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(26.4.7) NHK 人体ミクロの大冒険その2 「あなたを変身させる細胞の持つ力」

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 人体ミクロの大冒険その1『細胞のスーパーパワー」については以下に記載してあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/2641-nhk-3d2c.html

人体ミクロの大冒険その2「あなたを変身させる細胞の力も非常に興味深かった。
私は長い間性転換がなぜ起こるのか分からず、神様のいたずらじゃないかと思っていたぐらいだが、すべては細胞が出すホルモンの仕業と聞いて驚いた。
 
  ドミニカのある村では幼児期に男性だったものは思春期以降女性になったり、またその反対の現象が頻発しているという。
性別を決定するのは染色体でY染色体があれば男性、X染色体があれば女性になるのだが、幼児期にこの区別があいまいな人が存在するのだそうだ。
その場合親は子供を適当に男性として育てたり女性として育てたりするが、幼児期はどちらであっても支障はなく性器を除けば身体的特徴は同じでどちらもすらっとしていて見た目には分からない。

 それが思春期になると脳の最深部にある内分泌細胞が目覚め、ここから内分泌ホルモンが放出されると女性であれば卵巣にある卵胞細胞が活性化され、男性であれば精巣にあるライディッヒ細胞が活性化して初めて男女差が出てくるのだという。
この思春期は人間だけの特色だそうだが、人間は脳が発達するまでに10年近くの時間がかかるのでそれまでは待機期間になり、脳の発達状況を確認した後男女差を明確する出産モードに切り替えるホルモンが出る。
ここまで脳も身体も成長したのだから次は出産をしなさい

 ドミニカの例ではそれまで男女差が不明であった人がこの思春期の内分泌ホルモンに反応して男女に体型が変わっていくのだそうで、性差が変わるのではなく判明していなかった性差が明確になるだけなのだそうだ。
だから性転換とはとりあえず男性とされていた人が思春期になって実は女性であったということが分かったという事象に過ぎないことになる。

 今回の番組で特に興味深かったのはこの性をつかさどるホルモン以外に愛情をつかさどるホルモンがあってそれはこれも脳の深部にあるオキシトシン細胞から出てくるオキシトシンと言うホルモンだった。
このオキシトシンは出産をするときに出てくるのだが、従来は陣痛を助けるためだけのホルモンだと思われていた。
確かにオキシトシンは子宮の収縮をつかさどっているからその通りなのだが、オキシトシン細胞は血管以外に脳内部にも突起を持っていて、偏桃体と側坐核に対しても突起が伸びていた。

 偏桃体は警戒心や恐怖心をつかさどるのだが、ここにオキシトシンが作用すると警戒心を緩めて感情が非常に落ち着いてくるし、側坐核に作用すると神経細胞が活性化して快感を感ずるのだそうだ。
なぜ出産とオキシトシンが結びつくかというと、出産した後すぐに子供を見捨ててしまうと特に人間の場合は子供が直ちに死亡してしまう。
だから母親が子供に対する愛情が長く続いて生育を助けるようにオキシトシンが出続けるのだそうだ(正確にいうとオキシトシンが出て子供を育て続けた母親だけが子孫を残すことができた)。

 私は生まれたてのサルそっくりの幼児をなぜ母親がいつくしむのか分からなかったし、また母親の子供に対する愛情が異常に強いのに驚いていた。私などは長女が生まれたとき類人猿に見えたので思わず顔をそむけたほどだが、すべてこのオキシトシンホルモンのなせる業だと聞いて納得した。

 実は現在の細胞が出すホルモンの中で最も注目されているのがこのオキシトシンである。オキシトシンは母性愛や父性愛以外にも夫婦の絆や友情や愛情や信頼に関連していて、オキシトシンので出具合如何でこうした感情がコントロールされているのだという。
そしてこのオキシトシンをうまく出す方法を人間は経験的に獲得しており、たとえばキスをすると男性は平均して26%、女性ならば213%もオキシトシンが増加するのだそうだ。
私はこの男女差に思わず笑ってしまったが、女性の方が男性に比べて愛情豊かなことは私も経験的に知っている。
これはもともとオキシトシンは出産に起因するホルモンなので男性はでぐわいが悪いのだ。
だから女性を捨てる男は多いが男性を捨てる女性は少ない。

 それ以外にも目を見つめ合ったり体を触れ合ったりするとオキシトシンが高まるそうで、よくスポーツ選手がハイタッチをするがこれもチームの友情を深め合うしぐさであるそうだ。
私も運動選手の癖として友達としばしばハイタッチをしているが、確かにハイタッチをした相手に対しても警戒心がなくなり友情が深まるのを感じる。

 さらに自閉症に関してもこのオキシトシンホルモンが関係しているのではないかとの研究が進んでいる。自閉症になると他人とのコミュニケーションが取れなくなるが、こうした人にオキシトシンを嗅がす臨床試験が行われていた。
この結果についてはまだ臨床実験中であるが、映像ではある自閉症の青年が立ち直っていく様子が映し出されていた。
もしこの療法が有効であれば多くの自閉症の患者にとって吉報だろう。

 私はオキシトシンホルモンなどは全く知らなかったが、人体の不思議な仕組みに目を見張る思いがしたし、女性がなぜ愛情深いかの理由を初めて知った。

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なお、おゆみ野クリーンクラブの活動の実態は以下を参照してください。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-9bc7.html

 

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