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(25.9.25) ドイツの総選挙 「ドイツはドイツのためにある」 メルケル首相の大勝利

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 世界、わけてもヨーロッパ諸国がかたずをのんで見守っていたドイツの総選挙の結果はメルケル首相が率いる同盟が大勝利を収めた。
もっとも同盟だけでは過半数に達しないため第2党の社民党との大連立を模索している。

注)従来連立を組んでいた自由民主党が議席ゼロ(得票率が5%に満たない政党は議席が配分されない)になったため、社民党との連立を目指している。

 メルケル首相はいたって現実的な政治家でヨーロッパ債務危機ではドイツの負担が最小限になるように、ギリシャやスペインに緊縮財政を求め続けてきたため南欧諸国ではいたって評判が悪い。
鬼のメルケルがギリシャをつぶす!!!」シュプレヒコールが鳴り響いている。

 現在ドイツ経済は絶好調だが、最大の理由はEU圏で圧倒的な生産力を誇るドイツ企業が席巻しているからだ。
ギリシャやスペインやポルトガルにあった企業は関税が撤廃され価格の自由競争にさらされた結果次々に倒産し、失業者の山を築いている。

注)なぜドイツ経済が好調を維持するようになったのかの理由については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2448-4d47.html

 南欧諸国の若者は自国にいても仕事がないためドイツに出稼ぎに行くか、旧植民地のアフリカや南アメリカに行って生計をたてている。
当初は市場統合でわいたがインフレ経済が収まれば現実が牙をむく
ヨーロッパは一つの市場になり関税自主権がなくなり、為替政策もECBに握られたため、弱い経済諸国は財政緊縮政策しか打つ手がない。
EUとは強者のための同盟でなかったのかと、ここにきて南欧諸国は思い始めている。

注)インフレ政策が効果を上げている間は不動産価格や株式が上昇してすべてのヨーロッパ国民がユーフォリアにしたれるが、緊縮財政が始まれば花の宴は終わり弱肉強食が始まる。

 しかしメルケル首相はとても現実的な政治家で、ドイツさえよければいいのだというのが本音だから、相も変わらず緊縮財政の旗を降ろすつもりはない。
アジア政策も中国一辺倒だったのは中国経済がドイツにとって必要だったからだ。
中国さん、仲良く経済成長をしましょう
中国製パネルのダンピング問題の時もEUの制裁に反対して中国の肩を持っていたが、一方日本に対しては非常に冷たい対応をとってきた。
従軍慰安婦問題ではパク・クネ大統領を支持しており、また福島原発の汚染水問題の発生を見て日本の原発対策に批判的だった。
原子力発電所を維持するなんておバカさんよ!!!」

 だが、メルケル首相はイデオロギッシュな人間ではない
中国シフトはもっぱら経済のためだし、従軍慰安婦問題もリップサービスの範囲を出ていない。
中国経済が失速すればメルケル首相の対応も変化するし、日本経済が復活したと見れば素早く日本シフトに移ることも予測される。
何しろメルケル首相はドイツ国民のための首相で、EUもユーロも中国もそのための手段に過ぎないからだ。

 社民党との連立交渉はこれからだが、メルケル首相のスタンスは今後とも変わらないだろう。
EU市場をドイツのために使うのよ!!!」
EU経済全体がどんなに不調でもドイツ経済だけは好調を維持するだろう。何しろドイツ以外でまともな経済大国はないのだから、EUはドイツの植民地のようだ。

 かつてヒットラーが夢見た第三帝国の野望を今メルケル首相がEUという枠組みを利用して実現しようとしている。
ヨーロッパとは(イギリスを除いて)ドイツの別の呼び名になりつつある。

(別件)ちはら台・おゆみ野ハーフ・フルマラソン開催のお知らせ。

以下の日程でハーフ・フルマラソンを開催します。

・日程 10月6日(日) 10時スタート
・集合場所 ちはら台かずさの道 ちはら台走友会集合場所(地図添付)
・コース  ちはら台のかずさの道とおゆみ野の四季の道を使用(地図参照)

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

・参加費用 300円(ゼッケン代と飲み物代)
・参加資格 高校生以上ならだれでも可
・ルール 1か所信号があります。交通規則を守って赤信号では停止(この間の時間はネットタイムに含めませんので、各自時計を止めて調整)
・結果はこのブログに掲載します。
・その他 雨天決行ですので走る人は各自雨具等を用意して走ってください。

*人数確認のため参加予定者はこのブログのメールかコメントを使用して、氏名、年齢、住所を連絡していただけると幸いです(ちはら台走友会のメンバーはその必要はありません

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コメント

第三帝国という呼称は第一と第二の帝国が過去に存在したからと理解しています。
新聞下面の広告に第三文明という宗教誌をときおりみかけるのですが第一第二の文明に何が当てはまるのかいつも考え込んでいます。

この夏の山紀行では雷に撃たれても小屋までたどり着いた方の話を興味深く読ませていただきました。
自分に置き換えれば自分を取り戻すのに数時間か半日かかるでしょう。
そのあと誰かが通りかかる僥倖を期待しすべてを投げ出して倒れているのではないかと思います。

(山崎)第三帝国という言葉は、第一が神聖ローマ帝国、第二がビスマルクがいたドイツ帝国、そしてワイマール共和国を飛ばしてヒットラーの第三帝国という内容です。

投稿: makina670 | 2013年9月25日 (水) 15時05分

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