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(26.5.14)NHK  認知症徘徊老人1万人の時代

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 NHKがキャンペーン番組を放送していた。今日本では認知症による徘徊老人が年間約1万人いて、このうち351人が徘徊途中で死亡しているという。
NKHが全国の警察署に照会して集計した数字だそうだ。

 全国で約800万人の認知症患者がいるのだから、1万人程度徘徊するのはいたって自然に思われるが、問題は徘徊老人をかかえた家族のようだ。
番組に出ていた男性は妻が徘徊を繰り返すため外に出られないように窓が開かない工夫をしたり、玄関の出口にセンサーをつけてアラームが鳴るようにしていたが、それでもすべての徘徊を止めることは難しいと言っていた。

 また最近の事例で徘徊途中の老人が踏切内に入り込み轢死したのだが、残された家族に鉄道会社から損害賠償の訴えを出され、裁判で300万円の賠償金を支払うように判決が出ていた。
徘徊をさせた責任が家族にある」ということだが、こうなるとかつての日本のように徘徊老人を座敷牢に閉じ込めておくほかに方法はない。

注)かつては精神障害者を座敷牢に閉じ込めることが、ある一定以上の身分の家庭の常識だった。

 こうした認知症患者への対応は制度としては介護保険しかないのだが、一人暮らしの場合は介護保険で四六時中見ることは不可能なので徘徊は不可避だとレポートで報じていた。
現在一人暮らしの老人は約500万人規模だが、こうした人が認知症になるとどうにもならなくなるというのが実態らしい。

 北海道の釧路市では徘徊老人が出るとすぐさまネットワークで関係市町村に知らされ、さらにFM放送で市民にその旨の通知がされて市民全体で見守りのシステムが出来上がっていた。これだと警察が見つけるより市民の通報の方が多くなるのだが、家族は徘徊老人だと町中に知られてしまうので恥ずかしいという気持ちがあるようだ。
市の職員は個人情報保護より命の保護の方が大事なので個人情報保護法の例外規定を適応していると述べていた。

注)多くの自治体は個人情報保護法を優先して警察だけで探し、市民の協力を得るシステムになっていない。

 この認知症800万人の時代に如何に対応するかという問題はかなり根深いものがある。人類が発生してから約170万年たっているが、その間人間はライオンやトラの餌に過ぎなかった。
このため人類の生存期間は今の犬とほとんど変わらず20歳ぐらいで死亡していたらしい(早く逃げられなくなったらおしまい)。
その証拠は神経細胞や免疫細胞の発達が20歳前後でストップしており、この程度まで分裂を続ければ十分だと細胞が判断してくれている。

注)先にNHKが放送した「ミクロの大冒険」に詳しい
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-96f7.html

 人類の寿命が急速に伸び出したのは農業革命に成功したからでせいぜい1万年程度の歴史しかない。さらに産業革命を経て現在の医療革命の恩恵を経て、日本人などは世界最速の高齢化社会を実現してしまった。
女性は86歳、男性は80歳程度だから、餌になっていた時代に比較すれば約4倍も長生きだ。

 しかし肉体はこれに耐えるだけの耐久性を持っていないので老人になると病気のオンパレードになる。私なども耳は通常会話に支障が出るほど聞こえず、右足は座骨神経痛で痛み、頭など禿げあがってしまった。
これでよく恥ずかしげもなく生きていると言った状態だが、今では死ぬのは至難の業だ。
こうした老人の中に脳の耐久性が切れた認知症患者が激増するのは当然で、私などは怖くて認知症のテストを受けることもできない。

 考えてみれば人間という種だけがこの地球上にはびこるのは問題で、耐用年数が来たら退場していく方が自然だ。私が特に問題だと思っているのは延命治療で胃に穴をあけて食物をつぎ込むなどは自然のメカニズムに対する冒涜といえる。
どうして静かに死なせるシステムにしないのか腹立たしいくらいだ。この認知症問題は人類という種を無理やり生きさせようとしたことの反作用だから、その点を改めないかぎり問題の解決にはならないと思っている。

注)NHKが放送した「病の起源」がこうした認知症患者の激増を考える場合参考になる。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhknhk_1/index.html

別件)1名生徒を追加募集します。
以下の条件に合致した場合はメール機能を使用して連絡ください。面接いたします

① おゆみ野在住者(遠距離ではやってこれない)
② 中学生、または小学高学年
③ 今教えられる時間帯は金曜日の5時からと、日曜日の9時からのみ
④ 数学または英語でつまずきを感じている児童

募集の趣旨は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-e7bf.html

 

 

 

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