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2014年9月

(26.9.30) 香港の学生運動 中国の未来を占う試金石

Dscf5645

 学生運動などと聞くと私が学生であった50年前を思いだしてしまう。当時は全共闘系学生が東大の安田講堂に立てこもり果敢な闘争を行っていた時期だが、あれから50年日本では学生が政治の主体になることはなくなった。

 ところが海外に目を転じてみると以外にも学生が立ち上がっており、アメリカではウォール街を一時占拠した我々は貧しい99%という運動や、タイの政変たたしこれには多くの市民も参加していた)、14年3月の台湾の国会占拠事件があったが、今は香港が燃えている。

 香港の場合は香港のトップである行政長官選挙をめぐる戦いで、次期行政長官選挙は2017年に実施するが、この時に行政長官候補者の事前審査を行うことを中国政府が決定したためおおもめになった。
事前審査とはていのいい民主派候補外しで「これで香港は完全に中国のものになる」と中国政府は安堵したが、おさまらないのは香港市民、その中の学生で「50年間の自治の約束はどうした」と立ち上がって、高速道路等を占拠した。

 香港が返還されたのは1997年だから50年間の一国二制度の自治権は2046年まで保障されるはずだったが、もちろん中国政府はそんな気持ちはない。
香港が中国の唯一の金融市場で金のなる木であればそれでもそっとしておくのだが、最近の上海金融市場の躍進によって香港のウェイトが相対的に低下してきた。
今だ、香港の自由な空気をつぶしておく絶好の機会だ」と中国政府は判断したのだろう。

 学生は高速道路の占拠に続き、10月1日に香港の金融街セントラルを占拠して金融活動をマヒさせると宣言しているが、これを現在の行政長官リョウ振英氏が実力で学生を排除しようとしている。
リョウ氏は中国政府の犬だから、当然こうした行為を認めるはずがなく、高速道路を占拠していた学生を催涙弾等で強制排除していたが、セントラル占拠においてもゴム弾も使用して排除するつもりだ。

 問題は今回の学生運動を天安門事件と同様抑えきることができるかどうかで、今中国各地ではいたるところで中国政府に対する反対運動が起こっている。
特に激しいのがウィグルでつい最近も死者50名の自爆テロ事件があったばかりだ。
習近平政権も国民の不満の抑え込みに懸命で、特に国民の反発を買っている経済犯罪者の摘発を行っている。

注)ウィグルの自爆テロ事件については中国政府が報道管制を敷いていて詳細は分からない。

 「習近平氏の虎退治」がそれで、最近国外に逃げてしまった経済犯102名を逮捕拘束したと発表した。内容を見てみると12億円着服してタイに逃げ込んでいた経済犯逮捕が大々的に報道されていたが、私はあまりの小物の逮捕に驚いた。
石油閥の周永康氏といった政府高官を歴任した人物は兆円単位でネコババをしているのだから、これはあまりに小物でせいぜいラットを捕まえたと言った程度だ。

 だがそうでもしないと国民の不満を抑えることができないのが現在の中国政府で「経済犯罪者は許さないから、国民よ、許してくれ」といっているのだ。
一方香港の学生運動は中国国内で発生している騒動が(中国本土と異なり最も明確に見える形で発生しているのだから、この帰趨を見ていくと中国の将来が読めるという意味で重要だ。

注)習近平氏の虎退治の詳細は以下参照
http://chiharadaisoyukai.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-3d03.html

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ(一部コースの変更)。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

下記のルートを一部変更しております。当日かずさ道で敬老会が行われるそうで調整を行ったものです。具体的なルート変更は当日説明いたします(26.9.28)。


ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 

 

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(26.9.29) 巨大災害 火山大爆発の時代と御嶽山噴火

Dscf5650

 先日NHKスペシャルで巨大災害 火山大爆発 迫りくる地球規模の異変」という番組を放送していた。
火山学者の話では地下のマグマだまりが巨大に膨れ上がっている場所がいくつもあり、いつ噴火してもおかしくないのだという。
アメリカのイエローストーン公園の地下や、かつてポンペイを一瞬のうちに飲み込んだべスビア山インドネシアの火山群がそうだというのだが、ここ日本では9万年前の阿蘇の大噴火以降大爆発というものはないのだそうだ。

 しかしそのことは一方で地下に巨大なマグマが存在している可能性が高く、地震学者は地下で発生する地震波を測定したり、地面の上昇速度、地表温度の変化等でその爆発の可能性を予測する努力をしている。
だが実際は爆発は突然発生することが多く、今回の木曽の御嶽山の爆発も気象庁では事前に予測ができなかった。

 日本の火山活動はマントルの沈み込みが原因で、マントルは地下100kmに達すると高圧と高温でマントルに含まれていた水が爆発的に動き出し、周りの岩石を溶かしてマグマを生み出すのだという。
そしてこのマントルから作り出されるマグマには最初から多量の水が含まれているため、マグマが上昇するにしたがって水蒸気になって膨張し、水蒸気爆発を引き起こすとゲストの研究者が説明していた。

 今回の木曽の御嶽山の噴火活動も水蒸気爆発だと言われているが、噴火にはこのほかに水蒸気とマグマが同時に出るものと、もっぱらマグマだけという3種類の噴火形式があるのだそうだ。
映像では噴煙が高々と上空に吹き出し、斜面に沿って山肌を滑り降りていた。
御嶽山頂上には噴火当時約250名の登山客がいたと想定されているが、今現在判明した心肺停止者実際は死亡者)は約30名となっているものの本当の数は誰にも分からないというのが実態だろう。
頂上付近は今なお噴火活動が続いているから、救助しようにもレスキュー隊も近づけない場所もある。

 問題は今回の木曽御嶽山の水蒸気爆発がここ9万年にわたって静かだった日本の火山活動の再活性化の端緒になるかどうかだろう。意外なことだがここ9万年は火山活動という視点から見ると火山活動の休止期にあたる。
日本の地下のマグマは毎年11億トンずつ増大しておりイメージでは大爆発前夜という感じだ。

 火山の爆発で最も危険なのは噴煙柱崩壊型という爆発で、噴煙が地上3万メートル程度まで上がると、自分の重さに耐えられずに途中で噴煙が崩壊して火砕流が発生する。噴煙が3分の1程度の場所から崩壊したとすると約1万メートルの山頂から火山灰や火山礫が滑り降りてきた感じで、この場合の噴煙の速度は時速100kmになるという。イタリアのポンペイを飲み込んだ火砕流がそれで、15分程度で山の周りの10km四方は火山灰と火山礫に覆われ、さらに有毒ガスが発生し一瞬のうちに街が死滅した。
この噴煙柱崩壊型の火山爆発が発生したら、人間は逃げる場所がないのだそうだ。

 また番組では火山の冬という言葉を紹介していたがイエローストーン公園の地下には東西80km、南北40kmの巨大マグマだまりがあり、これが爆発すると地球が火山灰に覆われ、最大10度も気温が低下するという。
植物はまともに光合成ができなくなるから食糧危機が発生して人類の多くが飢餓に苦しみ死亡すると想定されている。
こうしてみると人類は薄氷の上で繁栄していることになり、経済成長などというのはお釈迦様の手の中でないかと一瞬そら恐ろしい気持ちがした。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ(一部コースの変更)。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

下記のルートを一部変更しております。当日かずさ道で敬老会が行われるそうで調整を行ったものです。具体的なルート変更は当日説明いたします(26.9.28)。


ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
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(26.9.28) iPS細胞による新薬開発に成功 再生医療がまた一歩前進した

Dscf5655

 NHKのクローズアップ現代がiPS細胞を利用した新薬開発方法が一歩前進したとレポートしていた。今再生医療と新薬開発の基礎研究の分野でiPS細胞を使用した劇的な変化が起こっている。

 ここ半年の間再生医療の分野ではSTAP細胞に翻弄されたが、やはり本命はiPS細胞のようだ。
先日はiPS細胞から作った目の網膜細胞の移植手術が行われたが、今度は軟骨無形性症の新薬開発のために病人から体細胞をとり出し病気のiPS細胞を作り出すことに成功した。
そしてこの病気のiPS細胞を使用しての臨床試験で軟骨無形性症にはスタチンと呼ばれるコレステロールを低下させる薬が有効であることが確認されたという。

 通常新薬開発は動物実験から始めるのだが、iPS細胞を使用すると最初から人体の細胞や組織を使用した実験が行われ、動物実験が不要になる。
動物実験には多額の費用と時間が必要になるため、新薬開発のネックになっていたし、さらに問題はラットには有効でも人間に有効かどうかは人間を対象にした臨床試験をしなければわからない。

 ところがiPS細胞を使用すると、人間の臨床試験を直接行っているのと同じだから、新薬開発のスピードが劇的に早くなるのだそうだ。
病人の体細胞からiPS細胞をつくることによって病気を体外で再現できるからで、その結果多くの実験が可能になる。
たとえば薬には大人には効くが子供ではだめとか、ある特定の人には効果があるがその他の人には効かない言ったような遍在性があるのだそうだ。
その場合でも各人からiPS細胞を作り出し、さまざまな薬品を投与してその特定の人にだけ効く薬の開発も可能になるという。

 アルツハイマー病についてもiPS細胞を使用した基礎研究が進んでいて、従来一種類であったと思われていた症状が実際は3種類に分類できることが分かった。
そうなるとこの種類ごとの新薬開発が可能になり、従来はある特定の人にしか効果がないという理由で新薬として認めてもらえなかったものが、再び脚光を浴びることになる。

 山中教授はこのことを「マインド・セット」と言っていたが、確かに驚くべき方法だ。一種の医療革命とでも言っていい。
ただiPS細胞の作成にはかなりの技術的制約があってそんなには簡単にできないのだそうで、山中教授のiPS細胞研究所ではさらに容易にiPS細胞を作りだせる技術の開発に取り組んでいるようだ。

 文部科学省が26日に世界のトップレベルの教育・研究を目指す目的でスーパー大学37校を選定し、そのうちの13校をトップ型として指定したが、当然山中教授のいる京都大学もトップ型として選定されていた。私などは山中教授のiPS細胞研究所こそが日本の最高レベルの研究所だと思っており、実際山中教授のグループの研究者の活躍がこのところきわだっている。
そのうち日本にくればすべての病気が治ると世界中から認識される日が訪れるのではないかとワクワクしてしまった。

 

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ(一部コースの変更)。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

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(26.9.27) クローズアップ現代 子供の貧困と富の二極分化

Dscf5652

 日本においても貧富の差が拡大し貧困家庭が増加しているようだ。
NHKのクローズアップ現代で「子供の貧困」という番組を放映したが、今子供の貧困率16.3%で毎年のように増加しているという。
貧困率という言葉は聞きなれないが平均年収の約半分程度の家庭をさし、具体的には月収で10万円程度の家庭を言う。

 番組で紹介された家庭では母親が離婚してパートで働いており、子供は4人の5人家族だった。母親の月収は約10万円で、児童扶養手当が8万円なので1か月間の総収入は18万円だった。
この中から家賃や光熱費と言った固定費を差し引くと残りは4万円で、これで1か月間の食事を賄っているという。
食事でさえカツカツなので遊興費等の支出はなく、17歳になる息子は友達と費用がかかる同じような遊びができないため引きこもりになっていた。

 国谷キャスターが「生活保護の対象にならないのか」とゲストの大学教授に聞いていたが「通勤に使用している自動車を手放したり預金口座の維持ができにくいので、そうした申請をしていない家庭が多い」とコメントしていた。

 貧困といえば子供のころ私の家計もひどい貧困だった。父親が事業に失敗し借金に追われていたからだが、小学生のころのある日食べ物が完全になくなり最後の10円でコッペパンを買いに行った。これを子供3人で分けて食べたのだが、3分割するのが難しく喧嘩状態になったものだ。
当時母親は金策に飛び回っており、私の友達の家にも行っていたが断られたらしく、その後私がその家に遊びに行ってひどく気まずい雰囲気があったのを覚えている。

 これは中学生3年生の時のことだが高校の奨学金の申請書を出したことがある。この申請書をある教師が見て「あんたの家庭は本当にこんなに貧乏なの」と言われて涙が止まらなかった。実際にひどい貧困ではあったがそれを公表し教師からそう言われたのがつらく、申請書を取り下げたものだ。

 高校生のころは生活もやや安定したがそれでも不要な費用の支出ができず、学校で毎年開催していたスキー教室にいけないのが私の悲しい思い出の一つになっている。
友達がスキーの楽しさを語っているのを聞くのはつらかった。

 だから子供の貧困と聞くと昔の自分を思いだしてしまい胸が詰まってしまう。
こうした子供にとって学校給食は唯一の救いになっている場合が多いが、しばしば給食費の滞納があってそれを子供経由で親に請求すると、子供の心を傷つけてしまうという。
栃木県の大田原市では学校給食を全員無料化し、2億7千万円の補助金の支出をしていたが、教師が「これで子供たちを分け隔てなく扱える」と述べていた。

 日本はひどい人口減少社会になっており子供こそが宝だが、実際は老人対策に予算が集中していて子供の子育て支援が始まったのはつい最近だ。
自治体は少ない予算をどう配分するか悩んでおり薄く広く配布しているが、児童福祉手当の増額等子供対策に重点を移すべきだと私は思っている。

 日本の老人は世界でもまれなほど裕福で、これはバブル崩壊以前に資産を蓄えた人が多いからだ。
オレオレ詐欺がこれほど世間を騒がすのも老人がお金持ちだからで、数千万円もだまされたと聞くと私などはその金額に驚いてしまう。
あれもこれもが不可能なら老人対策費を削って子育て支援に回すのが政治だが、実際は選挙の投票に最も熱心なのが老人なので、議員もおいそれと老人の心を逆なですることができない。
こうして今日本では貧困家庭の子供が増加し続けている。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

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① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
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(26.9.26) ダイエー消滅 総合スーパー経営の限界

Dscf5648

 今から40年ほども前だが、当時私は兵庫県西宮市に住んでおり、近くの阪急電鉄西宮北口駅の前にダイエーの店舗があった。
駐車場は狭かったが店舗の前に自転車が列をなして駐輪しており、店舗の中はごった返し歩くのも大変だった。
当時のスーパーはそれまであった小売店を駆逐して破竹の勢いで拡大していた時期で、思えばあれがダイエーが最も華やいでいた時代だった。

 当時のダイエーの拡大方法は一種の不動産投資で必要な土地の約二倍の土地を手当てしてスーパーを開業し、地価を上昇させて残りの半分を売り払うことで投資資金を回収するという方式だった。
日本がバブルに浮かれ不動産価格が右肩上がりに上昇していた時代にマッチした方式だったが、1990年頃に不動産バブルが崩壊しこの方式が適用できなくなるとダイエーの業績も一気に下降局面に入って行ったといえる。

 その後は地道に本業で稼がなくてはならなくなると、専門店の追い上げに太刀打ちできなくなってしまった。通常総合スーパーは衣食住のすべての商品を取り扱っているが、衣類はユニクロの追い上げがあり、家電商品は家電量販店が強く、応接セットなどはニトリにかなわない。
残ったのは食品部門だがここはコンビニとの競合が激しく、お弁当はホット・モットが躍進している。

 デパートがスーパーの追いあげで衰退したように、今はスーパーが専門店の追い上げでシェアが減少している。
時代が変わりスーパーは生き残れるのは日本ではなく人口が増加し所得も増加し、地価が上昇している新興国になってしまい、一方国内の店舗は老朽化したままだから、さらに顧客が遠のいてしまう。

 ダイエーが倒産したのは04年で、この年産業再生機構の支援を受けて再建を図ったが全く時流に乗れなかった。
13年にはイオンが再建に乗り出し発行株式の44%を取得して社長を派遣したが業績は回復せず14年2期も赤字決算だった。
イオンもこのままではどうにもならないと判断したのだろう、15年1月までに今までの連結対象先から完全子会社にすると発表した。
ダイエーは消滅し店舗名はイオンになり、上場も廃止される。

 発表では現在の店舗はそのままのこしてイオン店舗として存続させると言っているが、これは従業員を安心させるためのアナウンスメントで、実際はダイエーとイオンが競合している場所での併存などあり得ない。
基本は店舗を集約して不採算店をつぶすということだ

 スーパーという業態が時代に取り残されて久しい。私の例でいうと私はイオンのファンだから食品の購入は鎌取駅前のイオンにいくが、近くにあるヤオコーやセンドーと言った食品専門スーパーの方が価格は安く、価格に敏感な人はそちらを選ぶ。
食品以外ではイオンを利用することはほとんどなく、家電商品の場合はケーズ電気だし、かつてはイオンでよく買っていた衣類は今ではユニクロでスポーツウエアはカムイだ。
また本はほとんどアマゾンで購入しているから結局イオンで購入しているのは食料品だけになってしまった。

 ダイエーはイオンの完全子会社になっても苦難の営業展開が続きそうだ。総合スーパーというシステムそのものが時代から取り残されているからだが、果たして再生の道はあるのだろうか。日本の輸出産業が日本での生産を諦めたように新興国、特に東南アジアで再生するのだろうか。かつてダイエーホークスを経営し吉野家を救ったりしていたので、私はダイエーが好きだったが、こればかりは私が声援してもどうにもなるものではない。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

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(26.9.25) 人口減少社会をどう生きるか!! 住民が汗をかく時代

Dscf5634

 日本の人口減少が止まらない。日経新聞によると函館の夜景に黒い黒点が現れだしたという。中心街から人が消えて照明が暗くなり函館山からの夜景にその場所が太陽の黒点のようになって見えるのだそうだ。

 北海道はどこもひどい人口減少に悩まされている。私は北海道フリークだから毎年のように北海道に出かけていくが、それは夏場に限られている。千葉という温暖な気候風土の土地に住んでいるととても冬場の豪雪や寒風に耐えられそうにない。
やはり北海道は住むのに厳しい場所だ。

 日本は2008年以降毎年のように人口が減っていてピーク時から100万人も減少している。特に気候風土が厳しい場所や今までも過疎に悩まされていた土地に住む人がいなくなっている。
これは当然で若者は職場がないから大都市に出て行ってしまい、残されるのは老人ばかりだが老人は神様のお迎えが近い。
いったん過疎になるとその傾向は加速化される。

 函館市は1985年に34万人いた人口が現在は27万人に減少し、さらに30年までに17万人になると推定されている。
こうした状況になって一番困るのは公共施設の維持が困難になることで、特に学校の維持が困難になる。
そもそも子供がいなくなるのだから学校の存立基盤がなくなってしまう。
北海道ではいたるところに廃校の跡があるが、夕張市などは東京23区に匹敵する面積に小中高が各1校しかない。

 学校だけでなく公園や橋や道路を維持するのも大変でいたるところが老朽化し始めた。
私の住んでいる千葉市の人口はほぼ一定を保っているが老人比率が高まって福祉関連の予算の捻出に苦慮している。
数年前までは65歳以上の老人に祝い金が出されていたが今はそうした措置もなくなって、反対に「体が丈夫なうちは働いてほしい」と懇願されている。

 私の住んでいるおゆみ野地区はまれな人口増加地帯だが公園等の老朽化がはなはだしく、ベンチ等の痛みが激しい。
私はおゆみ野クリーンクラブを立ち上げてこうしたベンチが少しでも長く利用できるようにと防腐剤を塗布してきたが、それも限界に近づいた。
いくら塗布してもボロボロになって今にも朽ち果てそうなベンチがいくらでもある。
市も懸命に補修作業はしているが予算は少なく一方で補修しなければならない施設は増加する一方だ。

 今年からおゆみ野クリーンクラブは市の指導を受けてベンチの補修作業に乗り出すことにした。先日市の公園事務所の指導による老朽化した板の取り換え作業の実習を受けたが、板を止めるびょうの穴あけの位置さえ間違わなければ適切に作業できることが分かった。
現在木材の加工作業や防腐剤の塗布作業を行っており、準備が整い次第老朽化ベンチの補修にとりかかるつもりだ。

 日本全体で人口が減少し高齢者ばかりが増えてくると市も福祉事業に集中せざるを得ず、勢いベンチの補修などは後回しにされる。
だからこうした作業は住民が自ら汗をかいて行わないと公共施設の老朽化は進むばかりだ。
人口減少社会をどう生きるか、それは住民が自ら自分の住んでいる地域を守るために汗をかくことだと私は考えている。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

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(26.9.24) サムスン電子の苦悩 今度は労災裁判か!!!

Dscf5631

 人間落ち目になると悪いことが重なるが、それは企業においても同様だ。
NHKの国際報道2014が韓国のサムスン電子で起こっている労災問題を採り上げていた。
このところ急激に業績を悪化させているサムスン電子に労災訴訟の新たな火種が発生した。
サムスンでは長く組合は結成されておらず、いわゆる家族経営を誇ってきたが、実際は正規社員は約半数であり残りは契約社員で処遇条件は天と地の差がある。
正規社員にとっては家族経営でも派遣社員にとっては地獄だ。

 韓国では昔から現場労働を卑しむ傾向があり、これはヤンパンの昔からの伝統で支配階級は労働などしたら笑いものになったからだ。支配階級は儒教精神に則って空理空論を論じていればよいので、それは今もさして変わらない。
支配・被支配の身分差別は非常に厳しく、それは現在でも同じでサムスンの正規社員と派遣社員の関係に反映している。

 今回問題になった労災申請者の裁判ではサムスンの半導体工場で半導体の部品の洗浄を行っていた社員が若くして白血病で亡くなったことに起因している。
両親は労災申請を行ったが認定を行う勤労福祉公団は労災を認めなかった。
韓国の法制度では企業側に有利に制定されていて申請者に労災立証責任があり、実際はとても立証ができない。

 両親は思い余って支援団体の援助を受け裁判を起こしたのだが高等裁判所は勤労福祉公団の判断は適切でなく、本件は労災にあたるとの判決を下した。
この裁判は合計で5名が集団訴訟していたのだが、2名が労災認定相当で後の3名は病気と作業との因果関係が認められないとして却下された。

 因果関係が認められたこの両親の22歳の死亡した女性の場合は、半導体工場でベンゼンを使用して半導体の洗浄を直接行なっていたが防毒マスクは使用していなかったという。
ベンゼンは吸い込むと非常に危険な物質だがそれを長い間吸い込み白血病になったと認定された。

 またこれは5名の中で認定されなかった女性の場合だが、半導体をティシュで直接手で拭いて汚れと油を除去していたという。半導体を手で拭くということに私は驚いてしまった。
よく半導体工場を撮影した映像を見ると、自動洗浄機でチップを純粋な水であらっているが、水だけではごみは落ちるけれども脂分は落ちない。そのためにベンゼンを使用していたと思うがそれを人手で行っているとは知らなかった。

 日本では労働環境について厳しい規制があるから大手企業はベンゼンを手で触れさせるような作業はないが、韓国のような新興国ではキャッチアップのために企業環境の規制が甘くなっている。
本来人がしてはいけない作業を装置代の節約のために安い労働者を使ってしてきたからだが、サムスンが世界の大企業になった今でもそうしたことをしていては世間に顔向けができない。
裁判に負けた女性は「それが世界の大企業のやることか」と叫んでいた。

 最近はこのような作業は自動化されていると思うが一方中国では低賃金の人手を頼った作業で「サムスンにキャッチアップせよ」と号令をかけているので、サムスン自慢のスマートフォンも中国では駆逐されつつある。
サムスンも有名税の支払いを迫られているのであり、その分中国との競争では価格競争力がなくなってきている。

注)サムスン電子のスマートフォンが中国市場で駆逐されつつあることについは以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44234699/index.html

 今回の訴訟は5人だったが、弁護人によるとまだ70名程度の白血病患者がいるそうで、これから順次裁判が起こされるだろう。ちょうど日本の水俣病裁判のようなものになっていく可能性がある。
従来韓国政府はサムスン等への大企業に好意的で労災認定も被害者に立証責任を持たせていたが、今後は労働者保護に熱心でないと選挙に勝てない。
先進国となるためには先進国としての矜持が必要だが、韓国にとってそのことは中国のような矜持が全くない企業との競争にまけるということであり、日本のソニーやパナソニックやシャープが味わってきた苦悩を今サムスン電子も味わおうとしている。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

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③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

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(26.9.26) 超難関私立高校の数学の入試問題はパズル

Dscf5620

 私が子供たちにボランティアで勉強を教えていることは何度か記載している。
今は中学生5人に教えているが、土日を除いて夕刻は塾の時間だ。このため平日は遠出をしたり映画を見に行く時間が無くなりつつあるが、老人の務めと思って励んでいる。
私は老人がただ自分のためだけに時間を費消することには反対で、そのうちのいくばくかはお世話になったこの世界に恩返しすべきであり、でさえそうしているのに人間がしないのは片手落ちだ。

 私のところで勉強している中学生は公立高校志望なのでいままではそのための指導を行ってきた。公立高校の試験問題は一般にとても素直で中学生の時に真面目に勉強をしてきた子ならば80点はクリアーできるし、さらに勉強に集中している子ならば90点も可能だ。
だから学校の授業に合わせて勉強していてもさほど問題がない。

 ところが最近千葉でも著名なある私立高校を受けようとする子供の指導を頼まれた。特にその学校の数学の指導をしてほしいという。
私は公立高校の数学のレベルは熟知していたが私立の数学、それも超有名高の数学の問題は見たことがなかった。
まあ、さして公立高校の問題と変わりはないだろう
さっそく過去問題集を取り寄せて数学の問題を解いてみたが驚愕した。

 最初の計算問題から一筋地縄ではいかないのだ。公立高校の場合は中学での勉強の成果を確認するという意味合いが強く素直な問題が多い。
一方私立の超難関校の問題は受験者をふるい落とすことが目的であらゆる問題に罠が仕掛けられている。
通常の勉強をしている子供だと易々とその罠に引っ掛かり、落とし穴に落っこちてしまう。
そうか、超難関の私立高はこんな問題を出すのか・・・・・・・・まるでパズルだ」驚いた。

 先日よりこの高校入試の数学の問題と悪戦苦闘している。ポイントはどこに罠が仕掛けられているかを素早く発見してこの罠を迂回して回答するテクニックだ。
ちょうど戦時下で地雷原に遭遇した戦車軍団のようなもので、地雷探知機で一つ一つ地雷を発見しては取り除いたり迂回したりして前進しているがそれに似ている(映画 バルジ大作戦にそのようなシーンがあった)。

 今までと異なり私が教えなければならない数学の問題が難しくなったが目先が変わると緊張感が走る。時々こうしたことが起こらないと日常がマンネリ化するので老人にとっては良い刺激だが、実際は悪戦苦闘に近い。

 昔のことを思い出した。かつて大学生の時に超有名私立中学を受験する児童の家庭教師をしたことがあった。
初めてそのお宅に伺った時母親から「この子はこんな問題も解けないのですよ」と言って示された問題を見てヒア汗がでた。
二次方程式を使えば易々と解けるのだが、小学校では二次方程式はご法度で、算数のテクニックを使用して解かなくてはならない。
私はそのテクニックを知らなかったから、一瞬「こりゃ駄目だ、家庭教師を止めようかしら」と弱気になったが、意を決して大学の授業を1週間さぼり朝から晩まで中学受験算数の特訓を行った。

 あの時の再来のようなものだ。私立高校の場合はその学校特有の癖があり、出る問題のパターンもまた罠のつくり方も特色がある。おそらく同じ教師が作っているからだと思うがその人の癖を知りどこに罠が仕掛けらえているかを知り、うまくその問題を突破するのが受験勉強ということになる。
今は何か新たな挑戦にチャレンジしているような気持ちで取り掛かっているが、人生長く生きているといろいろな経験をするものだ。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 

 

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(26.9.22) 原油価格低下 習近平氏の虎退治と中国赤いメジャーの終焉

Dscf5628

 信じられないような原油価格の推移だ。ここに来て原油価格は急落しており、14年6月に1バーレル107ドルだったWTI原油先物価格が9月には92ドルまで低下した。
原発代替燃料として天然ガスや石油を大量に輸入している日本にとっては良報だが、ウクライナでの戦闘やイラクのイスラム国、はてはスコットランドの北海原油問題と原油価格上昇要因は目白押しなのにこの低下は意外だった。
本来は急騰していいはずの原油価格が反対に急落している。

 最大の要因は中国の赤いメジャー石油がぶ飲み戦略を中止したことのようだ。
中国にはCNPCペトロチャイナ)と呼ばれる赤いメジャーが存在し、世界の石油資源を買いあさってきた。これを指導していたのが最近習近平主席によって失脚させられた周永康氏だが、周永康氏の戦略は独裁政権に取り入って途方もない高価格で石油資源を購入する方式だった。

注)習近平氏のトラ退治の実態は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat59226093/index.html

 スーダン、リビア、イラク
等石油のあるところにはどこでもペトロチャイナの陰が存在したが、その中でも2009年のスーダンの利権購入金額は200億ドル2兆円)と途轍も無い金額だった。
問題はそのうちの多くが周永康氏の石油閥にキャッシュバックされていたことで、中国の平均的なリベート率は2割程度だから、そうした金額が石油閥の個人的所得になっていた。

 中国が海外に石油資源を求めれば求めるほど周永康氏一派は肥え太るのだから、習近平主席としては見過ごすわけにはいかない。
あのやろう、自分のふところを肥えさせるためだけで石油利権を買いあさっている
警察と検察を総動員して摘発を開始したが、叩けばどこででも埃は出るから証拠集めには事欠かないが、問題は周永康氏が元主席江沢民氏に取り入っていたことだ。
石油閥は唸るほど手元資金は豊富だから江沢民氏に多額の資金提供をしていたので長い間石油閥に手出しができなかった。

 ここに来てようやく習近平主席は石油閥解体に成功し、その余波でペテロチャイナの海外投資は一気に冷え込んだ
最近ではカナダでオイルサンドの投資12億ドル(1200億円)という案件があるが、例によって多額のピンはねをしていた容疑で周永康氏の部下が次々に逮捕されている。
中国の海外投資案件とは利権拡大の手段に過ぎず、その多くが石油閥が着服しているだけなので中国経済にとっては何の役にも立たない。
国外でなく国内のシェールガス開発を加速化せよ」習近平主席が号令をかけている。
国内雇用を確保するのが習近平氏の最大課題だから、ペテロチャイナの利権アサリをやめさせ国内投資を拡大させなければならない。

 こうして中国の石油利権買占めは終止符を打ち、世界中で原油が余り始めた。
中国が購入しなければ一体どこが購入するの?」というのが実態だ。
最近の中国経済は下降をたどっており、そもそも石油は必要なくなっているのでペテロチャイナの拡大路線は無駄な投資だった。
時代が変わったのだ。習近平氏によって周永康氏は失脚させられ、そして赤いメジャーの時代が終わった。

 今後とも原油価格は弱含みに推移するだろう。ヨーロッパも日本も中国も成長は期待できず、唯一元気なアメリカはシェールガスで自己調達できるのだから、そもそも原油価格が上昇する要因などない。
かくして中国が世界経済をかく乱していた時代が今終焉しつつある。

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① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
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(26.9.21) スコットランドの残留は決まったけれど。 住民投票の時代

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 いやはやひどい接戦だった。スコットランドの独立を求める住民投票のことである。独立反対が55%、賛成が45%だった。
この住民投票を行うことが決定されたのは2012年のことだが、当時は誰もが冗談と思っていた。
まあ、独立派があまりにうるさいのでガス抜きのために住民投票を認めてやるか」というのがイギリス政府の当時の対応だった。

 ところが住民投票の期日が迫ってくると独立派が猛烈な追い込みを開始し、一時、世論調査で独立賛成派が50%越えたためイギリス政府の尻に火が付いた。
キャメロン首相は現地に何度も出向いて如何に独立が危険かを説いたが、最大の説得の柱はイギリスポンドの使用を停止すると脅したことだろう。
イギリス人はポンドに深い愛着を持っているからこれにはこたえた。何しろユーロの使用を拒否してまでポンドを守りぬいているのは、ポンドこそが世界通貨だという自負があるからで大英帝国の最後の栄光がこのポンドだ。

 スコットランド自治政府のサモンド首相は「北海油田の上がりがあるから大丈夫」と盛んに主張し、この上がりで福祉国家を建設すると主張したが、本当に北海油田がスコットランドのものになるかどうかは未知数だ。
スコットランド自治政府の根拠は北海油田がスコットランドの排他的経済水域の中にあり、当然税収約1兆円はスコットランドのものになるという主張だが、イングランド政府が抵抗するからこの通りにはなりそうにない。せいぜい山分けだろう。

 またスコットランドの弱点は経済をイングランドに握られていることで、北海油田を除けば観光以外に何もないことだろう。エディンバラにはRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)の本店があるが、スコットランドでは金融業が成り立たないから本店をロンドンに移すと言ったのがその典型だ。シティ以外で金融業を営むことはできない。
結局独立反対派が55%を占めて、独立は否定されたがこの余波は大きい。

 一言でいうと「住民投票の時代の訪れ」であり、現在スペインカタルーニャ、バスク)、ベルギーフランドル)、フランスブルターニュ)、イタリア(北イタリア、コルシカ、サルディニア)、ウクライナ(ドネツク)を席巻している独立運動も、今後はいずれもスコットランドに倣って住民投票にかけられることになるだろう。

 日本においても沖縄には独立運動があり、中国が裏で糸を引いているのでいずれは住民投票を実施することになるだろう。沖縄は中国圏に入って中継貿易をすれば生き残れるという主張で、当然アメリカ軍の撤退が条件だから中国にとってこれほどおいしい話はない。
今は少数意見だが住民投票が決まればイギリス並みにフィーバーするし、基地の撤去を主張すれば沖縄独立の可能性も高い。
安倍政権としたらこの沖縄独立運動を等閑視するとひどい目にあいそうだ。

 また北海道についてもニセコ近辺の土地を中国人が買いあさっているが、これも北海道独立の布石と考えられないこともない。
沖縄と北海道が中国の支配下に入れば日本は完全に中国にとりこまれるのだから、この独立運動には最大限の注意を怠らないのが肝要だ。

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(26.9.20) 調査捕鯨再開か禁止か。捕鯨の時代の終わり!!

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 もう止めた方がいいのではないかと思う。調査捕鯨のことである。日本は1987年から南氷洋で調査捕鯨を行ってきたが、これは1982年に国際捕鯨委員会の総会で商業捕鯨が禁止されたことに伴う代替措置として認められたものだ。
しかしこの調査捕鯨は捕鯨国と反捕鯨国との妥協の産物で、捕鯨国(この場合は日本)は調査の名を借りた実質捕鯨をめざし、反対に反捕鯨国は厳密に調査だけを実施させるつもりだったから、その後いざこざが絶えなかった。

 オーストラリアは反捕鯨国の先鋭的な国であり、特に先の労働党政権時代は国を挙げて反捕鯨活動を推進し,シーシェパードは実質的にオーストラリア政府の別部隊(昔でいえばイギリス王室の別部隊だったネルソン提督の海賊集団)だった。
しかし現在の自由党政権になってからは、もっぱら法廷闘争に切り替え政府公認の海賊行為は基本的に止めた(ただし提訴そのものは労働党政権時代に行っている)。
そして14年3月の国際司法裁判所の判決では「南極海の調査捕鯨の中止」を求める判決が下された。

 私は日本政府がこの判決に従うと表明していたのですっかり南氷洋での調査捕鯨は禁止になるのかと思っていたら、どっこい「そうはイカの金玉」だった。
日本政府の解釈は、判決は調査捕鯨そのものを禁止したのではなく調査捕鯨のあり方を禁止したもので、ミンククジラ251頭(13年度実績)捕獲する方法から数を減らして調査捕鯨を再開すると表明したものだから1WC(国際捕鯨委員会)総会が再び大混乱になった。

 反捕鯨国としたら怒り心頭に発したのだろう。
今度はニュージーランドに反捕鯨の旗振り役をさせて、日本が提出する調査捕鯨計画書の審査は従来のIWC科学委員会(1年に1回開催)だけでなく総会(年に一回開催)の了承を得ることを条件にする決議を採択した。
総会ならば絶対に日本の調査捕鯨計画書を未承認にすることができるからだ

 決議そのものは拘束力はないが国連決議と同じで日本国憲法前文で「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」なんて言っている手前、「IWCの決議などへのかっぱだ」と居直るわけにもいかない。それをすると松岡洋右になってしまう。

 私の個人的見解は調査捕鯨は中止すべきだと考えている。日本人は鯨肉を食べないと餓死するわけでなく、単なる伝統的な趣味でこの鯨肉を食しているだけだが、趣味というには悪趣味になってきた。
これと似た問題で犬肉の食文化が中国と韓国に残っていて世界中から非難されているが、昔はほとんどの国で犬を食べており日本も同様だった。

 しかし現在では犬肉を食するのはひどい野蛮人でイギリス人などは人肉文化と同じように毛嫌いする。「犬のような人間の同伴者を食するなんて信じられない」という感情だが、実際はイギリスでも昔は犬を食べていた。
結局何を食べて何を食べていけないかはその時代の風潮に左右されて今では鯨肉を食するのは人道(鯨も人間と同じと考えている)に反する反社会的行為とみなす国が増えている。
実際IWC加盟国88か国の中で、捕鯨賛成は39か国、反対は49か国で毎年のように賛成国が減少している。

 さらに言うと鯨肉ほどまずいものはない。私が小さかった頃は肉といえば鯨肉だけだった。あのごつごつした筋ばかり多い鯨肉は噛むのも大変で、私は幼児期に「この鯨肉を食べない生活をしたい」といつも思っていたものだ。
鯨肉は貧困の象徴でこれを食べなくなるのが生活向上のシンボルだった。
今では鯨肉は高級食材だが、私はかつてのあの鯨肉を忘れることができない。決してうまいとは言えない食べ物で、かつ世界中の多くの人が鯨を人間と同じように感じているのだから、もはや捕鯨の時代は終わったといえるだろう。
犬を食べないように鯨を食べないのが文明国の証ならそれに従うのが正しい態度だ。

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(26.9.19) ためしてガッテン「筋トレで免疫力UP」 筋肉と免疫の意外な関係!!

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 今回のためしてガッテンには心底驚いた。筋肉を鍛えると免疫作用が強化され、肺炎、腎臓疾患、心筋梗塞、糖尿病、動脈硬化、敗血症の予防に絶大な効果があるという。
成人病予防のためには筋肉を鍛えろと言っているに等しい。

 私のような運動オタクは日常的に筋トレをしているが、これはもっぱら運動能力の維持のためで成人病対策ではない。
年を取ると筋肉の衰えが激しく、最近は特に握力が低下している。
先日も草刈り用のガソリンをガソリンスタンドで購入したのだが、専用タンクの蓋をスタンドのお姉ちゃんが閉めてくれたのだが、それを開けることができなかった。
くそー、ふたが開かん、あの姉ちゃんより握力がなくなったのか・・・・・・」かつて無類の力と自慢していた手をじっと見てしまった。

 そんな訳で「せめてガソリンタンクの蓋ぐらいは開けよう」と実に熱心に筋トレを再開していたのだが、筋肉には思わぬ効用があって、その最大の効用は病気になった時に自分を犠牲にして免疫細胞を活性化させることだという。
信じられるだろうか。病気の特効薬は何と筋肉だというのだ。
具体的には病気になるとそれまで運動のためだけに使用されていた筋肉が分解し、グルタミンという物質を放出するのだが、これが免疫細胞のリンパ球を活性化させ細菌やがん細胞を食べてしまうのだという。
何とけなげな!!!」感心してしまった。

 番組で紹介された事例では、人工透析をしている患者が足におもりをつけて足の上げ下げをしていた。これによって筋肉を鍛えグルタミンを出しやすい体質にするのだという。
筋肉を鍛えた人とそうでない人の成人病の罹患率は約半分だというから半端ではない。

 だから今日本の各地で筋肉を鍛える運動が盛んに取り入れられていて長野県の松本市では3分早歩、3分ゆったり歩きの繰り返しを毎日30分行い、その後で牛乳を飲む運動を行っていた。この30分インターバル歩きは成人病予防のための老人向けのメニューで、牛乳を飲むのは壊れた筋肉の修復のためだそうだ。

 老人になると筋肉が委縮して何をするにも力がなくなる。
医学用語で「サルコペニア」というのだが、日本語に訳せば筋肉縮小のことだ。
症状として以下のような状況になっているとサルコペニアと診断される。

① 片足で靴下がはけない。
② ビンのふたがあけにくい。
③ 横断歩道を渡り切る前に赤信号になる。

私の場合は上記②が該当するので、サルコペニア予備軍だ。

 なお、サルコペニアかどうかを簡単に測定する方法があって、両手の親指と人差し指でわっかを作って、そのわっかの中に足のふくらはぎが収まってしまうと筋肉が少ないということになるという。
私も慌ててチェックしてみたが、信じられないことにわっかよりふくらはぎの方が小さかった。
完全にまずい。筋肉がたらん!!」

 昔から大腿部に比較してふくらはぎが細いのは認識していたが、サルコペニアに相当するとは思わなかった。現状の筋トレを少し修正してふくらはぎを鍛える運動を取り入れる必要がありそうだ。

 今回のためしてガッテンは私にとって福音のようなものだった。
運動オタクでキン肉マン(ただしふくらはぎは細い)の私は成人病に非常に強いということが分かっただけでも幸いだ。

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(26.9.18) 文学入門 「人間の建設」 岡潔と小林秀雄

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 いやはや、頭をかかえてしまった。岡潔と小林秀雄の対談集で「人間の建設」という本が今回の読書会のテーマ本だったが難しいのだ。
この本を選んだのは私のかみさんだが、「かみさんはいつもこんなに小難しい本を読んでいるのか」とあらためて顔をまじまじと見てしまった。

 正直言うが私はこの本を4分の1程度読んで根を上げた。いくら読んでも少しも頭に入らないのだ。この本は小さな章単位にまとめられていて、主として小林秀雄が岡潔に質問するという形式をとっている。
読んだ章は「学問をたのしむ心」「無明ということ」「国を象徴する酒」「数学も個性を失う」「科学的知性の限界」までだ。それぞれコメントすると以下の通り。

学問をすること

今は学問を好きになるような教育をしていない。難しいことを好きになるのが学問で、それゆえそうした努力をした大学教授は尊敬されてしかるべきだ。

問)この対談がされたのは今から30年以上も前だが、一体いつの時代に「学問が好きになるような時代」があったのだろうか。単に昔はよかったと言っているだけではないのだろうか。

無明ということ

無明とは仏教用語で「自己中心的な行為をしようとする本能」をいい、西欧でいう自我や仏教でいう小我をいい、これを抑え込まなければ芸術家といえない。
ピカソはこの本能丸出しの芸術家で高く評価できず、坂本繁二郎や高村光太郎はこの無明を超越した芸術家だ。

問)無明などという通常使用されない言葉で表現しなければならないのだろうか。単に「自我が強ければいやらしい面が出てくるのでそれを抑えるのが真の芸術だ」といえばいいのにやたらと言葉が難しすぎる。あえて人が使わない言葉を使用して脅すのを無明というのではないだろうか。

国を象徴する酒

どの国も自分の自慢の酒を持っている。その自慢の酒をこれほど粗末にしている文明国は日本以外にない。かつては個性豊かな酒文化があったのに、今ではどの酒を飲んでも甘ったるいだけで個性が失われた。

問)酒造メーカーの大手が中小の酒屋から原酒を樽買してブレンドしているので、個性がなくなったことは確かだろう。しかしだからと言って酒がまずくなったとは言えないのではなかろうか。この章では酒好きの小林氏が嘆いていたが単に辛口好きの小林氏の口にあわなくなったということではなかろうか。

数学も個性を失う」

最近の数学は単に抽象的になっただけで、実態がなくなった。もともと数学は抽象的なものと思われているがしかしその存在基盤は確かにあって、実在感があった。
今の数学は内容のない抽象的な観念になり下がっている。

問)このあたりになるとさっぱり評価ができなくなり、岡さんが言っているのだから多分そうだろうとしか言えない。
何しろ現代数学の論文を読むためには最低大学院数学科のマスターコースの卒業者でなければ読めないというのだから、現代数学を論じること自体無駄のようだ。小林氏もただ聞いているだけという態度だ。

科学的知性の限界

人は素朴に自然は本当にあると思っているが、本当に自然があるかどうか分からない。自然があるということを証明するには、理性の世界と言われている範疇ではできない。
そして数学も同じで数学に感情がないと存在を確認できない。

問)言っていることがさっぱり分からない。自然や数学の認識には理性だけでなく感情が必要で、「そうだ確かに存在する」と感情が納得しなければ存在証明にならないという。
われ思う、故にに我あり」の世界のことと思うが、特に数学は実態と離れてしまったために、後は数学者が納得するか否かにかかっているということのようだが本当だろうか。

 ここまで読んでこの本を読むことを止めた。日本を代表する知性の対談であるが、だんだんとオカルト的になってきて自分たちの信念をただ述べているだけで、何か宗教的託宣のように感じられたからだ。
自分たちだけで自己満足しないで、もう少し他人が理解できるように対談したらよかったのにというのが正直な読後感だ。

注)なお「文学入門」の他の記事は以下のカテゴリーに入っています。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43898465/index.html

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(26.9.17) 富士山のし尿問題が再びクローズアップ 「このままでは世界文化遺産の登録が抹消される!!」

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 富士山のし尿問題が再びクローズアップされている。し尿といっても現実に問題になるのはウンチの方だ。
かつて富士山のどの山小屋も登山時期が終了すると汚物を沢に流していた。だから沢の周辺に行くと何ともひどい臭いがして、さらに川が大腸菌に汚染されるという問題が発生していた。

 富士山の雪解け水は伏流水として麓の湧き水になるのだがこのままいくと忍野八海までもが汚染されるのではなかろうかと危ぶまれていたものだ。
そこで富士山の山小屋ではバイオマストイレの普及にとりかかり2006年までに全山小屋のトイレ42か所でこの環境配慮型トイレの設置が完了した。
おかげで富士山からは汚物問題が一掃され、2013年には世界文化遺産として登録された。

 しかしこのことが再びし尿問題をクローズアップさせることになってしまったという。富士登山を目指す人が爆発的に増え始めたからだ。
1990年代の登山客は毎年20万人程度だったが、現在は31万人に増加している。一方富士山の山小屋の収容能力はトイレも考慮すると25万人程度と言われている。

 すでに6万人程度がトイレの許容量をオーバーしてしまったために、ノグソがいたるとこに散見されているようになった。
特に問題なのは5合目から新6合目にかけての須走ルートで、この近在にトイレがないためちょっと隠れた場所がウンチ場になっているのだそうだ。

 富士登山では携帯トイレの持参が推奨されているが、実際にはこの携帯トイレを使用することは不可能だという。5合目を過ぎたあたりからは岩ばかりで隠れて携帯トイレを使用する場所がほとんどない。
男性の場合はそれでも登山客にお尻丸出しでウンチをすることはできても女性では無理だろう。だからちょっとでも隠れられる場所があれば、そこが壮大なウンチ場になってしまうのだそうだ。

 やはりこの問題は富士山が収容できる人員の問題だと思う。トイレの受け入れ能力が25万人だとすればそれが限界で、入場制限と全員からウンチ処理用の入山料を徴収するのは致し方がない。

 考えてみれば私などは人の入らない山に登ることが多かったのでウンチはすべてノグソだった。登山用語でキジうちというのだが、山では地面を掘ろうにも岩が多くて掘ることができない。
仕方ないので岩を除けて穴を作り、した後は再び岩を載せていたがそもそも登山者がほとんどいないような場所なのでそれでも自然が処理してくれたようだ。

 だが現在は異常なほどの登山ブームだ。それもかつてのような若者でなく私のような中高年が圧倒的に多い。富士山や穂高のような著名な山はラッシュアワー並みで山小屋は満杯で、トイレは収容能力の限界に達している。
余りにウンチだらけだとせっかくの富士山の世界文化遺産登録も抹消されてしまうから、ここは入場制限と入山料の徴収以外に適切な方法を考え付くことができない。
それとも別に何かもっといい方法はあるのだろうか?

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(26.9.16) 人工光合成で燃料ができる。 パナソニックの挑戦

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 人生68年も生きるとしたいことはほとんどしてしまったし、見たい場所はみてしまったし、子供も孫もできてDNAの継承も終わったから神様がいつお迎えに来ても文句を言わないことにしていたが、何かもう少し生きてもいい気がしてきた。
科学の進歩は目覚ましく、今度は人工光合成の可能性が出てきたからだ。

 私は中学生のころ「植物は動物に比べて何とも魅力のないものだ」と思っていた。植物は動き回らないので動物園は面白いが植物園の見学となるとうんざりしたものだ。
いくら名前を聞かされても覚えられず、第一何のために植物があるのか理解できなかった。
しかしそれはひどい誤解で、植物が光合成をしてくれるから動物は存在することができ、当然人間も植物なくしては生きれない。

 光合成によって植物がでんぷん燃料を作るから生命は存在しているのだが、中学生の時光合成の仕組みを教わり、太陽光線と二酸化炭素と水を原料にでんぷんを作っていると聞いても「だから何なの」という感じだった。
だが考えてみれば、もし動物が体内に葉緑素を持っていれば自分で体内で食料を生産することができるのだから、光合成の能力を獲得することが人類の夢と気付いた。
植物と動物のハーフこそが生命の究極の姿ではないかと最近では考えている。

 
 そう思っていたらパナソニック人工光合成でメタンやエタノールと言った燃料の組成に成功したという記事が目に入った。
光合成では最終的にはでんぷんを作るのだが、その途中の段階でメタンやエタノールと言った燃料を作成している。
現在の人工光合成の仕組みでは太陽光エネルギーの0.2%程度が植物によって光合成で利用されているのだが、パナソニックの開発した人工光合成のシステムでは変換効率が0.3%と植物を上回った。
価格を無視すれば植物より効率的な素材の開発に成功したことになる。

 最もこの程度では商業化するのはむずかしく、変換効率を1%程度にしないと市場に受け入れてもらえないそうだ。この1%の壁を破るべきパナソニックは研究開発を進めていて2020年頃には実証実験ができるという。
すばらしい。人工的に燃料ができればシェールガス革命以上の大革命じゃないか」興奮してしまった。

 このところのパナソニックの業績は散々で最近になってようやく黒字転換したばかりだが、この技術で世界中の燃料を一手に生産できるようになれば大復活だ。
サウジアラビアやロシアの石油や天然ガスの施設が赤錆で朽ち果てている光景が目に浮かぶ。
さらに燃料ができれば次にでんぷんを生産するのもわけもないことだから、パナソニックが世界の食料を一手に生産し、世界中から農地や畑地が消えてしまうかもしれない。
人工光合成置さえあれば食料も燃料も簡単に入手できるとしたら人類は何をして生きるのだろうかと想像をめぐらす。

 そんな光景を見ることができるかもしれないのだから、神様に頼んでお迎えはもう少し先に延ばしてもらうことにした。

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⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 


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(26.9.14) 中国の都市大改造とアパート過剰生産 作ったが購入者がいない、どうしよう!!

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 実に興味深いドキュメンタリーをNHKの「ドキュメンタリーWAVE」で放送していた。
1億人が漂流する。中国・都市大改造の波紋」という番組だ。
李克強首相が進める中国の都市大改造で、農民工2.6億人のうち約1億人を都市住民にし、そのために大都市に巨大マンション群を建設するという計画だ。
すでに100か所程度の大都市でこの都市大改造が進められている。

 番組ではテイ州市という900万人が住む大都市の都市大改造を扱っていたが、ここに約300万人の農民工が住んでいる。農民工が住んでいる場所は城中村というのだが、これは都市の中の村という意味で、大都市の郊外に無許可で建設された格安のアパートが林立している。
見た限りは8階建て程度の立派なアパートに見えるが、階段は狭く暗く中はとても快適な場所とは言えない。だが家賃は都市部に比較すると極端に安く、6畳一間ぐらいで月に5000円と言っていた。
こうした城中村には500㎡当たり3万人が住んでいるという。世界で最も人口密度が高いシンガポールでも500㎡当たり4000人程度だから信じられないような人口密集地帯だ。

 このテイ州市では3年以内に55か所の城中村が取り壊される予定で、ある城中村が壊される映像が紹介されていたが「1週間以内に出て行け」という通達があり、その後電気水道が止められ、大型重機で8階建て程度のビルが次々に取り壊されていた。
日本では絶対にありえない光景だが、中国では土地は国家のものだから地方政府の思うがままに取り壊しができるようだ。
農民工の中で城中村で商売していた人は致し方なく街中に店を構えようとするが家賃が高騰しており、また家主は長期の契約をしたがらず、映像で紹介された寝具店の場合は一か月の契約になっていた。

 李克強首相の意図は、停滞局面に入った中国経済のカンフル剤として住宅建設を推し進め、そこに農民工を住まわせて都市住民にし、社会保障を充実させる代わりに年金や医療費の保険料を払ってもらおうとの目論見のようだった。
公共投資の一環としての都市の再開発事業だが、問題は農民工が城中村の約倍になる家賃を払い、かつ年金等の保険料を支払えるかということだ。

 現在中国の大都市には次々に高層マンションが建設されているが、問題は中国のシンクタンクの担当者が言っていたように「供給過剰で住む人がいない」ことだろう。
この現象を鬼城というのだが、実に立派なマンション群があるが、都市住民はこれ以上の住宅投資を控え(すでに2~3つのマンションを持っている)、一方農民工は高価すぎて購入できないとすればどうなるのだろうか。

 一般に市場経済が機能している日本などでは供給過剰になると値崩れが起こって住宅建設は中断され、二束三文で売却された後再び需要と供給がマッチして新しい住宅建設が始まるのだが、中国の場合は政府主導でとどまることを知らない住宅建設が行われている
地方政府は売れるか売れないかは無関係に党中央の指令に従っているから、次々に高層建築が現れそのまま売れずに放置されていく。あたかも増えすぎたネズミが海へ死の大行進をするような光景だ。

 住宅は過剰だが北京政府はさらに作れと言って国有銀行から資金をつけてくれる。
中国のGDPは建設された段階で計上され販売とは無関係だから表面的には大成長だが単に不良在庫がつみあがっているだけだ。

 中国経済の不動産建設は日本のようなブレーキが効かず、一体どこまで膨らめばいいのかという状況だ。
マルクスの言う過剰生産恐慌の最悪のパターンが今中国経済を襲おうとしており、崩壊した時の惨状は日本のバブル崩壊を上回ることは確実だ。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
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(26.9.14) iPS細胞の移植手術成功 日本が再生医療のメッカになる可能性がある!!

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 もう少し生き続ければ何とかなるのではないかという希望がわいてきた。世界最初のiPS細胞の移植手術が成功したからだ。
人間長く生きていると体中が中古になってしまう。私はこの体を68年間使い続けてきたため、足の膝の軟骨がすっかりすりヘリ、走ると初期のころのロボット並みの走りになる。今ではアシモ君の方が私より早いくらいだ。

 また耳の聴力の衰えは非常に厳しく、音声拡張器がないと相手が何を話しているかは半分程度しか理解できない。後の半分は想像力で補うので時としてひどい間違いが起こる。
「え、山崎さん、前に言ったじゃないですか」なんて言われているときは聞き取れなかった場合だが、何とも釈明もできない。
おかげで最近は会議のような場所にはできるだけでないようにしている。会議場のようなざわざわした環境では全く相手の言っている言葉が聞き取れないからだ。

 また最近は目がかすみ目になってきて、本を読むのがつらい。耳が聞こえず目も見えなければヘレンケラーに一歩近づいてしまうが、私はヘレンケラーのような強靭な意志はないから、そうなったら腹掻っ捌いて死んでしまいたくなるだろう。
だがしかし即断は厳禁だ。

 今回のiPS細胞の移植手術は網膜上皮移植細胞の手術で、黄斑という場所が変形し映像がゆがんだり真っ暗になってしまう難病に対応する手術だという。
今までは注射による療法しか手段はなく、しかもその治療効果はほとんどないというな難病だった。
これをiPS細胞を使って一気に解決しようというのだから何とも画期的な療法だ。
最も今回はもっぱら副作用特に癌化)がないかを確認するためだそうだから、本格的に治療法として確立するには10年程度かかるのだそうだ。

 私自身の関心は東京慈恵会医大で研究している重度の中耳炎により聴力が衰えた患者の再生医療と、東京医科歯科大学で研究している膝の軟骨の再生医療である。
この聴力が戻れば他者とのコミュニケーションを積極的に再開できるし、英会話のトレーニングも再開できる。今では日本語でさえまともに聞こえないのだから英語を聞きわけようとするのは土台無理で英会話は諦めていた。
また膝の軟骨が再生すれば大好きなマラソンに再びエントリーして大会に復帰できる。

 今年の初めにSTAP細胞なるものが出て、通常の体細胞を弱酸性の溶液で刺激すれば幹細胞になるとの研究成果にびっくりしたが、これは小保方氏の錯誤であった可能性が高い。
もし本当にこんなことが発生すれば弱酸性などというものはどこにもあるのだから、人間はそれに触れただけで手から頭や胴やお尻がにょきにょきとできてしまう。
実際にはそんなことはないのだから、小保方氏が作ったのはES細胞受精卵を用いて作る)だった可能性が高い。ES細胞ならどこの研究所でも簡単に作れるほど技術が一般化しており、実験装置さえあれば中学生でも可能だ。

注)STAP細胞の論文撤回についての経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/stap-4a0c.html

 やはり本命は山中教授のiPS細胞ということになり、日本が再生医療の分野で最先端に立つ可能性が高くなった。安倍首相もさぞ嬉しいだろう。首相は日本を再生医療のメッカにしようと法整備をすすめてきたのだからその成果の第一号だ。
最もこれからクリアーしなければならない課題も多い。
iPS細胞にも問題があり、iPS細胞を作成するのに時間と費用がかかりすぎることだそうだ。
自身の体細胞を使用すると作成まで10か月程度かかり、費用も手術費を含めて3000万円程度になるという。

 現在山中教授の研究所では副作用の少ない体細胞拒絶反応を起こしにくい体細胞)をもつドナーから体細胞の提供を受け、これを基に大量のiPS細胞を事前に作成するiPS細胞BANK構想があり、実現すればiPS細胞の移植手術は劇的に安価な手術になるという。

注)他人の体細胞を使用すると通常は拒絶反応が出るが、まれに拒絶反応のほとんど出ない体細胞がある。

 日本がこの分野で世界の最先端を走り、世界中から老人病を一掃する快挙が期待できる。
私ももう少し生きて頑張れば再生医療によって聴力も視力も膝関節もよみがえるかもしれない。とても期待含みなので生きる希望がわいてきた。
特に聴力は緊急の課題だから東京慈恵会医大に相談して、テストケースで私を使用してもらいたいものだと思う。

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以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
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(26.9.13) うそつき朝日の真っ赤な真実 「吉田調書を読み違えろ!!」

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 朝日新聞は油断したのだと思う。この5月20日の段階で福島第一原発所長吉田氏の吉田調書を入手していたのは朝日だけだったので、これを利用して東電を最大限貶める記事が書けると踏んだ。
よっしゃ特ダネだ。徹底的に東電をたたいて日本人が大事故が発生した時、責任感なく逃げ惑うというキャンペーンを張ろう

 朝日としては嬉しかったに違いない。当時韓国ではセウォル号沈没事故で船長は真っ先に逃げ出し、監督当局は過積載を見てみぬふりをし、船員は荷物の固定を怠り、遭難救助の沿岸警備隊は船に潜るのを嫌がって300名弱の高校生等を見殺しにしたばかりだから、世界は韓国の対応にあきれていた。
「大変だ。パク・クネが危ない。なんとしてもパク・クネを助けるために、日本人もこんなに責任感がないと公表してやろう

 朝日の戦略はまんまと当たり、「何だ、日本人も韓国人と同様に責任感のない連中だったのか」と韓国では大はしゃぎになったし、ニューヨークタイムズも朝日の追随記事を掲載した。
セウォル号より福島原発事故の方が世界に与えた影響は大きく、だから日本人は韓国人より悪質だとなった。

 しかし8月18日産経新聞が同じ吉田調書を入手して検証したら朝日の言う「所員の9割が吉田氏の待機命令に反し福島第一原発を撤退した」というのは意図的な誤報であることが分かった。
吉田氏と担当者との間で十分な連絡は取れなかったが、吉田氏は「放射線量の低い場所に待機して次の指示を待て」と言ったのであって、当時線量が低く安全な場所として福島第二原発が選択されたのは当然だったと、後で吉田氏も述べている。

 撤退報道は当時もあって、菅首相は「東電が全面撤退する」と誤解し、東電に怒鳴り込んでいった。
死ぬまで死守せよ
しかし当時吉田所長はじめ東電の主要スタッフは死ぬまで死守すべく頑張っていたのだから菅首相はいらぬおせっかいを焼きに行っただけだった。
特に二号機の水の注入ができずにメルトダウン寸前で、また四号機が水素爆発をしているちょうどその時に菅首相は東電本部に乗りこみ、吉田所長を電話会議でくぎづけにしたのは最高指導者としての資質が疑われる。

 戦争の真っ最中に現場の最高指揮官を電話会議に呼び出し「全面撤退と言った」「言わない」というような言葉じりの議論をしていたのだから、吉田所長ならずとも「あの、おっさん何を言ってわめいているんだ」といいたくなるだろう。
政府事故調もあきれて「官邸の介入については弊害の方が大きい」と断じている。

 私は朝日が死を賭して懸命な努力をしてた東電社員ではなく、愚かに勘違いをして現場を混乱させただけだった菅首相の責任を追求するならば、「立派な新聞だ」と評価するが、最も真面目に対応していた職員を貶める記事を書くのは悪意がありすぎる。
韓国と中国を礼賛し日本を貶めるのが朝日の基本スタンスだが、吉田調書が産経に漏れては万事窮すだ。

 次々に朝日の嘘がばれて、ついに木村社長が陳謝し担当の杉浦取締役が責任をとって退任することになった。
木村社長は「吉田調書を確認した記者とデスクが少なく、チェックが効かなかった」と弁解したが、これはほとんど弁解になっていない。
朝日の記者やデスクは日本の最高学府を出た偏差値が極度に高いインテリ集団で、国語のテストはほぼパーフェクトに近い点をとってきたはずだ。
そうした偏差値インテリが読解力が劣っているということは絶対にない。

 だから吉田調書を誤解して読むはずはなく、意図的に世論を誘導するために曲解したことは確かだ。
朝日の記者とデスクは木村社長のいうような「日本語も理解できない馬鹿」ではなく「確信犯的犯行」で日本を貶め、パク・クネ大統領にエールを送ったのだ。

注1)朝日新聞は中国、韓国と連携して自民党政権を打倒する鉄の三角形を形成している。だから韓国の危機はトライアングルの一角が崩壊することになり、意図的に日本貶め記事を作成して韓国を救おうとした

注2)朝日新聞は池上彰氏の朝日新聞批判記事を抹殺しようとして世間にその実態がばれた。世間の誘導に都合が悪いからだ。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-eb18.html

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(26.9.12) 嘘つき朝日新聞に毎日新聞がかみついた。「国際社会に誤解広める」

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 嘘つき朝日に毎日新聞がかみついている。
9月11日の毎日新聞朝刊で「朝日新聞の従軍慰安婦問題の特集」を組み、「国際社会にひどい誤解を与えた」と非難した。
朝日新聞が吉田清治氏の虚偽報道をそのまま垂れ流し、その結果韓国のパク・クネ大統領は世界各地に従軍慰安婦像を建設することをライフワークにし、国連ではこの報道を基にクマラスワミ報告書で「日本に謝罪と賠償」を要求する勧告がなされているからだ。

 朝日新聞は日本の誇るクオリティーペーパーだと自認してきたが、内実は最も悪質なプロパガンダ新聞であり日本を意図的に貶めるために中国と韓国のお先棒を担いできた。
なぜ朝日新聞が嘘と虚報でこれほど日本を貶めようとしたかは、社会主義へのあこがれがあまりに強すぎたからだといえる。

 1990年代の初め、「世界革命の先兵」だったソビエトロシアが崩壊し、次いで中国が「赤い資本主義」に舵をとってから、まだ何とか社会主義政権といえるのはキューバぐらいになってしまった。
20世紀は社会主義、共産主義が崩壊した世紀だが、そのイデオロギーに染まってなお世界革命を希求し続けていたのが朝日新聞だったといえる。
だから「日本を貶められる可能性の有るものはなんでもいいから記事にしろ」ということになる。

 朝日新聞は吉田清治氏の証言が虚偽であったと訂正したが、なお「朝日新聞の問題意識は今も変わっておらず、本質を直視すべきだ」と主張し、木村社長は一切の謝罪を拒否してきた。
これこそ朝日の本質で「問題意識さえ正しければどんな虚偽報道をしても許される」という立場だが、これを社会学の用語でプロパガンダという。

注)朝日新聞は福島第一原発の吉田調書を基に、東電職員が勝手に逃げ出したとの記事を掲載したが、これについては11日に「誤解を与えた」と木村社長が陳謝している。そのついでに「従軍慰安婦問題の訂正記事が遅すぎたこと」も陳謝したが、「朝日新聞の問題意識」については訂正していない。

なお福島原発の東電に対する意図的な貶め記事の内容は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/2691-2964.html


 朝日が報道した吉田清治氏の16回の証言内容は以下のようなものだ。

① 済州島で集落を兵士が包囲し部下が突入。若い女性の手をねじり上げて引き出した。
② 敗戦直後山口県知事の命令で強制連行の関係書類を証拠隠滅のために償却した。
③ 木剣を持っていたから殴るけるして若い女性をトラックに詰め込んだ。
④ 私は朝鮮半島で千人ぐらい連行に関与し、その多くが人妻だった。
⑤ 私が強制連行した朝鮮人のうち女性の全部が死んだ。


 これだけ記載しても吉田証言が矛盾に満ちていることが分かる。最初は若い女性を刈りだしていたはずが途中でほとんどが人妻になり、多くの女性が死んだはずだが、その後次々に生存者が現れて裁判を起こしている。

 朝日新聞もさすがにおかしいと感じたのは1997年で、この時の記事では「済州島の人たちからも裏図ける証言は出ておらず、真偽は確認できない」とその後吉田氏の証言を掲載しなくなった。
しかしこの時点で中学歴史教科書に慰安婦問題が掲載されていたので「目的は達成したので、これ以上虚偽報道を続けるとこちらが危なくなるので止めよう」ということだった。

 毎日新聞は今回の特集で朝日新聞の一連の報道で吉田証言のような軍の組織的強制連行があったとの誤解を世界に拡散したとされるように、報道は社会に大きな影響を与え、外交にも不幸な事態を招きかねません。誤った報道は速やかに訂正し、納得のできる説明をするという報道機関の責務を痛感します」と朝日をいさめている。

 私も何回も書いたが軍隊と慰安婦は楯の表と裏で、軍隊のいるところどこにも慰安婦(売春婦)はいる。しかもこうした売春婦は強制されたのではなく一種の儲かる商売として集まってくるのであり、旧日本軍においても同様だった。
当時は買春禁止法はなく売春は公に認められた商売で、貧しい家庭の少女が人買い人に売られて、親はその対価を得ていた。
吉田清治氏もそうした人買い人の一人で、朝鮮半島で多くの少女を集めたが軍隊にそそのかされてしたわけではなく、裏街道に巣食う人間の一人として商売でおこなっていたのにすぎない
それを戦後日本軍隊に罪を擦り付けて自分だけいい子になろうとしたのが吉田清治氏だ。

注)軍隊に売春婦がつきものであり、特に韓国が買春天国であることは前に記載した。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-d57a.html

 朝日新聞はそうした吉田氏の虚言を途中で見抜いていたが、日本を貶めるためのプロパガンダとして利用できるため、信じたふりをして虚報を流し続けていたといえる。
今年になってそれを虚報だったと認めたが、1997年の吉田証言打ち切りからもすでに20年近く経過している。
朝日新聞の悪質なデマのおかげでパク・クネ大統領は自分のライフワークを見つけ、嬉々として非難外交をしているが、実際は従軍慰安婦などいなかったのだから日本は全く濡れ衣で非難されている。

 すべては朝日新聞が仕組んだ罠だが、これほど虚飾に満ちた新聞社を見つけることは難しく、人民日報やプラウダ並のプロパガンダ新聞といえる。

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(26.9.11) デング熱はそれほど恐ろしい病気なのだろうか?

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 代々木公園一帯で発生していたデング熱が私が住んでいる千葉市でも発生したという。
患者は60歳台の男性で都内にも海外にも出向いておらず、自身が住んでいる千葉市稲毛区で感染した確率が高いという。
稲毛区はおゆみ野から10km程度だから、何かだんだんとデング熱が迫ってきた感じだ。

 私などは毎日のように草刈りをしているし首などは防御していないから年がら年中蚊に刺されている。
危ないじゃないか、蚊スプレーを常に持参しようかしら・・・・・・

 私は当初デング熱エボラ出血熱のような恐ろしい病気で致死率が50%程度の猛烈な感染症と思っていたが、これはひどい誤解だった。
毎年世界中で5000万人から1億人程度感染者が出るのだそうだが、そのうちの80%はウイルス感染しても無症状なのだそうだ。
そして後の15%程度が軽い風邪のような症状が出るだけで、しばらくすると全快してしまうという。

 問題は後の5%で重症化するとデング出血熱と言った症状になり出血や血小板の減少、血漿漏出が起こって、まれに死亡する事例があるという
このデング出血熱はエボラ出血熱と症状が似ているから、体中から血が噴き出してしまうような激烈な症状だ。

 適切な治療薬はなくもっぱら対処療法で静かに寝ているしか手はなく体力さえあれば回復すると言われている。
重篤な患者になる場合は特色があって、4種類あるデング熱ウイルスに続けて感染した場合だそうで、一回だけの感染ならばほとんどが軽症か症状そのものが出ないのだそうだ。

注)2回目が恐ろしいというのはスズメバチ蜂に刺された時と同じで、私は一度スズメバチに刺されているから「2回目はショック死するかもしれない」と脅されている。

 「なんだ、デング熱なんて大騒ぎをしているが、この程度ならインフルエンザとほとんど変わりがないじゃないか・・・
実際軽度の症状は発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛だから全くインフルエンザと同じで、違いははしかに似た発疹が出ることぐらいだ。

 現在患者数は100名程度だが、調査をすると爆発的に増える可能性がある。
なぜなら感染者の80%が無症状なら代々木公園で蚊に刺された人の相当数が保菌者で、しかし日常的には全く異常なく生活しているからだ。
従来は風邪程度に思っていた人が、専門的な検査をして保菌者だと判明しているのだと言っていい。
だから正直言って少し大げさに騒ぎすぎだ。現在代々木公園などは閉鎖されて薬剤の散布が行われているが、そんなことをせず放っておいてもほとんどの人が無症状で収まるのだから別段怖い病気ではない。

 だたし重篤な患者が発生した時に適切な治療薬がないというのは驚きだった。
今まで製薬会社がこの病気の対処方法をまともに研究してこなかったのは、発生場所が熱帯の相対的に貧しい地域で治療薬に支払う金銭に事欠いていたことと、ほっておいても治癒してしまったからだろう。
しかし地球温暖化で日本は亜熱帯になってしまい世界各地で熱帯の風土病が蔓延し始めた。せめてインフルエンザ程度の特効薬の開発をしてもらわないと、重篤な患者にとってはひどい悲劇だ。。

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(26.9.10) 世界史の分水嶺 スコットランドの住民投票 分離時代の始まりになるか?

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 スコットランドは本当に独立するのだろうか。つい最近までの世論調査では独立反対派が優位だったのでこの18日の住民投票では独立は否決されるものと誰もが思っていた。ところが最新のサンデー・タイムズの世論調査で独立賛成が51%、反対が49%と逆転したため一気にきな臭くなった。
ポンドは動揺し市場はポンドを売っている。

 スコットランドとイングランドが合併したのは1707年だから今から300年前のことだ。表面的には対等合併だったが実質的には吸収合併であり、首都はロンドンに置かれ王様はイングランド出身者がなった。
中学生の時地理を習ったがイギリスをUK(ユナイテッド・キングダム)と呼ばれるのがとても不思議だった。何でユナイテッド連合)か分からなかったからだ。
女王といえばエリザベス女王のことしか知らなかったから、スコットランドがかつては王国だったなど思いもしなかった。

 私はかつて一度スコットランドの首都だったエディンバラに行ったことがあるが、ロンドンから高速列車に乗るとだんだんと木々が少なくなり、そのうち牧草地帯ばかりが目立ち垣根が石垣になるのに驚いた。
寒く冷たい気候のため牧草以外は生育できず、したがって牧畜業が主要な産業になる。
かつてと言ってもローマ時代だがローマ人もこの裏さびた土地に目もくれず、ハドリアヌス帝長城を築いて「これより先は蛮族の住むところ」とした場所だ。

 人口は530万人程度でイギリス全体の65百万人からすると1割にも満たない。
行ってみると分かるがエディンバラより北部はさらに不毛の土地で観光地としては魅力あふれるが、産業が起こるような場所ではない。
日本のイメージでいえば北海道に似ているが、北海道全体を草原にしたような土地柄だ。

 そうした場所でなぜ独立運動が起こるかというとすべて北海油田の利権のせいである。
北海油田はイギリスのドル箱で日産600万バーレル程度だがこれはサウジアラビアの約半分だ。
独立を目指しているスコットランド国民党はこの利権がイングランドに吸い上げられてスコットランドにおこぼれしか来ないことに不満を持つ住民の意見を代表する政党だ。
北海油田がスコットランドのものになればスコットランドは世界有数の裕福で社会福祉の充実した国家になる」とあおっている。

 実際は利権は複雑に絡み合っているのでかつてのアラブ諸国のように強引に国有化でもしない限り北海油田がスコットランドの保有になることはない。
だがスコットランドは法治国家だから超法規措置は取りづらく、結局は話し合いで決めることになるから、スコットランド国民党の描くバラ色の夢が実現することはない。
せいぜい従来よりは取り分が増える程度だろう。

 それでもスコットランドが独立に傾くのは歴史的にイングランドに支配され続けた怨念があるからだ。ちょうど韓国が日本に抱く感情と似ていなくもない。
ショーン・コネリーはスコットランド出身の俳優だが、彼を見ているとそうした怨念を感じる。
産業といえば観光業ぐらいしか見当たらない場所で唯一金のなる木が北海油田だから、これを手に入れてイングランドを見返したいというのが実態だ。

 果たしてこの18日の住民投票はどうなるだろうか。もし独立賛成が過半数をとれば数年後にイギリスは分裂する。
通常国家はユーゴスラビアやソ連がそうであったように大混乱の中で分裂するものだが、大国が住民投票という平和手段で分裂する最初の事例になるかもしれない。
そうなると日本も沖縄と北海道が「スコットランドに続け」と住民投票で分離を目指すかもしれない。世界中が分離の時代に突入し、世界史の分水嶺になるかもしれない重要な住民投票が行われようとしている。

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(26.9.9) 西欧型民主主義の限界 イスラム国の台頭とアメリカの苦悩

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(北海道 小樽の近くの欄島の海水浴場)

 西欧型民主主義体制が矛盾に満ちたものだと明確に分からせる事例はイスラム国の存在だ。
もともとシリアのアサド政権が西欧型民主主義に違反する独裁政権だとして、アメリカと西欧は反体制派に武器の援助をしてきた。
しかし援助を受けた反体制派勢力が肥大し、ついにイラクに攻め入ってイスラム国を建設しアメリカ人ジャーナリスト二人の首をはねた。

 その映像がユー・チューブで流されるとアメリカ国内は激昂した。
しかしもともとはシリアのアサド政権打倒のために、資金や武器援助を反体制派に与えたことでイスラム教徒が本来の眠りから覚めただけだから、激昂する方がおかしい。
自業自得とはこのことで「これならアサド政権の方がよっぽどましだ」とアメリカは歯ぎしりをしている。

 アサド大統領は「イスラム過激派と最前線で戦っているのはシリアだ」と常日ごろから言っていたが、それがまさに真実だということが証明されたが、一方アメリカは自己矛盾に悩んでいる。
すでにクルド人やイラク政府を支援するとして空爆を再開したものの、イスラム国の本拠地であるシリア北部の空爆は理論的にできない
もしシリア北部の空爆を行うとそれはアサド政権の支援になってしまい、独裁者アサドを打倒すると振り上げたこぶしの落としどころがなくなるからだ。
我が国はアサドを打倒するためにアサドを助けよう」などといえば子供でもびっくりする。

 しかしイスラム国とはよく言ったものだ。7世紀から8世紀にかけてアフリカ北部と地中海地方を席巻したサラセン帝国の再来のような集団で、イスラム教の教えを厳格に守って片手にコーラン、片手に剣をふるう熱狂的なイスラム教徒の集団だ。
この「片手に剣」は象徴的な意味でなく実質的な意味を持っており、イスラム教徒以外は人間でなく豚だから、いくら殺しても奴隷にしてもそれは神の意思として認められる。

注)イスラム国の台頭については前にもブログ記事を記載している。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-61ef.html

 塩野七生氏の「ローマ亡き後の地中海世界」を読むとアフリカ北部を支配下に置いたサラセン人がビザンチン帝国の支配下にあったシチリアやイタリア沿岸の諸都市を襲い、抵抗するものは首をはね、従うものは奴隷にし、改宗したものはサラセンの兵士として第一線の危険きわまる戦場に送りだしていたことが分かる。

 現在イスラム国が異教徒であるアメリカ人の首をはね、そしてそれを実行したのが改宗したイギリス人であることはイスラムの伝統そのものだ。1200年の時を隔ててサラセンの亡霊が復活し、現在のローマ、アメリカに襲い掛かっている。
西欧型民主主義が最高のシステムと思っている人からすると、罪もないアメリカ人の首をはねることは許しがたい暴挙に見えるが、イスラム国からすれば異教徒であることがそもそも罪なのだから首をはねることは当然ということになる。

 社会システムとは実は相対的なもので、その中で西欧型民主主義はましなシステムというのに過ぎない。
私は今中学生に勉強を教えているのだが、公民や歴史の教科書を見ると西洋型民主主義を至上の価値と認めており、特に日本国憲法はその中で最高の法規のように記載してある。だが日本国憲法は敗戦国日本が二度とアメリカに歯向かわないことを目的に制定された憲法で、第9条で軍備を一切持たせないようにして、その代りアメリカが日本を軍事的に植民地支配するための規定だ。
この事実を教えないから教科書をいくら読んでもリアル・ポリティックが中学生に育たない。
価値は相対的なものなのに西欧型民主主義以外の価値が存在することが理解できなく、なぜイスラム国が現れるのか理解できないだろう。

 イスラム国は実にいいリアル・ポリティクスの教材だ。
アメリカは理念を守るためにイスラム国を何とかして封じ込めたいが、そのためにはシリア北部の拠点をたたかなくてはならない。
しかし拠点をたたくということは独裁国家シリアを助けることだから、アメリカが独裁国家に加担することになる。
理念国家アメリカにとっては実につらい選択だ。
独裁政治がイスラム原理主義を封じ込めていたのに、その独裁政治のくびきを放つとイスラム原理主義がアメリカに牙をむく。

 リビア、チュニジア、イラクと独裁政治が倒れたが、後にできたのはイスラム過激主義国家ばかりだ。
オバマ大統領は今「独裁国家を倒してサラセン帝国を復活させるのに何の意義があるのだろうか」と苦吟している。
だが本当は独裁国家を倒せば西欧型民主主義になると考えたのが浅はかなのだ。イスラムの世界では独裁政治こそがアサド大統領が言うように「過激派を封じ込める唯一の手段」なのだから。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

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(26.9.8) ロドリゴ自転車周遊記 その12(最終回) 神栖市 旭市 東金市 そしておゆみ野

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(利根川大橋のたもと)

注1)「ロドリゴ自転車周遊記」のその1~その11は以下のカテゴリーに入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat59333968/index.html

 ロドリゴの自転車周遊記も最終回になりました。思えば御老中水野忠邦様に命じられて関八州の見回りに出立致したのですが、関八州は地獄の暑さで50年に一度の猛暑になっており、とても人間の住める場所ではありませんでした。
「これでは死んでしまう。どうせ死ぬのなら好きな蝦夷地を見て死のう」と決心し、大洗の港より北前船に乗り蝦夷地の苫小牧の港に降り立ったのが天明7年8月7日でしたが、それが昨日のように思われます。

 蝦夷地は期待通りの涼しく快適な気候風土でございましたし、ロドリゴが今回尋ねた支笏湖、積丹半島、洞爺湖は期待通りの風光明媚な土地柄でございました。
夏は絶対に蝦夷地が一番」というロドリゴの確信は今回も証明されたことになります。

 だが残念なことに蝦夷地はだんだんと見捨てられた土地になっており、大都市を除くと人口減少に歯止めがかからず、特に農村部では今住んでいる人の寿命がその集落の寿命になっておりました。
苫小牧の港には大きな工場団地が造成されておりますが、ここを拠点とする王子製紙がわずかに関連会社の工場を建設しているだけで、広大な造成地にはぺんぺん草が生えているのでございます。

 ジパングが世界の工場であった時代は今から約20年前に終焉し、その後から)が世界の工場になりましたがそれも賃金の高騰により終焉し、次は天竺かというような状況になっております。
したがって蝦夷地で工業を起こすなどは夢のまた夢で、工業以外の新たな産業の開発が急がれていますが、残念なことにそうした取り組みは遅々として進んでおりません。

 蝦夷地には北方領土問題があって熊のミーシャとは不仲でございますが、その原因の北方領土の実質的価値はほとんどなく、単に象徴的な問題に過ぎません。
蝦夷地は太古の昔から北に開かれた土地ですのでミーシャとの関係改善が進めば大いに発展性はありますが、今ミーシャはウクライナで吠えまくっておりますので、その可能性もほとんどなくなっております。

 工業は不振で人口が極端に少ない地方の残された資源は自然そのもので、観光産業だけが発展の余地はありますが、相変わらず自動車主体の観光行政では蝦夷地の特異性はありません。はっきり言って美しい自然の残された土地は世界にいくらでもあり、私の好きなニュージーランドやカナダなどはその双璧です。
昨日も提案した通り特異性を発揮させて蝦夷地を世界の自転車ツアーのメッカにするのが自転車好きのロドリゴの希望でございます。

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(利根川大橋 有料道路だが人と自転車は無料)

 そのようなことを考えながら今日も極端に暑さの増した国道124号線から126号線を南下いたしました。
この道は銚子の中心を通るのですが利根川大橋を渡って銚子市はバイパスいたしました。できるだけ早く故郷おゆみ野村に帰りつきたかったからでございます。
東金村近在まで来たときこの周辺はロドリゴがかつて見知った場所ですので「ああ、ようやく故郷に戻った」と感無量になりました。
特に昭和の森からは日常的に自転車を乗り回している場所ですので、完全に故郷という雰囲気でございました。

 故郷には老いた母親が1人このロドリゴの帰郷を待ち望んでおりましたが、最近は目がかすむらしく真っ黒に日焼けした私を見て「おや、どこの外人さんですかの?」と尋ねたほどでございます。
こうして天明7年8月15日は終わり、ロドリゴの今年の夏の自転車周遊も終わったのでございます。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
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(26.9.7) 北朝鮮崩壊前夜 日本人の拉致問題解決に国家の命運をかけている!!

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( 顔面岩 右端が顔面に見える)

 北朝鮮に何が起こっているのだろうか。この処の北朝鮮をめぐる動きは完全に従来と異なっている。
日本に対し拉致被害者の全面調査を約束し、あらゆる情報を提供するという。今までは「拉致問題は解決済み」と木で鼻をくくるような対応をしていたのと大違いだ。

 一方中国の習近平主席はこの7月に韓国に訪れ、パク・クネ大統領と親密な中韓関係を演出したが、今までだったら真っ先に訪問する北朝鮮をすっぽかした。
中国にとって必要なのは韓国で、北朝鮮ではない」とのメッセージだ。
中国と北朝鮮の間は朝鮮戦争を互いに戦った「血盟関係」だったはずだがどうしたことだろう。

 従来中国は北朝鮮に石油50万トン、食料10万トン、科学肥料を無償で提供してきたがその提供を止めてしまった。また中国と北朝鮮の貿易額は加速度的に低下している。
中国は明確に北朝鮮を兵糧攻めにし始めたために、北朝鮮経済は干しあがった。
背に腹は代えられなくなった北朝鮮が最後の手段として日本に経済援助を求めてきたというのが実際だ。
日本はまだ北朝鮮に戦後賠償金を払っていない。その額は1兆円規模である。それを支払え

 北朝鮮については幾つもの闇があるが、最も不思議だったのは中国があれほど北朝鮮にミサイル発射や核実験の中止を要請していたのに北朝鮮はそれを無視して強行し、それでも多額の援助物資を中国は北朝鮮に与えてきたことだ。
これほど不思議なことはない。一般的には「弱者の恐喝」と言われていたが、中国はそんなに恐喝に弱いのだろうか。

 これについて長谷川慶太郎氏が最新の著書「大破局の反日アジア、台繁栄の親日アジア」で非常に示唆的な指摘をしていた。
それによると中国は軍部と党中央の間で抜き差しならない反目があるという。
その反目の深淵は思想的源泉で、軍部は「毛沢東路線」なのに対し党中央が「資本主義路線」をとっていることにあるという。
国内で共産主義と資本主義の思想的な戦いが行われているというのだ。
軍部から見ると党中央は「腐った資本主義の豚であり、人民解放軍だけが故毛沢東主席の意志を継いで共産主義国家中国を支えている」ということになる。

 この軍部の中で最強派なのが北朝鮮とロシアの国境警備を担当する瀋陽軍管区で、北朝鮮の実質的管理はこの瀋陽軍管区が行っていた。
北朝鮮と中国との関係とは実際は瀋陽軍管区との関係で、日本の歴史に現れた満州国と関東軍の関係にそっくりなのだそうだ。
軍人にとって必要なのは他国との緊張関係で、北京の腐った豚が望むようなアメリカとのデタントではない。
そこで瀋陽軍管区は北朝鮮に意図的にミサイルの発射と核実験を強行させ北京の威光を無視する態度を取らせてきた

注)北朝鮮が瀋陽軍管区の傀儡だとの説は前に一度記したことがある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-fed1.html


 だから中国と北朝鮮の対立の本質は北京政府と瀋陽軍管区の対立で、、しぶしぶ北京政府は軍部のはねっかえりを承認するしかなかった。何しろ中国は先軍主義の国で戦前の日本と同様軍隊を怒らせることができない。
ところがここが如何にも中国的なのだが、瀋陽軍管区も金もうけには目がなかった。
軍事予算は毎年年初に各軍管区に配布されるが、これは一年をかけて支払われる給与や装備費でそれまでの間は金庫に眠っていることになる。

 「もったいないではないか。今シャドウバンキングで貸し出しをすれば10%以上の金利が確実に入る。予算の10%が予備費として使える
軍管区は上げてこのシャドウバンキングに乗り出し、当初は多額のもうけを出していた(担当者は汚職をしているから個人的にもこのビジネスに乗り出した)。

 しかし好事魔多しだ。特に東北地区は最も早く不動産バブルがはじけた地域で、瀋陽軍管区は多額の不良債権を抱えてしまい、兵士への給与の支払いも兵器の購入費も支払えなくなってしまった。
これを好機に習近平政権は瀋陽軍管区の粛清に乗り出し、シャドウバンキングの負債を肩代わりする代わりに軍管区の実権を取り上げることに成功したという。

 この瀋陽軍管区の敗退が北朝鮮に波及し、今までは瀋陽軍管区の後押しによって思う存分ふるまっていたのに、アメリカ向けのミサイル発射も核実験もできなくなり、あまつさえ経済援助も停止になってほとんど息の根を止められそうになっているという。
植民地か、それとも死か」と選択を迫られ、北朝鮮は日本に活路を見出すべく、拉致被害者の捜索に本腰を入れている。

注)最近もミサイル発射実験を繰り返しているが射程距離500km以下でこれは対中国、韓国向への脅し。

 かくして北朝鮮は崩壊前夜にあり、時間がたてばたつほど状況は厳しさを増してくるという。
私は当初長谷川氏の分析に疑問を持っていたが、最近の北朝鮮の動きは長谷川氏の分析が相当程度正しいことを示している。
何かベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツに似てきた。
日本は北朝鮮の崩壊に備えた準備が必要な段階になってきたといえそうだ。

別件)第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
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(26.9.6) ロドリゴ自転車周遊記 その11 大洗 鹿島市 そして神栖市

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(たぶん鹿島灘の砂防施設)

注)「ロドリゴ自転車周遊記」のその1~その10は以下のカテゴリーに入っております。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat59333968/index.html

 とても魔訶不可思議なことにはフェリーに乗ってからは、ロドリゴをあれほど悩ました静御前の霊がぴったりと現れなくなりました。
どうしたことかとウキペディアで調べてみると、「妖怪は自身の結界を越えて現れることはなく、蝦夷地の妖怪は津軽海峡を越えられない」と記載されておりました。
そうかそれで昨晩は静御前は出現しなかったのか」理由は分かりましたが、出なければ出ないで何かとても寂しい気がしたものでございます。

 ロドリゴの乗ったフェリーは翌天明7年8月14日の午後2時には常陸国大洗の港に到着いたしました。
着いてみますと関八州は相変わらず灼熱の地獄で「こんなことならもう少し蝦夷地にとどまるのだった」と思いましたが後の祭りでございます。

 ここから我がおゆみ野郷へはおおよそ160km程度ありましたので夜半にどうしても一泊する必要がございました。
自転車の夜間走行は、特に荷駄が多く走るアッピア街道のような場所は危険で、いつ轢き殺されてもおかしくないからでございます。
まあ、今日は鹿島あたりの公園で一泊するか・・・・

 この鹿島灘の沿岸は蝦夷地とは全く異なり工業地帯が連なっており、潮騒ハマナス公園なるものもあるようでしたが、帰路を急いでいたロドリゴはそうした場所に目もくれず国道51号線を南下していったものでございます。
それにしてもこの暑さは何だ、たまったものではない・・・・・」体中が汗だらけになっておりました

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(鹿島アントラーズの鹿島スタジアム)

 鹿島村には鹿島アントラーズの鹿島スタジアムのそばに公園がありましたが、まだ日もかげっていないためもう少し進むことにしました。
しかしこの判断は最悪の判断だったことが後で明らかになったのでございます。
神栖市の中心を通り過ぎたころから積乱雲が空を覆い始めいつ大雨が降ってくるか分からないような状態になってまいりました。
まずい、雨が落ちてくる前にキャンプ地を探そう
しかしいくら探しても国道沿いに適当な場所が見つからなかったのでございます。

 そうこうしている間に大粒の雨が降り出し、たちまちのうちに豪雨になってしまいました。視界がなくなり目には雨が入って前を見るのも大変な状況になってまいりました。
完全にまずい。こうなってはどこでもいいから退避しよう
目の前に歩道橋が現れその下が調度雨よけになっていましたので、慌ててそこに退避しましたが待てど暮らせど雨が止む素振りを見せません。
仕方ない、今日はこの歩道橋の下で寝ることにするか
ロドリゴはキャンプをするときはたいていの場所に眠りますが歩道橋の下というのは初めてで、何か江戸界隈で隅田川の橋の下で寝ている乞食とさして変わらない有様でございました。

 体は汗と雨でびしょ濡れになっていましたので降りしきる雨をシャワー代わりに体を洗い、これも汗でべたべたになっている寝袋に入った時は、何かロドリゴの将来を彷彿とさせたものでございます。
実はロドリゴが日本橋の両替商で働いていたころ、東京駅の京葉線の地下コンコースで寝ている浮浪の徒を見て「ああ、ロドリゴもそうした安穏な生活をしたいものだ」と思っておりましたが、くしくも神栖市の歩道橋の下でその生活を余儀なくされたのでございます。

 外は荷駄がひっきりなしに行き交い明るい提灯などを照らしますのでおちおち眠ることができず、「こうした時は静御前が出てきて鎌倉幕府の裏話を聞かせててくれたらどんなに時間つぶしになったろう」思ったものでございました。
思えば8月14日はロドリゴの68回目の誕生日でございましたが、通常であれば少しはしゃれた料理屋で楽しげに食事でもしているところを、実際は降りしきる雨の中を歩道橋の下で冷たくなった寝袋をかぶって寝ていたのでございます。

別件)本日第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

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(26.9.5) 朝日新聞の恥の上塗り 「池上彰ごときに批判させるな!!」

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 朝日新聞が恥の上塗りをしている。池上彰氏が毎月一回朝日新聞に掲載している「新聞ななめ読み」の記事を朝日にふさわしくないとして掲載を拒否したが、そのやりとりが毎日新聞等で報道されたため隠しきれなくなった。
ごめん、判断に間違いがあったのでそのまま掲載します」と朝日が全面降伏したのだが、その内容はお粗末きわまる。

注)池上彰氏の朝日の掲載記事の内容は以下参照
http://www.asahi.com/articles/ASG935H4GG93UPQJ008.html

 池上氏が朝日新聞に記載しようとしたのは従軍慰安婦問題の朝日新聞の報道姿勢のことだ。
8月5日、6日に朝日新聞は、従来報道してきた吉田清治氏の証言「済州島で200人の若い朝鮮人女性が従軍慰安婦として駆り出された」という報道は間違いだったと訂正したが、その態度が大手新聞社としてなっていないと池上氏が批判したものだ。
すでに産経新聞が「こうした慰安婦は親に支度金が支払われ人身売買されたものだが、軍の関与はなく民間レベルの当時の感覚でいえば商行為だった」ことを明らかにしている。

 この事実を朝日新聞は約30年間にわたって従軍慰安婦はいたと報道し続けてきたのだからその罪は重い。池上氏でなくとも「朝日新聞が正式に国民に謝罪すべき」だと思うが、信じられないことに木村社長は謝罪など行う気はさらさらないという。
池上ごときに文句を言われる筋合いはない。ちゃんと紙面で訂正記事を書いたからいいだろう」との態度だ。

 前にも記載したが朝日新聞は過去虚偽報道を繰り返し、特に日本人を貶めることにおいて嬉々としてきた。
最近も福島第一原発事故の東電職員の対応を報じ、「吉田所長の待機命令に違反して撤退した」と報じたばかりだ。この記事を基にニューヨーク・タイムズなどは面白がって「パニックになった数百人の所員が命令に反し福島原発を見捨てた」と応じた。
意思の疎通はあったが東電職員はこの時点でも職務を全うしていたのに、朝日はここぞとばかり貶め記事を記載している。


注)福島第一原発の貶め記事については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/2691-2964.html

 そうした唯我独尊記事を池上氏に咎められると、直ちに「お前の記事は掲載しない」との通告を出すのだから、「いよー、朝日、大統領!!!キム・ジョンイル!!!」と思わず叫んでしまいそうだ。
さすがに朝日の現役記者も恥ずかしくなって「池上さんはじめ読者や様々な方に所属記者として心底申し訳ない」とツイッターで謝罪していたが、こうした態度の方が正常で木村社長の方が異常だ。

 朝日新聞は安倍首相のような真の愛国者がとりわけ嫌いで安倍政権や歴代の自民党政権の足を引っ張ることに熱心で、あまりの熱心さが高じて虚偽報道を繰り返してきた。
その中でも「従軍慰安婦報道」は特に罪が重い。
このありもしない従軍慰安婦問題で韓国のパク・クネ大統領は世界中の都市に従軍慰安婦像を建てて、日本人が如何に残虐非道かをアピールしている。

 かくして世界から日本が指弾されているが、その責任はあげて朝日新聞にある。
それにも拘わらず木村社長は謝罪の一つもせず、さらに池上彰氏の忠告を抹消しようとしたのだから、ほとんど報道機関としての体をなしていない。
朝日新聞は日本の報道機関の中で最も低劣な報道機関と言っていい。

別件)本日第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
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ルートは以下の地図で確認できます

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(26.9.4) ロドリゴ自転車周遊記 その10 伊達市 支笏湖 苫小牧 そしてフェリー

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(大滝から少し行ったところ)

注)「ロドリゴ自転車周遊記」のその1~その9は以下のカテゴリーに入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat59333968/index.html

 キャンプをしながら旅行する時一番困るのが、次第に寝袋が汗でべとべとになっていくことでございます。当初はサラサラに乾いて気持ちよく寝ていられたのが、時間がたつにつれてロドリゴの汗と油をたっぷり吸い込み、肌に接触するとベターとつくようになるのでございます。
途中で寝袋を天日干しできればよいのですが、自転車旅行の場合はそうした時間をとることができませんので、何か濡れた毛布で寝ているようになってまいります。
ああやだ、こんな気持ち悪いもので寝るなんて、最悪だ!!!」
こうしてキャンプ生活も終わりに近づくのでございます。

 またロドリゴの顔は照り付ける太陽光線で顔が真っ黒になり、遠くからは前と後ろの区別がつかないようになっておりました。光線除けに帽子の下に手拭いを垂らしておりますので、ちょうど南方戦線に派遣された旧日本軍の敗残兵のようであり、コンビニと称する茶店に立ち寄ると、茶店の娘が一瞬ぎょっとし、店の奥に逃げてしまうのでございます。
お父さん、大変、店にゴリラが押し寄せているわ!!」
実はロドリゴは精いっぱい愛想笑いをして娘を怖がらせまいとするのですが、真っ黒な顔の中で歯だけが真っ白に光って、あたかもキングコングが歯をむき出しにした様を彷彿させているようでございました。

 「だんだんと人間でなくなってきたので、そろそろ故郷おゆみ野村に帰って人間に戻る必要がありそうだ・・・・・・・
ここ伊達郷からは樽前国道を通って支笏湖のわきを通り、苫小牧に出る道を選択いたしました。ほかに山越えの道をたどって白老町に抜ける魅力的な山道もあったのですが、ロドリゴのマウンティンバイクの前ブレーキは壊れてしまっているため、下りの制御が難しくできる限り山道は避けたかったからでございます。
支笏湖から苫小牧への道は今回の旅ですでに通ったことがある道で、一度と通った道というものはライダーにとって非常に安心感を与えるものなのでございます。

 苫小牧からのフェリーは夕刻に出る予定でしたのでかなり時間的な余裕があり、ロドリゴは苫小牧の町を巡察することができました。
この街には高い煙突が駅のそばに林立していて、なにか四日市のような雰囲気なのでございますが王子製紙の工場でございました。ここは王子製紙の城下町なのでございます。

 ここ苫小牧の開拓史はロドリゴが幼児期を過ごした八王子の千人同心が明治期にここ勇払に鍬を入れたのが始まりでした。千人同心は徳川家恩顧の郷士集団で、幕府滅亡後新天地を求めてここ蝦夷地に開拓農民として入植したものでございます。
千人同心の中には新撰組組長だった近藤勇家もあって、特別に徳川家に対し忠誠心が強かったため、明治政府のもとでは生きるすべがなかったものと思われます。

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(ロドリゴ ガラスに反射している影)

 夕刻フェリーに乗船して蝦夷地を旅立ちましたが、つくづく思ったことは蝦夷地の今後の生き様でございました。苫小牧の工場団地はその大半がぺんぺん草で覆われもはや工場建設は夢のまた夢という惨状でございました。
またここ蝦夷地から次々と人々が消え去っており、一部の大都市以外はいづれも最盛時の人口の5割から8割程度の人口になっており、この傾向はますます加速されるようでございました。

 反対に自然はかつて開拓された場所が林地に戻り始め太古の姿が復活し始めておりました。こうした蝦夷地は自然こそが資産でそれを利用した観光業と自然相手の農林水産業以外の生業はほとんど不可能なように思われました。
道路は非常によく発達しておりますが、残念なことに荷駄と称する自動車専用であり、ロドリゴのような自転車による周遊は一部の場所を除いてかなり危険な個所が多く、エコ思考の人間にとっては必ずしも移動しやすいとは言いがたいのが実情でございます。

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(打ち捨てられた家屋。誰もかたづけることをしない)

 ロドリゴの希望は蝦夷中が一筆書きで一周できる自転車道の整備で、世界中の自転車愛好家のメッカに蝦夷地をすることでございます。
その場合は歩道の利用法が問題になるのですが、蝦夷地は集落と集落の間が20kmや30km程度の場所がいくらでもあって、そうした場所に歩道が設置されていても歩いて移動する人は皆無なのでございます。

注)現在の道路交通法では自転車は歩道を走ることが禁止されていますが、蝦夷地では都市部を除いて歩道を歩く人はおりません。ただ存在しているだけの無用の長物になっております。

 まさにこれこそ打ち捨てられている資産で、これを自転車道として整備しなおして、世界最高レベルの自転車観光地にするのが、蝦夷地再生の切り札のようにロドリゴには思われました。
フェリーに揺られ夢うつつでそうしたことを考えながら蝦夷地の旅もようやく終わりになったのでございます。
天明7年8月13日の夜はこうして過ぎたのでございます。


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(26.9.3) 日本のGDPの推移と景気はなぜ連動しないのか? GDPは単なる仮構

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 どうしてなのだろうかと考え込んでしまった。
日本のGDPの数値と実体経済の動きが一致しないのだ
今日本経済はとても好調で企業の所得は増収増益で、労働市場は人手不足なのだが、一方GDPは年率にして1%程度の伸び率だ。これは2000年代のリーマンショックまでの期間とほとんど同じだ。
一方韓国はGDPは3%程度なのに企業所得は減収減益を続けており、サムスンのような大企業以外は赤字経営に陥っている。
また中国は7.5%程度の成長を遂げているとされているが、不動産・鉄鋼・造船・非鉄金属・海運等の基幹産業は在庫が積みあがったりして赤字経営で、シャオミのようなサムスンのスマートフォン市場を奪っている電気産業や自動車産業ぐらいしかまともな経営は見当たらない。

 なぜGDPの推移と実体経済の間にはこのような乖離が発生するのだろうか。
私がかつてサミュエルソンの経済学を学んだときに一番不思議だったのは、GDPの計測方法でGDPは賃金、利子、利潤等の付加価値を積み上げたものだという説明だった。
本当かい、こうしたものは所得税の対象だから個人にしろ法人にしろ収益を隠すものじゃないかい。農家や中小企業者は経費を水増しして所得を隠し、大企業は法人税がないか低い国へ利益を移転するから、いくら付加価値計算してもGDPにならないのではないか???」
経済学的には正しくとも実態はこうした付加価値計算はできない。

 付加価値で計測できなければ他の方法は消費財の購入高で計算する方法で、財やサービスの購入を個人と法人と国家等でそれぞれ計算し、企業のように販売と購入がある場合は産業連関表を使用して純粋の購入額を計算すればいい。
これならできそうだが問題は産業連関表が5年に一回程度の見直しであり急激な経済実態の変化を反映できないことだ。

注)産業連関表とは通常の人にはなじみがないが、たとえば鉄鋼業界は通常鉄鉱石、石炭を購入するがその比率が一定として産業を関連づけるもの。これを使って産業間の差し引き計算をする。

 簡単にいえば景気が回復局面では企業は価格設定に強気で物の値段を上げ利益率が高くなる。一方景気後退期は反対に物の値段が加速度的に低下し利益率は低下する。
しかし産業連関表では常に一定の利益率(5年間は比率が一定で動かないと想定)を前提にしているからこうした経済実態を反映できない。

 実際に日本のGDPの計測では産業連関表や国勢調査、消費者動向調査、機械受注統計調査、法人企業景気予測調査等の統計数字を基に推計するのだが、ポイントはあくまでも推計であって実態ではないことだ。
一種の仮の数字であり統計の特色から「今までと同じ経済実態であればGDPはこうなる」という仮構に過ぎない。

 数学に最小二乗法という手法があって、今までの状況が変わらないならば経済成長は何%になるというような予測法だが、GDPも前提条件が一定とした計測方法といえる。
これでは質的変化には対応できない
簡単に言えば景気の上昇転換点ではたとえ企業の売上高は一定でも収益率は向上するから企業収益は向上する。

 現在の日本の状況がまさにこれで、安倍総理の言うデフレからの脱却とは質的変化を意味するし、反対にデフレ下の経済は収益率は低下して企業は赤字経営に堕ちてしまう。
だからGDPをいくら見ていても経済実態の変化は補足できないことになる。

 さらに言えばなぜ中国経済のGDPが7.5%かの説明もこれが単なる仮構だとすれば説明できる。
かつて私が社会主義経済の計測方法を学んでいた時、「社会主義国では生産、即消費だから生産額を計測すればいい」と学んだ。
計画経済では生産されたものはすべて売れるとの前提だが、実際は大量の在庫が積みあがって生産と売り上げは一致しない。

 中国のGDPの統計はどこの国よりも早く前月の数値が翌月の18日に確定数字(その後修正がない)として発表される。日本が2か月後に1次集計数字がでてその後修正されるのとえらい違いだ。
これは中国のGDPの基礎数字が国営企業の生産高の数字を基にしているからで、生産高 即売上高となってすぐに集計が集まる。

 だが実際は大量の鉄鋼の在庫や売れ残った石炭や非鉄金属の在庫等があるのだが、そんなことは知ったことではない。何しろ社会主義経済における統計処理は生産一辺倒だ。
だから中国各地に売れないマンションが林立しても、生産したのだからGDPにカウントされることになる。
我が国のGDPは7.5%の推移で経済は順調だ

 やはりGDPを見ているだけでは経済実態は反映しない。それよりも企業業績失業率アメリカではこれ後最も大事な指標になっている)や消費動向を追った方がはるかに景気実態が分かる。
近代経済学の最大の成果の一つがこのGDPだが、実際は経済の転換点では全く役立たずでかえって判断を誤ると思った方がいい。

別件)本日第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
④ 費用300円(実費)
⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。

 

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(26.9.2) ロドリゴ自転車周遊記 その9 京極町 真狩村 洞爺湖 そして伊達市

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(洞爺湖 中央が中島)

注)なお「ロドリゴ自転車周遊記」 その1~その8は以下のカテゴリーに入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat59333968/index.html

. 天明7年8月12日の朝は台風一過の気持よい朝でございました。
この日は京極の集落を出立し、真狩村まっかりむら)経由で洞爺湖を一周し、伊達郷方面に抜ける計画でございました。
なぜ真狩村を目指したかと申しますと、江戸市中で評判の義太夫の語り手、細川たかしの丞の故郷だからでございます。

 ロドリゴも義太夫が特に好きでたかしの丞の義太夫は私の好きなものの一つですので、真狩村なるものを見てみたいと思ったからでございます。真狩村は羊蹄山の麓にある村で、行ってみますと非常に瀟洒なたたずまいが印象的な村でございました。
ここにたかしの丞の銅像が川のほとりに建立されておりました。
しかしその像はたかしの丞が若かりし頃の像で、現在の中年太りのはかま姿とは似てもにつかぬ像であるのに思わず笑ってしまいました。
これじゃ誰の像だか分からないじゃないか・・・・・

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(細川たかしの丞の像)

 真狩村からは洞爺湖に抜け洞爺湖を一周する予定でございました。洞爺湖は周囲約40kmで、ここでフルマラソンと称する飛脚仲間の競技が行われております。
私の知り合いの飛脚のマミ姉さんがこの競技に参加しておりました。
ロドリゴさん、とても美しい場所ですから一度行ってみたらいかがですか」と言われていたので立ち寄ったのでございます。

 洞爺湖は真ん中に中島と称す島があり、洞爺湖温泉から観光船が出ておりました。近くには昭和新山有珠山といったしばしば噴火を繰り返す火山があり、ここが日本でも有数なマグマだまりであることが見て取れました。
ロドリゴは最初一周するつもりでしたが、マウンティンバイクの速度は時速12km程度でロドリゴがまだ若かったころの飛脚競技の速度とさして変わらず、行けども行けども着かず3分の2程度走って嫌になってしまいました。
フルマラソンに参加しているんじゃないので3分の2も走ればいいだろう」

 洞爺湖を離れ453号線を北上し伊達郷に入ったのでございます。ここ伊達郡は明治初期に伊達邦成様がこの地を差配し開拓したことからこの地名が付いているのでございます。
地図を見ますと大滝という場所の山合いに三階滝公園というものがありましたので、夕暮れが近づいているのでここでキャンプをする予定でございました。

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(三階滝公園)

 この公園には数件の茶店がございましたが夕暮れ時となると店を閉めいづれも村に降りていってしまい、夜半はこの公園には誰一人としていないのでございます。
蝦夷地にはとても立派な公園が数多くありますが、利用する人はほとんどなくこの公園も夜半はヒグマとキタキツネの結界になるようでございました。

 しかしロドリゴはだれ一人いない場所でのキャンプの方が落ち着きますので問題はないのでございますが、夜半再び静御前の霊がやってきて800年間の愚痴を聞かなければならないことがわずらわしかったのでございます。
しかし持っている護符は一枚足らないためどこに貼り残しをするかが問題でした。
昨日はお尻を残して桃を偽装したのですがひどい失敗で、今回は考えあぐねた結果松茸にしたのでございます。
松茸は生で食することはできないのでよもやかみつくことは有るまいとの判断でございました。

 果たして丑三つ時になると例の静が「ドシツネ様、ドシツネ様」と大音響を発しておりました。
今日もドシツネ様はわらわをさけて・・・おやここに大きなマツタケが!! もしやこれはドシツネ様の松茸では・・・・・収穫じゃ、収穫じゃ!!」そう言って思いっきり松茸を引っ張ったのでございます。
待て、待て、待て、静、そんなに引っ張られると宦官になってしまう!!」
まことに間一髪で宮刑を受けた司馬遷になるところでございました。

 致し方なく今夜も鎌倉幕府裏面史なるものを聞かされたのですが、「三代将軍実朝様は武士の棟梁というより歌詠みで、このことが北条政子様の悩みの種」だったそうでございます。
特に実朝様が鎌倉一帯に集中豪雨が降った時に「時により すぐれば民の嘆きなり 八幡大王雨止めさせ給え」と祈祷ばかり行い、自衛隊を派遣せず災害復旧措置を取らなかったことが政子様のお怒りに触れたそうでございます。

 しかしいくら政子様がお諫めになっても実朝様は歌ばかり歌っていたので、とうとうしびれを切らした政子様が静に「実朝のふぐりを食いちぎって宦官にしてしまえ」とお命じになったそうでございます。政子様は空想的鎌倉主義を嫌っていたとのことでございました。

 静によると「静はただ宦官にさせるだけのつもりで、鶴岡八幡宮の銀杏の陰から襲ったのでございましたが、実朝様は驚愕して階段より転がり落ちあえなくご最後を遂げてしまった」のだそうでございます。
これが平和主義者実朝の最後だと知りました。

 実に恐ろしき鎌倉幕府裏面史で頼朝の血筋の断絶はすべて静御前がふぐりを食いちぎったためと知ったのですが、ロドリゴはこれを日本歴史学会に報告すべきか否か迷っているうちにカッコーの声が聞こえ、静御前の霊は退散していきました。


別件)本日第4回ちはら台・おゆみ野ハーフマラソンのお知らせ。

以下の日程でハーフマラソンを開催いたします。
① 10月5日(日曜日)
② 午前10時スタート(雨天決行.受付は9時半から)
③ スタート・ゴール ちはら台走友会のかずさの道の集合場所(前回と同じでセンドーのうえ。地図参照)

ルートは以下の地図で確認できます

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6d18ea2157947c484ad9c4ec04b246ef
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⑤ 参加希望者はこのブログのコメントかメール機能を使用して参加希望を連絡してください。

⑥ なお本大会はすべて自己責任です。




 

 

 



 

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(26.9.1) 朝日新聞の虚偽報道 「東電職員は吉田所長の待機命令に違反して撤退した」

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 このところ福島第一原発事故当時、第一原発の所長で事故対応の第一線の責任者だった吉田昌郎所長事故調査委員会の調書のスクープ合戦が続いている。
この調書は政府が外部秘にしていたものだが、今年の5月朝日新聞が吉田調書を入手し「所員の9割が吉田氏の待機命令に違反し撤退した」と報じたため、調書を巡って果たして吉田氏の命令に違反して職員が逃げ出したかどうかが論議の的になっている。

 ここには二つの問題があり、① 政府が対外厳秘にした調書がなぜ朝日新聞に漏えいしたかという問題と、② 本当に東電職員は命令に違反して逃げ出したかという問題だ。
前者は日本政府のセキュリティーがいつものようにお粗末だということで機密漏えい防御措置がなっていないということだが、後者は東電職員の名誉の問題でさらに日本人はそんなに無責任かという日本全体の名誉の問題にも関係する。

 現在産経、読売、毎日が吉田調書の詳細を伝えだしたので政府は後追いだが全面公開する(一部黒塗りがあるという)というが、すでにマスコミには全容が漏れているため黒塗りの意味はなくなっている。何ともお粗末な対応だ。

 問題の退避命令につては第一原発の2号機がメルトダウンし始めたため、吉田所長が「必要人員を残して線量の低い場所に退避しろ」と命じたことで、これが首相官邸、および職員がそれぞれに判断して対応したことで誤解と判断ミスが重なっている。

 首相官邸は東電の清水社長の言葉から「全員が退避する」と勘違いし、菅首相が激怒して「死ぬまで頑張れ」と訓示を垂れたのだが、一方退避を指揮した総務班長は第一原発周辺では線量が高く危険なため12km離れた第二原発に約650名を退避させた。
この時第一原発には約700名の職員がいたから50名の職員が残ったことになる

 吉田所長は調書で「私は福島第一原発近辺で、所内にかかわらず線量の低いようなところに一回退避して次の指示を待てと言ったつもりだった」と証言している。
一方指揮をとった総務班長は「前日から退避先を検討しており、退避するんだったら第二原発だとのコンセンサスができていた」と証言している。

 東電の清水社長と菅首相の間のやり取りは全くの誤解で、菅首相がいつものようにヒステリーを爆発させただけだが、後者については確かに吉田所長と総務班長の間には「線量が低い場所」についての意思の伝達の齟齬があった。
しかし結果的に「線量が低い場所で安全確実な場所」は12km離れていた第二原発内部しかなく、また総務班長と吉田所長の間に連絡網はなかったから(トランシーバーはなく携帯は不通だった)、総務班長は吉田所長の指示に従って退避したと判断していた。

 だから東電職員は混乱のさなか意思の伝達が十分とは言えなかったが誠実に対応していたことになる。
実はここからが問題なのだが、朝日新聞は日本人の行為を常に悪意を持って伝える性癖があり、従軍慰安婦問題で散々日本人を貶めたが、この撤退についてもいつものように悪意の報道をした。
所員の9割が吉田氏の待機命令に違反し撤退した」と報じ、これに呼応してニューヨーク・タイムズが「パニックになった数百人の所員が命令に反し福島原発を見捨てた」と応じた。
朝日新聞とニューヨーク・タイムズは提携関係にあり日本貶め報道の双璧である。

 繰り返すが吉田所長は必要な人員を除いて退避命令を出しており、「線量の低い場所」の解釈が所長と総務班長の間で確認できなかったのに過ぎない。当時は連絡方法が皆無だったし総務班長が第一原発周辺に安全な場所を確保できないと判断したとしても致し方ない。第一メルトダウンした後の周辺の放射線量がどの程度か誰も分からないのだから最悪を想定するのが普通だ。

 私は吉田所長を始め東電職員が懸命な復旧作業をしており、情報伝達が十分に行われない中で最善の方法を模索していたと判断している。
しかし朝日新聞はニューヨークタイムズや韓国と同様に、日本人の悪口を言うことを正義と思っている新聞だから、ここでも最大限の貶め記事を書いた。
朝日新聞の虚偽報道に私はうんざりしているが、吉田所長の名誉と東電職員の名誉と日本人の名誉を守るために朝日新聞のプロパガンダに負けない反証が必要だろう。
朝日のような悪質な虚偽新聞に対し断固戦いを挑むのが誠実な日本人の責務だと私は思っている。

注)朝日新聞が従軍慰安婦問題でもひどいプロパガンダを行ったことは承知の事実だ。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-eb18.html

 

 

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