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(25.9.6) 異常気象はガイヤ(地球)からの警告 「それでも経済成長を続けるの?」

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(北海道宗谷岬の夕焼け)

 天地開闢以来の異常気象とでもいうのだろうか、昨年に引き続き関東地方はスーパーセルと呼ばれる積乱雲に伴う竜巻に襲われている。昨年は茨城県つくば市でその規模はF2だったが、今回は埼玉県の越谷市から千葉県の野田市にかけてで、やはり規模はF2だという。
さらに栃木県でも竜巻の被害が発生している。

注)昨年のつくば市での竜巻については以下の記事を掲載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-5cd7.html

 しばらく前までは竜巻はアメリカの中西部で発生するものとばかり思っていたが、今では関東地方でも猛威を振るうようになった。
竜巻の移動速度は時速40km程度で自動車並みだから、気が付いたら竜巻に襲われていたというような状況になっており、今回被害にあった人の証言もほとんどそうしたものだ。
いやー、気が付いたらあっという間に襲われて、窓ガラスがめちゃめちゃだった

 スーパーセルが発生するメカニズムは地表の気温と上空の気温の差が40度C以上に開いた場合だそうだが、今回の越谷市の気温が34度で、上空6000m地点の空気が▲5度以下だったそうだから、ほぼ40度開いている。
こうなると地表の空気が一気に上昇し、一方上空の空気は下降するのだが、その時地球の自転の関係で渦を巻き、その渦がだんだん収縮してくると回転速度が上がるのだという。

 よく例が出されるのは、フィギアスケートの選手がスピンをするときに最初は手を広げてゆっくりと回転し、だんだんと手を胸に当ててスピンのスピードを上げるがそれと同じ状態だという。
今回のF2では渦の回転速度は秒速50m~69mだというから、大型台風並みの風速だったということになり、約1000棟の住宅に屋根が飛んでしまったような被害が出ていた。

 私の家も竜巻に巻き込まれたらまず間違いなく屋根が吹き飛ばされそうだが、幸いなことに竜巻の場合は一般火災保険の対象になるのだという。
ただし火災保険の種類によっては非対象の場合もあるので、火災保険の特約をよく読んでおくようにテレビの解説者が説明していた(まだ特約を読んでいない)。

 しかしこのところの異常気象には驚かされる。日本列島では梅雨の前半は全く雨が降らず渇水に悩まされたし、8月は猛暑が続き各地で最高気温を更新していた。
一方で東北地方や山陰地方では大雨で、過去に前例のない大雨と称されていた。
さらに9月になっても夏の続きだ。
何か日本の気候が亜熱帯化していると言えそうだ。

注)日本の気候が亜熱帯化していることはこのブログに何回も記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-6ee9.html

 しばらく前までは国連主導でCOP(国連気候変動枠組条約締結会議)会議が熱心に開催されていたが、今では国連もすっかりあきらめてしまった。
それは当然で世界の二酸化炭素排出量の50%を占める中国とアメリカがこの会議をボイコットしているのだから、会議をしても無駄という状態がつづいている。

 地球の異常気象は日本だけでなく世界各地で発生しており、その被害は毎年甚大なものになっている。それでも中国とアメリカが二酸化炭素を排出しているため異常気象はさらに狂暴化してきたが、この狂暴化は地球から「異常気象か経済成長か」と問われているのだと言っていいだろう。
何度も言って恐縮だが経済成長には限界があり、この異常気象もその限界を示しているのだが、残念ながら世界の為政者と国民は相変わらず成長こそがすべてと思っている。
この態度が改まらない限り、異常気象は一層狂暴化することは間違いない。

注)世界の異常気象の状況は以下参照。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-57d6.html

 

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