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(26.5.11) 西沙諸島の熱い戦い ベトナムと中国の海戦

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  ベトナムは日本がかつて中国にとった卑屈外交を反面教師にしたようだ。
2010年9月、日本は民主党政権のもとで尖閣諸島周辺での中国漁船当て逃げ事件の真相を隠ぺいしようとしたが、そうした卑屈な対応がその後の中国の尖閣諸島周辺への海洋進出をさらに加速化させてきた経緯がある。

注)当時の菅政権が如何に卑屈に当て逃げ事件の映像を隠そうとしたかについては以下参照
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/23123-a878.html

 現在ベトナムの沖120kmの海上でベトナム約30隻と中国約80隻の(日本でいう)海上保安庁の船が対峙している。
ここは西砂諸島の一角で中国が5月、ここで一方的に石油の掘削を始めると宣言した。
そして実際に掘削を始めたためにベトナムの艦船が出動し掘削を辞めさせようとしたところ、ここを守っていた中国艦船がベトナム艦船に放水を始め、続いて艦船の意図的な衝突を繰り返したものだ。5月3日から継続的に続いている事件である。

 この映像をベトナム政府は直ちに全世界に向けて発信したが、見ていると明らかに中国艦船は最新鋭だがベトナム艦船はおんぼろでとても太刀打ちできそうにない。
ベトナム政府としては世界世論に訴えるほかに対応の仕様がないので、映像公開をしたのだが、さっそくアメリカが「一方的な掘削は認められない」と応じた。
日本政府も岸田外相が「中国による一連の一方的なかつ挑発的な海洋進出の一環だ」とコメントを発した。

注)ベトナム政府が公表した映像は以下参照

https://www.youtube.com/watch?v=9eTljlkBmII#t=182

 現在中国は日本、ベトナム、フィリピンと領有権を争っているが常に仕掛けてくるのは中国である。今回の西沙諸島周辺はベトナム戦争のどさくさに紛れて1974年にベトナムから掠め取ったもので、その後中国が実効支配を続けてきた。
だから今回の石油掘削も自国領内での当然の権利だと主張しているが、ベトナムとしては踏んだり蹴ったりで当然認めるわけにはいかない。

 中国は南シナ海の海は中国の領海だと主張し九段線と言う線を引いているが、見てみると南シナ海はすべて中国の排他的経済水域となっている。
国際法で認められた各国200カイリまでの排他的経済水域はベトナムにもフィリピンにもあるのだが完全に無視された。

 中国のあまりの横暴さにさすがのアメリカも日本、フィリピン、ベトナムの支援に切り替え、先日のオバマ大統領の歴訪でその旨の宣言をした。
アメリカの支援が期待できるようになったためベトナムフィリピンもようやく強気に出ることができるようになったのが実情だ。

注)フィリピンは領海内で操業していた中国漁船の拿捕に踏み切った。

 今までなんとも煮え切らない態度をとっていたアメリカがベトナム、フィリピン、日本の支援に舵を切ったのは中国経済に黄昏が訪れてきたためで、「のあたりが中国の最大拡張線でこれからは衰退に入る」と判断したためと思われる。
飛ぶ鳥を落す勢いだった中国の経済的拡張に黄色信号がともり、アメリカもようやく中国幻想が終わって世界情勢が変化してきた。

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募集の趣旨は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-e7bf.html

 

 

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