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(25.9.9) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その6 黒部五郎岳

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(黒部五郎岳。真ん中のえぐれている場所はかつて氷河があった場所でカールという)

北アルプス縦断記のその1、2、3、4、5は以下のカテゴリーの中に入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat56434793/index.html

 天候も安定し、信じられないことにあれほど力が入らなかった左足も踏ん張りがきくようになり、快適な尾根歩きができるようになりました。
昨日は何とも長かった薬師岳の稜線を歩いたのですが、今日(8月25日)は黒部五郎岳2839m)を越してその向こう側にある黒部五郎小屋のキャンプ場まで行く予定でございました。
このころから朝5時半出発、3時か4時までにキャンプ場に着くというパターンがようやく定着したのでございます。

 今日のコースも2500mから2800m程度の山の稜線を歩くことになり、とても開けたはい松帯お花畑を縫うように歩くのでございますが、気になったことは道が雨で深くえぐられ地表が醜く露出していることでございました。
どうしても人間が歩くとそこの植物が枯死して岩だらけになり、そこに水が集中的に流れるようになって山肌が崩れていくのでございます。
特に太郎山2372m)から北ノ俣岳2661m)に向かう登山道は何か小さな渓谷と言っていいような状況になっておりました。

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(表土は50cm程度で、そこが水に洗われて表土が喪失し山が次第に荒れてくる)

 こうした場所は環境庁が尾瀬にあるような木道を整備し、また岩が流れないようになどを設置していましたが、予算の関係でしょうかとても十分な手当てには見えませんでした。
ハポンの財産と言っていい山肌がどんどん露出していくのはとても見るにたえない
ロドリゴにもし資金があり財団を組成できるならば、日本の山を守る会を結成して岩肌の露出部分に木道を設置してこれ以上の崩壊から自然を守るのですが、ロドリゴの最大の弱点はお金に縁がないことでございました。

 さて今回どうしてもクナーカ様に報告しなければならなかったことは、黒部五郎岳から五郎のカールコースをたどっていた時、背中が破れたリックを発見したことでございます。
背中がざっくりと穴が開いており、内容物が周りに散乱しテントのひもを止める金属製のペグが10m程度離れた場所にほっぽり出してありました。
なんだ、なんだ、どうしたんだ。このリックの持ち主に一体何が起こったのだろうか???」
山で時にリックがデポしてあることはあるのですが、持ち物が散乱しザックそのものが破けているような状況を見たのは初めてでございました。

 この場所から約2km程度下ると黒部五郎小屋がありますのでそこで小屋の管理者にその旨報告すると、ことの仔細が判明いたしました。
ロドリゴが五色が原で雷鳴に打たれて命からがら小屋に逃げ込んだ二日前、ここ黒部五郎岳周辺も雷に襲われ、登山客の一人のザックに雷が落下したそうでございます。
本人はすぐにザックを捨てたのですが背中に大やけどをしかちかち山の狸のようになり、それでも自力で2km下の黒部五郎小屋までたどり着き、そこから救助のヘリコプターに乗って病院に運ばれたのだそうでございます。
早くリックの回収をしたいのだけど時間がないのでそのままにしています」と山小屋の管理者がすまなそうに言っておりました。
雷が落下した後を見たのは初めてでございますが、一歩間違えばロドリゴの運命だったと思うととても異様な感じがしたものでございます。

 この日からロドリゴはようやくキャンプ生活に入ることにしました。
ところが取り出した寝袋は保護していたビニール袋に穴が開いていたため、かなりひどく濡れてしまっておりました。
こりゃまずい、早く乾かさないと夜中寝られない・・・・・・・・
ロドリゴは懸命にこの寝袋を乾かしかろうじて寝られる状態にしてその夜を過ごしたのでございます。
こうして黒部五郎岳でキャンプができ、いつもの山旅のスタイルになれてとてもうれしく思ったものでございました。
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(ようやくキャンプ生活にはいれた)

(別件)ちはら台・おゆみ野ハーフ・フルマラソン開催のお知らせ。

以下の日程でハーフ・フルマラソンを開催します。

・日程 10月6日(日) 10時スタート
・集合場所 ちはら台かずさの道 ちはら台走友会集合場所(地図添付)
・コース  ちはら台のかずさの道とおゆみ野の四季の道を使用(地図参照)
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

・参加費用 300円(ゼッケン代と飲み物代)
・参加資格 高校生以上ならだれでも可
・ルール 1か所信号があります。交通規則を守って赤信号では停止(この間の時間はネットタイムに含めませんので、各自時計を止めて調整)
・結果はこのブログに掲載します。
・その他 雨天決行ですので走る人は各自雨具等を用意して走ってください。

*人数確認のため参加予定者はこのブログのメールかコメントを使用して、氏名、年齢、住所を連絡していただけると幸いです(ちはら台走友会のメンバーはその必要はありません)

主催 ちはら台走友会 担当 山崎次郎





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