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(26.1.31) 新万能細胞STAPが現れた。 iPS細胞を凌駕するという!!

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(千葉市昭和の森の梅)

 信じられないような研究成果が発表された。今度は理研小保方晴子リーダーを中心とするチームが、山中伸弥教授iPS細胞より機能的にも作成の容易さにおいても格段に優れた万能細胞STAP(スタップ)の作成に成功したという。
ほんとうかい? 山中伸弥教授以上の成果なんて信じがたい・・・・・

注)STAP細胞の研究についてはアメリカの研究者も協力している。

 今回の新万能細胞STAPはマウスのリンパ球を弱い酸性の溶液に入れて30分浸すとリンパ球が初期化されて万能細胞になったのだという。
研究のポイントは体細胞は刺激を与えられると万能細胞に変化するということで、従来はその程度で万能細胞になることはあり得ないと想定されていた。

注)だからSTAPについては多くの研究者が疑問に思っていたため、国内外の研究者に追試を依頼してようやくその成果が認められた。

 たとえば山中教授はやはりマウスの体細胞に4つの遺伝子を組み込むことで万能細胞iPSを作り出したのだが、ここでは遺伝子が使用されている。
この遺伝子を利用していることからiPS細胞はがん化しやすく、そのがん化を如何に防ぐかが研究の最大の研究課題になっているほどだ。

注)山中伸也教授のiPS細胞については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-7b7d.html

 だから遺伝子も使用せず、またES細胞のように受精卵も使用しない万能細胞の作成などあり得ないと思われていたのだ。
それが単に体細胞にストレスを与えるだけで万能細胞に変わるというのだから世界中が驚愕した。

注)従来万能細胞の開発のアプローチはES細胞だったがこれは受精卵を壊して中の杯を利用していたため、主として宗教的な理由で非難されていた。山中教授は受精卵を使用しないiPS細胞の開発(遺伝子を利用する)に成功したが、今回の小保方リーダーの万能細胞は全く何も必要なく体細胞だけで万能細胞を作ってしまった。

 この体細胞が万能細胞に変わるのを細胞の初期化というが、これはコンピュータがどうにも動かなくなった時に行う初期化と全く同じだ。
生まれたままの状態に戻ることだが、これが自由に行えるなら老眼の目を子供のようななんでも見える目に変えたり、難聴の耳を昔の聴力に戻すこともできることになる。

 今回のストレス法だと、がん化の恐れがなくiPS 細胞では不可能な胎盤までの初期化が可能なのだそうだ。しかも作成に2〜3日で、作業効率はiPS細胞2〜3週間かかる)よりはるかに優れているという。
それじゃ、山中伸弥教授のiPS研究はもう時代遅れで、今度はストレス法かい!!
私などはすぐ早とちりしそうだが、実際はこれから世界中でさらなる追試が行われて、今は現れていない副作用やがん化の問題が指摘されるようになる可能性が高いから、一概にストレス法がiPS細胞より優れた方法とは言えないだろう。

 しかしそれにしても日本の万能細胞の開発技術は世界の最先端に行っている。今回の小保方研究員の成果はその有効性が確認されれば確実にノーベル賞ものだ。しかも小保方研究員の年齢が若干30歳だというのを聞いてびっくりしてしまった。
いやー、何と素晴らしい研究員だ。日本のキューリー夫人だ」すっかり舞い上がってしまった。

 何度も同じことを言って恐縮だが、日本は医療分野で世界をリードしていける有力な国家だ。アメリカとの競争だが日本では世界に冠たる医療保険制度があるから、再生医療はアメリカと異なり一部金持ちしか利用できない技術とは異なる。
また世界最速の老人大国だから特にこの分野での需要はほぼ無限大だ。
こんな恵まれた環境はそうは存在せず、今回の小保方研究員の成果を見てその感を深くした。

なお再生医療に関するブログ記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat48360072/index.html

 

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コメント

STAP細胞の作成法があまりにシンプルなので
iPS細胞を完成した山中教授に象をつれてアルプスを越えたカルタゴの将軍ハンニバルを連想してしまいます。
どちらも知力を尽くしての成果なのに。

投稿: makina670 | 2014年2月 1日 (土) 01時11分

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