた時期だが、あれから50年日本では学生が政治の主体になることはなくなった。

 ところが海外に目を転じてみると以外にも学生が立ち上がっており、アメリカではウォール街を一時占拠した我々は貧しい99%という運動や、タイの政変たたしこれには多くの市民も参加していた)、14年3月の台湾の国会占拠事件があったが、今は香港が燃えている。

 香港の場合は香港のトップである行政長官選挙をめぐる戦いで、次期行政長官選挙は2017年に実施するが、この時に行政長官候補者の事前審査を行うことを中国政府が決定したためおおもめになった。
事前審査とはていのいい民主派候補外しで「これで香港は完全に中国のものになる」と中国政府は安堵したが、おさまらないのは香港市民、その中の学生で「50年間の自治の約束はどうした」と立ち上がって、高速道路等を占拠した。

 香港が返還されたのは1997年だから50年間の一国二制度の自治権は2046年まで保障されるはずだったが、もちろん中国政府はそんな気持ちはない。
香港が中国の唯一の金融市場で金のなる木であればそれでもそっとしておくのだが、最近の上海金融市場の躍進によって香港のウェイトが相対的に低下してきた。
今だ、香港の自由な空気をつぶしておく絶好の機会だ」と中国政府は判断したのだろう。

 学生は高速道路の占拠に続き、10月1日に香港の金融街セントラルを占拠して金融活動をマヒさせると宣言しているが、これを現在の行政長官リョウ振英氏が実力で学生を排除しようとしている。
リョウ氏は中国政府の犬だから、当然こうした行為を認めるはずがなく、高速道路を占拠していた学生を催涙弾等で強制排除していたが、セントラル占拠においてもゴム弾も使用して排除するつもりだ。

 問題は今回の学生運動を天安門事件と同様抑えきることができるかどうかで、今中国各地ではいたるところで中国政府に対する反対運動が起こっている。
特に激しいのがウィグルでつい最近も死者50名の自爆テロ事件があったばかりだ。
習近平政権も国民の不満の抑え込みに懸命で、特に国民の反発を買っている経済犯罪者の摘発を行っている。

注)ウィグルの自爆テロ事件については中国政府が報道管制を敷いていて詳細は分からない。

 「習近平氏の虎退治」がそれで、最近国外に逃げてしまった経済犯102名を逮捕拘束したと発表した。内容を見てみると12億円着服してタイに逃げ込んでいた経済犯逮捕が大々的に報道されていたが、私はあまりの小物の逮捕に驚いた。
石油閥の周永康氏といった政府高官を歴任した人物は兆円単位でネコババをしているのだから、これはあまりに小物でせいぜいラットを捕まえたと言った程度だ。

 だがそうでもしないと国民の不満を抑えることができないのが現在の中国政府で「経済犯罪者は許さないから、国民よ、許してくれ」といっているのだ。
一方香港の学生運動は中国国内で発生している騒動が(中国本土と異なり最も明確に見える形で発生しているのだから、この帰趨を見ていくと中国の将来が読めるという意味で重要だ。

注)習近平氏の虎退治の詳細は以下参照
http://chiharadaisoyukai.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-3d03.html

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ(一部コースの変更)。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

下記のルートを一部変更しております。当日かずさ道で敬老会が行われるそうで調整を行ったものです。具体的なルート変更は当日説明いたします(26.9.28)。


ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 

 

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