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(26.9.29) 巨大災害 火山大爆発の時代と御嶽山噴火

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 先日NHKスペシャルで巨大災害 火山大爆発 迫りくる地球規模の異変」という番組を放送していた。
火山学者の話では地下のマグマだまりが巨大に膨れ上がっている場所がいくつもあり、いつ噴火してもおかしくないのだという。
アメリカのイエローストーン公園の地下や、かつてポンペイを一瞬のうちに飲み込んだべスビア山インドネシアの火山群がそうだというのだが、ここ日本では9万年前の阿蘇の大噴火以降大爆発というものはないのだそうだ。

 しかしそのことは一方で地下に巨大なマグマが存在している可能性が高く、地震学者は地下で発生する地震波を測定したり、地面の上昇速度、地表温度の変化等でその爆発の可能性を予測する努力をしている。
だが実際は爆発は突然発生することが多く、今回の木曽の御嶽山の爆発も気象庁では事前に予測ができなかった。

 日本の火山活動はマントルの沈み込みが原因で、マントルは地下100kmに達すると高圧と高温でマントルに含まれていた水が爆発的に動き出し、周りの岩石を溶かしてマグマを生み出すのだという。
そしてこのマントルから作り出されるマグマには最初から多量の水が含まれているため、マグマが上昇するにしたがって水蒸気になって膨張し、水蒸気爆発を引き起こすとゲストの研究者が説明していた。

 今回の木曽の御嶽山の噴火活動も水蒸気爆発だと言われているが、噴火にはこのほかに水蒸気とマグマが同時に出るものと、もっぱらマグマだけという3種類の噴火形式があるのだそうだ。
映像では噴煙が高々と上空に吹き出し、斜面に沿って山肌を滑り降りていた。
御嶽山頂上には噴火当時約250名の登山客がいたと想定されているが、今現在判明した心肺停止者実際は死亡者)は約30名となっているものの本当の数は誰にも分からないというのが実態だろう。
頂上付近は今なお噴火活動が続いているから、救助しようにもレスキュー隊も近づけない場所もある。

 問題は今回の木曽御嶽山の水蒸気爆発がここ9万年にわたって静かだった日本の火山活動の再活性化の端緒になるかどうかだろう。意外なことだがここ9万年は火山活動という視点から見ると火山活動の休止期にあたる。
日本の地下のマグマは毎年11億トンずつ増大しておりイメージでは大爆発前夜という感じだ。

 火山の爆発で最も危険なのは噴煙柱崩壊型という爆発で、噴煙が地上3万メートル程度まで上がると、自分の重さに耐えられずに途中で噴煙が崩壊して火砕流が発生する。噴煙が3分の1程度の場所から崩壊したとすると約1万メートルの山頂から火山灰や火山礫が滑り降りてきた感じで、この場合の噴煙の速度は時速100kmになるという。イタリアのポンペイを飲み込んだ火砕流がそれで、15分程度で山の周りの10km四方は火山灰と火山礫に覆われ、さらに有毒ガスが発生し一瞬のうちに街が死滅した。
この噴煙柱崩壊型の火山爆発が発生したら、人間は逃げる場所がないのだそうだ。

 また番組では火山の冬という言葉を紹介していたがイエローストーン公園の地下には東西80km、南北40kmの巨大マグマだまりがあり、これが爆発すると地球が火山灰に覆われ、最大10度も気温が低下するという。
植物はまともに光合成ができなくなるから食糧危機が発生して人類の多くが飢餓に苦しみ死亡すると想定されている。
こうしてみると人類は薄氷の上で繁栄していることになり、経済成長などというのはお釈迦様の手の中でないかと一瞬そら恐ろしい気持ちがした。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ(一部コースの変更)。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

下記のルートを一部変更しております。当日かずさ道で敬老会が行われるそうで調整を行ったものです。具体的なルート変更は当日説明いたします(26.9.28)。


ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 

 


 

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