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(26.9.28) iPS細胞による新薬開発に成功 再生医療がまた一歩前進した

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 NHKのクローズアップ現代がiPS細胞を利用した新薬開発方法が一歩前進したとレポートしていた。今再生医療と新薬開発の基礎研究の分野でiPS細胞を使用した劇的な変化が起こっている。

 ここ半年の間再生医療の分野ではSTAP細胞に翻弄されたが、やはり本命はiPS細胞のようだ。
先日はiPS細胞から作った目の網膜細胞の移植手術が行われたが、今度は軟骨無形性症の新薬開発のために病人から体細胞をとり出し病気のiPS細胞を作り出すことに成功した。
そしてこの病気のiPS細胞を使用しての臨床試験で軟骨無形性症にはスタチンと呼ばれるコレステロールを低下させる薬が有効であることが確認されたという。

 通常新薬開発は動物実験から始めるのだが、iPS細胞を使用すると最初から人体の細胞や組織を使用した実験が行われ、動物実験が不要になる。
動物実験には多額の費用と時間が必要になるため、新薬開発のネックになっていたし、さらに問題はラットには有効でも人間に有効かどうかは人間を対象にした臨床試験をしなければわからない。

 ところがiPS細胞を使用すると、人間の臨床試験を直接行っているのと同じだから、新薬開発のスピードが劇的に早くなるのだそうだ。
病人の体細胞からiPS細胞をつくることによって病気を体外で再現できるからで、その結果多くの実験が可能になる。
たとえば薬には大人には効くが子供ではだめとか、ある特定の人には効果があるがその他の人には効かない言ったような遍在性があるのだそうだ。
その場合でも各人からiPS細胞を作り出し、さまざまな薬品を投与してその特定の人にだけ効く薬の開発も可能になるという。

 アルツハイマー病についてもiPS細胞を使用した基礎研究が進んでいて、従来一種類であったと思われていた症状が実際は3種類に分類できることが分かった。
そうなるとこの種類ごとの新薬開発が可能になり、従来はある特定の人にしか効果がないという理由で新薬として認めてもらえなかったものが、再び脚光を浴びることになる。

 山中教授はこのことを「マインド・セット」と言っていたが、確かに驚くべき方法だ。一種の医療革命とでも言っていい。
ただiPS細胞の作成にはかなりの技術的制約があってそんなには簡単にできないのだそうで、山中教授のiPS細胞研究所ではさらに容易にiPS細胞を作りだせる技術の開発に取り組んでいるようだ。

 文部科学省が26日に世界のトップレベルの教育・研究を目指す目的でスーパー大学37校を選定し、そのうちの13校をトップ型として指定したが、当然山中教授のいる京都大学もトップ型として選定されていた。私などは山中教授のiPS細胞研究所こそが日本の最高レベルの研究所だと思っており、実際山中教授のグループの研究者の活躍がこのところきわだっている。
そのうち日本にくればすべての病気が治ると世界中から認識される日が訪れるのではないかとワクワクしてしまった。

 

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ(一部コースの変更)。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

下記のルートを一部変更しております。当日かずさ道で敬老会が行われるそうで調整を行ったものです。具体的なルート変更は当日説明いたします(26.9.28)。


ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

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