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(25.10.2) NHK マネーの氾濫 世界経済に異変  その2

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(私の大好きな江戸川の自転車兼ランニングロード。約60km続いており利根川との合流地点で折り返す)

マネーの氾濫 世界経済に異変 その1は以下参照

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/25101-nhk-2d4a.html

 FRBのバーナンキ議長が13年5月に発した量的緩和の縮小発言以降、世界の金融市場は大荒れになっている。
それを素描すると以下の通りだ。

 アメリカはドルが雪崩を打ったように回帰したため国内に資金が溢れかえり、それが住宅や株式投資に向かっている。住宅価格はリーマン以前のバブル期に匹敵する水準に回復し、投資会社が短期で売りぬこうと資金をシフトさせている。
また株式も過去最高の高値になり、アメリカ人はリーマンショック前と同じように浮かれ始めた。

注)ただし今回のバブルに参加している個人は中級以上の資産を持つ個人で、前回のような中の下の階層はふるい落とされている。詳細は以下の記事参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-bb1d.html

 新興国と言われたブラジル、インド、インドネシア、トルコと言った国々からはドルが急速にアメリカに回帰したため、自国の通過安に悩まされている。輸入物価があがり特に貧困階級の生活を直撃しているため、いたるところでデモや騒乱が発生し、経済はますます減速傾向にある。

注)ブラジル経済の実態については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-5760.html

 中国は地方都市のシャドー・バンキングからの借り入れが350兆円規模まで膨らみ返済ができなくなっている。更なる新手の借り入れを行うか、中央政府の支援を仰ぐか、倒産するしか選択肢はない。
丁度日本のバブル崩壊直後と同じで、開発した工場団地に企業はやってこず、高層住宅団地は途中で建設を止めて朽ちるに任せてある
日本のバブル処理がそうであったように、第3セクターを倒産させ弱い基盤の金融機関を倒産させるより外に残された手段はない(地方自治体の倒産もありうる)。
かつて日本で長銀や日債銀や拓銀が倒産したがその再来を待っているばかりだ。

注)シャドー・バンキングについては以前にも記事を記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-f658.html

 ヨーロッパはドイツの一人勝ちで他のEU諸国はドイツの植民地のような状態になり、特にギリシャやスペインやイタリアと言った南欧諸国はドイツに物乞いをして生きている。
ヨーロッパ経済は全体としては低迷だが、ドイツはEUと言う国内市場を押さえているので、停滞の中の繁栄を享受している。

注)ドイツ経済についての分析は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-edc0.html

  ロシアはその資源政策に生きづまりを感じている。特に天然ガスの主要輸出先だったヨーロッパ経済が低迷し、算出した天然ガスが有り余ってしまった。
これを中国と日本に販売する計画だが、中国は景気失速で需要は無く有望な販売先は日本一国に限られそうだ。
資源だけの大国は世界経済の浮沈をもろに受けており、成長率も鈍化している。

注)プーチンの戦略は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-babf.html

  日本は遅れてきた金融緩和アベノミクス)の効果が出て株価も地価も上がり企業マインドも好転してきた。
アジア経済はどこも不調だがその中で日本だけが繁栄をしそうなのはヨーロッパの中のドイツと同じような立場だ。
中国も東南アジアも輸出先としては低迷しているが、日本には豊かな国内市場があるので輸出先低迷の影響を最小限に抑えられそうだ。

 上記が素描だがバーナンキ議長の一言でこれだけの影響が出てしまった。
現在の資本主義は金融資本主義で、簡単に言えば資金を市中にばらまくことで景気を維持している。先進国はモノやサービスが溢れかえりこれ以上経済活動をしても無駄なのだが、自転車と同じで止まれば経済がひっくり返る。
金はばらまいた。後は何でもいいから走り続けろ」

 資金が株や不動産に向かうのは他に先進国では資金を使用する場所がないからだ。株や不動産ならいくら高くなってもものが増えるわけでない。評価額が上昇するだけだから資金の使用先としては最適だ。
価格上昇が株と不動産だけであったら単なるマネーゲームで済むが、こうした資金が他の生活物資の価格を押し上げ始めたら国民が納得しない。
生活ができない。金融緩和は金持ち優遇策だ!!」という大合唱が始まれば金融緩和もおしまいだ。
FRBや日銀が供給資金を絞れば自転車は転びバブルが崩壊する。

 今第二のリーマンショックがアメリカと中国で始まろうとしている。一旦はバブルの清算をし、再び資本主義が生き残るために資金緩和が行われるだろう。
前にも書いたがこのシステムは貨幣の価値を永遠に低下させ続けることで生き延びるシステムと言える。
何ともひどいシステムだが、これ以外に有効なシステムがないのも事実だ。

注)反対に金融緩和を行わないとどうなるかは、日本の経済低迷がその好例だ。日銀の白川前総裁の金融政策がそれで、バブルを二度と起こさないために資金の供給を中立に保ったため日本経済はデフレに悩んだ。
金融緩和はバブルを引き起こし、金融の中立的運用はデフレを引き起こす。
私は個人的にはデフレが好きだが、多くの人々はインフレという経済成長を望みその結果バブル崩壊のスパイラルを繰り返す。

(別件1) 従来このブログのカウンターはパソコンのみの数字でしたが、最近ココログがココログフリー(無料ブログ)のユーザにも携帯でのアクセス数を開放してくれましたのでその数が分かりました。数えてみると43万アクセスに達していましたので、今月より携帯ユーザを含めたアクセス数になっております。

(別件その2)ちはら台・おゆみ野ハーフ・フルマラソン開催のお知らせとおわび

地図がリンクが張れておりませんでした。申し訳ありません。本日よりリンクを張りなおしてあります。


以下の日程でハーフ・フルマラソンを開催します。

・日程 10月6日(日) 10時スタート
・集合場所 ちはら台かずさの道 ちはら台走友会集合場所(地図添付)
(おゆみ野のさくら公園でないので注意してください)

・コース  ちはら台のかずさの道とおゆみ野の四季の道を使用(地図参照)

http://goo.gl/maps/B3T89

・参加費用 300円(ゼッケン代と飲み物代)
・参加資格 高校生以上ならだれでも可
・ルール 1か所信号があります。交通規則を守って赤信号では停止(この間の時間はネットタイムに含めませんので、各自時計を止めて調整)
・結果はこのブログに掲載します。
・その他 雨天決行ですので走る人は各自雨具等を用意して走ってください。

*人数確認のため参加予定者はこのブログのメールかコメントを使用して、氏名、年齢、住所を連絡していただけると幸いです(ちはら台走友会のメンバーはその必要はありません

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コメント

清算主義こそ金融の王道だ。誰かの借金返済は誰かの借金増加をもたらす。この増加が政府債務だ。量的緩和は政府債務の増大を保証することだ。経済を改革しているわけではない。量的緩和をやめれば、すべての均衡はリセットされるばかりか、政府債務の返済が残る。経済学は消滅した。

投稿: pij | 2013年10月 3日 (木) 05時03分

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