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(26.8.5) 夏休みシリーズ NO2 捕鯨反対運動

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(トシムネさん撮影)

(20.3.5)捕鯨反対運動について(再掲)

「私はこのころシー・シェパードの捕鯨反対運動に憤っていた。シーシェパードは実際はオーストラリア政府公認の非合法活動で、キャプテン・ドレイクのオーストラリア版だった」


 このところ日本の調査捕鯨船日進丸がアメリカの環境保護団体シー・シェパード」による調査妨害をしばしば受けている。

 この3日には液体入りの瓶や白い粉の入った袋を計100個以上投げつけられ、日本側の乗員3名が目に痛みを訴えたと言う。
日本政府は例によって「シー・シェパード」の活動拠点のオーストラリア政府等に再発防止の申し入れをしたが、オーストラリア政府は本音ではまったく動こうとしない。

国際条約に基づく正当な行為」も実力阻止の前にはまったく効果がないらしい。

 捕鯨について言えば、私の個人的意見は捕鯨に反対である。
ただしこれは環境保護団体が唱えているように「鯨が特殊な生き物」だと思っているからではない。鯨の肉が嫌いなのだ。

 私の小さかった頃は肉と言えば鯨の肉しかなかった。南極捕鯨の最盛期でもあったが、何より貧しい日本人の食料としては肉は鯨しかなかったのである。

 あの肉質を覚えておられるだろうか。硬く何回もかまなければ噛み砕くこともできない、おおよそ美味とはかけ離れた肉質である。
私の当時の願いは「何とかして鯨の肉を食わなくてもすむ生活をしたい」だった。
だから私としては「なんで鯨なんか取る必要があるのだろう」というのが正直な気持ちだ。

 しかしそれにもかかわらず環境保護団体「シー・シェパード」の行為は正しいとは思わない。
私が一番違和感を覚えるのは「鯨やイルカのような動物だけをなぜ特殊扱いするのか」と言うことである。

 もし「シー・シェパード」の賛同者が絶対に動物の肉を食べないと言うなら、その主張の首尾一貫性を認める。
しかし、牛肉や豚肉やマトンの肉をほうばり、ハンバーガーをこよなく愛する「シー・シェパード」の賛同者にはあきれるばかりだ。
君達のすることはまず最初に、マクドナルドに反対することではないのか」私だったらそう言う。

 実際肉など食べなくても生きていけることは、世の中には多くのベジタリアンがおり、特にインドのジャイナ教徒は生き物を絶対に殺さないと誓っているほどである。

 私がこの種の環境保護団体を必ずしも好きになれない理由は、ある特殊な動物だけを保護しろと叫ぶからである。
すべての生き物にはそれなりの生存する権利がある」と考えるほうが自然ではなかろうか。
日本人なら通常そう考える。

 日本政府も頭が痛いであろう。「シー・シェパード」の妨害行為を止めさせるためには実力行使しかないのだが、太平洋戦争の敗戦後、たえて実力行使をしなくなった日本政府にその決断ができるだろうか。

 私の推奨する案は「鯨肉は日本人の嗜好に会わないので、今後捕鯨をすることは止める」と宣言することだ。
間違っても「鯨が特殊な動物だから」ではない。
日本人のような世界で最も豊かな食生活をしている国民は「鯨のようなまずい肉をあえて食べる必要がない」から自主的に止めるのが最善だと宣言するのである。

 だがおそらく水産庁は上記の案が不満だろう。
お前が嫌いなのは分かったが、鯨肉が好きな人もいるのだ。そもそも捕鯨は日本の文化だ

 次善の案は「シー・シェパード」の乗組員が肉を食べられなくする運動をするのである。

カウ・シェパード」を組織して「シー・シェパード」の乗組員が牛肉を食べることに断固反対する。
インドのヒンドゥ教徒にとって「牛は神聖な生き物」なのだから、ヒンドゥ教徒に協力してもらうのが一番いい。

 豚肉については「ピック・シェパード」を組織する。沖縄では豚は神聖な生き物なのだから、日本人は反対する権利がある。

 羊肉については「マトン・シェパード」を組織する。さすがに羊を神聖視する文化を見つけるのは難しいので、これは新興宗教を立ち上げる。
マトン教」と名づけて「シー・シェパード」に対抗させればいい。

 こうした考えを日本人は嫌うが、もともと鯨を特別視するのが間違っているのだから、その対抗手段も相手のレベルに合わせればいいのだ

 賛成していただけるだろうか

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コメント

良いアイデアだと思います。私は賛成します。

投稿: ポテ太 | 2014年8月 5日 (火) 08時19分

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