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(26.1.16) 「お前がブォルデモートだ!!」 ハリー・ポッターもびっくりの中国と日本の論争

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  今イギリスで「ブォルデモート卿はだれかという論争が行われている。ブォルデモート卿などと言われても映画ハリー・ポッターを見ていない人はさっぱりだろうが、ハリー・ポッターに対抗する悪の権化の魔法使いで日本でいえば悪霊のようなものだ。

 なぜブォルデモート卿が問題になったかというと、中国の駐英大使が安倍首相の靖国神社参拝を非難して軍国主義が日本に付きまとうブォルデモート卿とするならば、東京にある靖国神社は日本の魂の最も暗い部分を隠している分霊箱だ」と非難したからだ。
分霊箱」などと言われてもこのシリーズのファンでないと分からないだろうが、自身が死滅しても再び甦るように魂の一部をこの箱に保管しておき、いざというときに復活するための手段だ。

 これに対し日本の林駐英大使がかみついた。
東アジアは岐路にあり中国の前には二つの道が開けている。一つは対話を求め法の支配に従う道だ。もう一つは中国がこの地域においてブォルデモート卿の役を演じ、軍拡競争と緊張激化という悪を解き放つ道だ。中国はもはや存在しない70年前の軍国主義の亡霊を呼び出し続けるのを止め、前に進み出ることを心から望みたい」と反論した。

 こうした非難の応酬はイギリスやアメリカと言った先進国では特に重要で、ディベートは沈黙したほうが負けを認めることになる。
日本人はどうしても非難の応酬にはしたなさを感じるがそれは日本国内だけの精神構造で、日本の外の社会は食うか食われるかのジャングルの掟が支配している世界だからディベートは紛争を解決する必須の手段になる。
アメリカでなぜあれほど裁判が行われるのかを見ればわかるだろう。

 この論争のポイントは過去のブォルデモート卿と現在のブォルデモート卿のどちらが悪徳かの問題だ、日本が70年前の敗戦で軍国主義を放棄し平和国家に変わったのは明らかだ。
それに対して中国は現在進行形で軍国主義を実践しているアナクロニズムの国家で、国内にチベットやウィグルと言った植民地を持ち、さらに尖閣諸島や南沙諸島、西沙諸島の領有権を主張し、将来的には沖縄の分離独立を策そうとしている帝国主義国家だ。

 私から言わせれば「日本軍国主義の分離箱が中国で解き放たれ、ブォルデモート卿が中国を席巻している」ということになる。
こうして中国はイギリスにおいてはブォルデモート卿論争で、さらにアメリカではニューヨーク・タイムズを利用した反日本キャンペーンを行っており、今は国連で日本非難決議を行おうと画策している。

注)ニューヨークタイムズは「危険なナショナリズム」という記事を掲載し、潘基文国連事務総長は、「過去に関する緊張が、今も (北東アジアの)地域を苦悩させていることは非常に遺憾だ」との声明を出している。

 中国が安倍首相の靖国神社参拝に対していつものように官制デモを組織し、日本大使館や日本企業の焼き討ちを行ったり、レアアースの輸出を禁止したり、税関での通関手続きを遅らせたりせず、世界の世論に訴えているスタイルはとても不思議に私には見える。
なぜいつもの暴力行為を自粛しているのだろうか???????

注)経済制裁は貿易が一方通行の場合は効果があるがほぼイーブンな場合(対中国貿易は日本の方が赤字)は互いが同程度に傷つく。中国におけるレアアースの生産会社が崩壊してしまったのがその例。
なお中国がディベートという手段を取っている理由については以下の記事を参照

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-472c.html

 しかしディベートの方が戦争に訴えたり経済制裁よりよっぽど紳士的だからディベートにはディベートで対抗するのが鉄則だ。
ブォルデモート論争などはガキの悪口の言い合いと同じレベルで「お前のかあさんでえべえそ!!なんて感じだが、中国とはそうした低レベルの国なのだからそれに合わせるより仕方がない。

 だからイギリスでもアメリカでも国連でも激しい非難合戦をするのが一番いい。日本人は相手を非難することを躊躇するが、それは日本国内だけで成り立つ日本人の美質だが、国外では全く通用しない。
相手を恐れずののしり合いをした後で手を握るのが外交で、中国の挑戦に応じた林駐英大使はとても優れた勇気ある大使だと感心してしまった。

なお、私は現在の形での靖国神社参拝には反対だが、そのことは以下に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-ae20.html

(別件)四季の道ミニマラソン大会(約5km)の募集が始まっています。

・日程 2月16日(日) スタート9時35分(四季の道駅伝の一環です)
・集合場所  有吉中学校正門前
・具体的なレースの詳細、およびエントリー方法は以下の「おゆみ野四季の道駅伝公式ホームページ」

http://www.oyumino-shatai.com/ekiden/

を参照して下さい。
ここからエントリーできます。



 

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