(26.5.21) パク・クネ大統領の深き懺悔 「みんな無責任すぎる!! あら、あたしもかしら!!」
組織というものは少し目を離すとすぐに腐敗するものだということを、今パク・クネ大統領が痛恨の思いでかみしめている。
この4月16日に起きた韓国船フェリー、セウォル号の沈没事故で当初甲板にいた人以外はすべて死亡すると言った大参事になってしまった。
死亡者・行方不明者合わせて304人でこのうち200名は修学旅行中の高校生だ。
事故原因は錯綜しているがすべて油断と怠慢が原因になっている。
セウォル号は過積載の常習船で過去1年間に139回の過積載を行っており、今回も同様だった。
それを取り締まるのは海運組合だが海運組合は船舶会社となれあっており、過積載を実質的に黙認してきた。
さらに悪いことには海洋警察はそうした海運組合を一切取り締まらなかった。OBの就職先だからだ。
また船長は真面目に仕事をする気がなく新米の三等航海士に最も潮流が激しい場所で舵を任せて自分は船長室で寝ていた。
一方三等航海士は急旋回が危険なことを熟知せず思いっきり舵を切って、まったく船のコントロールができなくなると泣き叫ぶだけだった。
「船が沈む、どうしたらいいか分からない、助けて・・・・・・・・・」
海洋警察は救助に向かったものの人命救助法の訓練を真面目にしていなかったため、潮流が激しい場所での救助法が分からずただ潜水夫を集めただけで呆然と見守っているだけだった。
日本からは専門の海猿の派遣を打診したが、パク・クネ大統領は日本と聞いただけで拒絶反応を示し、結果的に国民を見殺しにした。
当初パク・クネ大統領は救助当事者の海洋警察をしかりつけることだけしていれば何とかなると考えたようだが、実際は誰も当事者になれず、国民はなぜ高校生が救助もされずに海の藻屑になるのか分からず途方に暮れた。
韓国における無責任体制がこれほどはっきりと誰の目にも分かる形で現れたことはない。
パク・クネ大統領はこの結果をしぶしぶ国民に向けて謝罪をしたが、閣議の中で体面を守ろうとしたために国民の怒りに触れた。
「閣議という身内の間で謝罪しても何にもならない。国民に向けて謝罪しろ」
支持率が急低下して慌てた大統領は今度は遺族を青瓦台に呼びつけて謝罪したが、このことがさらに国民の怒りを増幅させた。
「大統領、遺族を呼びつけるのではなく、出て謝罪しにいくのはあなただ!!!!」
とうとうパク・クネ大統領はテレビの前で国民向けに謝罪をし、涙をこぼしていたが、何度も謝罪を要求されることに対する悔し涙だろう。
「くそ、これじゃ日本と同じ立場じゃないか・・・・・・」
韓国の歴代大統領の中でパク・クネ大統領ほど無能な大統領はいない。
ひたすらありもしない従軍慰安婦問題で日本を非難することが唯一の大統領の職務と考え、アメリカの諸都市に従軍慰安婦像を立てては祝杯を挙げていた。
「日本に何度でも謝罪させてやる。未来永劫に謝罪させるのだ!!」
この時はまさか自身が何度も国民の前で謝罪する運命になろうとは夢にも思わなかっただろう。
しかしそれは当然の帰結なのだ。約100年前の日韓併合における対日恥辱だけを自分のライフワークにして、現実の政治に全く目を向けなかった間に韓国社会の無責任体制が蔓延してしまった。
「大統領は日本非難しか目がいかないから、こっちは大いにはめを外そうぜ!!」
過去ではなく、今そこにある危機の方が問題だが、そうしたことを一切無視してきた大統領の失態は大きい。
今回の事故で韓国の海洋警察は全く人命救助に無能であることが露呈したがそのことに事前に気づいた人はだれ一人いなかった。
大統領は慌てて組織の改編に取り組んだ。
「海洋警察庁は解体する!!!」
大統領という職務は国民の財産と生命を守るのが第一の仕事だが、それを放りだして自分の趣味で彫刻作りで遊んでいたが、そんな暇な職務でないことがわかったはずだ。
注)パク・クネ大統領の誤った歴史認識が日本の支援を拒否し今回の惨事を拡大した。
パク・クネ氏の誤認については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-d57a.html
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