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(25.9.14) クローズアップ現代 汚染水クライシズ 汚染水問題は解決するか?

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(尾瀬の木道)
 

 安倍総理
がIOCの総会で「福島原発の状況はコントロールされており、まったく問題なく、港湾内で汚染水はブロックされている」と説明し、東京オリンピックの招致に成功したが、実際はかなり危うい状態になっている。

 事故から2年半たち今もっとも緊急の課題は汚染水対策で、ほぼ毎日300tの割合で汚染水が海に放出されている。
その汚染水は海に流れ出ても港湾の内部にたまったままで外洋には流れ出ていないが、反対に言えば港湾内は徐々に汚染濃度が高まっていると言える
そのことをクローズアップ現代で取り上げていた。

 この汚染水問題は最近までその問題の所在が明らかになっていなかったが、実際はトレンチと称する配管とケーブルを収めている場所に、震災時に約1万5千トンの高濃度の汚染水が流れ込んだと推定されていた。
そして現在このトレンチから海に向かって汚染水が流出し始めており、しかもどこのトレンチからの流出かが東電の調査でも分からないのだそうだ。
専門家が「トレンチは水をためる場所ではないので特にトレンチの継ぎ目部分から水が流出しているのは当然だ」と解説していた。

 現在東京電力は相澤副社長をトップに汚染水対策チームを結成し、ほぼ60名体制で対応しているが、常に対策が後手に回り東電が正式に汚染水が海に流れ出ていることを認めたのは13年7月だった。

韓国のパク・クネ政権が小躍りして喜び、「日本がオリンピック開催にふさわしくない場所である」とのキャンペーンを実施したのはこの汚染水問題をうけてである。

 安倍首相が汚染水を「完全にコントロールしている」と見栄を切った以上、日本はこの問題を国を挙げて対処しなければならなくなった。
現在国が行おうとしている対処方法は二つあって、山側から流れてくる地下水を福島原発の直前で止めて、それをバイパス経由で海に流す案原発の地下を通過しないので汚染されていない)、それと原発建屋の周り1.4㎞を凍土壁で囲って、汚染水を凍土壁の中に閉じ込めるという案だという。

 ただ両案とも解決しなければならない課題があり、前者はバイパス経由で流れてくる水が汚染されていなくとも漁協が風評被害を恐れて反対していること(ただし今は大量に汚染水が海に流れ込んでいるのですでに風評被害が始まっている)、後者は凍土壁を1.4㎞にわたって張り巡らせた事例が世界のどこにもなく、人類最初のトライになり失敗の可能性も高いことが挙げられていた。

 元はと言えば原発がメルトダウンしたことが問題で、私は東電の吉田元所長を中心とするメンバーに全権を委任して対応させたならば、そもそもメルトダウンは起こさなかったのだろうと想定しているが、起こってしまったあとではその対策が第一級の課題になっている。

注)私は吉田元所長の手腕を高く評価しており、そのことについては以下の記事を記載してある
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-c13b.html

 東電を始め、政府も本腰を入れて汚染水問題に対応することになったが、残念ながらこうした問題はいくら手を打っても次々に新たな課題が発生するのが普通だ。
かつて私がシステム担当だった頃、いったんシステムダウンが起こり最初の対応を誤ると次々に新たな問題が発生して、パニックになっていたことを思い出す。

 それでもこの汚染水問題は安倍首相の国際公約になった以上、たとえ泥縄式と言われようとも日本の総力を挙げて解決しなければならない課題と言える。
ぜひとも東京オリンピックの前までに安倍首相の言葉通りのコントロールされた状況になってもらいたいものだと心から思う。

注)なお東日本大震災の記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43206851/index.html


(別件)ちはら台・おゆみ野ハーフ・フルマラソン開催のお知らせ。

以下の日程でハーフ・フルマラソンを開催します。

・日程 10月6日(日) 10時スタート
・集合場所 ちはら台かずさの道 ちはら台走友会集合場所(地図添付)
・コース  ちはら台のかずさの道とおゆみ野の四季の道を使用(地図参照)

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

・参加費用 300円(ゼッケン代と飲み物代)
・参加資格 高校生以上ならだれでも可
・ルール 1か所信号があります。交通規則を守って赤信号では停止(この間の時間はネットタイムに含めませんので、各自時計を止めて調整)
・結果はこのブログに掲載します。
・その他 雨天決行ですので走る人は各自雨具等を用意して走ってください。

 *人数確認のため参加予定者はこのブログのメールかコメントを使用して、氏名、年齢、住所を連絡していただけると幸いです(ちはら台走友会のメンバーはその必要はありません)

 

 

 

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