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(25.9.11) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その7 槍ヶ岳から南岳へ

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(槍ヶ岳、中岳、南岳と続く稜線が見えた)

 なお北アルプス縦断記のその1,2,3,4,5,6は以下のカテゴリーの中に入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat56434793/index.html

  今日(8月26日)は黒部五郎岳のキャンプ場を後にして、三俣蓮華岳2841m)、双六岳2860m)、槍ヶ岳3180m)を経由して南岳3032m)のキャンプ場まで行く予定でございました。
天気は晴れ渡り前半の悪天候がうそのような状況になり、ロドリゴはウキウキしながらこの高度3000m前後の尾根歩きを楽しんだのでございます。

 特にロドリゴが好きなのは双六岳の何ともだだっ広い稜線で、高度3000mの地点に何か草原が広がっているような錯覚さえ起こるような場所でございました。
こんなところで一日中寝ていたらどんなに幸福だろうか・・・・・

 双六岳から槍ヶ岳に向かうには西鎌尾根を4時間弱歩かなくてはならないのですが、このころから歩く速さがとても速くなり3時間弱槍ヶ岳の肩小屋まで到着いたしました。
しかしこの肩小屋についてロドリゴは目を見張ったのでございます。
いままで日本アルプスの中央部分を歩いてきた関係で、登山客は非常にまばらで山小屋なども10人以下の泊り客しか見なかったのに、ここには銀座か新宿を思わすような雑踏になっておりました。
な、なんなんだ。この混雑ぶりは・・・・・・・

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(槍ヶ岳の岩場、こうしたピークがいくつも続いている)

 ロドリゴは山では静寂を好み、しばらく前までは人っ子一人いない場所でよくキャンプを張っておりました。
10㎞四方にはクマと狐しかおらず、自身も動物に化身して夜を過ごしたものですので人の多い場所はどうしても違和感を覚えるのでございます。
こんな場所は早く通り過ぎて南岳まで行けば少しは静かになるだろう・・・・・

 ロドリゴが南岳に向かったのは明日は大キレットと言う難所をこえるためでございます。登山好きの人はよくご存知ですがこの南岳北穂高岳の間に大きく落ちくぼんだ登山道があり、かつては通常の登山者は通ることのできない難所中の難所でございました。
いまは鎖と梯子が設置され注意すれば通常の登山者も通過可能なのですが、蒲田川側滝谷と言ってロッククライマーのメッカになっており、断崖絶壁が真下に見える目のくらむような場所でございます。

注)なおキレットとはエゲレス語のように思われますが、切戸というハポンの言葉がなまったものでございます。

 ロドリゴは剣岳の難所を突破した後はほとんど稜線歩きといった具合で危険なものは雷ぐらいだったのですが、再びここ穂高にきて難所中の難所を越えることになったのでございます。
まあ、しかし所詮は一般の登山道だ。剣岳のカニの横這いを思えば楽勝だろう
そう思ったのですが、実は信じられないような伏兵がいて決して楽勝ではなかったのでございます(詳細は次回報告します)。

 ロドリゴは南岳のキャンプ場でキャンプを張り、一方で食事は南岳小屋で食べたのですが、ここも信じられないような混雑でございました。
かつてと言っても40年以上も前ですが、ここ南岳小屋に泊まった時はシーズン中だというのにガラガラに空いていたことを思い出しました。

 当時はキレットを超える登山客は少なく経験豊かな登山者以外は大キレット越えをしなかったのですが、信じられないことに今は私と同様の老人が登山のインストラクターに付き添われて大キレットを超えるツアーに参加しておりました。
なんなんだ、この爺さんと婆さんの大集団は・・・・・・・」ロドリゴは自身も爺さんであることを忘れて驚きの声を上げてしまいました。

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(西鎌尾根から見た赤岳、岩石が赤いのでとても印象的な山)

(別件)ちはら台・おゆみ野ハーフ・フルマラソン開催のお知らせ。

以下の日程でハーフ・フルマラソンを開催します。

・日程 10月6日(日) 10時スタート
・集合場所 ちはら台かずさの道 ちはら台走友会集合場所(地図添付)
・コース  ちはら台のかずさの道とおゆみ野の四季の道を使用(地図参照)

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

・参加費用 300円(ゼッケン代と飲み物代)
・参加資格 高校生以上ならだれでも可
・ルール 1か所信号があります。交通規則を守って赤信号では停止(この間の時間はネットタイムに含めませんので、各自時計を止めて調整)
・結果はこのブログに掲載します。
・その他 雨天決行ですので走る人は各自雨具等を用意して走ってください。

*人数確認のため参加予定者はこのブログのメールかコメントを使用して、氏名、年齢、住所を連絡していただけると幸いです(ちはら台走友会のメンバーはその必要はありません)

主催 ちはら台走友会 担当 山崎次郎

 

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