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(25.11.5) NHK「ストラディヴァリウスの謎」 ミステリー小説じゃないよ!

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(四季の道の秋の道公園の向かい側に建っているマンション。いつも朝日が当たる)

 私のように普段音楽と言えば演歌以外に興味を示さないものにとってストラディヴァリウスと言われるバイオリンについて記載するのはいささか手に余りそうだが、先日NHKが放送した「至高のバイオリン ストラディヴァリウスの謎」はなかなか面白かった。

 ストラディヴァリウスは通称をストラドと言って、今から300年ほど前にイタリア・クレナモの職人、アントニオ・ストラディヴァリが制作したバイオリンで、現在約600挺のバイオリンが残されているという。
1挺あたりの値段が数億円で、オークションでは12億円で落札されたことがあるから、私などは値段を聞いただけで「それは名器に違いない」と思ってしまう。

 私はただ驚いているだけだが世界の最高レベルのバイオリン演奏家はストラド以外はバイオリンと思っていないらしく、それぞれが数億円もする名器を保有していた。
ストラドには一つ一つに名前が付けられており、現在最高のバイオリン演奏者と言われるパールマンムターと名付けられたストラドを使用している。

 一方でバイオリン製作者はこのストラドの音色に近づくべく300年間にわたって努力研究してきたが、未だにストラドを超える名器は現れないのだという
もっとも専門家と言われる人を集めて、ストラドと他のモダンバイオリンを聞き比べるテストを行ったところ(演奏しているバイオリンは見えない)、正解率は2割から5割程度だったというから、本当は専門家でも音色の違いが分からないらしい。
なんだい、ストラドと言っても単なるバブル景気と同じで価格がバカ高いだけじゃないか」と言いそうになったが、演奏家の判断は全く違っていた。

 「演奏をすればその違いを確実に認識できる」ということで、やはり違いがあるらしい。
これをNHKが42個の集音マイクを使った実験で確認していた。
演奏者の周りに42個の集音マイクを張り巡らして、その中でストラドを演奏してもらったのだが、その結果はストラドには明らかな音の志向性があるということだった。
右上の方に強く大きな音が出るようになっていて、一方モダンバイオリンは各方面に均質的に音が拡散していた。

 実験者が「ストラドは一方方向にホースで水を撒いているようなものです」と言っていたが、確かに志向性があれば特徴的な音は出せそうだ。
そのため現在のバイオリン製作者は何としてもこのストラドに迫ろうと日夜研究しているのだという。
現在までの主要なアプローチはまず形を完全にストラドをまねるということから始まった。
板の型や材質や厚さやを完全にまねて制作するのだが、この方法では残念なことに完全と言われるコピーはできないという。
何か微妙に相違しており、その相違がどこから発生しているのか更なる研究が行われていた。

 材質面については昔から言われていたのだが、ストラドはイタリア北部のアルプスに近い標高1700mに生育する松材が使われている。この松の特色は木目が詰まっていることで、この木目のつまりが重要な要素ではないかと言われてきた。

注)300年前は小氷河期にあたり木目の詰まった木材を入手しやすかったという。現在はそうした木材はほとんど存在しない。

 また最近は特にコンピュータCTスキャンによる研究が進んでおりストラドの特徴が判明している。
それによると表板と裏板をそれぞれ独自に振動させて、その上に細かな粒子をばらまくとストラドはある特徴的なパターンを描くのだそうだ
そのように粒子が集まるように板を細工すればいいというのが結論の一つになっていた。

 もう一つはCTスキャンでストラドをスキャンしてみると、音の振動を表板に伝えるという部分を中心に表板は完全にバランスがとれること、および表板の振動を裏板に伝える魂柱といういう部分で内部が2等分されていることが分かったという。
それ以外にも板をたたくと音が均質になっている等、いくつかの特徴が分かってきた。

 現在アメリカのオーバリンという場所で世界のバイオリン製作者が定期的に集まり、ストラドと完全に一致するコピーを作ろうと研究している。
約300年の歳月をかけてようやく現在人はストラドの技術水準に迫ることができるようになったのだという
だが完全にコピーができ中国あたりで大量生産されると私でもストラドを購入できそそうな値段になってしまいそうだ。

なお私は演歌、特に長山洋子さんのファンでその模様は以下に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/23122-c493.html

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