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(26.9.17) 富士山のし尿問題が再びクローズアップ 「このままでは世界文化遺産の登録が抹消される!!」

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 富士山のし尿問題が再びクローズアップされている。し尿といっても現実に問題になるのはウンチの方だ。
かつて富士山のどの山小屋も登山時期が終了すると汚物を沢に流していた。だから沢の周辺に行くと何ともひどい臭いがして、さらに川が大腸菌に汚染されるという問題が発生していた。

 富士山の雪解け水は伏流水として麓の湧き水になるのだがこのままいくと忍野八海までもが汚染されるのではなかろうかと危ぶまれていたものだ。
そこで富士山の山小屋ではバイオマストイレの普及にとりかかり2006年までに全山小屋のトイレ42か所でこの環境配慮型トイレの設置が完了した。
おかげで富士山からは汚物問題が一掃され、2013年には世界文化遺産として登録された。

 しかしこのことが再びし尿問題をクローズアップさせることになってしまったという。富士登山を目指す人が爆発的に増え始めたからだ。
1990年代の登山客は毎年20万人程度だったが、現在は31万人に増加している。一方富士山の山小屋の収容能力はトイレも考慮すると25万人程度と言われている。

 すでに6万人程度がトイレの許容量をオーバーしてしまったために、ノグソがいたるとこに散見されているようになった。
特に問題なのは5合目から新6合目にかけての須走ルートで、この近在にトイレがないためちょっと隠れた場所がウンチ場になっているのだそうだ。

 富士登山では携帯トイレの持参が推奨されているが、実際にはこの携帯トイレを使用することは不可能だという。5合目を過ぎたあたりからは岩ばかりで隠れて携帯トイレを使用する場所がほとんどない。
男性の場合はそれでも登山客にお尻丸出しでウンチをすることはできても女性では無理だろう。だからちょっとでも隠れられる場所があれば、そこが壮大なウンチ場になってしまうのだそうだ。

 やはりこの問題は富士山が収容できる人員の問題だと思う。トイレの受け入れ能力が25万人だとすればそれが限界で、入場制限と全員からウンチ処理用の入山料を徴収するのは致し方がない。

 考えてみれば私などは人の入らない山に登ることが多かったのでウンチはすべてノグソだった。登山用語でキジうちというのだが、山では地面を掘ろうにも岩が多くて掘ることができない。
仕方ないので岩を除けて穴を作り、した後は再び岩を載せていたがそもそも登山者がほとんどいないような場所なのでそれでも自然が処理してくれたようだ。

 だが現在は異常なほどの登山ブームだ。それもかつてのような若者でなく私のような中高年が圧倒的に多い。富士山や穂高のような著名な山はラッシュアワー並みで山小屋は満杯で、トイレは収容能力の限界に達している。
余りにウンチだらけだとせっかくの富士山の世界文化遺産登録も抹消されてしまうから、ここは入場制限と入山料の徴収以外に適切な方法を考え付くことができない。
それとも別に何かもっといい方法はあるのだろうか?

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 

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評論 日本の政治 観光行政」カテゴリの記事

コメント

富士山の実態が残念ですね。 一人ひとりのマナーもありますが、もっと規制した方が良いと思います。

米国のGlacier National ParkとGrand Teton National Parkでそれぞれ一週間程度の山歩きをしたことがあるのですが、あちらでは完全予約制でした。 トレイル自体は予約なしなのですが、山間部の奥地は車道から遠く日帰りでは行き来できないため、指定されたキャンプサイトに泊まるには数ヶ月前から予約が必要です。(予約受付初日よりも前に提出数がサイト数をオーバーすると抽選になります。) ひとつのサイトに3~5組くらい泊まることができて、サイト間は平均して5、6kmくらいだったような気がします。 そのうち半分は事前予約可で、もう半分は当日予約制です。 後者まで埋まってしまうことは少なく、当日飛込みで行ってもだいたい、どこかのサイトにはありつける感じがありました。 そういう空きスペースのお陰で、トレイルで目にする人の数は、奥地ではだいぶ少なく、一日歩いて5人程度でした。 

自然の中にいるときはプライベートで自然と向き合う時間が欲しいものです。 自然を守り、自然に触れ合う体験を守るためにも、厳しいくらいの入場規制が必要でしょう。  

(山崎)すばらしい経験ですね。私も一度経験してみたいものです。
  

投稿: Kota | 2014年9月17日 (水) 12時36分

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