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2014年1月

(26.1.31) 新万能細胞STAPが現れた。 iPS細胞を凌駕するという!!

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(千葉市昭和の森の梅)

 信じられないような研究成果が発表された。今度は理研小保方晴子リーダーを中心とするチームが、山中伸弥教授iPS細胞より機能的にも作成の容易さにおいても格段に優れた万能細胞STAP(スタップ)の作成に成功したという。
ほんとうかい? 山中伸弥教授以上の成果なんて信じがたい・・・・・

注)STAP細胞の研究についてはアメリカの研究者も協力している。

 今回の新万能細胞STAPはマウスのリンパ球を弱い酸性の溶液に入れて30分浸すとリンパ球が初期化されて万能細胞になったのだという。
研究のポイントは体細胞は刺激を与えられると万能細胞に変化するということで、従来はその程度で万能細胞になることはあり得ないと想定されていた。

注)だからSTAPについては多くの研究者が疑問に思っていたため、国内外の研究者に追試を依頼してようやくその成果が認められた。

 たとえば山中教授はやはりマウスの体細胞に4つの遺伝子を組み込むことで万能細胞iPSを作り出したのだが、ここでは遺伝子が使用されている。
この遺伝子を利用していることからiPS細胞はがん化しやすく、そのがん化を如何に防ぐかが研究の最大の研究課題になっているほどだ。

注)山中伸也教授のiPS細胞については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-7b7d.html

 だから遺伝子も使用せず、またES細胞のように受精卵も使用しない万能細胞の作成などあり得ないと思われていたのだ。
それが単に体細胞にストレスを与えるだけで万能細胞に変わるというのだから世界中が驚愕した。

注)従来万能細胞の開発のアプローチはES細胞だったがこれは受精卵を壊して中の杯を利用していたため、主として宗教的な理由で非難されていた。山中教授は受精卵を使用しないiPS細胞の開発(遺伝子を利用する)に成功したが、今回の小保方リーダーの万能細胞は全く何も必要なく体細胞だけで万能細胞を作ってしまった。

 この体細胞が万能細胞に変わるのを細胞の初期化というが、これはコンピュータがどうにも動かなくなった時に行う初期化と全く同じだ。
生まれたままの状態に戻ることだが、これが自由に行えるなら老眼の目を子供のようななんでも見える目に変えたり、難聴の耳を昔の聴力に戻すこともできることになる。

 今回のストレス法だと、がん化の恐れがなくiPS 細胞では不可能な胎盤までの初期化が可能なのだそうだ。しかも作成に2〜3日で、作業効率はiPS細胞2〜3週間かかる)よりはるかに優れているという。
それじゃ、山中伸弥教授のiPS研究はもう時代遅れで、今度はストレス法かい!!
私などはすぐ早とちりしそうだが、実際はこれから世界中でさらなる追試が行われて、今は現れていない副作用やがん化の問題が指摘されるようになる可能性が高いから、一概にストレス法がiPS細胞より優れた方法とは言えないだろう。

 しかしそれにしても日本の万能細胞の開発技術は世界の最先端に行っている。今回の小保方研究員の成果はその有効性が確認されれば確実にノーベル賞ものだ。しかも小保方研究員の年齢が若干30歳だというのを聞いてびっくりしてしまった。
いやー、何と素晴らしい研究員だ。日本のキューリー夫人だ」すっかり舞い上がってしまった。

 何度も同じことを言って恐縮だが、日本は医療分野で世界をリードしていける有力な国家だ。アメリカとの競争だが日本では世界に冠たる医療保険制度があるから、再生医療はアメリカと異なり一部金持ちしか利用できない技術とは異なる。
また世界最速の老人大国だから特にこの分野での需要はほぼ無限大だ。
こんな恵まれた環境はそうは存在せず、今回の小保方研究員の成果を見てその感を深くした。

なお再生医療に関するブログ記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat48360072/index.html

 

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(26.1.30) 仮想通貨ビットコインと国家通貨の攻防 国家通貨が敗退し始めた!

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 私が昔経済学を学んだ時最も分かりづらい概念が通貨だった。教科書的に言うと流通手段であり、貯蔵手段であり、また価値の評価基準であるといわれたが、そういわれても何のことかさっぱり分からなかった。
ある時は貝殻で、ある時は大きな石であったり、また長く金や銀と言った貴金属であったり、最近では有名人を印刷した紙幣になっている。
貝殻と金と紙幣じゃ全然違うじゃないか? どこに共通点があるんだ???

 だが5年前に現れたインターネット上の仮想通貨ビットコインを見ると、通貨とは所詮信用なのだということが実感として分かった。共通項は信用なのだ。
元々ビットコインが現れたのはキプロスの経済危機が発端で、キプロス政府は預金者の預金を凍結して引き出せないようにしてしまった。

注)キプロスの金融危機については以下に詳細に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-4da3.html

 国家が管理している通貨は金融機関を通じてディリバリーしているのだが、この金融機関の窓口を閉めてしまえば通貨ユーロでさえ利用できなくなることをキプロス政府が教えてくれた。
まずいじゃないか、国家の通貨は所詮お釈迦様の手の内で、いくら持っていても口座凍結されれば一銭の値打もなくなってしまう
キプロス政府の信用は地に堕ち、金融機関経由の預金も危ないということになって一気にビットコインに対する需要が拡大した。
キプロス政府より、仮想通貨を発行している仮想国家の方が信用を勝ち得た瞬間だった

 実際リーマンショック以降の世界を見ていると、各国政府が自国通貨を印刷しまくって通貨に対する信用を落とす競争をしている。
特に先進国では景気が一向に回復しないから残された手段は紙幣を増刷して株と不動産の価格を上げることしかない
アメリカも日本もEUも中国も輪転機経済になってしまい、通貨の信用は急速に低下し、そのかわり株と不動産は値上がりに転じている。

注)アメリカのFRBが行っている紙幣の増刷については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-6d1d.html

 こんな国家の恣意的な通貨を見限って、仮想国家による新通貨を発行しようと気が付いた天才プログラマーいた。名前をナカモト・サトシという日本人のような名前をしているが、このナカモトの呼びかけに世界中のプログラマーが賛同し、仮想通貨の決済システムを作ってしまった。
一般の人は気が付いていないが、金融機関が金融機関としてその地位を保っていられるのは決済手段、特に世界的なスイフトという決済手段を構築したからだ。

 おかげで資金のディリバリーはすべて金融機関の口座を通さなければならなくなり、政府は金融機関の口座管理さえすればマネーロンダリングの防止も、おれおれ詐欺の防止も、そしていざというときは預金凍結もできるようになった。
政府の通貨操作の鍵を握っているのが銀行口座と言うことになる。

注)政府は銀行に預金者の本人確認を厳しく求めており、そのため人に知られたくない資金は現金で保管して自宅の庭になどに埋めておくことになる。

 一方ビットコインは金融機関の口座を通さないので、その資金の捕捉は国家はできなくなり、また金融機関にとっては重要な手終料収入の激減になる。
このビットコインは世界で数百万人が利用し、その規模は1兆円というから相当なものだ。
そしてこのビットコインの利用者の約半分は中国人なのだが、これには中国政府が目をむいた。

なんということだ。中国人民には人民元というこよなき通貨を提供しているのに、人民元を見限ってビットコインに換えて、しかもその資金を海外に送金してドルに換えている。中国人民には愛国心がないのだろうか
中国国内でビットコインの取引を禁止したが、これはインターネットの世界の通貨だから口座凍結ではなくインターネットの遮断になるが、こうしたサイトは雨後の竹の子のように発生する。

 中国人の金持は中国政府を信用していない。本当は預金はドルか円かユーロで持ちたいが、通常の人民が勝手に外国通貨を購入することはできない。だからあらゆる手段を通じて自身の人民元を海外にもち出そうとする。その最適な手段がビットコインでこれならだれにも知られずにそっと国外に資金を移すことができるからだ。

 ビットコインの将来はどうなるだろうか。すべては国家通貨との信用力との競争で、キプロスやアルゼンチンのような弱小国家の通貨よりビットコインの方が信用力はあることは確かだ。
人民元については意見が分かれる。中国政府はいつなんどき金持ちに牙をむいてくるか分からないので金持ちは人民元を信用していない。一方一般の人民にとっては人民元は相応の信用力がある。

 21世紀に入って国家通貨は仮想通貨の挑戦を受けることになった。弱小国家の紙幣は顧みられなくなり、かつてはドルやユーロや円に換えていた人々はさらにビットコインと言う選択肢が得られることになった。
今は中国人がその主要な利用者だが、ドルやユーロや円が増刷競争をすればするほどビットコインの利用者が増加することだけは確かだ。

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(26.1.29) 籾井NHK新会長と毎日新聞の対決 「籾井氏は会長にふさわしいか?」

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 1月25日にNHKの会長に就任した籾井(もみい)勝人氏の発言に毎日新聞がかみついている。
就任記者会見で述べた内容を見ると従軍慰安婦問題などで不見識な発言を繰り返しており、はっきり言えば安倍内閣のスポークスマンであり、その資質が大いに疑問視される」というものだ。

 籾井氏は「従軍慰安婦について戦争地域にはどこにでもあり、またこの問題は日韓基本条約で日本の賠償責任はすでに解決している」と記者会見で述べたという。
毎日新聞は社説で「日本と韓国は目の前の摩擦をどう和らげるべきか、取り組まなければならない。それなのにNHK会長がこんな発言をすれば、溝が深まるばかりだ」から進退を問うと喧嘩腰だ。

 しかし私から見ると籾井氏が発言した内容は特に間違った内容ではないし、正しいことを言ったのが何が問題なのか分からない。
韓国はすでに日韓基本条約で解決した案件を蒸し返してさらに日本から賠償金をふんだくろうとしているのだが、これでは条約などいくら締結しても何の意味もない。
うるせい、国民が納得しないのだから金よこせ!!

 韓国との間には確かに溝があるが溝を作っているのは韓国のパク・クネ大統領であって、世界中に従軍慰安婦像を作ることがこの大統領のライフワークになっている。
世界のすべての街角を従軍慰安婦像で飾り、日本の悪口を言いましょう!!
籾井氏の発言として問題があるとすれば従軍慰安婦を「軍隊が連行して強制した慰安婦という意味に使ったとしたら、そうした従軍慰安婦は日本を含めてどこにもいないことだろう。
一方商取引の一環としての慰安婦ならば、ほぼすべての軍隊に慰安婦は存在する。

 特に韓国は買春禁止法をようやく21世紀(2004年)になって制定したほど性に対して放逸な国家であり、売春は貧しい女性の生業として長く認められてきた。
パク・クネ大統領の父親のパク・チョンヒ大統領は駐留アメリカ軍のために慰安所を設けたがそうした場所で働く女性は後を絶たなかった。

注)このことについては私は何回もブログで事実を記載している。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-d57a.html

 だから韓国は自分のことを棚に上げて歴史を歪曲してまで日本非難を繰り返しているのだから、そもそも溝を埋める気などはつゆほども存在しない。毎日新聞がいくら「溝が深まるばかりだ」と嘆いてみせても、韓国は日本を敵視している以上これはNHK会長の言葉と無関係に関係は悪化していく。
隣にパラノイアの病人がいて、自分の妄想で毎日垣根越しに非難を繰り返しているようなものだと言ったらイメージがわくだろう。

 また安倍首相の靖国神社参拝について籾井氏が「総理の信念で行ったので、いい、悪いという立場にない」と発言したことに対し、「れは国際的な議論を招いている問題だ。…色々な意見を紹介し議論を深めていくのが放送機関の役割だろう」と反発している。
もっともらしい反発だが、国際的な非難とはもっぱら中国と韓国一部アメリカもある)のことだが、この両国は日本が何をしようとも非難する。

 中国は21世紀に残った帝国主義国家でその帝国主義的侵略を隠すイチジクの葉として日本軍国主義を利用しており、また韓国は自ら行った歴史歪曲の毒にどっぷりつかっているだけだから、考慮をする相手ではない。
相手に問題があってこちらはいたって紳士的に対応しており、国際的な議論は中国と韓国の言うことを「はいごもっとも」と聞くことではない。

注)中国が21世紀に残された最後の帝国主義国家であることは何度も記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/25210-e9be.html

 靖国参拝は外国にとやかく言われる問題ではなく日本国民として考えるべき問題で、私自身の立場はA級戦犯まで合祀したのは間違いだと思っている。
靖国神社参拝は他国とは無関係に自ら考えるべき事柄であって、国際的な議論など全く不要だ。
アーリントン墓地に誰を埋葬しようとアメリカの問題であって、靖国神社もまた同じだ。

 だから籾井氏は概して正しいことを言っているので、毎日新聞が声を荒げて資質を問うような問題ではない。
なぜ毎日新聞は中国と韓国の肩を持ち、日本の尊厳のために懸命に努力している安倍首相の努力(籾井氏をNHK会長にしたのもその一環)の足を引っ張るのか理解できない。

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(26.1.28) アクリフーズの農薬混入事件 リスク管理が甘すぎる!!

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  従来日本では管理者は従業員を信頼し、従業員はそれにこたえるという麗しき精神があったが、そうした時代が過去のものになったことをアクリフーズの契約社員が身を持って示してくれた。
アクリフーズが生産したピザ、コロッケ、チキンナゲット等から農薬マラチオンが検出され、当社はこうした商品を含めてアクリフーズ群馬工場で製造した全商品の回収をしている。

 逮捕された阿部容疑者はピザの焼成を担当していた契約社員で、年収は約200万円程度だという。
私が職場に入った高度成長期の頃は誰でも正社員で採用され、給与も厚生設備も完備されていたが、1990年ごろを境に日本経済が失調すると海外との競争力確保を名目に契約社員が増加した。
契約社員であれば給与を安く抑えることができ(通常は正社員の半分)、かつ社会保険関連の費用や厚生関連の費用がいらないから、企業にとっては中国や東南アジアで職員を雇うのと同じレベルになる。

 私が勤めていた金融機関でも1990年以降こうした契約社員は多かったが、しばしばトラブルが発生していた。私はシステム部門にいたのだが、実務を契約社員が行い正社員はその管理に回ることが多く、その結果システム開発と運用の実力が逆転してしまい契約社員から正社員が馬鹿にされていた。
あいつらは俺よりずうっと高額の賃金を取っているのに全く無能で仕事の仕ノ字もしらない

 仕方がないので正社員は契約社員のご機嫌をとるために酒に誘っておごってやったりしていたが、たまたま両者の間でトラブルが発生するとことが面倒になった。
あのやろう、今に見ていろ、復讐してやる・・・・」ということになって機密情報が外部に漏れたりする。
もっともこうしたトラブル社員は内部にいるとすぐわかるもので、機密書類にいつ誰がアクセスしたかなどは勤務日とIDのアクセス記録などで判明するし、日ごろの態度を見ていればおのずとわかるものだ。

 今回のアクリフーズの契約社員の場合も農薬が注入された商品の製造日時・時間と勤務表を照らし合わせればすぐに対象者が縛られ、その中で日ごろから不満を述べていた人が最有力の容疑者になる。
さらに今回は作業着からマラチオンが検出されたそうだから、阿部容疑者が犯人なのは確実だろう。
本人は覚えていない」と供述しているが、通常は「私は知らない」というべきで「覚えていない」というのはほぼ自分が犯人だと言っているに等しい。

 それにしても日本企業はリスク管理が甘いと思う。アクリフーズは数年前から能力別給与を採用したが、この方法には非常なリスクが随伴している。
成績の不良者が能力別給与で給与を下げられるとただ不満がうっ積する。ただし正社員の場合はそれでも我慢して仕事の質を落としたりして抵抗するだけだ。
しかし契約社員であれば会社に対する忠誠心はほぼゼロなのだから、より積極的な復讐をすると想定しなければならない。

 会社内に明確な身分差別があり、かつ少ない給与をさらに減額された場合は、暴動直前のようなものだ。
今回の事件で親会社マルハニチロHDの当期利益は25億円も減額するそうだが、一人の契約職員の暴発が25億円の損失につながったことを肝に銘じるべきだ。
身分差別があり、さらに能力差別をする以上、経営者は従業員が復讐の機会を狙っていると想定してリスク管理を強化しなければならない。

 部屋には鍵を施錠し入退出管理はID番号で厳密に行うことは当たり前で、必要な個所には監視カメラを設置しなければならない。また日ごろから会社に不満を述べている従業員をチェックしておくのは当然だ。
こうした最低限のリスク管理もしないまま、能力別給与と称される給与カットを行うなどはきちがい沙汰と言える。

注)中国での毒入り餃子事件も基本的には同じ構造で、悪意を持った従業員の復讐事件と言える。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/22330-5f96.html

 

 

 

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(25.1.27) NHK ドーピング最前線 ドーピングは止まらない!!

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 かつてはドーピングと言えば筋肉増強剤がほとんどで、それも社会主義国の女子選手に多かった。まだ東ドイツが存在していたころ東ドイツ女子水泳選手が金メダルを量産していたが、身体を見ると男勝りで誰もがドーピングを疑っていた。
その後は中国の女子水泳選手がドーピングを行っていたが、これは失業した東ドイツの医者やコーチが中国でドーピングを行っているからだと言われていた。

 あまりのひどさに世界の他の国の選手が「中国選手と水泳競技をするのは嫌だ」とボイコットしたため、その後はこうした国家単位のドーピングは少なくなったが、これに反比例するように個人レベルでのドーピングが問題になりだした。
その現状をNHKのクローズアップ現在でレポートしていた。
ツール・ド・フランスで7連覇したアームストロング選手や、1998年のソウルオリンピックのベン・ジョンソン選手や、最近ではヤンキースのホームラン王ロドリゲス選手の薬物使用が明らかになっている。

 従来の国家単位のドーピングはもっぱら国威発揚のためだったが、最近のドーピングは個人単位かグループ単位の利益のために行われる。
何しろロドリゲス選手などは年俸が30億円だから、禁止薬物の価格が高くても入手することが可能だ。
そしてそうした高年収を確保するためにもドーピングは必須のアイテムになってしまった。

注)いまだに国家単位でドーピングしているのは北朝鮮ぐらいになっている。柔道で1996年のアトランタ大会で谷亮子選手を破ったケー・スンヒ選手は信じられないような持久力を示していた。

 私はドーピングと言えば筋肉増強剤とばかり思っていたが、現在はそうした初歩的なレベルは当に通り越して、特に自転車競技のような持久力系のスポーツでは、赤血球を増やすエリスロホエチンと言った薬物が使用されている。
専属のドクターがこの薬の指導法を細かく指示して発覚しないようにするのだが、時に手違い等で発覚してしまうことがある。

 薬品系はどうしても検査で引っかかるので、今度は血液ドーピングと言って自分の血液を外部に保管しておき、競技実施日にその血液を輸血して赤血球を増加させる方法が採用されていた。
これは違反だが自分の血液だからへまをしない限り判明することはない。

注)自転車競技の金メダリスト、ハミルトン選手がこの血液ドーピングをしていたが医者がへまをして他人の血液を輸血したため、血液検査でばれてしまった。

 さらにすさまじいのは尿ドーピングで、尿の検査の前に他人の尿を膀胱に注射器で注入し尿検査を免れる方法があるのだという。これなどは自分の尿と他人の尿が混じってやはりへまをやって判明して分かった。

 現在最も巧妙なドーピングは遺伝子ドーピングを行うもので、筋肉増強の抑制遺伝子の力を弱めるように操作をして、筋肉が半永久的に増加するようにするのだという。
しかしこれなどはそのうちに筋肉だらけになって、キン肉マンにならないかと私などは心配してしまうが、そうした方法も開発されているのだという。

 ジョイナーと言えばベン・ジョンソンと同じくソウルオリンピックで活躍した100m女子短距離界のエースだったが、私はこの女性は明らかにドーピングをしていたと思っている。
何しろ筋肉がベン・ジョンソン並に隆々としていて、100m世界新記録10秒49を出していた。
この記録は男性のアスリートの記録であり、これをドーピングをしない女子が破るのはほぼ不可能と思われる記録だ。
ジョイナーがソウルオリンピックが済むとすぐに引退したのはドーピング疑惑から逃れるためで、また自身は早世したがドーピングの副作用だと言われている。

 ドーピング問題はいわば選手と検査機関とのいたちごっこのような状況で、検査は新種のドーピングについていけず、ようやく体制が整うとまた新たな手法が開発されてしまうという。
アームストロング選手のように後になって発覚しても名誉は剥奪されるが収益はそのままだから、やはりドーピングをしたほうが勝という何とも情けなくなるような状況が続いている。

なお、クローズアップ現代の記事は以下にまとめて記載してあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk_2/index.html



 

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(26.1.26) アルゼンチン・ペソの大暴落と新興国経済の凋落

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(友達のワンちゃん。私には犬の友達が多い)

  世界の金融市場はアメリカの余剰資金で持っているようなものだとつくづく思ってしまった。
一昨年まではヨーロッパの金融不安があれほどかまびすしかったが、今度はアルゼンチンで火が噴き始めた。今年に入りすでにアルゼンチン・ペソ20%近く下落している。

 世界には経常収支が赤字の国が多いが、こうした国がその赤字をファイナンスするためには外国から借り入れて帳尻をあわさなくてはならない。
最近までアメリカのFRB月に8兆円の規模で資金の垂れ流しをしてきたので、そうした資金が経常収支赤字国にも流れて何とか収支を賄ってきた。だがついにアメリカが金融緩和策を見直し始め、規模を7兆円に縮小しただけだが金融市場はパニックになってしまった。
金が絞られるから経常赤字国から資金を引き揚げろ!!ヘッジファンドが一斉に動き出して、アルゼンチン、トルコ、南アフリカと言った諸国から資金が流出し、アルゼンチンペソやトルコリラや南アフリカランドが年初来最安値を付け始めている。

注)アメリカFRBの金融政策については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-6d1d.html

 特にアルゼンチンの置かれている状況が厳しいのは、この国がデフォルトの常習国だからだ。2001年にアルゼンチンは国債の償還ができず倒産したが、その時の借金を踏み倒したままになっている。
その後は中国をはじめとする好景気とアメリカや日本の資金緩和に支えられて毎年8〜9%程度の高成長を続けてきたが、ここにきて急ブレーキがかかってしまった。

 原因は好調だった穀物輸出に陰りが出てきたことで、得意先の中国やブラジルが景気失速で購入が減ったことが大きい。もっとも隣国のブラジルの景気後退は中国への鉄鋼石の輸出が停滞しているからだから、アルゼンチンの景気失速の原因は貿易面では中国の影響、そして金融取引ではアメリカの影響によると言える。

注1)アルゼンチンは農業生産物輸出国で、輸出の約6割が農産物か農産加工品。中国には大豆の輸出を行っている。

注2)ブラジル経済の分析は以下参照

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-5760.html

 よくもあしくも現在の世界経済は中国との実物貿易とアメリカとの金融取引によって支配されている。中国が風邪を引けば世界中に肺炎患者が現れ、アメリカが資金を引き揚げると世界中で不動産価格と株式が下落する。
中国の湯水を飲むような鉱物資源や農産物の輸入と、アメリカの紙幣の輪転機経済が世界経済を引っ張ってきたがここにきて歯車が逆回転している。
それでも日本やEUと言ったそれ自体しっかりした経済や金融システムを持っている国や地域は持ちこたえられるが、新興国と言われる国はそうはいかない。

 軒並み貿易収支が悪化し、資本収支も赤字になって後はひたすら通貨の切り下げで何とか切り抜けるより仕方がない。
通貨が切り下がればしばらくすると貿易収支が好転するからだが、しかし当座は輸入価格が上昇してひどいインフレになる。
アルゼンチンのインフレ率は年間30%に達し、これでは暴動が起こらないほうが不思議という状況になってきた。

 今年は新興国経済が失速し、デフォルトに陥る国が出てきそうだ。アルゼンチン、南アフリカ、トルコ、インド、インドネシア、ブラジルと言った国が候補だが、一昨年までは飛ぶ鳥を落とす勢いの国々なのだから世の転変は激しい。
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし」とは方丈記の言葉だが、新興国経済が方丈記の世界になってきた。

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(26.1.25) ためしてガッテン 大腸がんの最新情報 大腸がんは必ず治る!!

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(友達の老犬  白内障を患っており目がほとんど見えない)

 私は常日頃思っているのだが、成人病医療については日本は間違いなく世界の最先端にいる。
何しろ日本は世界で最速の老人天国で周りを見れば成人病患者だらけだし、さらに日本では優秀な学生は医者になろうとするから日本の人的資源のほとんどが医学に向けられている。
だから医療に関する需要と供給がこれほどそろっている国はない。

  そう思っていたら今度はNHKの「ためしてガッテン」で大腸がんの最新治療法を紹介していた。
大腸がんで日本人は年間4万人以上が死亡しており、がんで死亡した人のうち女性では第一位、男性では第三位だという。
意外に多いのだな」という印象だが、大腸がんは早期に発見しさえすれば完治できる襲るるに足りないがんなのだそうだ。

注)「ためしてガッテン」の過去の情報については以下参照

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html

 実は日本では内視鏡検査が全国どこでも行われており、ポリープなどが見つかるとその場で切除してしまっている。検査と治療が一緒にできるのが自慢で司会者がはしゃいでいたが、このポリープのうち約1割ががん化するという。
だから「ポリープのうちに摘出してしまえば大腸がんに罹患することはほとんどない」のだそうだ。
それにも拘わらず大腸がんでの死亡者が多いのは検査の受検率が40歳以上で5%と極度に低いためだという。

 また私は全く知らなかったが大腸がんの一種で幽霊がんと言われているものがあるのだという。正式名は大腸きょし状病変というのだそうだが大腸の粘液を作る盃(さかずき)細胞横に異常増殖するがんで、盛り上がらないために通常は発見が難しい。
しかしそこに青い色の色素を振りかけるとそこだけ粘膜に覆われているために色素が付着しないので判明するのだという。

 あれやこれやの手段で大腸がんは簡単に見つかるようになってきたのだが、私が最も感心したのは小さなカプセル状の大きさの内視鏡を口から飲んで大腸まで移動させ内部を撮影してその映像を外部のモニターで確認できる方法だった。
昔見た映画で「ミクロの決死隊」というのがあったが、まさにそれの現代版で何ともちっぽけな内視鏡でそれが体の中を通過していく。

 ゲストの一人が「それなら大腸だけでなく喉、食道、胃、十二指腸、小腸のがんの検査もできるのではないですか」と質問していたが、このカプセルは大腸専用で、大腸のひだの隙間を見るために特別に開発したものだと、開発者が言っていた。
しかしこのカプセル型内視鏡はどう見ても応用範囲が広く、現在は大腸だけかもしれないがいずれは口から大腸まで一気通貫に検査が可能になると私でさえ思ってしまう。

 もう一つの最新技術はCTで1000枚余りの画像を撮影し、それから仮想的な大腸を作り出してそれをコンピュータ上で検査していた。仮想内視鏡というのだが、これも大変な技術だ。
これならカプセル型内視鏡が到達できないどこでも見ることができるのだから鬼に金棒という感じがする。
ひところ前だったらSFの世界の話だったのに、今ではほとんどが現実の物となっている。
しかもこうした最新技術を日本では保険適用でできるのだから、間違いなく日本は医療先進国だ。

注)内視鏡 6500円、カプセル内視鏡 3万円、仮想内視鏡 1万円の費用がかかるが、アメリカなどに比較すると信じられないような低価格だ。アメリカも医療先進国だが費用がかかりすぎて一般人はこうした医療を受けられない。

 何度も言って恐縮だが、日本は成人病の先端医療先進国になっている。今は日本人の患者専用だがこれからは世界中で成人病患者だらけになる。
この技術を日本人だけに利用するのは惜しく、全世界の人々のために使用するのが安倍内閣の成長戦略の一つになっているが、最も期待できる成長戦略だ。

注)日本の医療技術が成長戦略の一環になることはこのブログで何回も述べている。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat48360072/index.html

(別件)四季の道ミニマラソン大会(約5km)の募集が始まっています。

・日程 2月16日(日) スタート9時35分(四季の道駅伝の一環です)
・集合場所  有吉中学校正門前
・具体的なレースの詳細、およびエントリー方法は以下の「おゆみ野四季の道駅伝公式ホームページ」

http://www.oyumino-shatai.com/ekiden/

を参照して下さい。
ここからエントリーできます。

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(26.1.24) NHK 超常現象 その3 超能力は誰にでも存在するか?

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(このブログ記事は「超常現象 秘められたる未知のパワー 超能力」の続きです)

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-1ee8.html

 人間には誰にでも第六感とか予知能力とかテレパシーとか言われる未知の能力が存在するのではないかというアプローチはとても興味が惹かれる。
こうした能力は通常は意識されないが何かの機会に増幅され、自分でも信じられないような未知の力に促されて行動を起こすようなことがあるかもしれない。

 ロンドン大学で行った実験は通常の人が一種の予知能力を感じることができるかの実験だった。被験者が電話を取る前に誰からかかってきたかを当てる実験だが、相手はあらかじめ決まっていてこの実験では4名の知人だった。
この4名の知人がランダムに被験者に電話をかけるのだが、その時電話を披験者にかけるのだと強く意識する。
そうしておいて被験者が相手の名前を当てる確率を計算するのだが、この実験では計200人に800回の実験を行ったところ、当たる確率は45%だったという。
偶然で当たる確率は25%だからそのほぼ2倍の確率で被験者は電話の相手を当ててしまった
これはとても偶然と言った数字ではなく、一般の人でも予知能力が存在するのは確かだ」とこのロンドン大学の研究者は述べていた。

 またこれはロンドン大学医学部のテレパシーの実験だが、A被験者を脳の血流を調べるFMRIの装置に入ってもらい、もう一人のB被験者が外部の隔離された部屋にいる。
B被験者の前にはモニター画面があり、モニターからランダムに点滅する光が出る。その点滅した光のタイミングでA被験者にテレパシーをおくろうと意識する。そうするとA被験者の脳の視覚野の血流が点滅のタイミングに合わせて低下していることが確認された。
何らかの未知の伝達方法があることが確認されたが、それが何であるかは分からない」とこちらの研究者は述べていた。

 アメリカのネバダ州で行われたテレパシーの実験は7万人の意識が集中した時に何らか力を発揮するか否かを乱数発生器を用いて実験していた。
一人一人のテレパシーの能力は小さくても7万人が集まれば大きな能力になるのではないかと想定した実験である。

 乱数発生器とは0と1をランダムに発生させる機械だが、異常が起こるとゼロのみ、または1のみが発生してしまう機械である。
なぜ7万人の人がネバダ州の砂漠に集まるかというとここで一種の芸術祭が行われるからで、クライマックスは中央に設置された巨人に火がはなたれ燃え盛る時だ。

 この時観衆は一斉に燃え盛る巨人を見て興奮するのだが、実験者はテレパシーが集中して乱数発生器に異常が出るのではなかろうかと想定していた。
そしてその想定通り乱数発生器には異常が発生したという。
また別の乱数発生器の実験では10年以上前の9.11同時爆破テロの時は、全世界に配置した乱数発生器に異常値が数日にわたって発生し続けたという。
やはり何らかの未知のコミュニケーションの仕組みがあるのだ・・・」そう実験した科学者は考えている。

 現在こうした予知能力やテレパシーの現象を説明するための仮説として量子の世界での「量子もつれ」という仮説がある。
量子とは物質の最小単位で、電子や光子や素粒子がそれなのだが、この量子の世界では量子同士が情報のやり取りを行っており、これは信じられないことに距離に関係しないという。
私などは「量子もつれ」などと言われても何のことかさっぱり分からないが、これが未知の力であるテレパシーや透視に関連しているのではないかと研究者は想定しているようだ。

 どうやら超能力とは一般の人のも備わっている能力で、単に程度が違うというレベルだとすると、時にオリンピック選手のような超能力者が現れても一向に不思議でないことになる。
前に予知能力を扱った映画でトム・クルーズのマイノリティー・リポートという映画があったが、これは犯罪が起こる前に犯罪者を逮捕してしまうという映画だった。
私にこうした予知能力や透視能力があったら過去の未解決の犯罪をすべて解決してしまう現在のシャーロック・ホームズになれるのではないかと夢想したが、私の場合は単に夢想に終わるだけだろう。

(別件)四季の道ミニマラソン大会(約5km)の募集が始まっています。

・日程 2月16日(日) スタート9時35分(四季の道駅伝の一環です)
・集合場所  有吉中学校正門前
・具体的なレースの詳細、およびエントリー方法は以下の「おゆみ野四季の道駅伝公式ホームページ」

http://www.oyumino-shatai.com/ekiden/

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(26.1.23) NHK 超常現象 その2 秘められた未知のパワー 超能力 

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(このブログ記事は「超常現象 その1」の続きです)
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-7f79.html

 超能力などと言われるとテレパシー透視などが頭に浮かぶが、今から40年以上も前にユリ・ゲラーがスプーンを指で触っただけで曲げたり、柄を切断したりして一大ブームを引き起こしたことがあった。
テレビで放映されたので私もこれを見てすっかり取りつかれ、自分に超能力あるかどうか確かめようとスプーンを撫ぜまわしたがスプーンは微動だにしなかった。
俺には超能力はないのか・・・・」がっかりしたのを思えている。

 私は知らなかったがアメリカのCIAがこのユリ・ゲラーの超能力に注目しスタンフォード研究所に調査依頼が出され、8日間にわたって科学者や心理学者を動員した確認実験が実施された。
その結果「ユリ・ゲラーには透視能力が存在し、箱に入ったさいころの目を10回中8回当てることに成功した」との論文が科学雑誌Natureに掲載された。
これにより世界中で超能力ブームが沸き起こり、そのメカニズムの解明に科学者は血道をあげることになった。

注)私は透視能力よりスプーンを曲げたりする能力の方に興味があったが、番組ではその評価については触れていなかった。

 ところがこの超能力ブームが一気に萎んでしまった事件が発生した。それはマジッシャンのバナチェックがセントルイスの大学の超能力実験に超能力者と偽って参加し、見事研究者の裏をかいて超能力者と認定されたからだ。
研究者は研究論文でバナチェックに超能力の存在が確認されたとしたが、その4年後(1983年)バナチェックは会見を開いて、それがマジックだったことを暴露した。
赤っ恥をかかせられた研究者は真っ青になり、その後は潮が引くように超能力研究は下火になった。
駄目だ、超能力とマジックの区別を学者は区別をつけることができない・・・・・・

 だから私などは「超能力なんてインチキで誰も相手にしなくなったのだろう」と思っていたが、アメリカで1973年から冷戦が終結した1993年ごろまでの20年間にわたって遠隔透視の実戦部隊を配置していたことが秘密文書の公開で明らかになったという。
こうした部隊があることはゴルゴ13などではしばしば描かれていたが、私は劇画の世界の話だと思っていたのでびっくりしてしまった。

 遠隔透視の方法はスパイ衛星等がソ連上空で撮った写真を見せて、この中で何が行われているのか透視させるのだが、超能力者の一人が最新鋭の巨大な潜水艦が建造されていると透視した。
軍上層部は「ありえない」とこの報告を無視したが、その4か月後にソ連の誇る大型原子力潜水艦がバレンツ海に現れ、それが遠隔透視を行った潜水艦と酷似していたため、軍上層部は驚愕したという。
これは大変だ。わが軍の透視部隊でもこのように透視が可能なら、ソ連の超能力者が我が国の秘密兵器を透視しているにちがいない
軍上層部はアメリカの超能力部隊の隊員にアメリカのステレス戦闘機の透視を命じて、それはどの程度可能か確認テストまで行っていた(かなりステレス機に近いものが透視されていた)。

 番組ではアメリカ軍の透視部隊に所属していた元隊員に東京のある場所の透視をしてみてもらっていたが、これは見事に失敗していた。
したがって遠隔透視が本物かどうかについては疑問符が付くが、少なくとも20年間アメリカ軍の中に透視部隊が存在し、一定の成果を上げていたことは事実のようだ。

注)遠隔透視が可能かどうかは現在も不明で、もし有効なら現在も透視部隊(実際は数人の超能力者集められていただけ)が存在するはずだが、軍上層部も半信半疑というところだったのだろう。

 現在の超能力の研究は従来のような超能力者と思われるものに対して行うのではなく、普通の人に一種の超能力があるかどうかの研究に移ってきている。
いまだ知られていない人間の能力についての研究と言った側面からのアプローチで、いわゆるテレパシーと称するような現象が本当に存在するかどうかの実験だが、これはロンドンの大学で実施されていた。

 実際私でも1週間程度誰もいない山中にこもって生活していると非常に五感がとぎすまされて動物そのものに変わっていく経験をしている。また夜中に明かりもつけずに山道を歩けるようになるのだが、足の感覚で道かどうかの区別がつくのだ。
普段眠っている能力が復活するからだと思うが、気が付かない能力が眠っていることは確かだ。
だから通常の人間に未知なる能力が秘められているのではないかとのアプローチは大変興味を引く。

(明日に続く)

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(26.1.21) NHK アルツハイマー病をくいとめろ その2

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(海馬が萎縮しある時点に達するとアルツハイマー病が発症する)

(このブログ記事は昨日の「その1」の続きです。「その1」は以下参照)

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-d869-2.html

 昨日も記載したが私はことのほか記憶力が弱い。自分でもアルツハイマー病の初期ではないかと思っているし、今までは発症したら絶対に治らない病気と言われていたので恐れていた。
しかし昨日のブログ記事に記載したように、アルツハイマー病はそのメカニズムが解明され、それに対する有効な薬の開発が急ピッチで進んでいる。
あと2年もすれば臨床試験が終わり、薬の有効性が確認できる段階まで来ている。
やれやれ、俺もアホにならんで済んだようだ・・・・・・・

 少し安心したが薬が本当に使用されるようになるかは結果次第だから、薬にだけ頼るわけにはいかないとこの番組が強調していた(過去20年間、101のアルツハイマー病の新薬が最終の臨床試験に合格しなかった)。
そのため薬に頼らない方法のアプローチが検討され、委縮する海馬記憶領域)を鍛えなおすという画期的な方法が日本で開発されている。
運動プログラムというのだが、運動をしながら海馬に刺激を与え神経細胞をよみがえさせる方法だ。

 運動と言われると私などは嬉しくなってしまう。何しろ私は運動オタクで日常的に身体を鍛えているし、今は一日2時間程度は自転車でヒルクライミング自転車の山登り)をしているので、運動こそが海馬の神経細胞を復活する方法などと言われると、「そうか、それなら全く問題ないじゃないか」なんて気持ちになる。

 なぜ運動をすると海馬の神経細胞が復活するかというと、筋肉に刺激を与えると成長ホルモンが分泌され、これが海馬の神経細胞を再生させるのだそうだ。
ただし、神経細胞は単独では全く機能せず、ネットワークを形成させる必要があり、このためには単なる運動だけでは駄目なのだという。
じゃどうすればいいんだ!!!

 運動プログラムの最大の特色は運動しながら海馬に刺激を与えることで、治験者は身体を動かしながら100から3づつ引いた数字を大声で発声したり、若干難しいしりとりゲームをしていた。
実際やってみると引き算はかなり難しい。
研究者の説明では1週間に1回、90分のプログラムで治験者の記憶力が劇的に改善されているという。
この運動プログラムはアルツハイマー病の初期症状の人に特に有効なので、私などはぴったりだ。
薬の投与については治験の段階だが、一方この運動プログラムは確実に効果が上がっており、現段階で世界で唯一アルツハイマー病に対して有効性が確認された対処法になっている。

やれやれよかった。運動療法で海馬は確実に回復するし、一方タウ蛋白やアミロイドβを分解する薬も開発されそうだから、アルツハイマー病は初期段階で対応すれば恐れることのない病気だ」何かひどく安心させてもらえる番組だった。人類はどうやら不治の病と言われたアルツハイマー病の克服に成功し始めたようだ。

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(26.1.21) NHK アルツハイマー病をくいとめろ  その1

Photo  
(このグラフはとても重要なグラフでアルツハイマー病の25年前からアミロイドβが、そして15年前からタウ蛋白質が蓄積されていることを示している)

(今回は内容が豊富なので二回に分けて記載しております)

 私のように物忘れが激しい人間はどう考えてもアルツハイマー病の予備軍としか思われない。何しろ人の名前や場所の名前は聞いた端から忘れてしまう。初対面で挨拶をかわし「そうですか○○さんですか」なんて念押しをしても5分後にはすっかり忘れてしまう。
家族からは「鶏の記憶並」だと揶揄されているが、反論のしようがない。

 今私は67歳だがアルツハイマー病が発症する確率が最も高い年齢の70歳に接近しようとしている。
もう後がないな!!諦めていたが、NHKがアルツハイマー病の最前線の治療法番組を放映して、この病気が治る可能性があることを示唆していた。
アルツハイマー病の原因が判明し、後はそれに対する対策がもう少しで実用化される段階なのだという。

 アルツハイマー病は脳にアミロイドβという老廃物がたまり、それが脳の神経細胞を傷つけ、そこからタウ蛋白質が侵入して神経細胞を死滅させることから始まる。
そして最も早く侵入を許してしまう神経細胞が海馬という記憶を司る部位のため、最初に記憶障害が起こり、続いて運動障害運動野も委縮し始めるため)が発生して生きるしかばねになってしまう病気だ。

注)NHKのためしてガッテンでもアルツハイマー病の予防策を放送していた。内容は以下の通り。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-1d99.html

 従来、ここまでは分かっていたがこのアミロイドβタウ蛋白がたまり始める時期が決定的に大事だということが最近分かってきた。
アメリカで5年前からアルツハイマー病の専門家150名によるDIAN(ダイアン)研究なるものが実施されたがその成果だ。
 
 DIAN研究では家族性アルツハイマー病の家系、300人の協力を得て調査したところ、アルツハイマー病発症の25年前からアミロイドβがたまり始め、発症の15年前からタウ蛋白質が蓄積されるのだという。
いわばアルツハイマー病は25年の歳月をかけて発生するおそろしく息の長い病気で、発症する前までは本人に全くの自覚症状がない。
だから反対に言えばアミロイドβとタウ蛋白の蓄積を食い止めることができればアルツハイマー病にはならない。
25年前から薬による有効な治療ができればアルツハイマー病は予防が可能です」研究の責任者の言葉だ。

 アルツハイマー病の患者数は高齢化が進むにつれて急増しており、現在世界で4400万人の患者数が30年後には約3倍に増加すると想定されている。
日本などはアルツハイマー病の世界の先進国で今65歳以上の8人に1人が認知症だが、30年後には4人に1人が認知症で、認知症の約70%がアルツハイマー病だという。
日本では30年後には3人に1人が65歳以上だから、その4分の1が認知症とすると日本人の12人に1人は認知症になってしまうがこれは驚くべき数字だ。

 現在アルツハイマー病の薬の開発で最も進んでいるのはイギリスの大学で、そこで開発したLMTXという薬だそうだ。
LMTXはタウ蛋白質を叩く性質があり、300人を対象にした臨床試験では好成績を収めている。
現在さらに治検者を1300人に増やして、副作用の可能性や正常な人に飲ませた場合の効果を確認しており、効果が認められれば初めてのアルツハイマー病の特効薬になるという。臨床試験が終わる2年後が楽しみな薬だ。

 一方アミロイドβの増加を抑える取り組みはとても面白かった。そもそもアミロイドβは脳の老廃物で脳を使用すれば必ず発生するものだ(運動をすれば筋肉に乳酸がたまるが脳の乳酸がアミロイドβ)。
しかしこの老廃物は本来寝ている間に髄液とともに脊髄に排出されて脳にたまらないようなメカニズムになっている。
異物や不要な物質を体外に排出する仕組みが脳にも存在している。

 だがこのメカニズムが正常に働くためには快適な睡眠が必要で、寝ている間に体は休まるだけでなく脳からはアミロイドβが排出される。
しかし寝不足になったりあるいは睡眠障害になるとアミロイドβが排出できなくなり、一日中頭が重いがこれは老廃物が脳の中にたまりっぱなしになっているからだ。
だから快適に眠れるようにすればアミロイドβはたまらない」何とも簡単な原理で笑ってしまった。

 最もそうは言っても快適な眠りなど誰でも取れるというものでないので、スイスの製薬会社がアミロイドβを取り除くカンテネルバムという薬を開発していた。
しかし残念なことにすでに発症した患者のアミロイドβが減少してもアルツハイマー病は治らないのだという。
これもDIAN研究であきらかになったのだが、アミロイドβはアルツハイマー病発症後は減少し、発症した段階ではいくらアミロイドβを減少させてももう遅いのだという。

 発症前までは主要な原因物質だが、発症後はタウ蛋白にその地位を譲ってしまうため、発症前の投薬でないと全く効果がないということのようだ。
現在この発症前投薬の臨床試験が実施されており、効果がわかればアミロイドβを抑える薬が開発されたことになる。この臨床試験も2年後には結果が分かるのだという。

(明日に続く)

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(26.1.20) 細川元総理の決断  ドン・キホーテもびっくりの都知事選立候補

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 いくらなんでもそれはないだろうと思ってしまった。細川元首相東京都知事選立候補のことである。
細川氏が総理だったのは1993年から94年にかけての約9か月間だったが、細川政権が短命に終わったのは細川氏が佐川急便から1億円の融資を得ていたからで、ちょうど猪瀬前東京都知事が徳洲会から5千万円の融資を得ていたのとまったく同じパターンだった。
返すことのない借入金は政治献金だが、裏金として受け取っていた。

注)猪瀬前知事が辞職した経緯は以下に記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-c0f8-1.html

 すでに20年まえのことだが、舛添陣営は選挙になったらこの問題を徹底的に追及する構えだから、猪瀬前知事と同様の立場に追い込まれてしまう。
細川は猪瀬と同じ穴のムジナだ!!このネガティブキャンペーンに耐えるだけの心臓が細川氏にあるだろうか。

 今回の都知事選で細川陣営は脱原発を公約にするつもりだが、これほど都知事選にふさわしくない政治的イシューはない。
何しろ東京都知事はほとんど原発行政に対する権限を持っていないからだ。
確かに東京電力に対する第4位の株主だが、東京電力の過半数の株式原子力損害賠償支援機構)が抑えているので、株主としての影響は限定的だ。
さらに福井県や福島県や青森県と異なり、東京都には原発が存在しない。したがって原発に対する何の権限もないのだから原発ゼロにしようがないのだ。

 細川氏は小泉氏とタッグを組むことで何の権限もない原発行政に一石を投じることができると考えたようだが、考えが甘すぎる。かつての日本新党のように国政に打って出て、ドイツの緑の党と同様な原発ゼロ政策を党の方針とするなら筋が通っている。
しかし権限がゼロでは公約の実行力がまるで担保されず、都民から見たらなぜそのようなことを言うのか分からない。

 東京都が抱えている問題としては2020年の東京オリンピック開催に伴う具体的準備作業や、最も問題になっている少子高齢化対策についての取り組みや、東京を魅力ある街に再生するプロジェクト等があるはずだ。
選挙民はこうした取り組みに対して是非を判断しても、全く権限のない原発ゼロについては「細川さんが単に言ってみただけ」ということになってしまう。

 たしかに原発ゼロ政策はそれなりに合理的根拠を持っている。
なにしろ日本は生産立地国ではなくなり、かつ人口は逓減しているので長期的にはエネルギー需要は減少していく。したがって原発なしでも十分やりくりができるから徐々に原発を廃止していくのは合理的選択だ。
かつて原子力は二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーといわれていたが、いったん事故が発生すればこれほどダートなエネルギーはないことを国民は嫌というほど知らされた。
だから国政で原子力行政を転換したいというなら、支援する人も多いと思う。

 だがもう一度言おう。
原子力行政に対しては東京都知事は何の権限も持っていないから、都知事選は関係ない。
さらに細川氏は佐川急便からの融資金1億がなぜ必要だったかの説明をしていない(総理をやめることで免責された)。
細川氏が都知事に立つことはそもそも無理があり、私ならとても恥ずかしくて立候補なんかできないが、細川氏は心臓に毛が生えているほどタフなのだろうか。

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(26.1.19) 安倍総理の深謀遠慮 ソチ五輪出席と中国包囲網の形成

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  私のロシアの友達が「ぜひソチに行きましょうよ」と誘ってくれたのは今から20年前のことだ。当時十分な時間が取れなかったので断ったが、今思えば残念なことだ。
現在ソチは後一か月後に迫ったソチ冬季オリンピックの準備でごった返しており、昔の夏の保養地だったソチの面影は消えてしまったという(だから以前のソチを見ておきたかった)。

 このソチオリンピックの開会式に安倍首相が出席することになった。開会式の当日の2月7日は日本では北方領土の日だから、安倍首相はソチに行かないのではないかと観測されていたが、首相の強い意向で出席が決まったようだ。

 プーチン大統領の威信をかけたソチオリンピックイスラム原理主義者から見ると格好のターゲットで、昨年末にはソチオリンピックを阻止すると称してボルゴグラード昔のスターリングラード)で連続爆破事件が発生し、34名の犠牲者が出ている。
またロシアが制定した「同性愛宣伝禁止法」に反対して同性愛に寛大なアメリカとフランスが大統領の開会式出席を辞退した。

注)私はアメリカやフランスの大統領が出席しない本当の理由は開会式でテロが発生して大統領の身にもしものことが起こったら一大事だからだろうと思っている。

 プーチン大統領としてはせっかく招待した主要元首から袖にされて歯ぎしりしていた時に、安倍首相のソチオリンピック開催への出席は最高のプレゼントになった。
そうか、安倍は来てくれるのか。何と友情にあつい奴だ
安倍首相が身の危険がある場所にあえていくのは、ロシアとの間で友好協力関係を構築し、中国包囲網を強固なものにしたいからだ。

注)これで安倍総理とプーチン大統領は5回目の会談になる。なぜ日本とロシアが接近するかは共通の敵が中国だからということは前に記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-babf.html

 日本は現在中国の海洋進出に生存権を脅かされており、アメリカとの同盟関係はあるもののアメリカの動きには今一つ信頼が置けない。
元々民主党政権は中国に寛大で日本に対しては厳しい対応をとる。年末の靖国神社参拝でアメリカは「失望した」と表明したが、小泉元首相の参拝時には共和党ブッシュ政権は「日本国内の問題だ」と無視する対応をとっていた。

 「やはりアメリカ頼みだけでは日本の安全は守れない。ここはたけり狂った虎をけん制するため、シベリアの熊が必要だ」何しろロシアはアメリカと並ぶ軍事大国でその軍事力はアメリカも侮れない。
安倍首相の外交を見ていると北はロシア、南は東南アジアとインド、西はトルコ、そして太平洋はアメリカとともに共同して中国を封じ込めようとしているのが分かる。

 一方プーチン大統領は歴代の大統領の中で際立って親日家だ。趣味は柔道でしかも現在ロシア柔道はオリンピックで日本を凌駕して最高水準にあり精神的にも余裕がある。
こうした個人的な理由以外に、ロシアのシベリアは現在中国に席巻されて、シベリア農業は崩壊してしまった。
ロシア人は環境の厳しいシベリアを離れ、みなモスクワ周辺に移り住んでいる。
このままではシベリアは実質的に中国の領土になってしまう。これを救う手立てはたけり狂う虎ではなく、誠実な丹頂ヅルと手を組むのが一番だ

注1)プーチン大統領は東京オリンピック開催の後押しをしてくれていた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/25106-6cf0.html
注2)極東シベリアの農地が中国人に蚕食されている実態は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-fe78.html

 プーチン大統領のソチオリンピックを救ったのは安倍総理ということになるだろう。これは東京オリンピック開催を支援してくれたプーチン大統領への返礼でもある。
日本人はあまり知らないが日本人とロシア人は非常によく似ている。単純で素朴だというとあまりほめ言葉ではないが、さらに言うと友誼に厚い。人の弱点を狙って足をすくうようなことはしないし、付き合っていると実に気持ちがいい。
日本とロシアはパートナーになればこれほど強い味方はないと私は思っている。

 北方領土問題が両国ののどに刺さったとげになっているが、安倍首相の決断が日露の友好関係と安全保障を強化する一助になればと願わずにはいられない。

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(26.1.18) BS歴史館 江戸のスーパー改革者 松尾芭蕉

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 私のように俳句俳諧の区別がつかないものにとっては、松尾芭蕉の俳諧と言われてもさっぱりで、そもそも和歌俳諧の違いも「さて、なんなのだろう」と思っていたが、今回BS歴史館で放送した「江戸のスーパー改革者 松尾芭蕉でおぼろげながら理解した。

 私は松尾芭蕉の俳句はことの他好きで、私が覚えている俳句のほとんどは松尾芭蕉が作ったものだ。したがって俳句とは芭蕉が作るように作るものだと思っていたが、実はこうした芭蕉風のスタイルは芭蕉以前には皆無だったという。

注)厳密に言うと松尾芭蕉の俳句とは俳諧の連歌の発句だそうだが、常識的には明治以降に成立した俳句(一人で製作する575形式の句)と同様なものと思われている。

 芭蕉風の最大の特色は日常的なものをありのままに歌い、そこには基本的に言葉の制約がないという特色があるのだという(こうした日常を扱う自由な詩形を俳諧と言った)。
たとえば「古池や 蛙飛び込む 水の音」という俳句は当時の教養人を驚かすに十分な斬新性と変革性を持っていたのだという。
私などはカエルというと池に飛び込むものだと思っているが、当時の主流の教養である和歌からするとこれはあり得ない表現で、蛙は鳴くものでそれも山吹の花の下で鳴くのが決まりだった

 芭蕉以前の王朝文化の伝統を引く和歌の最大の特色はであり、歌い方は非常に細かな決まりがあったのだそうだ。
一言でいえば下品なものを歌にするのは厳禁で、歌はそれ自体霊力を持っているので、誤った文字の使用は鬼神を怒らしてしまうから絶対使用禁止だったのだそうだ。

 したがってカワズを読むときは必ず鳴いていなければならす、それも山吹の花の下でないと言葉に霊感が存在しないことになる。
芭蕉の変革はそうした一種の言霊主義からの離脱で「歌は庶民の楽しみのために歌えばよいので、歌そのものに霊力などない」という、割り切った近代精神が基礎にある。

 そんなことは当たり前だと近代人は思っており、短歌や俳句を読んでもそれが鬼神のこころを動かすとはつゆほども思っていない。
しかし芭蕉以前はそうではなかったという。
古今和歌集紀貫之のかな序には力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をも慰むるは、歌なり」と、いわばオールマイティーの霊力があると宣言している。
なるほどね、芭蕉がはじめて歌の世界をこうした霊的な世界から解き放ち、庶民の楽しみにした人なのか・・・・・・・・」感心した。

 変革者の行為はその時代には衝撃であっても、それが根付いた後代にあっては単なる常識になってしまう。
義経の騎馬戦法は義経の時代には平家一族を滅亡させるほどの先進的な戦法だったが、戦国時代には武田の騎馬軍団に代表されるように一般的な戦法になっている。
また信長の長篠での集団鉄砲使用法はこの武田の騎馬軍団を見事に打ち破ったが、関ヶ原ではどの大名でも採用した方法になっていて、当時の世界最大規模の銃撃戦になっている。

 ところで話は異なるが、芭蕉が生きた時代は戦国時代から約100年経過した平和な元禄時代で、死に方より生き方が重要視された時代だという。
戦国時代は武士だけでなく庶民もいつ死ぬか分からないから死と向き合っており、死生観こそがその時代の精神だったが、平和な時代は人生観(生き方が重要になる。

 通常であれば寿命をまっとうして死ぬから生き方を常時考えざるを得ず、「自分の思うままの生き方をしよう」ということになる。
したがって元禄時代は享楽的な文化が花開くが、一方でそうした生き方を拒否する生き方もあって、芭蕉が唱えたのはすべてを捨てて漂泊の旅に出る(精神的には積極的な)生き方だった。

 所有欲を捨てて漂泊の旅に出ることは現代人でも夢であり、一部はそれを実践している人もいる。
私なども世俗的に生きるのが嫌になると数日間は山に立てこもってしまうが、それは芭蕉の生き方のミニチュア版だということを知った。

 松尾芭蕉は詩形の世界を霊的な世界から解き放ち、かつ欲を捨てた生活方法まで提示してくれたのだから、江戸期において近代を準備してくれた人で、まさにスーパー改革者と言えるだろう。
今までは松尾芭蕉に対する感謝の念が足りなかったとこの番組を見て反省した。

なお日本史に関するブログ記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat47308511/index.html

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(26.1.17) 悲しみの山河 なぜJR北海道の社長は自殺するのか!!

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(JR北海道 根室本線の無人駅)

   再びJR北海道に衝撃が走っている。今度は2代目社長だった坂本真一氏が自殺を図ったからだ。11年9月には4代目社長だった中島尚俊氏が自殺しているから、過去5人いた社長のうち二人が自殺を図ったことになる。坂本氏は中島氏と同じ入水自殺だったが、これが異常でなくて何であろう。

注)中島尚俊氏の自殺については以下の記事を参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/23921.html

 かつてプロイセンの軍人は作戦の失敗や汚名を着せられると敢然とピストル自殺を図ってきたが、何かそれに似てきた。
坂本氏は北海道新幹線の誘致や札幌駅開発で手腕を発揮したが、いっぽうでJR北海道の持つ赤字体質の改善に失敗し、また労使間の紛争も解決できず旧国鉄並の親方日の丸で過ごすうちに、JR北海道にトラブルが多発し始めた。
私の責任でもあると毎日新聞の取材で述べられていたが、責任感の強い方だったのだろう。

 私はJR北海道を見ていると、もはや存在意義を失った鉄道が国の補助金で生き延びながら、結局は精神的に崩壊していく様を見ている気持ちになる。
JR北海道に乗ってみると分かるが、ローカル線などはほとんど運送手段として機能していない。
乗客は私のようなおそろしく暇な観光客か学生だけで、働き手が鉄道を利用することはない。
それは当たり前で本数は日に数本であり、無人駅などに降りてしまうと次の列車が来るまでに半日程度待たされてしまう。

 こうした駅にはここを訪れた人が記載する帳面が置かれており、「こんな何もない自然に満ちた場所があるなんて感動的だなんて書かれているが、それは観光客だからそう思うので、書かれている帳面も数年分で1冊だから実際は誰も降りていないのと同じだ。

 JR北海道は営業収入で営業支出を補えない完全な赤字会社なのに、それでも営業ができるのは政府の補助金が約9000億円あるからだ。
JR北海道はこの補助金の利息元本は取り崩せない)で従業員の給与を賄っており、その利息収入は300億円から500億円の間だ。

 私がかつて勤めていた金融機関はロンドンに証券子会社を設立していたが、この企業はJR北海道と全く同じで自身で収益を稼ぎ出すことができなかった。それでもかなりの間存続したのは親会社が100億円の資本金を支出し、その利息7億円相当が従業員の給与になっていたからだ。
山崎さん、どうにもなりませんね。親会社にただ食べさせてもらっているだけです」と証券子会社の社長が恐縮しながら述懐していた。
この証券子会社はその後閉鎖されたが、民間会社だからそう決心できたのでJR北海道のような旧国鉄そのもののような会社はそれほど単純ではない。

 私は中島尚俊氏の自殺の時もそう感じたが、JR北海道の社長になると完全な閉塞感を感じて自殺しか手段が残されていないのだと思う。
赤字からはほぼ絶望的に脱却できず、顧客離れが進んで業績はさらに悪化し、そして列車は片っ端から火を噴くし、職員は保線もせず嘘の報告だけをあげ、運転手は自動停止装置をハンマーで打ち壊す。

注)JR北海道の役職員に蔓延するやる気のなさについては以下に述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-f650.html

 国交省からは業務改善命令を出され、本社からは何度も注意文書を流すが中間管理職は労組を恐れて有効な対応をせずサボタージュする。
俺はいったいどうすればいいんだ」私でも自殺するだろう。

注)事故の実態については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/jr-7011.html

 JR北海道が生き残る手段は札幌新幹線と札幌周辺の都市交通を除いてあとの路線から完全撤退することだが、そうすれば現在7000名いるJR北海道の職員の半数以上は不要になる。
特に問題の多い保線などは路線がなくなるのだからほとんど不要になってしまう。
経営者としてそうした決断をするのは何としてもつらい。しかししなければJR北海道は生き残ることはできない。
かつて国鉄民営化で6つのJRに分割されたが、今度はJR北海道の中で採算路線と不採算路線の分離がされ、不採算路線は整理機構に引き継ぐより手段はなくなりつつある。


(別件)四季の道ミニマラソン大会(約5km)の募集が始まっています。

・日程 2月16日(日) スタート9時35分(四季の道駅伝の一環です)
・集合場所  有吉中学校正門前
・具体的なレースの詳細、およびエントリー方法は以下の「おゆみ野四季の道駅伝公式ホームページ」

http://www.oyumino-shatai.com/ekiden/

を参照して下さい。
ここからエントリーできます。

 

 

 

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(26.1.16) 「お前がブォルデモートだ!!」 ハリー・ポッターもびっくりの中国と日本の論争

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  今イギリスで「ブォルデモート卿はだれかという論争が行われている。ブォルデモート卿などと言われても映画ハリー・ポッターを見ていない人はさっぱりだろうが、ハリー・ポッターに対抗する悪の権化の魔法使いで日本でいえば悪霊のようなものだ。

 なぜブォルデモート卿が問題になったかというと、中国の駐英大使が安倍首相の靖国神社参拝を非難して軍国主義が日本に付きまとうブォルデモート卿とするならば、東京にある靖国神社は日本の魂の最も暗い部分を隠している分霊箱だ」と非難したからだ。
分霊箱」などと言われてもこのシリーズのファンでないと分からないだろうが、自身が死滅しても再び甦るように魂の一部をこの箱に保管しておき、いざというときに復活するための手段だ。

 これに対し日本の林駐英大使がかみついた。
東アジアは岐路にあり中国の前には二つの道が開けている。一つは対話を求め法の支配に従う道だ。もう一つは中国がこの地域においてブォルデモート卿の役を演じ、軍拡競争と緊張激化という悪を解き放つ道だ。中国はもはや存在しない70年前の軍国主義の亡霊を呼び出し続けるのを止め、前に進み出ることを心から望みたい」と反論した。

 こうした非難の応酬はイギリスやアメリカと言った先進国では特に重要で、ディベートは沈黙したほうが負けを認めることになる。
日本人はどうしても非難の応酬にはしたなさを感じるがそれは日本国内だけの精神構造で、日本の外の社会は食うか食われるかのジャングルの掟が支配している世界だからディベートは紛争を解決する必須の手段になる。
アメリカでなぜあれほど裁判が行われるのかを見ればわかるだろう。

 この論争のポイントは過去のブォルデモート卿と現在のブォルデモート卿のどちらが悪徳かの問題だ、日本が70年前の敗戦で軍国主義を放棄し平和国家に変わったのは明らかだ。
それに対して中国は現在進行形で軍国主義を実践しているアナクロニズムの国家で、国内にチベットやウィグルと言った植民地を持ち、さらに尖閣諸島や南沙諸島、西沙諸島の領有権を主張し、将来的には沖縄の分離独立を策そうとしている帝国主義国家だ。

 私から言わせれば「日本軍国主義の分離箱が中国で解き放たれ、ブォルデモート卿が中国を席巻している」ということになる。
こうして中国はイギリスにおいてはブォルデモート卿論争で、さらにアメリカではニューヨーク・タイムズを利用した反日本キャンペーンを行っており、今は国連で日本非難決議を行おうと画策している。

注)ニューヨークタイムズは「危険なナショナリズム」という記事を掲載し、潘基文国連事務総長は、「過去に関する緊張が、今も (北東アジアの)地域を苦悩させていることは非常に遺憾だ」との声明を出している。

 中国が安倍首相の靖国神社参拝に対していつものように官制デモを組織し、日本大使館や日本企業の焼き討ちを行ったり、レアアースの輸出を禁止したり、税関での通関手続きを遅らせたりせず、世界の世論に訴えているスタイルはとても不思議に私には見える。
なぜいつもの暴力行為を自粛しているのだろうか???????

注)経済制裁は貿易が一方通行の場合は効果があるがほぼイーブンな場合(対中国貿易は日本の方が赤字)は互いが同程度に傷つく。中国におけるレアアースの生産会社が崩壊してしまったのがその例。
なお中国がディベートという手段を取っている理由については以下の記事を参照

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-472c.html

 しかしディベートの方が戦争に訴えたり経済制裁よりよっぽど紳士的だからディベートにはディベートで対抗するのが鉄則だ。
ブォルデモート論争などはガキの悪口の言い合いと同じレベルで「お前のかあさんでえべえそ!!なんて感じだが、中国とはそうした低レベルの国なのだからそれに合わせるより仕方がない。

 だからイギリスでもアメリカでも国連でも激しい非難合戦をするのが一番いい。日本人は相手を非難することを躊躇するが、それは日本国内だけで成り立つ日本人の美質だが、国外では全く通用しない。
相手を恐れずののしり合いをした後で手を握るのが外交で、中国の挑戦に応じた林駐英大使はとても優れた勇気ある大使だと感心してしまった。

なお、私は現在の形での靖国神社参拝には反対だが、そのことは以下に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-ae20.html

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(26.1.15) 文學入門 三浦綾子 「愛すること 信じること」

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(私がよく自転車で行く関宿の公園のゴリラ)

  私は普段小説を読まない。だから三浦綾子さんと言われても氷点」の作者であることを思い出すまでしばらく時間がかかった。
氷点は1963年に朝日新聞の記念行事として、当時としては破格の1000万円の賞金で応募を募ったもので、まったく無名だった三浦さんが見事に一席に選ばれた。

 この小説はその後映画やテレビで放映され、私も一部は見ているのだが、私はこうした種類の小説を好まないから最後までドラマを見ることはなかった。
いわゆる人間の持つおぞましさ(原罪)を扱っており、なおかつそれをキリスト教の愛で救うというのが基本的なテーマだが、原罪にも教会にも私は関心がなかったからだ。

 今回の読書会のテーマ本は三浦綾子さんのベストセラーエッセイ「愛すること、信じること」だった。文章はとても平易で難しい単語など皆無であり、また私小説と言っていいほど自身と夫の関係を語っているので、人生の生き方の一つの指南書にはなる。
特に夫に対する賛辞は激賞と言っていいもので、夫本人でなくとも気恥ずかしくなってしまいそうだ。
2時間から3時間あれば読み切れるので私はすぐに読んでしまったが、やはり三浦さんの人間の持つ精神の暗さを原罪としてとらえるスタイルにはどうしても違和感を持った。

 どんなに明るくふるまっている人でも心の奥にはドロドロとした悩みや嫉妬や激情が渦巻いているが、私はそれが当然だと思っている。
それでも社会人はそうした心の動きを調整して、人と接するときは穏やかな紳士であったり、心優しい淑女であったり、常に論理的に物事を判断する冷静な人間であったりするのだが、それは心の奥の葛藤の相克を経て最終的に外部に現した姿だ

 だから私はその最終的な姿こそが本人のキャラクターであり、その心の内部は本人だけが知る闇であって第三者はあずかり知らぬことなのだから、外部に現れたキャラクターで人を判断することにしている。
私は本当は悪女なのよ!!などと善良な人が言っても私はそうした言葉を無視する。
あなたが社会に対して見せている姿が私には大事で、心の内部の相克はあなただけの問題だ」と思うからだ。

 しかし三浦さんは自身の持つ内部のこころの動きに敏感であり、それがどうしても気になるようだ。
自身の性格として以下のような内容をあげていた。
① だらしがない。
② ひどくわがまま勝手だ。
③ 物事をおそろしくはっきりいう。
④ 人の顔を忘れる。
⑤ 行儀がわるい。
⑥ 家事が下手。


 しかしこうしたことは多かれ少なかれ誰にでも当てはまる性格であり、少々度が過ぎることを捨象すれば人間一般の標準的性格に過ぎない。
だから何なの!!と私などは思ってしまう。
社会的に接するとはこうした自身の欠点を包み隠して何とか世間と折り合いをつけることだ。
自分の心の中にあるこうした一種の邪悪な精神が「原罪」などと言われては人間をしているのも大変で、私はこうした自己中心的な心の動きや行動は「生存を維持するための人間に備わっている本能」だと割り切っている。

注)この点についてはブログ「梅爺閑話」で梅爺さんが鋭い分析をしているのでそちらを参照してください。
http://umejii.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-a99b.html

 だから三浦さんがこの本の後書きに記載した「わたしたちの家の主人は・・・・キリストの父なる神であると。そして神は…これを許し、導き、愛と信の中に置いてくださる方である」と言われても、それはそう思っている人だけの真実だろうとしか思われない。
三浦さんにケチをつけても仕方がないが、宗教とは心の問題を取り扱っておりその心は他人があずかりしらぬ世界だから、本人だけの問題だというのが私の立場だ。

なお、文学入門については以下にまとめて記載されております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43898465/index.html

http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat31264874/index.html

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(26.1.14) NHK 日本式生活インフラを輸出せよ ジャパン・ブランドの時代

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 日本に住んでいると日本様式が全く当たり前になって、水道水が直接飲めたり、鉄道はほぼ定時に運行されていたり、下水が整備され多摩川でさえ泳げるようになっていたり、アマゾンに本を依頼すれば翌日届くのが当たり前になっている。
だからこうした日本式生活システムのありがたさは空気のようなものだが、海外で生活したり旅行をしたりすると日本の持っているありがたさに涙を流したくなるほど感動する。

 2年前にネパールに旅行した時はローカル航空のパイロットが酒浸りになったり、結婚式に行ったりして3日間にわたって飛行機が飛ばなかったが、こうした原因で日本で飛行機が飛ばないことはあり得ない。
また暮らした村には電気も水道もガスもなく、夜になったら真っ暗になってろうそくで生活したが、これもかなり前の日本の山小屋にしか残っていなかったスタイルだ。
 
 日本ほど生活インフラが整備されている国はないのだが、今日本は自動車や家電商品ではなく生活インフラその物を海外に輸出する戦略を取り始めたことをNHKが報じていた。
具体的には格安で安全な水道システムであったり、遅れることのない鉄道の運行システムであったり、健康志向の給食システムといったところだ。

 今まで日本はこうした生活インフラが海外に輸出できるとは全く思っておらず、もっぱら自動車や家電と言った商品輸出に特化したり、また発電所や橋梁やパイプラインと言った旧来型のインフラ輸出に注力してきたが、こうした部門では安さが売り物の中国と韓国に追い上げられてシェアを著しく低下させている。
日本産業の衰退と言われているのがそれだが、一方で日本の生活インフラについていえば世界最高水準でこれが輸出されるようになれば鬼に金棒だと気づき始めた。

注)戦後アメリカンライフが世界を席巻したが、今日本ライフが世界を魅了しつつある。

 成功事例として北九州市が手掛けたプロジェクトがある。ベトナム第3位の大都市ハイフォンでは北九州市の上水道施設を導入したのだが、建設費が半分でランニングコストが20分の1という驚くべき効果的な水道施設になっていた。
「初めて水道水をそのまま飲めるの」と住民が感動していたが、今までは沸騰しても危なかった。
このプロジェクトは北九州市がオルガナイザーで北九州市にある関連する中小メーカーを結集してこの事業を成功に導いていた。

 私は当初「なんで北九州市か?と思ったが、水道事業の運用主体は地方自治体で、それをサポートする企業群というのがあるのだが、企業の業績低下に悩んでいた。人口が減るにしたがって水道事業は規模を収縮することになり、事業者は北九州を諦めて撤退していたからだ。
まずい、このままでは北九州市そのものがただ衰退するだけだ。企業は撤退し人口は減り、自治体の税金が減少する

 こうした危機を乗り越える唯一の方法は北九州市がオルガナイザーとなり、水道施設を海外に売りこみ関連会社が収益を上げて従業員を増やしてもらう以外に方法はないという。
かつて自治体は地区に工場団地を整備して企業誘致を図るのが産業政策だったが、いまは自治体そのものが海外に活路を見出して輸出攻勢をかけることが産業政策になっている。

 もう一つの成功例はタイバンコクの都市交通の車両導入の事例だ。私は全く知らなかったがバンコクの都市交通の線路や駅は日本のODAで建設されているが、運行されている車両はドイツのシーメンス製だ。
この理由はタイの交通システムがヨーロッパ基準になっているからだという。

注)車両にそれぞれ基準があることをこの番組で初めて知った。

 私などは日本基準の方が優れていると思っているが、タイは長い間ヨーロッパ基準で鉄道を管理してきたため、すべてヨーロッパ基準を満たさないと車両の導入ができない(法的にそうなっている)。
日本は日本基準を主張してシーメンスに敗れてきたが、今回車両を① 全面的にヨーロッパ基準に合わせたこと、および② 世界でも例を見ない運行管理システムを導入したこと、さらに③ エキナカという日本独特の収益システムを提案して、日本車両の導入が決まったそうだ。
このプロジェクトの成功は相手の基準に合わせて日本の製品を改良したことがいちばんだったそうだ。

 今はっきりしているのはハードだけでは中国や韓国と言った低価格製品にかなわない。だが現在有利にあるソフト込みで売り込めばそれが受注につながる。
日本の生活スタイルはほとんどがソフトの優位性で成り立っていることを見なおして、ハードとソフトを一体化した生活インフラとして輸出する戦略がいま日本にとって最も重要だとこの番組のコメンテーターが総括していた。

注)経済成長に関する一連の記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43696146/index.html

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(26.1.13) NHK 超常現象 その1 超常現象はなぜ存在するか?

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(フランス南部 ル・ピュイにある教会の内部)

 NHKが「超常現象」という番組を放送したので、「とうとうNHKはオカルトに染まってしまったのか」と思ったがそれは誤解だった。
この番組は超常現象オカルト)をどこまで現在科学で説明可能かを追った番組で、イギリスにはSPR心霊研究協会)という組織があって名だたる科学者が心霊現象の科学的解析を行っている。

 心霊現象がしばしばおこると有名なマーガム城という城がイギリスにあり、幽霊が出たり冷気を感じたり人魂が出たり異常音が聞こえることで有名なのだという。この城の超常現象を最新機器を装備して2日間にわたって調査した科学者チーム(6名程度)がその調査結果を発表した。

 それによると冷気と幽霊を感じ、異常な電磁波の存在が確認されたがその後の科学者の追跡研究によって以下の説明がなされていた。

① なぜ温度変化が無い(温度計で確認)のに調査者は冷気を感じたか。

仮説)動物には恐怖を感じると温度を下げて動かなくなり、そうすることで危機から逃れようとする本能が備わっている。鼠の実験では蛇の臭いをかがすと体温が3度程度低下し、身体が動かなくなっていた。調査者も同じように恐怖感を感じて体温が下がったと考えられる。

② なぜ男の幽霊がいたと多くの人が証言するのだろうか。


仮説)城は建設から1世紀以上たっており、いたるところにシミや漆喰の崩壊が発生している。人間は本能的に人の顔を見て相手が敵意があるかないかを判断する性質がある(パレイドリア効果という)。安全かどうかは顔色で確認するからシミ等を人の顔と誤認したのではなかろうか。

③ 不気味な光はなぜ発生したのか。

仮説)強い電磁波が発生するとプラズマができる。これは0.5秒程度で消える黄色い光だが、同時に強い電磁波は脳の視覚野を活性化させてプラズマが消えた後も幻覚を見続ける。それが火の玉の正体だろう(ただしなぜ電磁波が発生したかは原因不明)。

 いづれも本能に基づく脳の錯覚が異常現象だという説明だ。この脳による錯覚で説明が可能と思われるものの一つに臨死体験がある。

④ 人は死に臨むとほとんど同様の夢を見る。暗いトンネルの向こうにおそろしく明るい花園や草原があり、そこにいくと今は無き父母や兄弟がいて、自分を誘っている。なぜこれが人類共通の夢なのか?

仮説)ネズミの動物実験では心臓停止後脳は約30秒間にわたって活発に動いておりすぐには死なない。その間に夢を見る。また空軍のパイロットの重力負荷の訓練で10G程度の重力が加わると血液が足に集中して頭は低酸素状態になる。この時パイロットは臨死体験と同様の夢を見る(Gショックという)。

 パイロットは「暗いトンネルがあってその向こうに光が差しており、そこに行くと一面の輝くような野原になっていて何とも気持ちがよく天国にいるような錯覚に襲われる」と臨死体験とほぼ同様の証言をする。
このことから臨死体験とGショックは同じで、脳が低酸素状態になると、人間は死の恐怖から本能的に逃れるために、そうすることによって穏やかな死を受け入れるためと推測されていた。

 一方現在の科学知識でどうしても説明がうまくいかない超常現象に「生まれ変わり」という現象があるのだそうだ。
幼児期に自分は○○の生まれ変わりで、どこに住んでいてどのような生活をしていたかを詳しく話すのだが、6歳を過ぎるころからそうした話をしなくなる。
科学者が詳細に調査して該当する人物を見つけることができる事例があり、幼児が話した内容が偶然とは思われないほど一致する事例がある。これには二つの仮説がある。

仮説1) 親やテレビで物語等を聞いていると子供はそれが実際にあったことと錯覚する。一方親はそうしたことを忘れてしまうが子供は事実と思って「生まれ変わり」の話をする。

仮説2)この世界には素粒子より小さな意識因子というものがあり、人が死ぬとその意識因子が浮遊する。その意識因子が幼児に取り込まれると「生まれ変わり」現象が起きる。

 超常現象と科学との相克は続いており、多くの超常現象を科学で証明できる可能性は高い。それでもどうしても説明不能な場合は今までの常識とは反する新たな上記仮説2のような新仮説も必要かもしれない。

NHKのこの番組はシリーズになっているから次回も興味深い内容になっているだろう。



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(26.1.12) NHKクローズアップ現代  北朝鮮の張成沢氏の粛清はなぜ起こったか。

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(千葉 館山湾に沈む夕日)

  北朝鮮のNO2だった張成沢氏が粛清されてほぼ1か月が経過した。
当初はすぐにでも北朝鮮が暴発するのではないかと世界が緊張したが、1か月を経過しても表面的には静かなままだ。
一体、張成沢氏の粛清とは何だったのだろうか??」NHKのクローズアップ現代で特集を組んでいた。

注)張成沢氏が粛清された直後のブログ記事は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-86cb.html

 社会主義体制の建前では党が最高の権力を握り、軍は党に所属する(国家にではないことに注意)のが建前だが、実際は党と軍は権力の綱引きを行い力の強いほうが実権を握る
キム・ジョンウン第一書記の父親だったキム・ジョンイル総書記の時代は経済が全く振るわず、あるのは核兵器とミサイルだけだったので軍に軸足を置いた先軍政治を実施していた。
クーデターを起こされたら大変だから軍のいうことだけは聞こう」ということだ。

 そのためジョンイル総書記は従来党に所属していた鉱山資源の開発権や中国との貿易権を軍の支配下に移し軍の軍資金にしていたのだが、自分の死期が近づくにつれ考えが変わった。
ジョンウンは子供だ。とても軍の上層部を抑えつけることはできまい。ここはまた党を強化して張成沢に権限を集中して後見人になってもらい、その権威で息子を支えてもらおう

注)ジョンウン氏が後継者になった経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/24516-nhk-8ee4.html

 こうして鉱山資源の開発権や貿易権を党の行政部に移しそのトップを張成沢氏にしたため、今度は行政部の権力が絶大になってジョンウン第一書記のいうことを聞かなくなった
張おじさんが大金を独り占めにしてこっちにまわしてくれない。これでは国民へのプレゼントができない」ジョンウン氏の立場がなくなった。
それは当然でジョンウン氏は単なるお坊ちゃんだが、張氏は海千山千の政治家だ。
しかも張氏の後ろ盾は中国で、中国は北朝鮮に経済援助を行う見返りに核開発を停止させるように強く働きかけてきた。

 実際張氏は中国の意向を受けて北朝鮮の3回目の核実験に反対したが、軍部とジョンウン氏は核実験を強行した。
張の奴、金は独り占め、さらに中国の犬になりさがって核実験に反対しやがって、もう我慢ならん
軍のトップ(北朝鮮の序列ではNO3崔竜海氏とタッグを組んでジョンウン氏は張氏の追い落としをはかり、同時に鉱山採掘権や貿易圏を軍部に再び移し替えた。
ジョンイル総書記の先軍政治に逆戻りしたわけだ。

 これに激怒したのは中国だ。何しろ張氏を通じて経済を復活し同時に核兵器の廃棄を迫り、中国同様の改革開放路線を歩ませようとしていたのに、そのキー・パーソンが銃殺されてしまった。
ジョンウンは何を考えてるんだ。せっかくラソンに経済特区を作って中国式の改革開放路線を立ち上げたのに、その責任者の張を銃殺するとは正気ではない。中国に楯突く気か

 中国としたらひどい難問題を持ち込まれたものだ。日本とは尖閣諸島で角突き合わせ、安倍総理の靖国神社参拝に対して有効な対抗手段を行使できない時に、今度は北朝鮮の挑発を抑えなくてはならなくなってきた。
中国は北朝鮮に対して経済制裁を行いたいが今のところそうした動きはない。
国内の政治闘争で手いっぱいで日本や北朝鮮をかまっていられないというのが中国の実情だからだ。
くそったれ、今は黙っていてやるが国内問題が片付いたらただではおかないぞ!!!」歯ぎしりをしていることだろう。

注)中国内部の権力闘争については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-472c.html
 

 

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(26.1.11) タイが突きつける民主主義への疑問 「選挙がすべてか?」

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(河津桜)


 これが民主主義国家といえるのだろうか。タイの政局のことである。
正当な選挙で選ばれたインラック政権がデモの嵐にあって、再び総選挙をして民意を問おうとしたら、それは非民主主義的だと反対派を激怒させ総選挙の実施が危ぶまれている。

注)最近のタイの政争の詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-7edc.html

 日本を含め先進国と呼ばれる国々では選挙がすべてであり、選挙で正当性を付与された政権が国政を担当する。失政が続いた場合は再選挙になるがその場合でも選挙結果がすべてだ。
しかしタイではインラック首相の提案した総選挙の実施はダメで、その前に政治改革が必要だという。
政治改革って何のこと??さっぱり要領を得ないのだが、「それはインラック首相の退陣だ!!というのが回答では回答にはならない。

 タイは1990年代を通じて東南アジアにおける民主主義国家のモデルと称賛されていたが、インラック首相の兄であったタクシン氏が政権を掌握したころ(2001年)から階級闘争のような側面が出てきた。
タクシン氏率いるタクシン派政権は東北部や東部の貧しい農村地帯と都市の下層労働者が支持基盤だが、一方反タクシン派は都市の中・上層労働者や資産家、それに軍隊と裁判所と国王が支持している。

 簡単に言ってしまえば貧しい者と、豊かな者との対立だ。
さらに問題を複雑にしているのはタイは王国で国王の意向を強く反映した政治が行われていたが(イメージは戦前の日本に近い)、タクシン派が政権を奪取したころから王室の尊厳を無視する傾向が強くなっていた。
タクシンは共産主義者ではないか・・・・・・
2006年タクシン首相が外遊中に軍隊が決起してクーデターが発生し、以来タクシン元首相は亡命生活を続けている。

注)貧しい農民や最下層の労働者を支持基盤とするタクシン派はどうしても社会主義的になり、王室の存在に懐疑的になる。しかしそうした態度は旧支配層にとっては我慢がならない。


 タイでは選挙ではタクシン派が圧倒的に強い。もともと農民が多いせいだが従来はこうした階層は選挙に関心がなかったのだが、タクシン派の巧みなオルグで票田に変わってしまった。
反タクシン派は選挙では勝てないので、インラック首相を退陣させた後は国王の権威で国民会議を招集してそこで反タクシン派政権を誕生させようとしている。
明らかに憲法違反だが、国王の意志であればそんなことは知っちゃいないというのが反タクシン派の主張だ。

注)インラック政権ができた経緯は以下参照
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/22520-851d.html

 今最も問題になっているのは2月2日の総選挙を阻止するため、1月13日にバンコックの主要な交差点を占拠して首都機能をマヒさせようとしていることだ。
さらに1月18日はタイの陸軍記念日(タイの軍隊は陸軍が主体で陸軍は戦車や装甲車を首都に移動させており、タクシン派から見ると軍部がクーデターを計画しているように見える。

注)陸軍司令官は「クーデターは起こるとも言えないし起こらないとも言えない」と含みだらけの発言をしている。

 バンコクには日本のメーカーや銀行が進出していて東南アジアの拠点にしてきたので、上を下への大騒ぎになっている。
トヨタなどは販売員150名を郊外のオフィスに移動させて、予定していた新車発表会も郊外で行うことにした。ホンダも味の素も三井住友BKもイオンもANAも同じような対応をとらざる得ない。
この騒動でタイの株価指数は暴動発生前(13年10月)の1500から1300程度まで落ち、13年度のGDPは4.4%の当初予測から3%程度まで落ちるのではないかと予想されている。

 タイは日本のメーカーにとって日本と同規模の重要な拠点であり、特に自動車産業にとっては死活問題だ。2011年の洪水ではホンダの工場を始め多くの日本メーカーの工場が水に浸り、今また政争で首都機能がマシし始めた。
経済成長は平和で安定した場所でしか望めないので、タイの政局不安はタイ経済の根幹を揺るがしている。

 なぜタイではヨーロッパ発祥の民主主義が根付かないのだろうか。そもそも民主主義にも多様性があるのだろうか。タイの政局を見ていると民主主義とは何かという根源的な問いかけがなされているように見える。

 

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(26.1.10) NHKためしてガッテン 新型ドライマウスに気を付けろ!!

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  本年度の第一回目のためしてガッテンで、新型のドライマウスを特集していたので画面にくぎ付けになった。
というのも私はここ数年来夜中に極度に口が渇くので閉口していたからだ。
口を開いて寝ているせいだと思うが、こうした寝方は今までも同じだったはずなのだが、急にドライマウスになってしまった。

 仕方がないので枕もとに水を入れたコップを用意し、気が付いたときに飲むようにしているのだが何とも喉がひりひりして気分の悪いことこのうえない。
これも老化現象の一つなのだろうか・・・・・・・・」諦めていた。
通常ドライマウスになると日中も口が渇くのだが、夜中だけのドライマウスを「唾液蒸発型ドライマウス」と呼ぶのだそうだ。

 口があいてしまう一番の原因は鼻ずまりで、これは風邪を引いて鼻づまりになって何回も経験しているので承知していたが、もう一つの原因は老化に伴う「口の筋力低下」が原因だという。
口の筋肉などはまともに鍛えたことがないから大いにありそうなことで、簡単に言えば口を閉じるには相応の筋肉の緊張がいるのだが、それができなくなって口があきっぱなしになる状態だという。

なるほどね、寝ている間中口を開けていればそれは口が渇くのは当たり前だ」納得した。
老人になると信じられないような病気が次々に起こる。
番組の指摘では口の周りの筋力が低下した廃用萎縮だという。

廃用萎縮か!!!実は私はこのところこの廃用萎縮をほかでも体験している。
難聴がそれで私がこの難聴に悩んでいることは何回もブログに記載してある。特に右耳の聞こえが極端に悪いのでもっぱら左の耳で聞くようにしていたら、右耳がほとんど聞こえなくなってしまった。

注)難聴に悩んでいることは以下に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-ce0e-1.html

 私は難聴が進んだのだと思って諦め最新医療の手術を検討したのだが、難聴関連の本を入手して読んでいたら「聞かない耳は聞こえなくなるという指摘があったのではっとした。
以来テレビなどは特殊なレシーバーで右耳だけで聞くようにトレーニングしたら、信じられないことに左の耳の半分ぐらいの聴力に戻ってきた。右耳の神経細胞が休眠状態になっていたのが活性化したらしい。
最近まで人の話がほとんど聞こえなかったため会話をするのも億劫だったが、かなり回復して会話が成り立つようになってきたのは嬉しい。

 今回の「唾液蒸発型ドライマウスも一種の廃用萎縮だから、口の周りの筋肉を強化することにより、このドライマウスを防ぐことができるという。
具体的なトレーニング方法を3つ紹介していたが、一番簡単なのは「い」「う」トレーニングのようだ。
人は「い」と発音するとき口を両側に引っ張り、「う」と発音するときは口を突き出す。
これを毎日繰り返していると口の周りの筋肉が再活性化して、夜中に口を開く時間が少なくなるようだ。

 どうやら老人が生き残る最善の方法は弱った筋肉や神経細胞を再活性化させることで、こうすることによって老人になって表れるかなりの病気を防ぐことができそうだ。
さっそく「い」「う」トレーニングを日課に入れることにした。

注)なおこの番組ではインフルエンザ対策も取り上げていたが、それは繊毛細胞を活性化させることが大切で、そのためには日常的に水分補給をせよと言っていた。私の場合は紅茶やコーラをいつも飲んでいるので、この対策は十分されている。

ためしてガッテンのシリーズは以下のまとめて記載してあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html


 

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(26.1.9) 日本・トルコ同盟の帰趨 安倍首相とエルドアン首相との蜜月関係

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(友達の千葉港に停泊しているヨット。初めてヨットに乗せてもらったときの写真)

  なにか日本とトルコは同盟関係を結んだ国家のようになってきた。安倍政権が成立してから安倍首相は2回トルコを訪問し、今回エルドアン首相が来日した。
中国や韓国とは全く首脳外交がないが、一方トルコとの間ではシャトル外交になっている。k

 この同盟は日本とトルコにとって互いに補完関係にあり、これ以上のパートナーはないような状況だ。
日本側としては海外インフラ投資の拠点としたい思惑があり、すでに地下鉄の建設や橋梁の建設がなされたが、加えて今問題になっている原子力発電所や火力発発電所の日本企業の受注を目指している。
さらに軍事面においても日本の軍事技術の主要な輸出先になろうとしている。

注)本当の狙いは経済・軍事関係を強化して対中国包囲網を形成することが目的だが、そうしたことは表立って表明するものではない。

 一方トルコ側にも差し迫った問題がある。
エルドアン政権は昨年の6月頃までは実に順調な経済と政治の運営をしてきたが、13年に入り経済が失速し始めた。理由はアメリカが金融の引き締めを行うとの観測が走った途端トルコの株式市場や債券市場からヘッジファンドの資金が引き揚げられたからだ。
この景気後退に伴い失業者等が増大しはじめ、突如都市部の労働や学生を中心に反エルドアン暴動が起きた。
この騒動は何とか抑え込んだものの今度は政権内部で分裂が始まっており同盟を組んできたギュレン運動が反エルドアンに舵を切った

注)6月の暴動のときの記事は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-2e20.html

 ギュレン運動
などと言われても日本人にはさっぱりだが、エルドアン氏の出身母体AKP公正発展党)と互いに手を携えて政権を維持していた宗教団体だったが、ここにきて急速に反目しあっている。ギュレン運動側からすると昨年6月の暴動を力で抑えたその手段が乱暴すぎるというもので、そもそも都市労働者や学生が立ち上がったのはエルドアン政権の汚職体質に対しての意義申し立てだからエルドアン首相の方で反省すべきだという立場だ。

注)日本的なイメージで言うと自公路線が決裂して公明党が離反したような感じ。

 エルドアン氏はこのギュレン運動の要求を断固拒否したため、ギュレン運動が実力行使にではじめた。これも日本人には何とも理解できないのだが警察と検察の幹部がこのギュレン運動の支持者が占めていた。
そこで警察権力を行使してエルドアン首相の取り巻きの黒い頭の鼠を80匹も逮捕したので、上を下への大騒ぎになってしまった。

 エルドアン首相も負けてはいない。エルドアン氏は贈収賄が疑われていた怪しげな閣僚10人の首を切って出直しを国民に約束したり、さらに逮捕者が増えそうになったので警察幹部を32名移動させたりして巻き返しを図っている。

 エルドアン首相の思惑はこうだ。
実にまずい状況だが、この状況から逃れる起死回生の手段は、経済の再活性化しかない。そのためには技術と資金力がある日本との提携が一番で、原子力発電所も石炭発電所も橋梁もすべて日本と手を組もう
今回の訪問で日本と合同で技術科学大学を創設することにしたが、ポイントはここに併設される科学技術センターで日本の原子力技術を教え、トルコに建設予定の原発の技術者を養成する場所にすることだ。

 さらに軍事面では三菱重工と組んで次期主力戦車のエンジンと変速機の共同開発をすることになった。戦車本体は韓国が製造するのだが、その主要部分は日本製に代えようとしている。
また黒海沿岸に石炭火力発電所の建設を行うことにしているが、受注で先行していた中国とカタールを日本が急激に追い上げている。

 エルドアン政権にとっては日本がラストリゾートで、一方日本にとっては経済的にはインフラ輸出、軍事的には対中国包囲網の切り札になる。
これほど相性のいい組み合わせはそれほどあるものではない。

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(26.1.8) 肥満の世紀 世界から肥満をなくせ!! WHOの大号令

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 私のように過去一度も太ったことのない者にとっては肥満というものを実感することは難しい。
私の体重が最もあったのは中学から高校にかけてで、だいたい67kg前後だった。この体重は20歳代まで続いていたが、30歳を超えるころから徐々に体重が減少し、今は60kg前後になっている。

 なぜ体重が増えなかったかの原因は常に運動をしてきたからで、中学生の時は野球、高校生の時は柔道、大学生になってからは水泳を行ってきた(すべてクラブに入っていた)。
職場に入ってからは登山に目覚めて一時は上村直己のような登山家になろうとしたものだ。
しかし30歳を過ぎることから走る喜びを知って最近まで走り回っていたが、ついに膝や腰に支障が出てきて今は自転車を乗り回している。

 そんな訳だから私の身体に脂肪が着く時間がなく、体脂肪率は15%前後でBMIは21程度だ。だから肥満者を見ると「運動すればすぐに痩せられるのに」と思うが世の中はそうはいかないらしい。

 世界には肥満大国というのがあって、成人の34.6%が肥満のエジプトや32.8%のメキシコ、31.8%のアメリカがこの肥満大国のグループになる。
3人に一人はちょうどリンゴのような体つきということだ。
一方日本などはスリム大国と言ってよく肥満人口は4.5%でケニアやベトナムと同じグループだ。

注)通常国際的には肥満はBMIの値が30以上を言う(ただし日本では25以上を肥満者と言っている)

 日本人はスリムの典型で私の娘はオーストラリアに1年間暮らしていたが、「A子はなぜそんなにスリムなの。その秘訣をお教えて」といつも言われていたそうだが、日本人としては平均的な体型に過ぎない。

 肥満大国では肥満に伴う血管系疾病や学業や仕事に対する倦怠感が問題になっており、メキシコではとうとう肥満対策として飲食物への課税を1月1日から行うことにした。
ファ-ストフードに対しては8%、清涼飲料水には1ぺソ(8円)の課税だから、日本の消費税並だ。

 他にも肥満税を課している国はあるが、ルーマニアのジャンクフード税やハンガリーのポテトチップス税は肥満対策に名を借りた増税でメキシコのように本当に肥満に危機感を持って課税したわけではない。
またフランスもデンマークも肥満税があるがそれほど本気ではなく、デンマークなどは一旦導入したものの馬鹿馬鹿しくなって取りやめてしまった。

 私は長い間肥満は意志力で制御できるものと思っていたがどうやらそれほど単純でないらしい。たばこや酒の飲酒がやめられないように食べることで脳に何とも言えない快感が発生するため、本人の意志とは無関係に飲食してしまうようだ。
考えてみれば私も運動中毒で自分の意志とは無関係に運動を続けている。運動をすることで体と脳が喜ぶからでマラソンのランナーズハイがその典型だが、そこまでいかなくとも運動をすれば何とも気持ちがいい。

 結局人は体と脳が喜ぶことを選択して実施しているだけで、ある人は酒やたばこや麻薬であり、ある人はジャンクフードであり、そして私の場合は運動だ。そしてその心身に与える影響によって世間では好ましいものとそうでないものの評価があるに過ぎないようだ。

注)タバコがなぜやめられないかのメカニズムは解明されていてそれは以下の通り。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/23122-1716.html

 しかしこのままいくと世界中で肥満者だらけになってしまうので(現在は世界平均で10%)、WHOとしても見過ごすわけにはいかないのだろう。
高カロリーで高脂肪酸の食物や、糖分入りの清涼飲料水には課税をしてでもなくせ!!と大号令をかけている。
日本のようなスリム大国では問題はなさそうだが、それでも男性の肥満が増えだしたのがやや問題なのだそうだ。

 信じられないことに21世紀は飢餓よりも肥満が問題になる世紀になっている。アメリカやメキシコでは貧乏人ほど肥満になりやすい(ジャンクフードばかり食べるため)というのだからローマクラブが聞いたらびっくりして腰を抜かすだろう。

 

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(26.1.7) オランダの農業革命が世界を変える 中国への進出と日本

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  世界で最も農業革命が進んでいる国はオランダである。オランダは日本の農地の2分の1で、農業人口は20分の1だが、世界で二番目の農産物輸出国であり、第一位のアメリカの7割程度の規模だから、農業だけでいえば世界第二位の輸出大国だ。

 輸出品はトマト、キュウリ、パプリカと言った野菜が中心でマーケットはヨーロッパ全土に及んでいる。
オランダがこのような輸出立国になったのはスマートアグリと称する農業生産方式に成功したからで、完全に自動化されたハイテクハウスの中で、コンピュータによって管理された栽培方法が確立されており、人手は収穫時以外はほとんど必要としない。

注)オランダのスマートアグリについては前にクローズアップ現代で取り上げていた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-5127.html

 今このスマートアグリが世界的な規模で拡大されようとしており、その重要なターゲットが中国だとNHKがドキュメンタリーWAVEで報じていた。
中国は日本と同様の小規模農家による低生産農業で農民の所得は極端に低い。そのため働き盛りの夫婦は農民工として都市に働きに出て、農村は2ちゃん農業(じいちゃん、ばあちゃんだけでかあちゃんはいない)になってしまっている。

 こうした低生産性農業を何とかして一般工場並みの生産性を確保しようと中国政府は農業革命の後押しをしており、この時流に乗ってオランダのハイテクハウス施設メーカープリバ社ハイテクハウスのシェアが世界で最大)が猛烈な売り込みを行っていた。
中国には土の壁を利用したビニールハウスはあるのだが、管理は人手でとてもスマートアグリとは言えない。

 オランダのメーカーが売り込む先は零細な農家が相手ではなく都市で成功している企業家である。
企業家は工場を建設する感覚でスマートアグリのビニールハウスを建設してコンピュータで管理し、収穫は近在の農家の主婦を農業労働者として雇用していた。
農家の主婦は「今までのような長時間労働でなくなり賃金も安定的に得られるので助かる」とコメントしていたがその通りだろう。

 また中国の消費者にとっては残留農薬の問題が最も緊急の課題であり、農薬だらけの野菜を食べることによって健康被害が拡大している。
消費者は「よく洗って表面の葉っぱは食べないのよ」と言っていたが、スマートアグリでは農薬の使用が基本的にはゼロなのでこうした健康被害も出ない。

注)土は使わず水は循環しているので外から雑草や雑菌が入ってこない。

 オランダはこうしたスマートアグリの海外進出を積極的に進めており、隣の韓国ではパプリカの栽培をこのスマートアグリを導入することで成功し日本で輸入されるパプリカの60%は韓国産になっている。

 安倍総理は「農業は成長産業だ」としばしば述べているが、それはこうしたオランダの成功体験を知っているからで、林農林水産大臣もオランダに視察に出向いており、日本にこのスマートアグリが導入できないか検討している。
現在日本政府はTPP交渉の大づめを迎えており、何としても日本農業の生産性向上が急務だからだ。

 しかし日本には生産性向上に対する抵抗勢力があまりに多すぎる。
農家も農協も農業団体も農水省も全員反対なのだが、その理由はこのスマートアグリが日本で大々的に導入されると農家がほとんど淘汰されるからだ。
そのような改革には絶対反対で「農家の保護が大事で農業の生産性なんてどうでもいい」ということだ。

 このスマートアグリは農地は必要としない。土地は必要だが日本には余った工業用地がいくらでも存在する。そこにハイテクハウスを建設して農地に依存しない農業を確立すればいい。

 一方日本の農政は農地法によって農地を農家以外の人手に渡ることを阻止しようとしてきた。
実際は農家がそこにアパートを建設したり資材置き場と称して自動車駐車場にすることはできるのだが、絶対に認められないのが企業が農地を借りて農業を行うことである
日本では企業の参入を阻止することでかろうじて農家による農業を守っているというのが実態だ。
だからオランダのスマートアグリ施設会社は日本をターゲットにすることを諦めて中国や韓国で事業展開をしてきた。

注)日本がTPP交渉に参加することになってからプリバ社の社長が日本を訪問している。日本にはハイテクハウスが約40か所あるが、企業が試験的に経営している。

 こうした鎖国政策をいつまで続けられることができるだろうか。私はいずれ世界中にスマートアグリが普及すれば日本も対抗上この農業革命に参加せざる得なくなると思っている。
農業革命とは農地を必要とせず工業生産方式で農産物を生産する方式だから、当然農家はいらない。そして農協や農業団体も農家がいない以上その存立基盤がなくなり、農水省も経済産業省に吸収される。
そうした未来図が今静かに日本に押し寄せようとしている。

注)オランダは経済産業省の一部として農業部があるが、日本もいづれそうなる可能性がある。

 

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(26.1.6) NHK[よみがえる江戸城」 バーチャル・リアリティーの時代

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(江戸城の内堀)

 NHKが放送した「よみがえる江戸城」はなかなか見ごたえがあった。今は火事で焼失してしまった本丸御殿(約1万坪の建物で800の部屋があった)を図面を基に5年の歳月をかけてCGコンピュータ・グラフィックス)で再現したものだ。
建物の基礎から襖絵に至るまで本物と全く同じに再現したそうで、特に虎の襖絵などは圧巻だった。

注)本丸御殿は何回も焼失しそのたびに再建されたが、1863年の焼失後は再建されることはなかった。

 私はこうしたCGでの復元にとても興味を持っている。しばらく前に信長の安土城のCGによる復元を見たが、今回の江戸城復元で自分が江戸城ツアーに参加しているような感覚に襲われた。
完全に本物と同じという訳にはいかないが実物に限りなく近づいてきたという感じだ。
実際に江戸城本丸を再建すると1800億円程度かかるそうで、とてもそうした費用も場所もありそうもないから、こうしてCGで復元して当時をしのぶのが妥当だろう。
CGの機能アップで限りなく現実に近い感覚で過去の建設物に接することができるようになっている。

 本丸御殿3つのセクターに分かれ、表、中奥(なかおく)、大奥と呼ばれていた。表は江戸幕府の表立った政務を執り行う場所でここの筆頭権力者は老中である。
一方中奥は将軍の日常の生活空間であり、大奥は将軍が跡継ぎを作るために特化した特殊な女性のみの空間になっている。

 私はこの番組を見るまでは中奥という存在を知らなかったので、将軍はいつも大奥に居て美女に囲まれているものだと思っていた。
いやー将軍とは何とうらやましい身分だ。私も一日でいいから将軍になってみたいものだ・・なんて思っていたがこれはひどい誤解で、表の政務が終わりへとへとになった後で大奥で子づくりの仕事が始まるスケジュールになっていた。
子作りは私事ではなく政務だから、添い寝係という監視付きで、子作りは楽しみというより激務という感じだ。

注)作った子供を男なら養子、女なら妻女として諸大名に押し付け、徳川幕府の安泰を策する政策だった。だから将軍は子作りマシーンになる。

 今回CGで松の廊下が再現され忠臣蔵(赤穂事件という)の検証を行っていた。
芝居では浅野内匠頭吉良上野介に刃傷に及ぶのだが、番組の説明では原因は経費節減策をめぐる浅野と吉良の対立だという。
朝廷から勅使を迎えるにあたって饗応役として浅野家が選ばれたのだが、この時幕府上層部から費用を例年の1200両でなく700両に抑えるように指示があったという。
これに対し接待の総責任者吉良上野介が反対し例年通りの饗応レベルを要求した。
このため両者は不仲になり、殿中松の廊下における刃傷事件に発展したという。

 しかし私はこの説明を聞いて違和感を覚えた。饗応費は幕府が出すわけではなく浅野家の持ち出しだから、幕府上層部が経費削減の指示を出すとはとても考えられないのだ。
これは浅野家が老中等に依頼して支出の削減を願いそれを老中が了承したということではなかろうか。
それを知った接待係の総責任者吉良上野介が接待レベルの低下に反対したのだろう。

「浅野殿、よく考えらっしゃい。こたびは朝廷の勅使を迎える大事な儀式でござっしゃる。それを経費を出し渋って勅使殿に失礼を与えたらどうなさるおつもりなのじゃ。ここは例年通り1200両をおだっしゃれ
「吉良殿、700両の件はすでに御老中様の御裁可を得ておりまする。当藩としてもこれが精いっぱいの出費でござる
ええーい、だまらっしゃい、浅野殿は赤穂の塩でしこたま財政が裕福なのにこのケチな対応は何ということでごじゃろう。浅野ケチの守と改名されるおつもりか
なんと、それがしに対してその言い分、場合によっては容赦はせぬぞ
」なんて感じだったのではなかろうか。

注)この経費の中には吉良上野介に対する指南料が含まれており、吉良はそれで生活していたが浅野内匠頭はその指南料を値切ろうとした(ほぼ15年ほど前に浅野家は饗応係を引き受けており儀式の内容を知悉していたため)。

 CG出再現された松の廊下板戸で外部と仕切られており、上部に明り取りのための障子があったが、相当薄暗い場所であることが今回確認された(当時の江戸城は総じて薄暗かった)。
そこに浅野内匠頭がそっと近づき1.5m程度近づいて「この間の遺恨覚えたるか」と言って切りつけたのだろう。
ただしこれは井沢元彦氏が論証しているように、短刀で切り付けるようでは武士としてのたしなみは最低で、短刀は突かなければ致命傷を与えられないやくざ映画では身体ごとぶつけるようにして短刀を使用する)。

注)赤穂事件については吉良上野介に非がないことは以下のブログ記事を記載しておいた
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-19f3.html

 「よみがえる江戸城」は2時間半に及ぶ番組だったが、それでもまだ見ていない場所が多々あるのだそうで続編が放映されるようだ。
それにしてもこうしてバーチャル・リアリティーで今は存在しない江戸城を見せてくれるのだからいい時代になったものだ。
しかもバーチャルリアリティーでは画像の一部として自身が内部に入り込み江戸城内を歩き回ることもできる。

 今後すでに存在しない建物の復元や美術館や博物館のCGを使った再現が可能になり、私たちは家にいたままルーブル博物館大英博物館を自分の足で見学するように見て楽しむことができる時代になってきた。
外国に行かなくても外国旅行が楽しめるのだから老人にとっては夢のような時代だ。

 



 

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(26.1.5) 難聴がさらに進んだ! 日常会話もまともにできない!

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(外房の浜辺 トシムネさん撮影)

 正直言って頭を抱えている。耳の聞こえがだんだん悪くなって日常会話にも支障が出てきたからだ。だいたい1回聞いただけでは意味を理解することがないので聞き返すのだが、それでも分からないことがある。2回以上聞くのは気が引けるので分かったそぶりをするのだが、実際は分かっていないので問題が発生することがある。

 先日知り合いのパーティーに招待されてご主人が以前と比較して脂肪がすっきり取れていたので、「ジョグの効果がありましたね」と言ったら、ご主人が「大腸がんの手術をして2週間入院していた」と回答したのだが、これが聞き取れなかった。
こちらはすっかり運動の成果だと勘違いしてかなり頓珍漢な対応をしたが、途中で内容が分かって冷や汗ものだった。

注)私は36歳の頃真珠腫性中耳炎で右耳の手術を行っている。それ以来右耳の聴力は大幅になくなったが左耳も突発性難聴でひどく聴力が落ちてしまった。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/21413-ed77.html

 通常難聴になると補聴器を使用する。
私も補聴器を使ったことがあるがこの補聴器の使い方はとても難しい。私が使用したのはカナル式と言って耳の穴にすっぽり収まって外から見えないというのが売りの補聴器だったが、最大の欠点はすぐになくなることだ。
私は年がら年中運動しているので耳の穴の中が汗をかいてしまう。すると補聴器がするっと抜けていつの間にかなくなるのだ。
一つ20万円程度のものだったがこれではいくらお金があってもどぶに捨てているようなものだ。スポーツ選手にこのカナル式の補聴器は向かない

 もう一つの欠点は補聴器をつけたからと言って聞こえがすぐによくなるわけではない。眼鏡などは装着したとたんに視界が開けるので感動するが、補聴器はその正反対だ。
一定のトレーニングがいるというのだが、その方法がよく分からず馬鹿馬鹿しくなってやめてしまう。
統計によると使用者の9割が使用に耐えなくて止めているから、補聴器ははっきり言えば欠陥商品だ。

 最近音響メーカーから3万円前後で音声拡聴器が売り出されている。これはかなりの優れもので使用するとそこそこ音声を捉えられるし、安価なのが魅力だ。補聴器はバカ高く一方で購入してもうまく合わない場合の方が多いので、私は最近この音声拡聴器を使用している。
ただしこれも欠点があって長時間使用しているととても耳が疲れ、そのうちに頭が痛くなってくる。
スピーカーのそばで音を長時間聞いているのと同じだから耳が疲れるのは当然だろう。

 私のような難聴者は本当に困ってしまう。これだけ医学が進歩したのだから何とかならないものだろうかと思ってインターネットで調べていたら、虎の門病院の聴覚センターで最新の難聴治療を行っていることを知った。
それによると最新治療法は3種類あるのだという。

① 埋め込み型骨伝導補聴器(2013年から保険対象)
② 人口内耳(1994年から保険対象)
③ 聴性脳幹インプラント(保険対象外 250万円程度費用がかかる)

 は片耳だけが聞こえない場合聞こえないほうの耳に骨伝導補聴器を埋め込み聞こえる耳の方で骨を伝わって伝導した音波を捉えて聞き取る方法だという。
一方の耳が正常でないとあまり効果がなさそうで、私の場合は右耳はほとんど聞こえず、左の耳は通常の人の3分の1程度の聴力しかないのだが、うまくいくかどうかは分からない。

注)これについては一度検討したことがある。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/2296-baha.html

 は内耳に問題がある場合で人工的に内耳を作りそこに直接音声を聞かせる方法で、私の場合は内耳に支障がありそうだからかなり有効かもしれない。この場合聴神経には異常がないことが前提になっており、聴神経まで死んでいるとこの方法はとれない。

 は聴神経が死んでしまって内耳から情報を脳幹(ここで音を解析している)に伝えられなくなっている場合で、インプラントという方法で人工的に聴神経を作る方法だという。最も聴神経は33000本あるのだそうだがインプラントでは12~22本程度しか代替できないので、音声はひどい機械音になるのだそうだ。

 はたしてどうなるのだろうか。完全に聞こえなくなってから対応すると病院に行って説明するのも大変になるので、今のうちに私の聴覚の再生の可能性について確認しておくのが必要なようだ。
本年度は最新医療で聴覚が再生するか確認する年にしよう。
さっそく虎の門病院に問い合わせを行うことにした。

注)聞いた音声をディスプレイに表示してくれればそれを見ることによって会話ができるのだが、この技術はまだ確立されていない。これだけIT技術が進んでもまだ駄目だとは情けないくらいだ。

なお難聴に関する記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46049516/index.html
 

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(26.1.4) 年賀状で四苦八苦だ!! 毎年の苦行

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 正直言ってこの時期私は少しナーバスになる。年賀状を書かなければならないからだ。
昨年のうちに書き上げていれば何ら問題がないのだが、ぐだぐだとしているうちにいつも書きそびれてしまう。
そうして元旦になり、知人から年賀状が届くと尻に火が付くのがいつものパターンだ。
何とかして返事を出さなければならない!!!追い詰められてようやく書く気になった。

 最も数年前から年賀状の代わりにグリーティングカードで代替するようにしてきた。
私が使用しているのは楽天の無料のグリーティングカードで、嬉しいことに元旦当日に書いてもその日のうちに到着する。
色々なパターンがあって実に楽しいのだが、唯一の弱点はメールアドレスが分からないとこれは利用できない。
私宛にくる年賀状でメールアドレスが分かるのは約半数で、残りはやはり年賀状を出すことになる。

 こちらは郵便局がサポートしているシステムを使用して年賀状を作成・印刷するのだが、何せ年に1回しか使用しないので操作方法をすっかり忘れている。
1時間程度あれこれ操作をしてようやく操作方法を思い出すのだが、今回はパターンの選択がドラッグでするようになっていたのを忘れていた。
何度ダブルクリックしても編集画面に移動しない。
駄目だ、このソフトは使えない。他のソフトにしよう」と思ったとたんに操作方法を思い出した。人間追い込まれると不思議と記憶がよみがえってくる。

 昔私がシステムの担当をしていた時、トラブルに遭遇してどうしてもシステムが立ち上がれないことがあった。時間ばかり経過して朝のスタート時間に間に合いそうになくなるのだが、絶体絶命のピンチに陥ると必ず解決策が浮かんだものだ。
人間の潜在能力なんてそんなもので、普段は眠っているがピンチバネのようなものがある。
そんなわけで今回も郵便局のシステムを利用して年賀状を作成している。

 日本では年賀状を取り交わす仲というのがあり、最低限の交際のあかしだから少なくとも来た年賀状に返事を書かないわけにはいかない。
書かないと「あんたなんか知らない!!というサインになってしまうからだ。
人によっては虚礼廃止と称して一切年賀状は書かない人もいるが、私は来た年賀状に返事をしないと精神的に落ち着かないので何としても返事だけは出すことにしている。

 今日(3日)も悪戦苦闘しながら何とか年賀状を書き上げた。1年に一回だけの作業だからその気になれば何とでもなるのだが、年末までに作成しないのはいつものことだ。
もし年賀状を私に出された方で、このブログの読者がおられれば失礼を平に謝っておこう。

 なお年賀状作成には毎年悩んでおり、以下のようにグチのブログがかかれていたので笑ってしまった。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat38386892/index.html

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(26.1.3) NHK鉄道王国物語 日本の底力 鉄道が世界を救う

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(平山薬師の狸)

 NHKで「鉄道王国物語 日本の底力という番組を放送していた。私は前にこれもNHKが放送した「世界の高速鉄道計画」という番組を見て、21世紀は再び鉄道の時代かと思ったが、今回もその感を深くした。
20世紀の後半のJRがまだ国鉄と言っていたころは、国鉄は大赤字で遅いし、飛行機や自動車に乗って旅行するのがモダンな旅行スタイルだとみんなが思っていたが、大復活と言っていい。

注)世界の高速鉄道計画については前にブログを記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/2394.html

 私が就職したのは昭和45年だがこのころ優秀な学生で国鉄に就職しようとする人はいなかった。
あんな何時でもつぶれそうな会社に入るのは嫌だ。入るなら自動車メーカーか航空会社だ
しかしあれから40年以上たちJR東海JR東日本は日本でもまれに見るほど高収益の会社になり、学生も誇りを持ってこうした会社に入社している。

 時代というものは変わるものだとつくづく思う。飛行機は私が学生時代は乗ることのできない運送手段で実際運賃は高く、そしてパイロットは高給でスマートですべての若者のあこがれの職業だった。
だが今では飛行機はバス並みの手軽さで乗る乗り物になり運賃も劇的に下がり、かつてのようにパイロットにあこがれる若者は少なくなっている。
また自動車は排気ガスをばらまく環境破壊の元凶として忌み嫌われるようになり、ヨーロッパの都会からは自動車が締め出されて都市交通と自転車の世界になりつつある。

 こうした時に見直されているのが鉄道で、人口の多い都市間交通や大都市周辺の乗り物としてこれほどすぐれたものはない。時間は定時運航だし料金は安いししかも早い。
大都市周辺の移動でこれ以上の乗り物を探すのは不可能で、自動車なんかで東京を横断すれば首都高の渋滞に引っかかったり、トンネルの排気ガスに悩まされて気持ちが悪くなる。

 さらに大都市間の移動としては日本には新幹線という特別すぐれた乗り物がある。人身事故は全くと言っていいほど起こらないし、内部は快適そのものでしかも最高速度は320kmフランスのTGVと並んで世界最速だ。
私はTGVに乗ったことがあるが、在来線の上を走っていたのには驚いた。乗り心地は悪くはないが新幹線に比べるとかなり落ちる。
やはり、日本の新幹線は世界一だなあ」自慢したくなった。

  現在世界各地で交通手段として鉄道が見直されているが、これは自動車が増えすぎてまともな時間で目的地に着くことができないのと、PM2.5のような排気ガスをまき散らしてひどい環境破壊が進んでいるからだ。

  私は知らなかったが、最近日本の鉄道技術が見直され中東のドバイでは都市交通として日本メーカーの車両が輸出されていた。
世界一美しい車両にしろというのがそのスペックで、放送では日本の技術者がその要求に応えるべく悪戦苦闘し、晴れてドバイの市長の要望に応えられたと伝えていた。

 またイギリスでは2007年にクラス395という時速225kmの車両が導入されたが日本製で、同時に定時運行のノウハウも導入してイギリス人を驚かしていた。
イギリスは10分遅れまでは定時だが、日本の1分遅れまでにレベルをアップしたため、乗客はファンタステック」と言って驚いていた。

 イギリスではこのクラス395の成功に気をよくして2017年までにさらに高速のIEPという鉄道網を建設することにしてその車両866台の発注と運行技術を日本メーカーに依頼している。
このようにして世界の高速鉄道では日本の新幹線とフランスのTGVが互いに覇権を争って輸出競争をしており、21世紀は世界中で新幹線とTGVが走り回る時代になりそうだ。

注)TGVは韓国に輸出されている。

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(26.1.2) なぜ中国は逆襲をしないのだろうか? 安倍首相の靖国神社参拝問題

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 とても不思議な気持ちがする。安倍首相の靖国神社参拝に対する中国の反応である。
中国外務省の王毅外相がアメリカのケリー国務長官に電話して「我々の反応は正義、正当で侵略された人々の尊厳を守るものだと言ったり、楊国務委員が「安倍首相は歴史の敗北者になる」とボルテージを上げているが、それにしては具体的な制裁というものが現れてこない。

 中国お得意の日本企業に対する制裁措置とか、入管での嫌がらせとか「安倍総理の中国入国を5年間停止せよ」とかいう話は聞くのだが、一向にそうした動きがない。
私はいつものように官制デモを組織して日本大使館を取り巻き石や卵や塗料を投げつけたり、愛国無罪のスローガンで日本企業への放火や略奪をするのかと思っていたが、1月2日現在そうした動きが全くないのだ。
なぜだろうか、日本が尖閣諸島を国有化した時はあれほど荒れたのに中国政府はなぜ官制デモを組織しないのだろうか??????

 中国ではデモは中国政府の意向で組織されたり停止されたりする。今回中国政府は官制デモを全く許可していないのだがなぜだろう。
これは何か中国の国内事情でデモなどをしている場合でないとしか考えようがない。
不思議に思っていたら、中国のトップ習近平主席と李克強首相の間で現在熾烈な権力闘争がなされていると、中国ウォッチャーの宮崎正弘氏石平氏が「2014年の中国を予測するという本の中で指摘していた。

 両者の指摘によると、習近平氏のスローガンは「中国の夢」で「愛国主義による中華民族の復興」を唱えているが、これは日本が明治の時代に「富国強兵」を唱えたのとまったく同じ発想だそうだ。
一方李克強首相は「中国の夢」とは「きれいな空気を吸い、安全な水を飲むことだ」と国民生活の向上こそが最も大事だと茶化した。
膨張主義による中国の発展ではなく国内問題を解決することが重要だという意味だ。

注)中国経済のアキレス腱は水であることは英エコノミストが指摘している。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-c332.html

 李克強首相胡錦濤前主席の懐刀でいわゆる団派なのだが、この団派が完全に習近平主席を見限ったという。
中国国内では不動産バブルが崩壊し、シャドー・バンキングの不良債権が爆発し、さらに地方政府の債務不履行で地方経済が崩壊しているときに、国内経済を顧みず靖国問題ごときで日本政府と敵対するのは得策でないと団派が習近平氏を抑えているようだ。

注)中国では大きく分けて3つの派閥があり、団派、太子党、保守派に分かれるが、太子党と保守派は共同することが多い。なお習近平氏は太子党だが習氏が団派と保守派の間を揺れ動いていることは前にNHKが取り上げていた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/nhk-7e7f.html

 習近平氏としては憤懣やるかたないだろう。安倍総理の靖国参拝を機会に中国海軍の実力を見せつけたかったろうが、日本とことを構えて失敗すれば自身の失脚は勿論中国共産党までも崩壊してしまう。
くそ、李克強の奴、俺の足を引っ張りやがって・・・・・

 習近平氏は就任以来鄧小平南巡講話をまねて広東省で講話を行ったり、毛沢東の武漢での指示をまねて武漢に行ったが、まったく共産党指導部内部で浮き上がってしまった。
なんて馬鹿な奴だ。毛沢東でも鄧小平でもないのに猿まねをしやがって!!!

注)中国では主席が北京で政治指導力を失うと地方に出て地方から北京を取り囲む戦略をとる。毛沢東も鄧小平もこれを実施して成功した。

 さらに信じられないことに軍人からもそっぽを向かれていることが判明した。
日本侵攻を常に唱えているタカ派軍人劉亜洲大将が「言論の自由を確保し、複数政党制に移行し、いずれ選挙を実施しなければならない。こうして政治改革を進めなければ次の革命に遭遇し、今度は被告席に座るのは我々にな」と講演したと西側に情報が漏れた。本当であれば信じられないような内容だ。

注)中国の人民解放軍は中国共産党の指導の下に置かれているが、その解放軍が共産党を無視し始めたということ。

 習近平氏政治局(日本でいう内閣)で浮き上がっているだけでなく、軍首脳からも批判されて全く身動きできない状態で、とても日本とことを構えるような余裕はなさそうだ。
中国は今ソビエトロシアの末期の状況に酷似しており、ゴルバチョフ氏が出てくる直前のような状況になっている。

注)反対にいうと党中央の統制が全く取れていないからどんな不測の事態が発生するか分からない。

 かつてソビエトロシアが崩壊したのはレーガン大統領が仕掛けた軍拡競争にソビエトがついていくことができなかったからだが、今中国共産党は安倍首相が仕掛けた対中国包囲網に有効な対策がとれないまま、内部闘争に明け暮れる日々が続いているようだ。

注)なおしばらく前までは習近平氏は李克強氏と組んで保守派の追い落としをしていたが、今は李克強氏と仲たがいをしたようだ。中国の権力闘争はめまぐるしく変わるのでついていくのが大変だ。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/nhk-7e7f.html


 

 

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(26.1.1) あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

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(外房海岸の初日の出 トシムネさん撮影)

 あけましておめでとうございます。今年も私のブログ記事をアクセスしていただき心から感謝申し上げます。
このブログ記事は19年1月11日から記載を始めたので、かれこれ丸7年になります。その間記事を毎日記載し続けてきたので記事数は2564件になっておりました。

 このブログにアクセスしていただいたアクセス数は280万件を越えましたが、私のように市井の一老人のブログのアクセス数としては信じられないほどの僥倖と言えましょう。
私自身有名人ではなく、またこのブログはお金もうけには全く役立たない性格のものですので、こうしたブログにアクセスしてくださった読者の寛容さに改めて感謝いたします。

 元旦ですので昨年の反省と今年の抱負を記載させていただきます。
昨年の反省をすればいくつかの新規の取り組みに挑戦してみました。私は頭で考えているより行動が先に出てしまうタイプの人間で、「まずはやってみる」ことに喜びを感じてしまいます。
昨年実施した新規の取り組み(一部は内容の充実)を列挙しますと以下の通りです。

① おゆみ野とちはら台の遊歩道を使用したロードレースの開催。
昨今はマラソンレースがフィーバーして、有名なマラソンは出場することが難しくなっており、また費用が高騰して主催者は暴利をむさぼり始めています。これに挑戦して安価で誰でも参加可能なマラソン大会を2回開催しました。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-96f4.html

② 学童に対するボランティア教育の充実
昨年から人数を増やして4名の学童(中学生3、小学生1)にボランティアで勉強を教えています。学童はほんのちょっとした手助けで学業が伸びますので、とてもやりがいのあるボランティアと言えます。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-cf26.html

③ 自転車トレーニングの本格的開始
長年マラソンを行ってきた関係で膝と腰にかなりのダメージを与えてしまい、通常のランニングができなくなったので、代わりに毎日2時間程度自転車を乗り回すことにしました。
急角度の坂道を登るトレーニングは心肺機能に予想以上の効果を発揮します。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-75ad.html

④ 四季の道の草刈りの本格的実施
が年に3回程度実施してくれていますが、その間の草刈りを今年はずいぶん頑張りました。
夏場は草の成長が早いので毎日のように草刈りをしましあtが、あまりの暑さにへたばったものの何とかやり遂げました。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-9347.html

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 さて今年は何が起こるのだろうか。具体的に述べることは不可能だがおおよその見当はつく。そうした動きを丹念に追っていきたい。

① 中国と韓国の政治・経済・社会情勢の分析
今年は中国情勢が大きく変化し、「激動の時代」に入っていくことは確かだろう。中国経済の後退とそれに反比例して軍事力の行使を強化しようとするが、国内的には大混乱が起こりそうだ。
韓国は19世紀末期の政治動乱と同じような状況になるが、その推移は興味が尽きない。

② アメリカ経済の分析
アメリカがバブルを膨らませることだけで生き続けようとするだろう。資本主義社会が結局はバブルとその崩壊であることが確認できるのではなかろうか。

③ 安部政権の外交政策と経済政策のトレース
安倍政権は史上まれに見るほどの外交的成功を収めているが、その今後の動きに注目しよう。
経済政策は通貨膨張政策というもので、私個人としは反対だが株価は上昇し円は円安に振れて輸出産業が息を吹き返すだろう。日本経済の復活が試されている。

④ ついでに個人的な目標を掲げておこう。

・ 英字新聞が自由に読めるように語彙の習得に励み、英語ニュースがかろうじて聞き取れるレベルまで頑張ってみよう。
・ 高校数学を教える生徒を募集したいものだ。今までは中学生までだったので何とかして高校生に数学を教えたい。
・ 自転車北海道を一周できないだろうか。いままでRUNで何回も走ったが自転車で走ったことはない。思いっ切って20日間ぐらいテント暮らしで回りたいものだ。
・ おゆみ野とちはら台の遊歩道を結ぶより大きなハーフマラソン大会を開催したい。費用はリーズナブルで楽しめるコース設計にしよう。

最後に私が初めてブログを書いた記念すべき第一作目のブログ記事を再掲しておきます。

(19.1.11)小学校ボランティア

 今日は小学校のボランティアの日だ。いつも9時ごろから2時ごろまで清掃や植栽の剪定作業を職員の男性と一緒に行っている。今日学校に行ってみると男性職員が家庭の事情とかで休んでいた。こうした日は教頭先生とコンビを組んでの作業となる。教頭先生はいつも遊軍部隊だ。

 今日は前年に剪定した大枝を適当な大きさに切断し、まとめて清掃車に引き渡す作業が残っていた。剪定した木材の太さは10cm程度あってなかなかタフな仕事になった。作業中はとても暑くなるので薄着で作業をしていたところ、教頭先生と女性職員の方が気を使って途中でプリンとみかんの差し入れをしてくださった。

 15分程度作業を中断してプリンを食べながら教頭先生の実家の話を伺った。敷地面積が600坪もあり、植木業者を入れて作業をすると10数万もかかるとの話にびっくりした。とても話は面白かったのだが、何せ作業中は薄着であったため身体が段々と冷えてきて寒気さえしてきたので、話を切り上げて作業に取り掛かったが、寒気は引かなかった。

 家に帰って風呂に入り身体を温めたが違和感は残った。いつものようにルルを飲んでコタツで2~3時間愚だ愚だしているうちに漸く寒気が抜けた。

 当初の予定では2時から「四季の道」の清掃に出かける予定だったが気力がなえてしまった。毎日清掃をしないとすぐ汚れるのでとても気にはなったが体調が悪い日は仕方ない。毎日必ず「四季の道」の清掃を実施することはとてもむずかしい。

 

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