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(25.12.25) 世界通貨体制への激震  ビットコインの登場

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(ちはら台走友会のクリスマスプレゼント)

 ビットコインと言われても普通の人には何のことかわからないだろう。インターネットの世界で現れた世界通貨のことだが、そういわれてもますます混乱するかもしれない。
通常世界通貨と言えばドルで、それ以外で世界で広く使用されている通貨はユーロであったりであったりする。

 こうした通貨はFRBECB日銀が厳しく(本当はユルフンで)通貨量を制限しているからその価値が維持されているのだが、一方ビットコインはコンピュータで管理されており、管理主体はプログラムである。
イメージ的には言語におけるエスペラント語の通貨版が現れたようなものだが、現在はまだ海のものとも山のものとも分からない。

 ビットコインが現れたのは2009年だが、現在この利用者が爆発的に増えており、ちょうどインターネットの普及の初期のような状況になっている。
アメリカから利用され始めたのはいつものことだが、2013年に入って中国で爆発的に利用が増えるようになったため中国政府が慌てふためいて通達を出した。
中国国内でのビットコインの取引を禁止する!

 ビットコインがどのようなものか分からない人のために説明すると、利用の仕方はネットバンクの口座登録と同じようなもので、ビットコインを扱っている業者(マウントマックス等)に口座を作って、日本人ならば円を振り込む。すると業者の口座にビットコインという残高ができて、あとはこのビットコインで支払いが可能な商店やレストラン等で商品を購入したり食事をすればいい。

 「だからなんなの??という感じだと思うが、実はインターネット通貨独自のメリットがあって、たとえば顧客がクレジットカードで支払いをすると、業者は1%前後の手数料をクレジット会社に支払わなければならないが、この手数料がビットコインでは0.5%程度になる。
業者にとってはビットコインで受け取るほうが手取りが大きいのだ

 もう一つのメリットはビットコインで支払えば通貨の交換手数料がいらなくなる。通常円・ドルの交換を行うと1ドル当たり1円の交換手数料を銀行に払わなければならないが、これが不要だ。
さらに海外送金を行うと送金手数料がかかるが(これはかなりな金額を取られる)、ビットコインはインターネットという公衆回線を使用するから送金手数料がかからない
通貨の交換手数料も、また送金手数料もかからないところがミソだ。

注)金融機関は独自の閉じた通信網を構築してその中で安全かつ正確に送金を行っている。これに対しビットコインはインターネット回線を使用している。高速道路を使用せず一般道を走っているトラックのようなもので、高速道路料金がかからないのとおなじ。

 そして中国で爆発的にビットコインの取り扱いが増加したのは通貨元は他通貨と自由に交換できない通貨だからだ。
中国では為替の自由化が行われておらず、輸出入業者以外が元と他通貨(ドル)の交換をすることができない。
一般の人民がオーストラリアやアメリカに預金できなかったのだが、このビットコインを使えば海外に預金口座を持てる。
中国で人民元をビットコインに代えてそれを海外の口座に送金すればいい。

いつ元が紙くずになるかもしれないから今のうちに資金を海外に移してしまおう!!
中国の小金持ちがこのシステムを利用して資金の海外逃避を始めたために中国政府が目をむいた。
なんと愛国心のない奴らだ。このままいくと中国人民の預金が国内にとどまらずオーストラリアやアメリカに逃げてしまう。まずいじゃないか!!
為替の自由化をなし崩し的にされてしまったようなものだ。

注)為替が自由化している国の国民(日本人もそう)は自由に外貨預金を持てる。一方中国人は元以外の預金ができないが、ビットコインを使えばそれが可能になるので飛びついた。

 ビットコインは自由な市場で取引されているから、需要者がいれば当然高くなる。アメリカで始まったころは1ビット当たり10ドルが相場だったのだが、中国の小金持ちが参加し始めて一気にフィーバーし始めた。1ビットが200ドルを超えてさらに300ドル前後に跳ね上がった。

注)ビットコインの価格推移は以下のグラフを参照
http://gigazine.net/news/20131106-bitcoin-price-record/

 中国人にとりビットコインは通貨元を海外に逃避させる手段だが、中国人が海外に資金を逃避させようと焦ったため、その動きを見て投資資金がこのビットコインの市場に流れ込んだ。ビットコインは高騰し、それ自体が投資の対象になってしまった。
信じられん、これならビットコインを海外の口座でそのまま持っていれば俺は大金持ちだ
ますますフィーバーし始めた。

 その通貨の希少性はきん)並になってきて、この先どこまで上昇するか分からない。
何しろ中国を含め世界中が自国の通貨を大量に印刷し切り下げを行っているので、ビットコインはますますその価値を高めている(ビットコインは通貨量に上限を設けている)。
ビットコインは、一人最強の通貨みたいだ。

 今後ビッドコインはどうなるのだろうか。インターネットがそれまでの通信インフラを駆逐したように、世界の通貨インフラを駆逐するのだろうか。今は生まれたばかりで使用がってもそれほど良いものではないが、時間がたつにつれてその重要性が増しそうだ。
ビットコイン通貨の交換や海外送金インフラが劇的に変わってしまう恐ろしい可能性を持っているといえそうだ。

なお、金融問題については以下に記事をまとめております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat50073508/index.html





 

 

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コメント

ビットコインの成り立ちと現況について解説していただき面白く読ませていただきました。
ただ実際の使用については携帯を持っていないので先の話になります。
電子書籍についてもタブレットがないのでそんなものか、という印象です。

ただ懸念は紙の本の行く末です。
本屋も消えてゆきますが、大事な本があと数十年で塵になることがとても悔しい。
酸性紙本の劣化をくい止める簡単な方法があればと思っています。

投稿: X | 2013年12月26日 (木) 19時31分

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