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(26.9.27) クローズアップ現代 子供の貧困と富の二極分化

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 日本においても貧富の差が拡大し貧困家庭が増加しているようだ。
NHKのクローズアップ現代で「子供の貧困」という番組を放映したが、今子供の貧困率16.3%で毎年のように増加しているという。
貧困率という言葉は聞きなれないが平均年収の約半分程度の家庭をさし、具体的には月収で10万円程度の家庭を言う。

 番組で紹介された家庭では母親が離婚してパートで働いており、子供は4人の5人家族だった。母親の月収は約10万円で、児童扶養手当が8万円なので1か月間の総収入は18万円だった。
この中から家賃や光熱費と言った固定費を差し引くと残りは4万円で、これで1か月間の食事を賄っているという。
食事でさえカツカツなので遊興費等の支出はなく、17歳になる息子は友達と費用がかかる同じような遊びができないため引きこもりになっていた。

 国谷キャスターが「生活保護の対象にならないのか」とゲストの大学教授に聞いていたが「通勤に使用している自動車を手放したり預金口座の維持ができにくいので、そうした申請をしていない家庭が多い」とコメントしていた。

 貧困といえば子供のころ私の家計もひどい貧困だった。父親が事業に失敗し借金に追われていたからだが、小学生のころのある日食べ物が完全になくなり最後の10円でコッペパンを買いに行った。これを子供3人で分けて食べたのだが、3分割するのが難しく喧嘩状態になったものだ。
当時母親は金策に飛び回っており、私の友達の家にも行っていたが断られたらしく、その後私がその家に遊びに行ってひどく気まずい雰囲気があったのを覚えている。

 これは中学生3年生の時のことだが高校の奨学金の申請書を出したことがある。この申請書をある教師が見て「あんたの家庭は本当にこんなに貧乏なの」と言われて涙が止まらなかった。実際にひどい貧困ではあったがそれを公表し教師からそう言われたのがつらく、申請書を取り下げたものだ。

 高校生のころは生活もやや安定したがそれでも不要な費用の支出ができず、学校で毎年開催していたスキー教室にいけないのが私の悲しい思い出の一つになっている。
友達がスキーの楽しさを語っているのを聞くのはつらかった。

 だから子供の貧困と聞くと昔の自分を思いだしてしまい胸が詰まってしまう。
こうした子供にとって学校給食は唯一の救いになっている場合が多いが、しばしば給食費の滞納があってそれを子供経由で親に請求すると、子供の心を傷つけてしまうという。
栃木県の大田原市では学校給食を全員無料化し、2億7千万円の補助金の支出をしていたが、教師が「これで子供たちを分け隔てなく扱える」と述べていた。

 日本はひどい人口減少社会になっており子供こそが宝だが、実際は老人対策に予算が集中していて子供の子育て支援が始まったのはつい最近だ。
自治体は少ない予算をどう配分するか悩んでおり薄く広く配布しているが、児童福祉手当の増額等子供対策に重点を移すべきだと私は思っている。

 日本の老人は世界でもまれなほど裕福で、これはバブル崩壊以前に資産を蓄えた人が多いからだ。
オレオレ詐欺がこれほど世間を騒がすのも老人がお金持ちだからで、数千万円もだまされたと聞くと私などはその金額に驚いてしまう。
あれもこれもが不可能なら老人対策費を削って子育て支援に回すのが政治だが、実際は選挙の投票に最も熱心なのが老人なので、議員もおいそれと老人の心を逆なですることができない。
こうして今日本では貧困家庭の子供が増加し続けている。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。


 

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