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(26.8.3) 韓国経済の急停車 停滞の20年に突入か!!

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 韓国経済を見ていると何か日本経済を見ているような錯覚に襲われる。
輸出産業主体で為替政策が最も大事な政策であり、ウォン安ならば天国、ウォン高になると地獄に直行する。
不動産価格はバブル崩壊前の日本と同様高騰したが、2005年以降は長期低迷に陥ってすでに10年経過した。

 過去は「不動産を持っていれば絶対に値上がりだ!!」なんて強気一辺倒だったが、こうして長期低迷に陥ると売れに売れなくなり、一方借金はそのまま存在するので住宅資産貧乏になっている。
住宅を売ったら借金が返せない、どうしたらいいの!!!」悲鳴が聞こえる。

注)韓国の家計の借金は名目GDPの90%だが、これは日本の60%より高い。借金のほとんどが住宅関連である。

 不動産市況の低迷は金融面で不良資産がつみあがっていることであり、1990年代の日本の金融機関と同様な状況が訪れようとしている。
日本では長銀、日債銀、拓銀が倒産し、他の金融機関は3大メガバンクに集約されて生き残ったが、韓国の金融再編も時間の問題だ。

注)韓国ではすでに貯蓄銀行(日本の信用金庫や組合レベル)の倒産が相次いでいる。

 人口増加率は日本のようにマイナスにはなっていないが、マイナスになるのは時間の問題で若者は結婚をせず子供を産まない。すでに老人人口ばかりが増えているから就業労働人口はマイナスに転じ、社会福祉関連の費用がうなぎ上りになるのは日本と同じだ。

注)韓国の人口や人口増加率の推移は以下参照
http://ecodb.net/country/KR/imf_persons.html

 一方韓国と日本の最大の相違は韓国経済が財閥経済で成り立っており、中小企業は全くと言っていいほど育たない。理由は韓国の若者が中小企業に働くことを恥と思っており、そんなところにいると嫁さんももらえないからだ。
日本では労働そのものに価値を見出す思想が江戸時代から定着しているが、反対に韓国では李朝朝鮮の時代から上流階級は手を汚さないことを最も誇りとしてきた。
こうした階層を両班ヤンパン)というのだが、それが現在では著名大学を出て大企業に勤めることに代わっており、ブルーカラーの若者は昔ながらの下層階級のようなものと見なされている。

 だからサムスンや現代と言った大企業が隆盛の間は韓国は意気軒昂だったが、ここに来て安倍首相の円安政策に韓国経済はすっかり狂わされ、サムスンと現代は減収減益、その他の企業の多くが赤字に転落してしまった。
韓国政府は副首相をチーフに経済の再活性化を目指しているが、もともとウォン安だけで世界を席巻していたのだから、ウォン高になればベクトルが逆転する。

 20年の歳月を経て日本の長期不況と同様の不況に陥りつつある。
パク・クネ大統領は最後のかけに出て中国と提携しようとしているが、実際はスマートフォン事業で明らかなように中国企業の安売り攻勢に遭遇して何の役にも立たない。
中国の属国となって生きていくという戦略は失敗しそうだ。

 韓国経済が長期低迷になればすっかり自信を失い、得意の「日本たたき」が終焉するからすこしは東アジアの情勢もおとなしくなっていくだろう。
安倍首相の経済政策は実に効果的な韓国経済のボディーブローになっている。

注)朝鮮日報が停滞の20年に入ると悲鳴を上げている
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-64c7.html

注)「おゆみ野四季の道新」のカウンターに「おゆみ野四季の道」のカウンター8508を加えました。



 

 

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