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(26.9.20) 調査捕鯨再開か禁止か。捕鯨の時代の終わり!!

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 もう止めた方がいいのではないかと思う。調査捕鯨のことである。日本は1987年から南氷洋で調査捕鯨を行ってきたが、これは1982年に国際捕鯨委員会の総会で商業捕鯨が禁止されたことに伴う代替措置として認められたものだ。
しかしこの調査捕鯨は捕鯨国と反捕鯨国との妥協の産物で、捕鯨国(この場合は日本)は調査の名を借りた実質捕鯨をめざし、反対に反捕鯨国は厳密に調査だけを実施させるつもりだったから、その後いざこざが絶えなかった。

 オーストラリアは反捕鯨国の先鋭的な国であり、特に先の労働党政権時代は国を挙げて反捕鯨活動を推進し,シーシェパードは実質的にオーストラリア政府の別部隊(昔でいえばイギリス王室の別部隊だったネルソン提督の海賊集団)だった。
しかし現在の自由党政権になってからは、もっぱら法廷闘争に切り替え政府公認の海賊行為は基本的に止めた(ただし提訴そのものは労働党政権時代に行っている)。
そして14年3月の国際司法裁判所の判決では「南極海の調査捕鯨の中止」を求める判決が下された。

 私は日本政府がこの判決に従うと表明していたのですっかり南氷洋での調査捕鯨は禁止になるのかと思っていたら、どっこい「そうはイカの金玉」だった。
日本政府の解釈は、判決は調査捕鯨そのものを禁止したのではなく調査捕鯨のあり方を禁止したもので、ミンククジラ251頭(13年度実績)捕獲する方法から数を減らして調査捕鯨を再開すると表明したものだから1WC(国際捕鯨委員会)総会が再び大混乱になった。

 反捕鯨国としたら怒り心頭に発したのだろう。
今度はニュージーランドに反捕鯨の旗振り役をさせて、日本が提出する調査捕鯨計画書の審査は従来のIWC科学委員会(1年に1回開催)だけでなく総会(年に一回開催)の了承を得ることを条件にする決議を採択した。
総会ならば絶対に日本の調査捕鯨計画書を未承認にすることができるからだ

 決議そのものは拘束力はないが国連決議と同じで日本国憲法前文で「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」なんて言っている手前、「IWCの決議などへのかっぱだ」と居直るわけにもいかない。それをすると松岡洋右になってしまう。

 私の個人的見解は調査捕鯨は中止すべきだと考えている。日本人は鯨肉を食べないと餓死するわけでなく、単なる伝統的な趣味でこの鯨肉を食しているだけだが、趣味というには悪趣味になってきた。
これと似た問題で犬肉の食文化が中国と韓国に残っていて世界中から非難されているが、昔はほとんどの国で犬を食べており日本も同様だった。

 しかし現在では犬肉を食するのはひどい野蛮人でイギリス人などは人肉文化と同じように毛嫌いする。「犬のような人間の同伴者を食するなんて信じられない」という感情だが、実際はイギリスでも昔は犬を食べていた。
結局何を食べて何を食べていけないかはその時代の風潮に左右されて今では鯨肉を食するのは人道(鯨も人間と同じと考えている)に反する反社会的行為とみなす国が増えている。
実際IWC加盟国88か国の中で、捕鯨賛成は39か国、反対は49か国で毎年のように賛成国が減少している。

 さらに言うと鯨肉ほどまずいものはない。私が小さかった頃は肉といえば鯨肉だけだった。あのごつごつした筋ばかり多い鯨肉は噛むのも大変で、私は幼児期に「この鯨肉を食べない生活をしたい」といつも思っていたものだ。
鯨肉は貧困の象徴でこれを食べなくなるのが生活向上のシンボルだった。
今では鯨肉は高級食材だが、私はかつてのあの鯨肉を忘れることができない。決してうまいとは言えない食べ物で、かつ世界中の多くの人が鯨を人間と同じように感じているのだから、もはや捕鯨の時代は終わったといえるだろう。
犬を食べないように鯨を食べないのが文明国の証ならそれに従うのが正しい態度だ。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

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評論 日本の政治 食糧問題」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、捕鯨問題の本質は、白人至上主義です。だから日本政府も簡単には、引けない部分があるのです。
アメリカのイヌイットの人達も捕鯨をしているのですが、アメリカは固有文化のとして認めています。
なぜに日本の固有文化でもある捕鯨は認めないのでしょうか?
私的には、IWCを脱退して堂々と捕鯨すれば良いと思います。
先進国(白人)の考え方が正しいと考えない方が良いと思います。
犬食するのは、韓国・北朝鮮・中国だけでなくベトナムなどでも食べられています。
たぶん東南アジアでは食べている国もそこそこあると思います。
人間が進化の過程で犬を飼っていたのは、いざというときの非常食の部分もあると思います。
自分が食べない(嫌い)だからやめなさいは、違いますよね。

投稿: yoko | 2014年9月20日 (土) 16時55分

謹啓 クジラ捕鯨は 鯨の 養殖 。
和歌山県 太地町 クジラ牧場。 クジラの えずけ などで、マグロの養殖などと同じように解決します 。餌は 沖アミ イカETCです。コクジラを 瀬戸内海等に 網を 張って ミンククジラ等のコクジラを 養殖します。水産省ETCの 許可は得ております。

投稿: 岡田健一 | 2014年9月23日 (火) 20時19分

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