« (26.8.23) ロドリゴ自転車周遊記 その4 | トップページ | (26.8.25) ロドリゴ自転車周遊記 その5 支笏湖から倶知安 »

(26.8.24) 原発事故の除染廃棄物の処分方法がようやく前進しそうだ!!

Dscf5514

 やはりと言おうか、当然と言おうか福島県内の除染廃棄物の中間貯蔵施設を福島第一原発がある大熊町双葉町周辺に建設する案が検討されており、この8月末までに検討結果が公表されるという。
この地区は原発のメルトダウンによって極度に汚染されており現在も立ち入り禁止地区だが、こうした場所しか除染廃棄物を貯蔵できないのは誰でも予想できる。
福島県も大熊町も双葉町も受け入れにGOサインを出すようだ。

注)今回のは中間貯蔵施設で最終処分場の指定ではないが、結果的に中間貯蔵施設が最終処分場になることはほぼ明らかといえる。また言葉も除染廃棄物とか指定廃棄物等の用語がつかわれているが、簡単に言えば今回の原発事故で放射能汚染されている物質といえる。

 国は先に汚染された指定(除染)廃棄物を都道府県単位に中間貯蔵施設(最終処分施設)を作るように説得しているが、どこも大反対だ。
なぜ福島原発事故で発生した除染廃棄物を我が県内で補完しなければならないのだ」との反対の大合唱であり、それが国有地内に建設されようとも当該市町村も住民も一切認めようとしない。

注)この間の事情の詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43206851/index.html

 結局この世紀の大参事の後始末は福島第一原発周辺を一種の結界として人の出入りを禁止する地区とし、ここに放射能廃棄物すべてを閉じ込めるしかないのだ。
こうした汚染された場所は老人以外は住もうという気持ちを持たない。
若者はこうした場所では職場がないので働くことができないし、幼児が居れば放射能の影響を心配する。

 結局故郷に帰ろうとするのは老人だけだが、老人は時間の経緯とともに少なくなる。
前にチェルノブイリ周辺で立ち入り禁止地区に不法に住んでいる老人のドキュメンタリーを見たことがあるが、「自分たちは余命もいくばくもないので、生まれ育った故郷で死ぬのだ」と言っていた。
そこで自給自足の農業を営んでおり生きることだけはできる。
まだ放射線量は高かったが、がんになる確率と神様がお迎いに来る確率がほぼ同じならば、どこに住んでも一緒だ。

 福島第一原発のメルトダウンは人類が永久に住めない場所を作ったという意味でチェルノブイリと並んで世紀の大失態だった。
私はメルトダウンを回避する方法があったのではないかと今でも思っているが、現在それを検証する手段を持っていない。
菅首相が騒ぎまわって吉田所長の作業を妨害した」と疑っているが吉田所長の調書がまだ公開されていないため確認できない。

注)安倍政権はこの9月中旬までに吉田調書を公開する準備に入ったので是非見てみたいものだ。

 政府は福島県と当該市町村に地方交付税3010億円と抱き合わせで説得に乗り出し、不承不承ながら対象の住民は事故以前の不動産価格で販売することに応じるだろう。
どのように頑張っても永久に住めることのない土地を持っていても仕方ないからだ。
こうしてようやく除染廃棄物の処理について解決の第一歩が踏み出せることになったようだ。

 

 

 
 

|

« (26.8.23) ロドリゴ自転車周遊記 その4 | トップページ | (26.8.25) ロドリゴ自転車周遊記 その5 支笏湖から倶知安 »

災害 東日本大震災」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (26.8.23) ロドリゴ自転車周遊記 その4 | トップページ | (26.8.25) ロドリゴ自転車周遊記 その5 支笏湖から倶知安 »