(25.11.25) 「フルマラソンは練習なしで走れるか?」 つくばマラソン始末記
いやはや、ひどい実験をしてしまった。どんな実験かというと「走る練習をほとんどしないでフルマラソンを走れるか」という実験だ。
実は私は今左足の膝の周りの靭帯が痛んでいるのだが、10月初めの「ちはら台・おゆみ野フルマラソン」を無理して走ったためにさらに膝を痛めてしまった。
注)「ちはら台・おゆみ野フルマラソン」のブログ記事は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-e6df.html
その後は静養に入って11月の初めにちはら台走友会の秋の合宿で30km走った以外は全く走っていなかった。
昨日(24日)、第33回つくばマラソンに出たのだが、直前の1か月半の間に走った距離は30kmというのだから、かつての私のトレーニングから比べると信じられないような少なさだ。
注)ちはら台走友会の秋の合宿のブログ記事は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-0e87.html
一般にフルマラソンを走ろうとするまじめなランナーは月に300kmは練習している。私もかつては300㎞を目標にしていたが、最近は150km程度になっていた。それが今回は1か月半で30kmだから、ほとんど走っていないといったほうが適切なくらいだ。
膝が痛いのになぜ走れるかというと、レースのときだけ鎮痛剤を飲んでいるからだ。この鎮痛剤は実によく効いてレース中は全く痛まない。しかしこの薬の弱点は使い続けると効果がなくなることで、私はレースの時以外は使用しない。
だから練習となると膝が痛んでどうしようもないのだ。
最も私は根っからのスポーツマンだから走れなければその代替のスポーツは行っている。毎日2時間程度自転車に乗り、急激な坂道の上り下りをしているので、まったく運動していないわけでない。
だから正確な問は「自転車の運動だけでフルマラソンは走れるか」ということになる。
自転車を乗っている人は気づいているが、膝に支障があっても自転車は乗れる。それは自転車は主として大腿部の運動で、乗れば乗るほど大腿部が鍛えられる。
一方マラソンは膝から下が重要で、特にふくらはぎが発達していないと走れない。
レースの参加者のふくらはぎを見るとその人がどの程度走れるかだいたいの見当はつく。
注)自転車トレーニングの様子は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-ef7c.html
さて実験結果だが、短い距離ならともかく距離が長くなればなるほどマラソンは走れなくなる。
今回30km程度まではそれほど支障はなかったのだが、30km超えたあたりから足に違和感が出始めた。
最初は左足のふくらはぎが痙攣していたのだが、無視して走っていたら、35kmの関門の手前で、両足の大腿部を含めた痙攣が始まった。
関門は這うようにして通過し、そこで両足のストレッチを行ったのだが、それ以降は少し走ると痙攣するので、走ったり歩いたりしながらだましだましの走りになってしまった。
未だ7km程度あるのに地獄の苦しみだ。
「やはり自転車だけでフルマラソンを走るのは無理だったな」後悔したが、今更どうにもならない。
後ろから5時間のペースランナーがやってきてアッと言う間に私を追い越して行った。最終的なネットタイムは4時間55分59秒だった。
しかし困ったもんだ。しばらくは膝の養生で走ることはできそうもない。再びフルマラソンなどすると、今回の結果と同様に地獄を見ることになりそうだ。
注)ペースランナーは目標時間の10分ぐらい前を目標に走っているので,抜かされても目標時間はクリアできる。
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コメント
ご存知かとは思いますが、シマノ社のSPDペダルのように、ペダルと靴をロックして一体化する仕組みのものなら、ペダルを漕ぐ際に踏みだけでなく、引きでもクランクを回すことができて、意識すればふくらはぎの強化にもなりますよ。
(山崎)情報提供ありがとうございます。
投稿: 水戸二度 | 2013年11月25日 (月) 20時46分
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
投稿: 萌音 | 2014年2月11日 (火) 15時28分